霊障(れいしょう)・電磁波攻撃などでお悩みの方への鍼灸施術に関して

霊障(れいしょう)・電磁波攻撃などでお悩みの方への鍼灸施術に関して

■ 弊所のスタンスや施術方針について

まず最初に弊所のスタンスについてお伝えします。霊障や電磁波攻撃で悩む方は実際にいます。そのため霊がいるか・いないか?電磁波攻撃があるか・ないか?などの議論はするつもりはありません。肯定も否定もしません。弊所でできる事はそのようなことで悩む方のお気持ちを真摯に受け止め、しっかりとお話を伺いまた鍼灸施術によって体調をよくすることです。てんかんや統合失調症をはじめとする病気が疑われる場合など必要があれば医療機関への受診も勧めます。除霊を希望される方は宗教家などの頼り方についてもお伝えします。その結果、体調が改善し、心身ともにリラックスし症状が気にならなくなる方も多いです。何か特別な治療をする、除霊をする、開運グッズを販売する等の行為を田無北口鍼灸院内で行うことはありません。普通の鍼灸施術を提供しています。

■ 霊障とは何か?

webフリー百科事典weblioには「俗に、霊が憑く・霊気に中ることによって心身に不調を来すこと、を指す意味で用いられる表現。回復のために除霊・浄霊などが試みられることが多い。医学的・科学的な根拠には欠ける。」との記載がありました。岩波書店の広辞苑(第七版)には霊障(れいしょう)という言葉は掲載されていませんでしたが、似たような言葉の憑依(ひょうい)は記載されていました。「霊などがのりうつること。憑っつくこと。」とあります。

■ 世界中で訴えられる現象

霊のせいで体調が悪くなる、という訴えや実際に霊を見たという報告・物語は世界中で存在します。またそれと同時に民俗的・伝統的な治療方法も世界中にあります。霊魂や電磁波攻撃の存在を否定しても、信じている本人にとっては事実であるため効果はありません。人類学・医学的には呪われたと思い込むとショックで実際に亡くなってしまう「ブードゥーの呪い現象」が昔から知られています。中南米のシャーマン伝統治療では神と自然が一体となった儀式を行うことや時には幻覚剤を用いてこれらの症状を改善させますが現代医学的なとらえ方をすればそれも心理療法やプラセボ効果も含んだ薬物療法の一つであるという見方もできます。ケースバイケースではありますが、とくに心理・社会的な疾患には効果が高いと思います。

■ 霊障により出現する心身症状や訴えの一例

・ いつも身体が重く気分が鬱々としている

・ 家にいると窓や壁から音や気配がする

・ 診療内科で診断がつかない。薬を飲んでも改善しない。

・ 自分の考えとは違う言動をすることがある

・ 立て続けに事故やけが、不調が起こる

・ 家族や病院の医師からもあまり信じてもらえず悲しい等

■ 実際に来所された方の実例

個人情報に配慮し脚色し紹介いたします。

お名前 

川田花子さま(仮名)

年齢

42歳(施術当時)

主な訴え 

自律神経失調症、肩こり症状が強く、やたらとのどが渇く。あまり眠れていない。夜中に目が覚めてしまう。夜中に天井から音がする。電磁波攻撃をされている。耳鳴りが起こる。薬ではあまりよくないと感じているためできたら薬も減らしていきたい希望がある。(ご本人談)

施術開始時期

平成29年6月10日

改善時期

平成29年8月10日(週に1.2度程度。全7回の施術。)

経過・状況など

現在体調不良のため休職中。平成28年12月にマンションに入居したころから部屋に不快感を感じていた。心療内科にも通院中。統合失調症の可能性は否定されたが、パニック障害といわれた。(ご本人談)

(1)思い当たる原因

隣人からの電磁波攻撃(ご本人談)

(2)弊所での施術・見解

じっくりお話を伺ったうえで筋肉の緊張など確認。右首から肩にかけての緊張が強いためリラックスさせる施術を行うと説明。右の部屋から特に強い電磁波を感じる。弊所では自律神経症状(不眠・うつ傾向)やパニック障害などの症状も改善実績が多数ある。また霊障や電磁波攻撃など様々な訴えをする方も多く来所される。しっかりお話を伺い安心してもらう。まずは5回ほど施術を行い様子を見ていく。統合失調症の可能性は否定されているとのことだが何かあれば病院にも頼るよう指導。漢方内科などの選択肢もあることを説明した。

(3)経過・施術など

第一回 平成28年11月24日

頚周辺の緊張を取る目的で鍼灸、吸玉療法など行った。吸玉療法は睡眠障害にも効果がある。また東洋医学的なバランスも考え足にもお灸を行った。病院にも通院するよう指導。自己判断で薬はやめないこと。

第二回 平成28年9月10日

昨日は肩が張ってしまったが前回やった後その後ぐっすり寝れた。効果は感じている。

第三回 平成28年9月17日

寝れるようになってきているがのどの渇き症状は多少気になる。

第四回 平成28年9月24日

前回少し怠さが出たとのことで今日は弱めに施術。頚周辺の緊張を取る。音が気にならなくなってきた模様。引越しをすることを決めた。

第五回 平成28年10月7日

改善傾向。とくに寝れるようになったことが大きい。

(4)総括

特に首から背中にかけての緊張が強かったようですがお話を聞くことと鍼灸施術によってだいぶ改善しました。実際にその環境から離れることが得策と判断し、引っ越しを決めてからさらに体調が良くなったようです。何かお困りごとがあればいつでもご相談ください。