後ろに手が回らない、手首も痛む、いわゆる四十肩・五十肩症状に関して。田無北口鍼灸院の施術・40代女性の改善例。
症状と改善例についてまとめていきます。・・・全員が同じように改善するわけではないと思いますが参考になれば幸いです。*プライバシーに配慮するため個人情報等、多少脚色してあります。後ろに手が回らない、背中をかく動作がつらい、いわゆる四十肩のような症状が改善した例です。
お名前
春山千秋さま(仮名)
年齢
40代
主な訴え
首の疼痛・肩こり・右肩の痛み。両肩甲骨周辺の痛み。右手首まで放散痛有。腕を横に挙げると痛い背中をかく動作が上手にできない(ご本人談)
施術開始時期
平成29年07月30日
改善時期
平成29年08月末日改善傾向。
経過・状況など
現在休職中。元々整形外科に通院していたがあまり改善しないため相談に来所。電気治療だけでは改善の実感がなかった。(ご本人談)→病院の治療方針を否定しないで併用するよう説明。
(1)弊所での施術・見解
まずは状態把握。烏口突起周辺が硬い。肩甲骨にも固さあり。そこを改善するために鍼やお灸、関節運動などを行う。また整形外科にて治療を受けたが良くならなかった、とのことでしたのでどのような治療をしていたのかよくお話を聞く、治療内容ヒアリング。*整形外科でもいろいろな治療法もあるのだが整形外科=対応が悪いというイメージを持っている方もいる。そのためどのようなタイミングで行くべきか??どんな治療法があるか??丁寧に説明していきベストな治療法を選択してもらう。整形外科の治療方針などを否定することはしない。
(2)経過・施術など
第一回 平成29年7月30日
元々肩甲骨周辺の緊張が強い。肩こり症状もあり。鍼、温灸などで緊張を和らげる。
第二回 平成29年8月1日
前回に引き続き緊張を取るための施術。関節運動も行った。
第三回 平成29年8月3日
改善傾向。まだ症状は残るが少しずつリラックスできてきた。
第四回 平成29年8月15日
第五回 平成29年8月30日
まだ痛みは残るも改善傾向、少しづつ通院ペースを減らしてもよいと説明。
(3)方針など
放散痛は肩甲骨周辺の方差からくると説明。温灸や皮内鍼なども使い対応していく。電気治療だけでは改善が難しい。関節運動や鍼灸などを多用しながら筋緊張を緩和させていく。症状は改善してきているので継続してもらった。
(4)ご本人の感想
Q1,施術前つらいと感じていたことを教えてください
50肩で右腕が後ろ手にできず手首も痛くなり指先まで痺れてひどいときは箸を持つのも辛かった。それに伴い全身の辛さもあった。
Q2、施術後どうなりましたか?
少しづつ痛みが軽くなってる気がする。継続して元通り動かせるようになりたい。