カテゴリー: 症状・施術に関して

施術を行うだけでなく病院等をご紹介することも多いです。~医療連携について。

弊所に寄せられる様々なご相談に対し、鍼灸施術を行うだけではなく病院への受診も勧めることがあります。「肩が4日前からずっと痛む。どこに相談していいかわからない。」、「自律神経失調症に当てはまる気がする・・・どこに相談していいかわからない。」、「腰の痛みと痺れが引かない。何をどうすればいいのかわからない。」・・・など。上記のようなことでお困りの方はそもそも「病院に行けばよいのか?マッサージ?鍼灸?」、「誰に相談していいのか?自己判断でいいのか?」わからないのです。田無北口鍼灸院では施術を行うだけではなく

「どのタイミングで」

「どんな病院に行けばいいか?」

など適切にアドバイスすることもできます。お気軽にご相談ください。・・・たまに病院ギライの方もいらっしゃいますが病院の診察や投薬を適切に受けることはとても大切です。鍼灸という補完代替医療を生業にしていますが現代医学を否定することは一切せず補完的な関係でありたいと考えます。ご相談いただく一例です。「ヘルニアになっているかどうか?」、「うつ病かどうか?」、「骨折しているかどうか?」など。それらは診断基準があり自己判断やこちらの判断ではわからないこともあります。血液検査や精密検査が必要なこともあります。また放置しておくと結局はそのリスクがご自身に降りかかってくることもあります。その点についてもしっかり説明させてもらいます。病院で診察や投薬などの治療を受けながら弊所で鍼灸などの施術を併用が良い場合も多いです。お互いの良いところを生かし最速での症状緩和を目指す事を提案します。不安な方はいつでもご相談ください。

 

<緊急性が疑われる場合>

痛みが強く歩けない場合など、緊急性が疑われる際には迷わず病院を受診することをお勧めします。弊所でご相談いただいても大丈夫ですが来るまでが大変なので迷った場合にはまずはお電話などいただけますと幸いです。

 

<ご紹介方法、情報提供方法>

お手紙でのやり取りをしながらクライアントさんの情報を共有することが多いです。弊所からクリニックの先生宛に「ご高診願い」(紹介状)を書きます。クリニックの先生から診療情報提供書を頂けることが多いです。その情報を施術にフィードバックさせることでより効果を出せると考えています。情報を共有しながら施術を行います。

 

<近隣のクリニック等・ご紹介実績>

整形外科

足の痺れが取れない。ヘルニアかも?、骨折の疑いがある、痛みがいつまでも引かない、などの場合整形外科への受診勧めます。整形外科では投薬や検査を行います。はり灸などの施術との併用もほとんどの場合で可能ですが医師の先生に一度相談されることをオススメします。医師の指示に従ったください。

 

<ご紹介例>

・ 40代男性 ぎっくり腰 → 

椎間板ヘルニア疑い の例

・ 50代女性 ぎっくり腰 → 

腰椎圧迫骨折 の例

・ 40代男性 四十肩 →

肩関節周囲炎の例

 

漢方内科

なんとなく調子が悪い、胃の痛みが取れない、アトピー性皮膚炎など。慢性症状でお困りの方で漢方と鍼灸を組み合わせたほうが良い場合、クライアントさんが希望される場合などご紹介しています。

<ご紹介例>

・ 20代男性 →

自律神経の不調・適応障害と診断された例

・ 40代女性 →

胃がん手術後の腰痛施術の例

 

皮膚科

皮膚感覚の異常や湿疹、アトピー性皮膚炎の方、帯状疱疹疑いの方などご紹介します。

 

心療内科

メンタル系(鬱・パニック障害)、自律神経失調症等のお悩みに対し紹介しています。場合にもよりますがほとんどの場合ではり灸との併用が可能です。

<ご紹介例>

・ 30代男性 パニック障害、自律神経失調症 

うつ病と診断 の例

 

耳鼻科

目まいや耳鳴りの方、睡眠障害をお持ちの方をご紹介することが多いです。めまい・耳鳴りなどは緊急性がある場合もありますし突発性難聴など早く耳鼻科での治療を行った方が
治りやすい疾患もあります。早めの検査を勧めます。

 

施術所・助産院

乳腺炎など母乳トラブルや育児相談などに女性の先生が対応してくれます。

 

■大学病院・総合病院への受診を希望する方へ

精密検査を希望する方や原因不明の疾患などで大学病院・総合病院での診察を希望する方は 近隣のクリニックを受診 → 紹介状を持って大学病院等へ というかかり方をお勧めしています。鍼灸院から直接かかると選定療養費がかります。またクリニックから紹介状をもらって大学病院等に行く方が画像データなどのやり取りもスムーズです。2度手間に感じるかもしれませんがまずはクリニックを受診し医師の判断を仰いでください。また大学病院の検査は100%病気を見つけられるという性質のものでもなく、疾患によっては確定診断が出るまでに時間がかかることもございます。ご理解くださいませ。田無北口鍼灸院→近隣のクリニック受診→大学病院等という流れで武蔵野赤十字、西東京中央総合病院、山王病院などにかかった実績がございます。鍼灸院でも精一杯患者様のフォローをします。何かあればご相談ください。

