治る人・治らない人の違い。医療者との信頼関係について。

治る人・治らない人の違い。医療者との信頼関係について。

例えば腰痛、しびれなど何でもいいのですが同じような症状でも治る人・治らない人がいます。正確にいうと良くなる人・良くならない人かもしれません。「医療者(施術者)との信頼関係」が築けるかどうか?が大きなカギになります。詳しくは以下。*医療全般に言えることなので医師や施術者という書き方をしています。施術者は鍼灸師やマッサージ師等のことを想像していただけますとわかりやすいです。

・・・先日学校教育に長く関わっていた、という方とお話する機会があったのですがとても印象深いことをおっしゃっていました。「先生のことが信頼できないと勉強や教育は進まない。」という内容のお話でした。その話を私は「なるほどなあ」と納得しました。これは医療でも同じようなことが言えそうです。医療は患者さんと医療者(施術者)の信頼関係がないと成り立ちませんし良い結果が出ないことが多いのです。

(1)患者側の問題

以下のような方は要注意かもしれません。

・ 自己判断してしまう方

自分で症状をネットなどで調べ多分これだろうと決めてかかり医師などを困らせてしまいます。

・ 約束を守らない方

また通院のペースも自己判断してしまうため約束を守れません。治療が進まないこともあります。

・ 話を聞かない方

医療者側にアドバイスなどをされても受け入れない方は結局は良くならないことが多いです。

・・・上記のようなことはすべて信頼できていないことや治療に集中できていないことに根本的な原因があります。もちろん医療者側に責任もあるでしょう。一例として挙げてみましょう。

 

(2)医療者側の問題

以下のような医師や鍼灸師・マッサージ師は信頼されないでしょう。

・ 説明しない医師(施術者)

インフォームドコンセントと言って説明責任の重要さが叫ばれている昨今、説明しない人は不信感を招きます。

・ 話を聞かない医師(施術者)

また病気の説明ばかりで患者さんの話が聞けない医師(施術者)も信頼関係が築けないことが多いようです。また大学病院など待ち時間だけ長く診てくれる時間や話を聞いてくれる時間が短いという構造的な問題も信頼関係が作れない原因になるようです。

・ 清潔感がない

これは問題外かもしれません(笑)清潔感がないと嫌なのはどの仕事でも同じです。

・・・

簡単にまとめてみましたがいかがでしょうか?いずれにせよ信頼関係が作れない治療は(鍼灸やマッサージなどの施術も同じです)良い結果が出ることが少ないのでやめておいたほうがいいでしょう。弊所では説明(カウンセリング)など施術以外のことも重点的に行ってます。信頼してもらえるよう全力を尽くします。

*弊所では以下のような内容を掲示し最初にお読みいただいて納得していただけない方は施術をお断りしています。

´どんな治療でも「信頼関係」が大切です。「信頼関係を築けない場合」は施術を中止します。

・・・一例ですが「病院に行ったが話を聞いてもらえず、薬を出されただけで嫌な気持ちになった。」という経験を話される方は多いです。治療は提供側と患者側の双方向から行うものなので信頼関係が築けない場合、どんなことをしてもうまくいかないことが多いです。

こちらとしてもしっかりとお話を伺い、ベストだと思われる施術や通院方法を提案します。しかしながら信頼関係が築けない場合は、施術をやめたほうが良いと思います。こちらがなにか提案しても「・・・いや、それは・・・」と否定されてしまうと治療は進みませんし、うまくいかないためです。また初回施術後に連絡先などをお聞きすることがありますが、『「はがき」・「メール」・「電話」・「LINE」など問わず一切連絡してこないでほしい。』という方とも信頼関係を築くのは難しいです。そのような方はよそへ行かれることをオススメします。