足のしびれ・股関節の痛み改善例
症状と改善例についてまとめていきます。・・・全員が同じように改善するわけではないと思いますが参考になれば幸いです。*プライバシーに配慮するため個人情報等、多少脚色してあります。弊所は痺れや痛み症状で悩む方も多く来所されます。整形外科に行ってもなかなか改善しないと訴える方もいます。(*医師とコミュニケーション不足であることが原因で治りづらくなっている場合もあります。弊所ではコミュニケーションのサポートもします。)痺れや痛み症状が強くても鍼灸を行うと改善することも多いです。
お名前
中山弘道さま(仮名)
58歳(施術当時)
主な訴え
・ 右股関節の痛み
・ 整形外科で腰椎椎間板ヘルニアの診断
・ 歩くと痛みが出るため
やすみながら出ないと歩けない。
→ 杖をついて来所。
(ご本人談)
施術開始時期
平成28年06月09日
改善時期
平成28年08月13日
(週に1.2度程度。全10回の施術。)
経過・状況など
整形外科に行っていたが改善しなかった。痛みが強く辛かったのでペインクリニックにも行った。(ご本人談)
→
医師とのコミュニケーション不足。整形外科での治療やメリットなども説明し整形外科への通院も続けるよう説明。納得してもらうが弊所で鍼灸の施術を受けたいとのこと。医師にお手紙にて状況報告し施術開始。
(1)思い当たる原因
自分でも身体のバランスが悪いことは感じている。仕事で出張など移動も多い。運動不足。(ご本人談)
(2)弊所での施術・見解
肥満傾向、運動不足。股関節の動きも悪く腰への負担も強い。まずは鍼灸の施術効果などについて説明する。鍼灸をするとヘルニアの部分がへこみ症状が緩和されるわけではない。
・ 筋肉の緊張をとる
・ 血流の促進
・ バランスの改善
などの効果がありその結果、症状が改善される。緊張を取る方向で施術すると症状が緩和された例も多いと伝え腰の負担を減らしながら血流などを改善させる施術方針提案。受け入れてもらう。症状が強いため最初は週1・2度ほど通院してもらい様子を見てもらう。
(3)経過・施術など
第一回 平成28年06月09日
腰周辺はあまり触らない。骨盤ベルトで股関節動きサポート。足全体の緊張を取る目的で
・ 鍼灸
・ 吸玉療法
など行った。腰への負担軽減させる。また東洋医学的なバランスも考え手・足にもお灸を行った。冷やさないよう指導。痛みがあるうちは禁酒指導。
第二回 平成28年06月13日
第三回 平成28年06月18日
あまり変化なし。引き続き緊張緩和とバランスを取る施術。
第四回 平成28年06月23日
第五回 平成28年06月30日
改善傾向。まだ症状はあるものの歩くのも少し楽になってきた。
第五回 平成28年07月05日
第六回 平成28年07月12日
第七回 平成28年07月20日
第八回 平成28年07月29日
改善傾向。やはり緊張を取っていきながら温める施術がイイみたい。冷房で足腰を冷やさないよう指導。睡眠の質も上がった。
第九回 平成28年08月04日
第十回 平成28年08月13日
改善傾向のため施術中止。今後は体調メンテナンス目的の施術を勧める。自宅で股関節運動やストレッチも勧めた。
(4)総括
股関節が硬いことや運動不足など様々な要因が重なり症状が悪化していた。痛みやしびれが強いと生活に支障をきたしてしまいます。今後は悪くさせないように体調管理をしっかりと行いお身体をお大事にしてください。*ヘルニアそのものが治ったわけでないため体調管理がとても大事になってきます。