 

<鍼灸のエビデンス>

鍼灸のエビデンスはたくさんあります。特に「痛み」に関しての研究は多いです。また現代医学のガイドラインでも頭痛・腰痛・線維筋痛症などで比較的推奨度が高くなっています。医学研究学術団体の東方医学会に所属し街の鍼灸院からクリニックにクライアントさんを紹介し貢献するための研究活動を行っています。2020/02/09には学術大会で「鍼灸院での地域医療連携」に関する演題発表も行いました。クライアントさんだけではなく医師の方や看護師の方などの医療従事者からのご質問にもお答えします。お困りのことがある方は遠慮なくご相談・ご連絡ください。

田無北口鍼灸院
白石健二郎

痛みの原因とその種類について。分類と弊所での施術方針

本日は痛みの種類について解説していきます。「痛み」はその原因から3つの種類に大別されます。原因によって対処方法も違ってきますので参考にしてみてください。

(1)侵害受容性疼痛 しんがいじゅようせいとうつう

原因と結果が目に見えている痛み。怪我をした際やモノが体に刺さった時など組織が損傷された際に起こる痛みのこと。このような痛みがおこった際は「冷やす」ことがです。

例 捻挫などのケガ 皮膚をカッターで切ってしまった など

(2)神経因性疼痛 しんけいいんせいとうつう

神経や筋肉などがその他の組織で圧迫されたり絞扼(しめつけられること)されたり神経線維そのものや脳や脊髄に何らかの問題が起こって出現する痛み。ケガなどをしていないのに起こる。血行が改善されると痛みが緩和されるために「温める」と楽になることが多い。

例 頸椎ヘルニアの痛み 坐骨神経痛 帯状疱疹後の神経痛 など

(3)心因性疼痛 しんいんせいとうつう

不安やストレスなどで起こる痛み。単体で起こることもあるが先にあげた二つの種類の痛みと混在して悪化することもある。

例 うつ病に伴う痛み など

温めるか?冷やすか?安静にするか?動かすか?など・・・。それぞれの痛みで、方針が変わってきます。こちらにも症状別の施術方法を掲載してあります。)詳しくはご相談ください。鍼灸はどの痛みに対しても有効であることが多いですが、鍼灸を行うと「ぱっと」痛みが消えてしまうことはあまり多くないです。即効性でいえばブロック注射やロキソニンなどの薬剤の方が有効な場合もあります。痛みは慢性化すると生活に支障をきたすため、その後の生活や痛みとの付き合い方が重要なことも多いです。弊所はいきなり鍼をすることはせず、まずは症状や生活の状況などしっかりとお話を伺い、方針を説明したうえで施術を行います。まずは一度ご相談ください。

 

帯状疱疹(ヘルペスウィルス)、帯状疱疹後の神経痛と鍼灸治療に関して。

<1>帯状疱疹の原因は?

帯状疱疹は「ウィルス感染」によっておこります。疲れや寝不足などによって免疫が低下していると感染するので「日和見感染」などと呼ばれます。発症の原因となるのはヘルペスウィルスと呼ばれるウィルスでたくさん種類があり人間に感染するものだけでも8種類存在し、そのうち帯状疱疹を発症させるウイルスが「水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV)」と呼ばれます。ヘルペスを発症させるウイルスは2種類に分けられ、主に上半身に感染するのが

(1)単純ヘルペスウイルス1型(HSV-1)

下半身に感染するのが

(2)単純ヘルペスウイルス2型(HSV-2)

と呼ばれます。

帯状疱疹はその名の通り体の右半身か左半身のどちらかに、「着物の帯のように」水ぶくれが密集して現れます。右半身か左半身のどちらかに症状が現れるのは、ウイルスが進出する末梢神経が身体の左右別々に広がっている事に由来します。皮疹出現の2から7日前にのちに皮疹が出現する部位に痛みや知覚異常、かゆみが出現することが多いです。

<2>早期治療・薬物療法が基本

もしも帯状疱疹が疑われた場合すぐ皮膚科等病院に行き薬物療法による治療を受けることが原則です。顔面部で帯状疱疹がおこると顔面神経麻痺の原因にもなります。

とにかく悪化させないためにもまずは病院へ行き早期治療開始をするのが良いでしょう。抗ウィルス薬のアシクロビル、バラシクロビルや痛み止めのロキソニン等神経回復のためのビタミンB12のメチコバール等が処方されることが多いです。

<3>神経痛に対して「鍼灸は有効か?」

簡単に改善するものではないこともありますが、結論から言えば有効です。帯状疱疹は一定期間の潜伏期を経て神経痛として体に出現することがあります。肋骨に起こると「肋間神経痛」などと呼ばれます。これらの痛みに関しては病院では痛み止めのカロナール等が処方されます。(漢方などが処方される場合もあります。)あまり効果を感じない場合は併用して鍼灸が有効です。様々な論文も存在します。帯状疱疹が出現したらまずは病院への受診が原則ですがその後の後遺症や痛みの補助的な治療として鍼灸がとても役に立ちます。弊所では漢方治療の併用などもご紹介できます。まずはご相談ください。

