うつ病の方のためのセルフチェック方法とうつ病で使われる薬に関して

うつ病の方のためのセルフチェック方法とうつ病で使われる薬に関して

うつ病かどうかを判断するには専門家(医師など)の判断を仰ぐのが一番良いのですがまずはセルフチェックしたいという方のために簡易的なテストをご紹介します。うつ病のテストはハミルトンうつ病評価尺度(HAM-D)などが有名で検索するとオンライン上でテストできるサイトなどもでてきます。この検査では質問に対して答えが3から5個用意されておりうつ傾向の有無に加えて重症度の評価もできます。「ベック抑うつ尺度」も紹介しておきます。こちらも「ベック抑うつ尺度」検索するとオンライン上で得点が計算され評価がわかるものなどありますので興味がある方はご自身で調べてチェックしてみてください。セルフチェックはあくまでも目安ですので心配な方はまずは専門家にご相談ください。

続いてうつ病で使用される薬に関しても紹介していきます。薬は再発を抑えるために症状がなくなったあともしばらく飲み続けることが多いです。自己判断で中止したりせず医師の指示に従い服用しましょう。鍼灸院では処方された薬について聞くことはありますが減薬の指示などはしません。不安な点などがあれば必ず医師に相談しましょう。

 

(1)抗うつ薬

薬物療法の中心となります。脳の中のセロトニンやノルアドレナリンの働きを高める目的で使用されます。いくつかのタイプがあり症状や状態により使い分けられます。

分類名

SSRI

一般名

セルトラリン、パロキセチン、フルボキサミン

主な商品名

ジェイゾロフト、パキシル、

デプロメール、ルボックス

特徴

セロトニンの働きを強める。選択的セロトニン再取り込み阻害薬

 

分類名

SNRI

一般名

ミルナシプラン、デュロキセチン

主な商品名

トレドミン、サインバルタ

特徴

セロトニン・ノルアドレナリンの再取り込み阻害SSRIよりソフトな印象。サインバルタは慢性疼痛の患者さんなどにも使われます。

 

分類名

三環系

一般名

イミプラミン、アモキサピン、

ドレスレピン、クロミブラミン

主な商品名

トフラニール、アモキサン

プロチアデン、アナフラニール

特徴

最初に開発されたうつ病の薬。かつての主流薬。SSRIやSNRIが効かないとき使うことがある。

 

分類名

四環系

一般名

マプロチリン

主な商品名

ルジオミール

特徴

副作用・効果ともにあまり大きくないとされる。

 

分類名

NaSSA

一般名

ミルタザピン

主な商品名

リフレックス

特徴

新しい薬でノルアドレナリン作動性特異的セロトニン作動性抗うつ薬。

 

分類名

その他

一般名

スルピリド

主な商品名

スルピリド、ドグマチール

特徴

ドーパミンに作用。軽症の際使われる場合がある。

 

分類名

その他

一般名

トラゾドン

主な商品名

レスリン

特徴

セロトニン遮断・再取り込み阻害薬。鎮静作用があるがやや弱い。

 

(2)気分安定薬

リチウム

(商品名:リーマス)

躁やうつの波をなくす。有効性が多いが副作用も多い。

 

バルプロ酸

(商品名:デパケン・バレリン)

抗けいれん薬。躁を抑える。

うつに対してはリチウムより効きが弱い。

 

カルバマゼピン

(商品名:テグレトール・テレスミン)

元は抗けいれん薬「。躁を抑える。

鎮静作用。

 

(3)その他

抗不安薬:不安や緊張が強い場合に抗うつ薬と併用することがある。依存性があるため長期感は使用しない。デパスやソラナックスなど。

 

抗精神病薬:自殺の恐れや強い不安焦燥感・幻覚がある場合の対処療法として使用する。最近では気分安定薬として使われることもある。

 

睡眠薬:眠れない場合に使用される。

 

(4)主な副作用について

上記のような薬には副作用もあります。例を挙げておきます。

抗うつ薬

1、SSRI

胃腸障害、中枢神経興奮作用(イライラなど)性欲低下、頭痛、食欲不振、セロトニン症候群、アクティベーション症候群など

2、SNRI

薬それぞれで出方が異なる。共通するものとしてめまい、不安、排尿障害など。前立腺肥大の人が使うと尿が出にくくなる。SSRIと同じような副作用もある。

3、三環系

便秘、口渇、立ちくらみ、動機など。体重増加、性機能障害、尿の出が悪くなる。目のかすみなど。

4、四環系

上記、三環系と同じだが少し軽いとされる。眠気。

5、NaSSA

眠気。口渇。倦怠感、便秘、めまい。パーキンソン病薬のセレギリントは併用できない。

6、その他

スルピリドは肥満や生理不順が出やすい。

 

気分安定剤

リチウム:

中毒症状を起こすことがある。過剰に飲むと意識障害やけいれんのリスク。血中濃度を確認するために血液検査を行う必要がある。

バルプロ酸:

貧血、白血球の減少、肝臓障害血液検査が必要。

カルバマゼピン:

発疹、ふらつき、アレルギーなど。

 

抗不安薬

ねむけ・ふらつき・依存

 

抗精神薬

肥満、糖尿のリスク、自律神経症状体の動きがスムーズでなくなる

★また精神疾患などによりマル障の医療証をお持ちの方は自己負担ゼロ円で鍼灸施術を受けらる可能性があります。