病院(整形外科)・整骨院・鍼灸院・整体院の違いについて。
上記タイトルのような質問を受けることがあります。
我々のような当事者にとっては
当たり前でも知らない方など多いようなので
ここにシンプルにまとめていきます。
病院(整形外科)・整骨院・鍼灸院・整体院の違い。
(1)病院(整形外科)
担当する人:
医師が診察。
主な内容:
レントゲンなど画像診断を行ったり
投薬や注射などの処置を行う。
理学療法士などの専門リハビリ
スタッフが在籍している病院もある。
専門課程:
医師は6年間学校に通い(医科大学)
その後の国家試験に受かるとなれる。
研修制度もしっかりしていて難易度が高い。
(2)整骨院(接骨院)
担当する人:
柔道整復師が施術。
主な内容:
打撲・捻挫・脱臼などの応急処置を行う。
専門課程:
柔道整復師は3年間学校に通い
(専門学校や4年制大学)
その後の国家試験に受かるとなれる。
(3)鍼灸院
担当する人:
鍼灸師が施術。
主な内容:
鍼や灸を使って体の不調を
整えたり・和らげたりする。
専門課程:
鍼灸師は3年間学校に通い
(専門学校や4年制大学)
その後の国家試験に受かるとなれる。
(4)整体院
担当する人:
整体師が施術。
主な内容:
健康指導などができる。
専門課程:
民間資格であるためまちまち。
1・2年制度の専門学校が多い。
国家試験などはない。
・・・簡単にまとめましたが
いかがでしょうか?
理解できましたでしょうか?
こうやってみると
医師の診察を受けるのが一番良いかな
という印象を受けるかもしれません。
しかしながら
整形外科は混む。
シップや注射などの治療は
好きでない。
医師の診察よりもしっかり
手で触って施術してほしい。
という方も少なからずいらっしゃいます。
そうした方々は
ほかの選択肢を視野に入れると思いますが
上記のようなこと
(できること・できないこと)
は知っておいたほうがいいです。
たとえば
レントゲンなど画像診断をできるのは
医師だけです。
・・・
一例をあげますと
「ぎっくり腰だと思ったら骨折」
「腰痛だと思ったら骨の病気」
ということもありえます。
心配な場合などは
まずは病院(整形外科)
を訪れるのが良いでしょうね。
病院に行くべき適切なタイミングなど
わからなければ、
お話をよく聞かせてもらったうえで
弊所でもしっかりお答えします。
*そもそもだれに何を相談すればいいのか
わからないという方は多いです。
ご相談ください。
鍼灸院は、
お一人お一人の
話をお聞きしながら
じっくり身体をみさせてもらいます。
鍼灸はいわゆる東洋医学に
基づいて施術になるのですが
東洋医学の考え方がそもそも
一人一人に合わせたオーダーメイドなのです。
生活習慣などもよく伺います。
内科的な疾患や自律神経症状、
頭痛や腰痛などの不快症状など
にも満足いただけるかと思います。