一例

「帯状疱疹痛に対する鍼治療の効果」

また国外の論文ですとNCBI(国立生物工学情報センター)にも掲載されていました。全部は紹介しきれないので簡単な日本語訳を一部、紹介させていただきます。少し長いですが興味がある方はお読みください。

Acupuncture in acute herpes zoster pain therapy (ACUZoster)– design and protocol of a randomised controlled trial

日本語訳

急性帯状疱疹疼痛治療における鍼治療(ACUZoster)

– ランダム化比較試験のデザインとプロトコール

*アブストラクトの翻訳を以下に載せます。神経痛に鍼灸が安全で有効かもしれないということが書かれています。詳しく知りたい方は上記論文を読んでみてください。

<バックグラウンド>

ヘルペス帯状疱疹は、水痘帯状疱疹ウイルス(VZV)の再活性化によって引き起こされる特有の症候群である。

それは、デルマトーム分布に続く痛みを伴う、水疱の多い皮膚の萌出を特徴とする。年齢、ストレス、または免疫抑制のためにVZVに対する細胞性免疫が低下するにつれて、ウイルスは再活性化して感覚神経に沿って皮膚に移動し、発疹の発疹の後に特徴的な前駆痛を引き起こす。帯状ヘルペスの診断は、発疹の特徴的な外観に臨床的に基づいています。臨床的に不明確な場合にのみ、PCRによるVZV-DNAの病変検出を用いて診断を確認することができる。帯状疱疹はあらゆる年齢で起こりうるが、最も一般的に高齢者に影響を及ぼす。生涯に約3人に1人が 帯状ヘルペスを発症すると推定されています。ヘルペス帯状塊の発生率および帯状ヘルペス関連合併症の発生率は年齢とともに増加する。ヘルペス帯状疱疹の症状には、掻痒、感覚異常、および関連する皮膚病の分布に伴う痛みが含まれる。最も悲惨な症状は一般的に痛みであり、中枢神経系または眼の関与の他に最も恐れられる合併症はヘルペス後治癒後の 痛みの持続性であるヘルペス後神経痛(PHN)である。PHNは、発疹が解消してから3ヶ月以上持続する疼痛であると定義されている。70歳以上の患者では、急性帯状ヘルペス後にPHNが ほぼ半分になる。ヘルペス帯状疱疹に関連する急性疼痛およびPHNの慢性疼痛の両方は、健康関連QOLに複数の悪影響をもたらす。

ヘルペス帯状疱疹の患者では、さまざまなタイプの痛みや他の感覚症状がみられ、これらはその存在、位置、持続時間、強度、および質に関して大きく異なる。これらの疼痛状態は、身体的、感情的、社会的機能に大きな障害をもたらし、結果的に医療費が増加する。ヘルペス帯状疱疹およびPHNに関連する疼痛の予防および治療のための有効な戦略の開発は、未だ公衆衛生の必要性が満たされていない。帯状ヘルペスの早期発見と治療は急性症状を軽減し、またPHNの発生を減少させる可能性がある。証拠ベースは、三環系抗うつ薬、特定のオピオイド、およびPHNを予防または治療するためのガバペンチノイドの経口使用を支持する。このメタアナリシスの著者は、軽微な有害事象のかなりの頻度を抽出することができた。最も頻繁に報告される有害事象はめまいと鎮静であり、患者の生活の質とコンプライアンスが低下する。さらに、現行の介入は、 帯状ヘルペス痛およびPHNのすべての症例を完全に予防または適切に治療するわけではない。鍼灸は代替として考えられるかもしれない。神経因性疼痛状態の治療において鍼治療が有利であるという証拠がいくつかある。さらに、鍼治療は副作用の少ない安全な治療であることが知られている。

<研究の目的>

提示された試験の第一の目的は、標準化された鎮痛薬に加えて、帯状ヘルペスに関連する痛みの治療において、4週間半標準化された鍼治療が抗けいれん薬 ガバペンチンおよび偽レーザー鍼治療に比べて劣っているかどうかを調べることである。生活の質への影響、鎮痛性の要求、感覚の知覚の変化、疼痛発作の頻度の変化、疼痛発作の頻度の変化、ヘルペス後神経痛の発生率、副作用および費用対効果。

