カテゴリー: 婦人科疾患(PMS、冷え症、ホットフラッシュ)など

3回施術を受けてもお痛みが続く場合や改善がみられない場合は、病院への受診を。~田無北口鍼灸院からのオススメ。

施術を受けると、症状が改善されることが期待できますが、まれに悪化してしまうこともあります。また全く症状が改善されない場合もあります。どんな場合にそのようなことが起こるのでしょうか?説明します。施術を受けているのに症状が悪化してしまう、全く改善しない場合の一例を以下に挙げます。

①お年寄りの場合

・ 加齢による骨粗しょう症が原因で、実は知らない間に骨折していた。

・ ぎっくり腰だと思い気や、手をついて転んだ際に圧迫骨折をしていた

・ 肩こりだと思ったら、内臓などほかの原因による痛みだった。

・・・など。

 

②女性の場合

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・ 背中の痛みだと思ったら、実はくしゃみをした際にろっ骨が折れていた。

・ 腰の痛みだと思っていたら、子宮の問題など婦人科疾患が原因だった。

・・・このようなことは実際に、まれにあるのです。もしも、田無北口鍼灸院の施術を3回受けてみて「全く改善された実感がしない」、「逆に痛みが強くなっている気がする・・・」ということがあれば、遠慮なく相談してください。一度病院への受診をお勧めいたします。こちらから紹介もできます。鍼灸院ではレントゲンなどが取れないため確認の意味でもそうしたほうが良い場合もあるのです。医学的には診断基準というものがあります。「病院は待つので、好きではない。」という方もいらっしゃると思いますがお身体のことを考えるとそうしたほうが良いこともあります。病院に行くタイミングについてなどもご相談に応じますので遠慮なくご相談ください。最良の方法を選択するためのお手伝いをさせてもらいます。

「女性ホルモン」と鍼灸施術。

女性ホルモンとは…
女性ホルモンとは、卵巣でつくられる2つのホルモンの総称です。女性の一生を通じて肌や身体、心や脳にまで様々な影響を与える物質で、成長や新陳代謝、生理のサイクルや妊娠、出産に深く関係するものです。女性ホルモンには卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロジェステロン)があります。卵胞ホルモン(エストロゲン)は卵胞の成長を促し、妊娠までの準備に深くかかわります。黄体ホルモン(プロジェステロン)は、排卵直後から卵巣でつくられます。受精卵が子宮に到達したときに着床しやすいよう子宮内膜をやわらかくし、体温を上げる作用があります

女性ホルモンが乱れるとどうなる?
女性ホルモンが乱れると、月経トラブルや更年期障害、肌あれなど女性特有の悩みや自律神経失調症やメンタルにも影響が出ます。また、美容やダイエットにも大きく関わってきます。具体的には月経前症候群(PMS)、生理痛、生理不順、ほてり、息切れ、ニキビ、食欲異常、頭痛、眠気、不眠、倦怠感、イライラ、集中力低下、憂鬱など多岐にわたります。

日常生活でできる!女性ホルモンの乱れ対策!

① 運動不足

②睡眠不足

③食生活の乱れ

④ストレス

が原因の一つであるといえます。思い当たる節がある方は、まずこれらを解消しましょう。

① 運動不足

体を動かす習慣を増やしましょう。例えば階段を使う、朝晩ストレッチをする、などから始めてもよいでしょう。身体を動かすことで血行が改善され、代謝が上がります。筋トレを頑張ってしたり無理をする必要はありません。できることから始めるのが肝要です。

② 睡眠不足

早寝早起き、十分な睡眠時間を取りましょう。寝ている間にホルモンは分泌されます。また、夜更かしは心身共にストレスにつながります。

③ 食生活の乱れ

栄養バランスを考えた食事をしましょう。特に野菜不足にならないように意識しましょう。また、過度なダイエットは避けましょう。十分な栄養素を取ることではじめて体の機能が正常に働き、ホルモンが正常に分泌されます。

