ランナー膝、鵞足炎に関して。田無北口鍼灸院の施術・40代男性の改善例。

ランナー膝、鵞足炎に関して。田無北口鍼灸院の施術・40代男性の改善例。

症状と改善例についてまとめていきます。・・・全員が同じように改善するわけではないと思いますが参考になれば幸いです。*プライバシーに配慮するため個人情報等、多少脚色してあります。この方は病院で鵞足炎(がそくえん)の診断を受けるものの「負担がかかりすぎなんで、休んでください」といわれるだけでどうしていいかわからない・・・早くランニングを再開したいのに・・・とお悩みで弊所を訪れた方でした。そのような方は結構いらっしゃいます。結論から言いますと鵞足炎は改善可能です。(すぐによくなる方・時間かかる方それぞれいらっしゃいます)

お名前 

高田高志さま(仮名)

年齢

41歳(施術当時)

主な訴え 

膝の痛み、2週間前に整形外科で「鵞足炎」と診断を受けた。(ご本人談)

施術開始時期

平成27年9月16日

改善時期

平成27年10月3日

(週に1度程度。全4回の施術。)

経過・状況など

普段はデスクワークをしてる。本格的にランニングをやっていてフルマラソンも走る。東京マラソンはもちろん、那覇やホノルルマラソンも経験あり。直近だと10/7に大会に出る。それまでに良くしたい。田無北口鍼灸院にくる2週間前に整形外科に行ったら鵞足炎と診断されたが「休んでください」といわれて痛み止めとシップをもらったが改善しないので相談にきた。(ご本人談)

(1)思い当たる原因

ランナーなので走りすぎが原因かと思う。(ご本人談)

(2)弊所での施術・見解

まずはじめに鵞足炎はほとんどの場合で良くなる、と説明。炎症が起きているならば最初はアイシングなども行い症状を緩和させる。それから膝に負担がかかってしまう根本的な原因は筋肉のバランスやフォームにある。弊所で筋肉バランスを調整すると痛みが緩和されるだけでなく結果的に負担がかかりづらいフォームになることも説明。仕事中は座りっぱなしであることも筋肉のバランスの不調に関係している。少しO脚(おーきゃく)気味のバランス。日常生活で膝への負担が気になるのであればサポーターの使用なども視野に入れる。整形外科での治療方針も否定しないようにし併用を勧めた。

(3)経過・施術など

第一回 平成27年9月16日

10/7に大会に出たいという大きな目標があるためそこに向けて調整していく。足のバランスを見ると少しO脚気味。右膝内側に炎症反応もあり。まずはアイシング、鍼通電、低周波(パルス療法)で痛みと炎症を抑える。それから筋肉のバランス改善のために股関節運動、ストレッチなどの施術も行った。施術後楽になったが日常生活でも不安があればサポーター使用を勧めた。膝への負担減らす目的。★以下写真はスパイラルウェッジサポーターだが実際はアーチウェッジヒールサポーターを購入。かかとやアーチが保護され膝への負担が軽減する。フィット感がある。(ご本人談)

第二回 平成27年9月19日

前回で痛みは少し引いた。鍼の施術を気に行ってくれた。炎症反応も落ち着いてきた。経過良好。

第三回 平成27年9月26日

大分良い。痛み感じなくなってきた。軽めでランニング再開。無理はしないよう伝えた。

第四回 平成27年10月3日

経過良好。退会終わった後も引き続き調整してほしいとお願いされる。快諾。

(4)総括

膝や踵のオーバーユースによる痛みは難しい部分もありますがサポーターなど使用しながら鍼で筋肉を緩めうまく調整していけば改善も早いです。また調整を行うと患部への負担が減るだけでなく股関節や下半身の状態もよくなるので結果的にフォームも改善されることが多いです。★ゴルフなどでも同じです。お困りの方は是非ご相談ください。