(子ども・大人)なかなか治らないストレス性の腹痛について。反復性臍疝痛など。

先日、著者の5歳になる子どもが毎日腹痛を訴えるので小児科を受診させました。

さほど痛みは強くないようなのですが、1週間連続して腹痛を訴えていることからまずは小児科を受診して医師の判断を仰ぐようにしました。医師の診断名は「臍疝痛(さいせんつう)」とのことでした。これは反復性臍疝痛とも呼ばれ小児科の臨床でよくみられる一過性の、しかも毎日起る反復性の腹痛のことのようです。器質的な問題はないです。(参考:小児の痛みの発達とその臨床)とくに薬の処方もなし。ストレスや便秘などで症状が強くなるのことなのでそれらを避けるような生活をするよう指導がありました。また、小児科の医師からは緊急性がある腹痛かどうかを見る一つの目安として「子供の姿勢をよく見るように」と教わりました。痛みをこらえて背中を丸めたりしているような姿勢を取っている場合には本当に痛みが強いことが多いそうです。今回のようなストレス性の腹痛のケースは「痛みを過敏に感じている」、という見方もできるのです。子どもの訴えは素人には判断がつかない場合がありますが姿勢が一つの目安になるとのことでした。

・・・このような原因不明の腹痛の場合、大人でも子供でもまずは病院で診断を仰ぐのが無難です。腫瘍や潰瘍など器質的な問題がない場合は喜ばしいことなのですが、一方でストレス性疾患の場合は特に対処のしようもないためにお薬も出ないことが多くストレスを避けながら生活し様子を見るようになります。その後、しばらく様子を見ていても症状が変化せず不安になったり悩む方がいらっしゃいますがそのような場合には漢方や鍼灸は得意分野となることが多いです。ストレスを軽減し自律神経の安定なども図れるために痛みの緩和、体調の管理などの効果が期待できます。私も子供にさっそく小児鍼(子供用の刺さない鍼)をしたり温める灸の施術をしたりしました。気持ちの面も含めてだいぶ症状が改善されたようでした。ご自宅でもカラのペットボトルなどにお湯を入れて使い(ペットボトル温灸)お腹を温めるだけでも痛みが緩和できると思います。過敏性腸症候群や過敏性大腸炎などもストレスが大きく関係していると言われていますが鍼灸や漢方で早めに対策をしておけば痛みや症状が緩和できるかもしれません。

大人でも器質的問題ないがストレス性疾患で長期間腹痛に悩まされている方がいます。まずは同様に病院で器質的な病変がないか?原因は何か?判断を仰ぐことが大切ですが自身のセルフケアだけでは解決しない・なかなか改善しないとお困りの方はぜひ鍼灸を生活に取り入れることを検討してみてください。お悩みの場合一度弊所までご相談ください。治療期間の目安やセルフケアなどご説明させていただきます。

慢性上咽頭炎と鍼灸治療について~ヒステリー球症候群、梅核気(ばいかくき)、 咽中炙臠(いんちゅうしゃれん)~

結論から申し上げますと、慢性上咽頭炎に対しての鍼灸治療は「効果がある」ことが推測されますし、実際に当院でも症状が緩和した方が何人もいらっしゃいます。しかしながら慢性上咽頭炎と鍼灸治療の治療効果を検討した研究論文などはありませんしそういった意味ではエビデンスは弱いです。まずは専門の医師に相談し、併用する形で鍼灸治療を試したりまた、まずは医師の治療EAT(Bスポット治療)などを行い症状が残った部分を鍼灸治療や漢方治療に期待する補完代替的な付き合い方が現実的であると思います。またこの疾患自体、いまだ診断や治療が標準化されていない状況でいろんな解釈ができる病気であり、医師の見方によっては違う病名でいわれることもあるかもしれません。そのことを念頭に置きながら、どのように鍼灸治療を進めたらよいか?含めて解説していきます。

1,慢性上咽頭炎の症状

のどの違和感、痰がからむ、めまい、嘔気、胃の不快感、便通異常、全身倦怠感、うつ状態など

2,似た病気

自律神経失調症、ヒステリー球症候群、梅核気(ばいかくき)、 咽中炙臠(いんちゅうしゃれん)、慢性疲労症候群、など

*梅核気、 咽中炙臠は漢方の概念でありそれらは漢方治療の得意分野でもあります。

3,鍼灸治療を行う上での流れ

「慢性上咽頭炎かな?」と思ったらまずは、専門のドクターを頼るのが良いのではないでしょうか? 研究団体、日本病巣疾患研究会はBスポット治療を推奨しており全国でこれらの治療が受けられる医療機関の情報も公開しています。またそれ以外にも漢方の得意分野であるために耳鼻科以外では漢方内科のドクターを頼るのも良いでしょう。「鍼灸治療だけ」でも症状が改善する可能性は大いにありますがまずは医療機関を頼ったり併用する形での治療をお勧めします。

4,なぜ鍼灸が効くのか?