④ ストレス

日常生活で一日の中でリラックスできる時間を持つようにしましょう。ゆっくりお風呂につかる、気分転換できる事をする、意識的にほっと一息つける場所を設けるのもよいでしょう。ホルモンは脳の視床下部から分泌されます。視床下部はストレスが与えられると働きが低下してしまいます。さらに、喫煙・過度な飲酒はホルモンバランスの悪化となります。

女性ホルモンを味方につけて、快適な毎日を

アラサー・アラフォー世代になり、疲れやすくなり、疲れも取れなくなった・・・免疫が落ちている気がする・・・。加齢による影響は美容面にも現れます。美しさは、健康の土台があってこそ成り立ちます。ホルモンバランスは簡単に乱れます。日々の生活を見直し、改善し、笑顔で快適な生活が送りましょう。鍼灸施術もストレスや保ルマンバランスの安定に効果があります。そのような研究なども多数存在します。弊所では根拠がある施術を計画的に行います。一度ご相談ください。

ご注意

ご自身の不調やホルモンバランスの問題ではなく病気が原因の場合もあります。不安な場合は、自己判断せず一度婦人科に行きましょう。弊所は適切なタイミングで病院もご紹介します。どうすればよいか、わからない場合はお尋ねください。

 

婦人科疾患(月経困難症、PMS症候群)とその評価について

鍼灸治療は骨盤周辺の緊張を和らげて血流を促進するため婦人科疾患に効果があることが多いです。更年期障害や月経困難症に関する論文や研究も多数存在します。中高生や若い方にも多い婦人科疾患「月経困難症、PMS症候群」についてその概要や評価について詳しく書いていこうと思います。

<1>月経困難症について

・ 月経直前ないし月経時に下腹部痛や腰痛といった症状を主症状とし種々の症状(腹部膨満感、悪心・嘔吐、頭痛、下痢、脱力感、食欲不振、イライラなど)を随伴する病的状態、のこと。

・ 月経困難症には機能性(原発性)月経困難症と器質性(続発性)月経困難症とがある。→

器質的な原因としては子宮内膜症、子宮腺筋症、子宮頚管狭窄、骨盤内癒着、子宮奇形などがある。

・機能性月経困難症の原因は、子宮から多く産生されるPGF2によって子宮筋の過剰収縮が起こり虚血に陥ることによって発症する。

・鍼治療は月経痛の軽減に対して有効。ただし鍼治療の機序に対する研究はない。→

鍼鎮痛の作用ではないか??と言われている。

<2>月経困難症の鑑別
~器質性・機能性??~

簡単な特性と鑑別方法を書いておきます。

発症時期
・ 機能性は思春期
(初潮後3年以内が多い)

・ 器質性は多くは成熟期。
20歳以降

痛みの発生時期
・ 機能性は月経直前から開始後

・ 器質性の多くは
月経前から2~4日目

痛みの持続期間
・ 機能性は短い
(数時間から2日以内)

・ 器質性の多くは
持続的か周期性

その他
・ 機能性は月経時のみ

・ 器質性は月経時以外でも痛み。
性交時、排便時など。

加齢による変化
・ 機能性は増悪なしか
むしろ軽減・消失
妊娠分娩後は消失・軽減傾向。

・ 器質性は変化なし。
増悪する例もある。
妊娠分娩後も変化なし。
減弱。

<3>月経前症候群 について
(premenstrual syndrome: PMS)

・ 月経前 3-10日の黄体期に続く
身体的あるいは精神的症状で、
月経発来とともに減退・消失する。

・ いらいら、のぼせ、
腹部膨満感、下腹部痛、
腰痛、頭重感、怒りっぽくなる、
頭痛、乳房痛、落ち着かない、
憂うつの順に多くみられる。

・ 月経前不快気分障害
(premenstrual dyspholic disorder
: PMDD) は、
精神症状が主体で強いものをいい、
PMSの最重症型に位置付けられる。

