YouTube動画:コロナ後遺症の治療費が無料になる?鍼灸治療費も出る?!
YOUTUBE原稿など含めこちらに掲載しておきます。動画は↑よりご覧ください。
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#コロナ後遺症 #鍼灸治療 #COVI19
<原稿>
皆様こんにちは。田無北口鍼灸院の白石です。動画をご視聴いただきありがとうございます。本日は「コロナ後遺症の治療費が無料になる?鍼灸治療費も出る?!」についてお話させてもらいます。少し煽り気味のタイトルですいません。これは正確に言えば「労災として認められたら鍼灸治療含めた医療費が保険から全額降りる可能性がある」という意味です。
コロナ後遺症といわれる状態で困っている方はとても多く、田無北口鍼灸院にも相談にいらっしゃる方が数多くいます。長期にわたる疾患で仕事が出来なくなってしまう方もいらっしゃるため、治療費や休業補償などお金の話題は避けて通れません。休業補償や後遺症が残存した場合の補償については弁護士さんなどに相談することになるのでしょうが
コロナ後遺症に伴う鍼灸治療費は労災保険から出るか?について。
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ですが、結論から申し上げますと「労災が認められれば出る可能性が高い」です。また労災が認めれれるには「業務との関連性があれば」というのが条件になります。詳しくお話していきます。
■ コロナ後遺症とは?
このチャンネルでも何度も触れてますし、すでにご存じの方も多いと思うので詳しくは厚生労働省のページをご覧ください。
代表的な罹患後症状は、疲労感・倦怠感、関節痛、筋肉痛、咳、喀痰、息切れ、胸痛、脱毛、記憶障害、集中力低下、頭痛、抑うつ、嗅覚障害、味覚障害、動悸、下痢、腹痛、睡眠障害、筋力低下などがあります。また、罹患後症状は、罹患してすぐの時期から持続する症状、回復した後に新たに出現する症状、症状が消失した後に再び生じる症状の全般をさしています。
■ コロナ後遺症に伴う問題点は?
3つに分けてお話します。
1.原因が不明、複雑系、長引く傾向
2.診断基準がはっきりしない問題
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診断書書いてくれない問題もある。
一例
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODG096CH0Z00C21A3000000/
3.患者さん不安になる
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高額なサプリメントなどでも藁にも縋る気持ちで手を出してしまう。
不確かなアヤシイ情報に振り回されてしまう。などの問題が起こります。まずは行政の情報から知るのが得策です。信じられない状態になるのも、わかりますがアヤシイ情報は見ないようにしましょう。
■これらの問題があると、どういう事が起こる?
「あの先生のところ行けば診断書書いてもらえた」、「あそこへ行けば治った」など。
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混乱する。クリニックや鍼灸院など、一部に集中する。
■補償問題。どうする?
労災保険を認めようとする動きがある。
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2022年の5月12日厚労省の通達で明言 ただし簡単では無いはず。弁護士、社労士など手を挙げる?NHKでも報じられた。
労災認定されると、、、
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約1年間は治療費が労災保険支払いになる。症状が残った場合でも認められると補償対象にらなる。詳しくは触れませんが休業補償などもある。社労士や弁護士に。
夏休み中、帰省中にコロナに感染した、というように明らかに業務と関係ない場合には労災保険の適用になりませんが通勤災害なども労災保険の対象になります。労災保険に加入している方なら当てはまる可能性があります。
■労災保険を使って鍼灸治療を受けるには?
・ その鍼灸院が労災指定鍼灸院になっていれば窓口での支払い(立て替え)をしなくてよい。田無北口鍼灸院は労災指定鍼灸院ですが、事前に確認しておいた方が良いでしょう。
手順
1.会社に申請
2.医師の同意を得る
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診断書をもらうための所定の用紙がある。診鍼様式第1号
*参考 香川県鍼灸師会
他にも「施術効果の評価表」を定期的に出す必要がある。
3.労災保険の判断
申請すれば必ず認められるというわけではなく最終的には労災保険を管轄する労働基準監督署の判断となります。
もしも、労災保険を使って治療してみたいという方はぜひ一度、早い段階で田無北口鍼灸院にご相談ください。