慢性上咽頭炎の鍼灸治療を検討した研究論文などは見当たりませんが、弊所にいらっしゃった方の過去の症例からは鍼灸治療でよい結果が出ることは多いです。鍼灸は緊張緩和、ストレス緩和、自律神経調整作用、消炎鎮痛効果、血流改善効果などが期待できるためです。お困りの方は一度ご相談ください。弊所から病院を紹介することも可能です。

 

★参考

日本病巣疾患研究会「慢性上咽頭炎

目の疲れ、ドライアイ、VDT症候群、慢性的な頭痛など・・・

*トップ写真はクルミとお灸を使って目を温めているものです。少しインパクトがありますね。

・・・

現代人はストレスや慢性疲労、それにパソコンなどの使い過ぎによる慢性疲労(VDT症候群)により悩んでいる方はかなり多いです。ドライアイや慢性的な頭痛、肩コリ、よく眠れない、といった症状が出てしまいます。その原因のほとんどは頭や眼の周辺の筋肉の過緊張・神経の興奮などにあります。田無北口鍼灸院では、ストレッチ、マッサージ、鍼灸などでそのような症状を
改善させていきます。コリや疲労を解消し、機能を回復させると症状が出にくくなっていきます。(体質改善)様々な治療を試したが結局ダメだった・・・ヘッドスパで頭をほぐしても
あまりよくならない・・・お悩み有りましたらご相談ください。田無北口鍼灸院では局所だけでなく全体のバランスを調整することで患部への負担も和らげることができます。

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是非一度お試しください。眼の周辺に鍼をしたりお灸で温めたりすると緊張や血流が改善されかなりすっきりしますよ!

<論文など>

脳神経外科でCT検査などを受けるも異常なし、しかし長年頭痛が取れない・・・という頭痛の場合鍼灸が有効かもしれません。参考文献 頭蓋表層の解剖学的要因による頭皮神経痛と頭痛―眼窩上神経痛・後頭神経痛・開頭術後頭痛― より

眼窩上神経痛は表情筋による眼窩上神経の絞扼が,後頭神経痛は後頸部筋群による後頭神経群の絞扼(主に頭半棘筋による大後頭神経の絞扼)および後頭動脈と大後頭神経の接触が
原因となりえる.

脳や神経の問題でなく絞扼の場合、細かく筋緊張をとれる鍼が役に立つ可能性が大いにあるのです。

詳しくは一度ご相談ください。

良くなる人・良くならない人の違い(頭痛や腰痛、坐骨神経痛・自律神経失調症などの慢性症状の改善に関して)

田無北口鍼灸院では日々、施術および治療相談活動を行っていますが良くなる人・良くならない人というのはどうしても出てきてしまいます。 全員良くすることができれば一番良いのでしょうがどうしてもそうはなりません。

そこで、少しでも良くなる方を増やすため本日はその「差」良くなる人・良くならない人の違いをまとめていきます。 ・・・良くなる人、と良くならない人の一番の差は何でしょうか? 病気の差でしょうか?体力の差でしょうか? もちろんそれもありますが同じようなタイプ、同じような病気でも良くなる人と良くならない人がいます。一番の差は「考え方の差」にあります。生活に対する考え方や、治療に対する考え方、病気に対する考え方などですがどういうことなのか一つづつ例を挙げて説明していきます。

(1)良くなる人は良い方に着目し良くならない人は悪い方に着目。
良くなる人は「鍼灸を受けてこれだけよくなった」という考え方をします。

・ まだ痛みはあるが腰痛が楽になった

・ 痺れが改善した

・ 施術を受けていると
日常生活が楽

・・・など。良い方に着目するのです。その結果体調もどんどん良くなります。しかしながら良くならない人は「悪い方に着目してしまう」という癖があります。

・ まだこれだけ痛い

・ まだ痺れが残っている

・・・など。悪い方に着目すると痛みやしびれはどんどん気になる方に行きます。悪化してしまうのです。精神的な問題・メンタル面が体調に及ぼす作用は大きいです。良い方に作用させるのが絶対に良いです。

(2)良くなる人は自分のペースとこちらの提案を折衷し無理なく通院するが良くならない人はそれがない。

皆さん、治療以外にも日々忙しいのは承知しています。子育て、仕事、部活・・・良くなる方はそんな中でも
治療を優先しつつ自分の生活にもうまく折り合いをつけ上手に通院します。良くならない方はある時だけ集中的に来るもいきなりプツりとこなくなったりします。弊所に来なければ良くならないという意味ではなくメンテナンスをしっかりしたり定期的に体調を見直さないとよくはならないでしょう。

(3)良くなる人は自分でも頑張るが、良くならない人はすべて丸投げ。

良くなる人は家でできるトレーニング、食生活の改善、生活習慣の改善など自分でできることにも積極的に取り組みます。 良くならない人は施術者に丸投げし自分では何もしません。痛みやしびれなどの慢性疾患はつまるところ生活習慣の積み重ねから生じていますので生活を変え、行動を変え考え方が変わらないと絶対に結果は変わらないのです。

(4)良くなる人はこちらの話を聞くが、良くならない人は自分の感覚だけを信じる

良くなる人は上記のような生活習慣改善のための運動や食生活指導について関心を示し実際に行動しますが良くならない人は絶対に行動しませんし自分の習慣を変えません。それよりも今、この痛みをこの痺れを、この症状を
何とかしてほしいという症状にとらわれた状態から抜けられません。結果、自分のやり方以外受け入れることができないため体調もよくなることがありません。