産婦人科の必修知識
日本産科婦人科学会 編より

<4>PMSメモリーとは

日誌記録的な即時的記録法(前向き記録)が症状の自覚と正確な診断に有意義であることが指摘されて日本で開発されました。

症状リスト

(1)身体症状

下腹部症状>>
下腹痛
腰痛
下腹部がはる

血管神経症状>>
頭痛
頭が重い
肩こり
めまい
手足の冷え

消化器症状>>
食欲が増す・なくなる
下痢・便秘
食物の嗜好の変化
水分代謝症状
むくみ・のどがかわく

乳房症状>>
乳房が痛い・はる

皮膚症状>>
にきびがでやすい
肌荒れ
化粧ののりが悪い

そ の 他
疲れやすい
眠くなる
おりものがふえる
体がスムーズに動かない
(ぎごちない〕
アレルギー症状
(鼻 、目など〕

(2)精神症状

イライラ
怒リやすい
攻撃的になる
無気力
憂うつ
自分をつまらない
人間だと思う
弱気になる
涙もろい
不安が高まる

ほか・・・

<4>鍼灸の利用方法

まずは婦人科専門医などに相談することをお勧めします。何が原因で症状が出ているのか?確認したうえで鍼灸を併用するのが良いと思います。前述のように痛みに関して改善報告がありますし身体の調子が整うので劇的に改善することもあります。鍼灸と同じく漢方でよくする方法もあります。まずはご相談ください。

婦人科系疾患の「更年期障害」、とその評価について

鍼灸治療は骨盤周辺の緊張を和らげて血流を促進するため婦人科疾患に効果があることが多いです。更年期障害や月経困難症に関する論文や研究も多数存在します。中高年の方に多い「更年期障害」についてその概要や評価について詳しく書いていきます。

<1>更年期障害と原因など

「更年期に現れる、多種多様の症候群」です。器質的変化に相応しない自律神経を中心とした不定愁訴を主訴とする症候群のことです。

原因については未だ不明のことが多い。現在のところ内分泌的因子(卵巣機能低下)、心理・性格因子、社会文化的因子など3つの要因関与が指摘されている。

・検査について

病態は加齢に伴う卵巣機能の低下が視床下部一下垂体の変化をもたらし自律神経失調症・内分泌・免疫系の失調症をきたすもの

現代医学的な検査ではホルモン測定(ゴナドトロビン(FSH)、エストロゲン)基礎体温測定などを行う。評価表としてクッパーマン更年期指数などがある。

・エビデンスについて

ホットフラッシュに対するシステマティックレビューでは無知両郡と比べては有効だがシャム鍼やプラセボ鍼との比較ではエビデンスレベルは低い。難治性の肩こりに関しては筋弛緩剤よりも有効。

<2>評価表としてクッパーマンの
更年期指数・詳細

以下のような質問から指数を出していきます。

(1)顔が熱くなる(ほてる)
(2)汗をかきやすい
(3)腰や手足が冷えやすい
(4)息切れ、動悸がする
(5)寝つきが悪い、眠りが浅い
(6)怒りやすい、イライラする
(7)くよくよする、憂うつになる
(8)頭痛、めまい、吐き気がある
(9)疲れやすい
(10)肩こり、腰痛、手足の痛み

<3>鍼灸院の利用方法

更年期障害かな?

・・・
と、思ったらまずは自己判断せずに婦人科・内科等で医師の診察を受けてください。診断基準が存在します。医師の処方する薬があまり合わなかったり、あまり改善が見られない場合に補完的に鍼灸治療を利用したり、漢方など併用するのが良いでしょう。どこへ相談してよいかわからない場合弊所から婦人科や漢方内科もご案内できます。お気軽にご相談ください。上記のように鍼灸治療は特に「肩こり」の改善などに有効です。ホットフラッシュや自律神経症状もしっかりと対応できますのでご相談ください。