パニック障害・自律神経症状に関して。田無北口鍼灸院の施術・30代女性の改善例。

パニック障害・自律神経症状に関して。田無北口鍼灸院の施術・30代女性の改善例。

プライバシーに配慮し症状と改善例についてまとめていきます。・・・全員が同じように改善するわけではないと思いますが参考になれば幸いです。

お名前 

山本山代さま(仮名)

年齢

38歳(施術当時)

主な訴え 

首の痛み、息苦しい感じ、肩こり、電車に乗るとドキドキし気分が悪くなる。

施術開始時期

平成26年4月19日

改善時期

平成26年12月27日

(週に1度程度。全35回の施術。)

経過・状況など

平成26年1月頃より調子が悪い。いわゆる「パニック障害」のような症状もあり2月中旬に会社を辞め療養中。漢方内科に通院しながらプラスアルファの施術として鍼灸を選択。筋緊張の緩和・頚の痛み緩和希望。

(1)思い当たる原因

看護師の仕事をしていて2・3年激務だった。また夜勤などもあった。

(2)弊所での施術・見解

性格はまじめ頚周辺の緊張が気になる。*自律神経症状に悩む人は頚周辺の緊張を訴える方が多いです。匂いも過敏になっている。アロマのにおいなどが不快に感じることがある。自律神経症状が強い。本人の希望で漢方内科を選択している。医師に定期的に診察してもらっている模様。否定せずそのまま継続を勧めた。症状が強いため週に鍼灸も一度ペースで施術を行うことを提案。良くなったら施術感覚を開けてもらう。了承してもらう。

(3)経過

症状が強かったため少し時間がかかりました。(約9か月)さすがに全部は経過を書ききれないため症状の変化など書いていきます。

最初の3か月。頸部を中心に緊張が強いため緊張緩和を狙う施術。

次の3か月。改善傾向。パニック症状が弱まる。東洋医学的なツボの働きなども意識しながら施術。

最後の3か月。改善傾向。お灸なども使いながら体を温める。大分改善したため後は月に1度程度のメンテナンス施術に切り替えてもらう。自宅でできる体操なども指導。今では趣味のコーラス活動も楽しめるようになった。

(4)総括

症状が強く、改善までに少し時間がかかってしまいましたがご本人との信頼関係があったので良い状態で改善することができました。このケースのように時間がかかる場合もありますが自律神経症状もほとんどの場合でよくなることが多いです。病院との併用もできますのでご相談ください。