以上、まとめると上記のような特徴があります。良くならない人が上記のような人になってしまった背景には過去に医療機関で嫌なことを言われたのかもしれませんし何かトラウマがあって人のアドバイスを聞けなくなってしまったり意固地な性格になってしまったのかもしれません。ですから良くならない人が悪い、という責めるための話ではなくこのまとめは少しでもよくなる人を増やすための試みです。

そこをご理解いただいただけますと幸いです。・・・いろいろ書きましたが大切なことは実は2つになります。シンプルに以下2つのことを守ればほとんど、よくなります。

1、治療者(鍼灸師や医師など)と信頼関係を築く

2、(忙しくても)治療に集中する

これだけです。・・・しかしながらこれが本当に難しかったりもするのですが(笑)いずれにせよ皆様に信頼してもらい良い方向に導くのが私の仕事ですので頑張っていきたいと思います。みなさんも一緒に頑張っていきましょう。

3回施術を受けてもお痛みが続く場合や改善がみられない場合は、病院への受診を。~田無北口鍼灸院からのオススメ。

施術を受けると、症状が改善されることが期待できますが、まれに悪化してしまうこともあります。また全く症状が改善されない場合もあります。どんな場合にそのようなことが起こるのでしょうか?説明します。施術を受けているのに症状が悪化してしまう、全く改善しない場合の一例を以下に挙げます。

①お年寄りの場合

・ 加齢による骨粗しょう症が原因で、実は知らない間に骨折していた。

・ ぎっくり腰だと思い気や、手をついて転んだ際に圧迫骨折をしていた

・ 肩こりだと思ったら、内臓などほかの原因による痛みだった。

・・・など。

 

②女性の場合

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・ 背中の痛みだと思ったら、実はくしゃみをした際にろっ骨が折れていた。

・ 腰の痛みだと思っていたら、子宮の問題など婦人科疾患が原因だった。

・・・このようなことは実際に、まれにあるのです。もしも、田無北口鍼灸院の施術を3回受けてみて「全く改善された実感がしない」、「逆に痛みが強くなっている気がする・・・」ということがあれば、遠慮なく相談してください。一度病院への受診をお勧めいたします。こちらから紹介もできます。鍼灸院ではレントゲンなどが取れないため確認の意味でもそうしたほうが良い場合もあるのです。医学的には診断基準というものがあります。「病院は待つので、好きではない。」という方もいらっしゃると思いますがお身体のことを考えるとそうしたほうが良いこともあります。病院に行くタイミングについてなどもご相談に応じますので遠慮なくご相談ください。最良の方法を選択するためのお手伝いをさせてもらいます。

「女性ホルモン」と鍼灸施術。

女性ホルモンとは…
女性ホルモンとは、卵巣でつくられる2つのホルモンの総称です。女性の一生を通じて肌や身体、心や脳にまで様々な影響を与える物質で、成長や新陳代謝、生理のサイクルや妊娠、出産に深く関係するものです。女性ホルモンには卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロジェステロン)があります。卵胞ホルモン(エストロゲン)は卵胞の成長を促し、妊娠までの準備に深くかかわります。黄体ホルモン(プロジェステロン)は、排卵直後から卵巣でつくられます。受精卵が子宮に到達したときに着床しやすいよう子宮内膜をやわらかくし、体温を上げる作用があります

女性ホルモンが乱れるとどうなる?
女性ホルモンが乱れると、月経トラブルや更年期障害、肌あれなど女性特有の悩みや自律神経失調症やメンタルにも影響が出ます。また、美容やダイエットにも大きく関わってきます。具体的には月経前症候群(PMS)、生理痛、生理不順、ほてり、息切れ、ニキビ、食欲異常、頭痛、眠気、不眠、倦怠感、イライラ、集中力低下、憂鬱など多岐にわたります。

日常生活でできる!女性ホルモンの乱れ対策!

① 運動不足

②睡眠不足

③食生活の乱れ

④ストレス

が原因の一つであるといえます。思い当たる節がある方は、まずこれらを解消しましょう。

① 運動不足

体を動かす習慣を増やしましょう。例えば階段を使う、朝晩ストレッチをする、などから始めてもよいでしょう。身体を動かすことで血行が改善され、代謝が上がります。筋トレを頑張ってしたり無理をする必要はありません。できることから始めるのが肝要です。

② 睡眠不足

早寝早起き、十分な睡眠時間を取りましょう。寝ている間にホルモンは分泌されます。また、夜更かしは心身共にストレスにつながります。

③ 食生活の乱れ

栄養バランスを考えた食事をしましょう。特に野菜不足にならないように意識しましょう。また、過度なダイエットは避けましょう。十分な栄養素を取ることではじめて体の機能が正常に働き、ホルモンが正常に分泌されます。

④ ストレス

日常生活で一日の中でリラックスできる時間を持つようにしましょう。ゆっくりお風呂につかる、気分転換できる事をする、意識的にほっと一息つける場所を設けるのもよいでしょう。ホルモンは脳の視床下部から分泌されます。視床下部はストレスが与えられると働きが低下してしまいます。さらに、喫煙・過度な飲酒はホルモンバランスの悪化となります。

