慢性疲労症候群・自律神経失調症のような「微熱、疲れが取れない」症状。田無北口鍼灸院の施術・30代男性の改善例。
症状と改善例についてまとめていきます。・・・全員が同じように改善するわけではないと思いますが参考になれば幸いです。プライバシーに配慮するため個人情報等、多少脚色してあります。弊所は自律神経の問題で悩む方が多く来所されます。病院で医師から言われたりインターネットなどで調べて自分の症状が「自律神経失調症」に当てはまるのではないか、と心配されて相談に来る方も数多くいらっしゃいます。今回も似たパターンでした。詳しくは以下・・・
お名前
梅垣幸太郎さま(仮名)
年齢
32歳(施術当時)
主な訴え
自律神経失調症、疲れが取れない、集中力がない、微熱。
微熱が続き、疲れが取れないため内科で相談するが特に異常なし。「自律神経の問題では?慢性疲労症候群という病気に近いかもしれない」と医師からいわれた。どうしていいかわからない。(ご本人談)
施術開始時期
平成29年05月18日
改善時期
平成29年06月17日
(週に1度程度。全4回の施術。)
経過・状況など
社会人。保険会社勤務。多忙。時間があまりない。忙しさが続いて体調不良になった。微熱・睡眠障害有り。睡眠途中で目が覚めてしまう。(ご本人談)
(1)思い当たる原因
多忙であることのストレス。あまりやすめていない。(ご本人談)
(2)弊所での施術・見解
確かに医師の指摘通り慢性疲労症候群のような症状が出ている、と弊所でも(否定せず)説明。首から肩にかけての緊張が強い。弊所で施術を受けて体を休めれば回復する方向に行くと思うがもしも悪化した場合にはうつ病などの可能性もあるのでの可能性がある為すぐに医師にも相談するよう説明。(医師との関係継続も大切だと説明)弊所ではとにかく頭や体が休まる方向で施術する、まずは体を休めましょう、と提案。受け入れてもらう。症状が強いため週1度ほど通院してもらい様子を見てもらう。*慢性疲労症候群はまだはっきりしたことが分かっておらず、医師によっては「そんな病態はない」と考える方もいらっしゃいます。耳鼻科領域の状咽頭炎等も同じです。それらを留意しておくとよいかもしれません。
(3)経過・施術など
第一回 平成29年05月18日
頭痛症状・微熱・疲れが気になる。頚周辺はじめ全体の緊張を取る目的で
・ 鍼灸
・ 吸玉療法
など行った。また東洋医学的なバランスも考え足にお灸を行った。
第二回 平成29年05月27日
改善までの方向が見えて精神的に安定したのか??よく寝れるようになった。頭痛症状が和らぎ微熱も改善された模様。病院では改善しなかったため非常に喜んでいた。再度緊張を取る施術。
第三回 平成29年06月03日
改善傾向。症状があまり気にならなくなってきた。2週間開けて様子見る。
第四回 平成29年06月17日
かなり良い。症状はほとんど気にならない。今後は体調メンテナンス目的の施術を勧める。
(4)総括
慢性疲労症候群のような症状が出ていたが、すぐに改善したために実際は精神的なストレスなども含めた別の原因による体調不良とも考えられる。悪化せずに順調に改善でき睡眠の質もよくなったのは非常に素晴らしいこと。今後も何かあれば必ず医師にも相談するようアドバイスした。鍼灸院でできる事、病院でできることの違いなども説明。
以下、ご本人に書いてもらった施術感想も書き起こして載せておきます。
Q1、施術前つらいと感じていたことを教えてください。
微熱が続き集中力が書けており仕事にも支障をきたしておりました。内科に通院しておりましたが改善することはありませんでした。
Q2,施術後どうなりましたか?
微熱もなくなり集中力も戻り仕事や日常生活が問題なく過ごせるようになりました。定期的に施術する必要性を感じております。
Q3,施術を受けるまでに不安なことはありましたか?
とくにありません。
Q4,改善してほしいところがあれば、お願いいたします。
とくにありません。