女性ホルモンを味方につけて、快適な毎日を

アラサー・アラフォー世代になり、疲れやすくなり、疲れも取れなくなった・・・免疫が落ちている気がする・・・。加齢による影響は美容面にも現れます。美しさは、健康の土台があってこそ成り立ちます。ホルモンバランスは簡単に乱れます。日々の生活を見直し、改善し、笑顔で快適な生活が送りましょう。鍼灸施術もストレスや保ルマンバランスの安定に効果があります。そのような研究なども多数存在します。弊所では根拠がある施術を計画的に行います。一度ご相談ください。

ご注意

ご自身の不調やホルモンバランスの問題ではなく病気が原因の場合もあります。不安な場合は、自己判断せず一度婦人科に行きましょう。弊所は適切なタイミングで病院もご紹介します。どうすればよいか、わからない場合はお尋ねください。

 

「アトピー性皮膚炎は鍼灸でよくなりますか?」というご質問に関して。

結論から申し上げますとしっかり集中すればほとんどの場合で状態は改善します。ただし時間がかかることもありますし、あくまで補完的な施術となります。鍼灸をしていれば何をしなくてもいいという意味ではありません。極端な治療をお勧めすることはありません。現代医学的な治療を否定することもありません。

鍼灸とアトピー性皮膚炎の論文はたくさん出ているのですが一例をあげますとこちらの論文には抗ヒスタミン作用があることや脳に働きかけかゆみや痛みを鎮めることなどが書かれています。東洋医学的には筋肉を柔らかくし血の巡りをよくすることで症状が安定すると考える方が多いです。時間さえかけて鍼灸治療すればほとんどの場合で症状は安定します。

現代医学的には・・・現段階ではアトピーの根本的な治療法は確立されていません。ステロイド外用薬が治療の中心となります。これは症状を抑えるための対症療法です。しかしステロイドや対症療法がダメという意味ではないです。症状を抑えることが非常に良いこともあるのです。かゆくて寝れないときなどはQOL(生活の質)を考えて上手に使うことも大事です。「脱ステロイド」のようにあまり極端な治療はお勧めしません。もちろん、マイナス面もあります。ステロイドとは、副腎皮質から自然に分泌されるホルモンの一種で、免疫を高める作用があります。そのホルモンを外用薬として一時、人工的に補うことで皮膚症状を楽にしますがステロイドを長期間大量に使用すると、逆に副腎皮質が機能低下を起こしてしまいます。その結果、皮膚がちりめん状に縮んだり、色素沈着を起こしたりします。

鍼灸では何ができるか??鍼灸医学に「アトピー」という考え方はありません。赤い湿疹や痒みを体質の変化や臓器の失調、環境からの影響として捉えます。長年アトピーに悩んでこられた患者さんには肩こり、便秘、顔のほてりと足の冷えなど様々な随伴症状が見られます。とくにアレルギーと便秘などおなかの状態を関連付けて考えることが多いです。こうした症状を同時に治すこともアトピー性皮膚炎の治療には欠かせません。自律神経や免疫系を安定させる目的でも鍼灸を行います。得に筋肉が固い方には念入りに鍼灸施術をします。柔らかくし気血水の流れをよくすることが早期改善につながると考えます。最初は週に1,2回の施術をし治療に集中することをお勧めします。またたくさん鍼灸をすれば必ず良くなるという性質のものでもありません。合わない方もいますし、無理なく続けていけるかどうかも肝要です。まずはご相談ください。

<鍼灸とアトピー性皮膚炎解説動画>

婦人科疾患(月経困難症、PMS症候群)とその評価について

鍼灸治療は骨盤周辺の緊張を和らげて血流を促進するため婦人科疾患に効果があることが多いです。更年期障害や月経困難症に関する論文や研究も多数存在します。中高生や若い方にも多い婦人科疾患「月経困難症、PMS症候群」についてその概要や評価について詳しく書いていこうと思います。

<1>月経困難症について

・ 月経直前ないし月経時に下腹部痛や腰痛といった症状を主症状とし種々の症状(腹部膨満感、悪心・嘔吐、頭痛、下痢、脱力感、食欲不振、イライラなど)を随伴する病的状態、のこと。

・ 月経困難症には機能性(原発性)月経困難症と器質性(続発性)月経困難症とがある。→

器質的な原因としては子宮内膜症、子宮腺筋症、子宮頚管狭窄、骨盤内癒着、子宮奇形などがある。

・機能性月経困難症の原因は、子宮から多く産生されるPGF2によって子宮筋の過剰収縮が起こり虚血に陥ることによって発症する。

・鍼治療は月経痛の軽減に対して有効。ただし鍼治療の機序に対する研究はない。→

鍼鎮痛の作用ではないか??と言われている。

<2>月経困難症の鑑別
~器質性・機能性??~

簡単な特性と鑑別方法を書いておきます。

発症時期
・ 機能性は思春期
(初潮後3年以内が多い)

・ 器質性は多くは成熟期。
20歳以降

痛みの発生時期
・ 機能性は月経直前から開始後

・ 器質性の多くは
月経前から2~4日目

痛みの持続期間
・ 機能性は短い
(数時間から2日以内)

・ 器質性の多くは
持続的か周期性

その他
・ 機能性は月経時のみ

・ 器質性は月経時以外でも痛み。
性交時、排便時など。

加齢による変化
・ 機能性は増悪なしか
むしろ軽減・消失
妊娠分娩後は消失・軽減傾向。

・ 器質性は変化なし。
増悪する例もある。
妊娠分娩後も変化なし。
減弱。

<3>月経前症候群 について
(premenstrual syndrome: PMS)

・ 月経前 3-10日の黄体期に続く
身体的あるいは精神的症状で、
月経発来とともに減退・消失する。

・ いらいら、のぼせ、
腹部膨満感、下腹部痛、
腰痛、頭重感、怒りっぽくなる、
頭痛、乳房痛、落ち着かない、
憂うつの順に多くみられる。

・ 月経前不快気分障害
(premenstrual dyspholic disorder
: PMDD) は、
精神症状が主体で強いものをいい、
PMSの最重症型に位置付けられる。

産婦人科の必修知識
日本産科婦人科学会 編より

<4>PMSメモリーとは

日誌記録的な即時的記録法(前向き記録)が症状の自覚と正確な診断に有意義であることが指摘されて日本で開発されました。

症状リスト

(1)身体症状

下腹部症状>>
下腹痛
腰痛
下腹部がはる

血管神経症状>>
頭痛
頭が重い
肩こり
めまい
手足の冷え

消化器症状>>
食欲が増す・なくなる
下痢・便秘
食物の嗜好の変化
水分代謝症状
むくみ・のどがかわく

乳房症状>>
乳房が痛い・はる

皮膚症状>>
にきびがでやすい
肌荒れ
化粧ののりが悪い

そ の 他
疲れやすい
眠くなる
おりものがふえる
体がスムーズに動かない
(ぎごちない〕
アレルギー症状
(鼻 、目など〕

(2)精神症状

イライラ
怒リやすい
攻撃的になる
無気力
憂うつ
自分をつまらない
人間だと思う
弱気になる
涙もろい
不安が高まる

ほか・・・

<4>鍼灸の利用方法

まずは婦人科専門医などに相談することをお勧めします。何が原因で症状が出ているのか?確認したうえで鍼灸を併用するのが良いと思います。前述のように痛みに関して改善報告がありますし身体の調子が整うので劇的に改善することもあります。鍼灸と同じく漢方でよくする方法もあります。まずはご相談ください。

婦人科系疾患の「更年期障害」、とその評価について

鍼灸治療は骨盤周辺の緊張を和らげて血流を促進するため婦人科疾患に効果があることが多いです。更年期障害や月経困難症に関する論文や研究も多数存在します。中高年の方に多い「更年期障害」についてその概要や評価について詳しく書いていきます。

<1>更年期障害と原因など

「更年期に現れる、多種多様の症候群」です。器質的変化に相応しない自律神経を中心とした不定愁訴を主訴とする症候群のことです。

原因については未だ不明のことが多い。現在のところ内分泌的因子(卵巣機能低下)、心理・性格因子、社会文化的因子など3つの要因関与が指摘されている。

・検査について

病態は加齢に伴う卵巣機能の低下が視床下部一下垂体の変化をもたらし自律神経失調症・内分泌・免疫系の失調症をきたすもの

現代医学的な検査ではホルモン測定(ゴナドトロビン(FSH)、エストロゲン)基礎体温測定などを行う。評価表としてクッパーマン更年期指数などがある。

・エビデンスについて

ホットフラッシュに対するシステマティックレビューでは無知両郡と比べては有効だがシャム鍼やプラセボ鍼との比較ではエビデンスレベルは低い。難治性の肩こりに関しては筋弛緩剤よりも有効。

<2>評価表としてクッパーマンの
更年期指数・詳細

以下のような質問から指数を出していきます。

(1)顔が熱くなる(ほてる)
(2)汗をかきやすい
(3)腰や手足が冷えやすい
(4)息切れ、動悸がする
(5)寝つきが悪い、眠りが浅い
(6)怒りやすい、イライラする
(7)くよくよする、憂うつになる
(8)頭痛、めまい、吐き気がある
(9)疲れやすい
(10)肩こり、腰痛、手足の痛み

<3>鍼灸院の利用方法

更年期障害かな?

・・・
と、思ったらまずは自己判断せずに婦人科・内科等で医師の診察を受けてください。診断基準が存在します。医師の処方する薬があまり合わなかったり、あまり改善が見られない場合に補完的に鍼灸治療を利用したり、漢方など併用するのが良いでしょう。どこへ相談してよいかわからない場合弊所から婦人科や漢方内科もご案内できます。お気軽にご相談ください。上記のように鍼灸治療は特に「肩こり」の改善などに有効です。ホットフラッシュや自律神経症状もしっかりと対応できますのでご相談ください。