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東洋医学の話。脈診について。

現代医学では病気になったり

不調になったりするとレントゲンや血液検査など

行います。

 

一方・・・

東洋医学ではどのように身体を見るのか?

少しばかりこちらでも紹介させていただきます。

 

(1)東洋医学では四診法が基本

望診・聞診・問診・切診

と呼ばれます。

 

望診

顔面の顔色や舌などを見て

体の状態を判断していく手法です。

 

聞診

臭覚・聴覚を働かせて患者の声の調子やにおいを

みる手法です。

大便や小便を見て「寒・熱」、「虚・実」

に分類する方法やにおいの性質を

五臓に結び付けて考える(五臭)

方法などがあります。

 

問診

いわゆる問診、

カウンセリング的な手法です。

現代医学的な質問はもちろん

東洋医学的な証を立てるために必要な

質問も必要となります。

 

切診

脈(脈診)やお腹(腹診)の状態を見て

体の状態を判断していく手法です。

実際に身体を触って状態を把握していきます。

 

(2)脈診について

脈診は以前ここでも紹介した

中国の伝説の医師・

扁鵲が考案したといわれています。

脈診の方法は様々なのですが

ここではある意味オーソドックスな

「六部定位脈診」(ろくぶじょういみゃくしん)

を中心に書いていきます。

 

脈を見ることで

経絡の異常を判断し経絡治療に必要とされる

「証」を立てて難経69難、75難の

治療原則を応用しツボを定めることができるのです。

 

・・・もう少し噛み砕いて説明します。

脈の状態把握

証(今の身体の状態)決定

ツボ決定、鍼治療

 

という流れです。

 

お腹の状態を見ることもそうですが

脈を見ることは体の状態を把握する

一つの手がかりとなります。

 

(3)脈診で何を見るか?

脈を左右で

寸・関・尺

の部位に分けて状態を見ます。

 

 

類経という古典医学書には

浮・沈・虚・実・遅・数の

分類があげられていますが

脈診入門(医歯薬出版、山下詢先生著)

ではもう少し詳しく

以下のように説明されています。

 

脈の構成要素

1、深度:

浮いているか?沈んでいるか?

2、強度:

強いか?弱いか?

硬いか?軟らかいか?

3、太さ:

太いか?細いか?

4、速度:

速いか?遅いか?

5、調子:

リズムが正しいか?乱れているか?

6、抵抗度:

なめらかか?渋っているか?

7、長さ

伸びているか?縮んでいるか?

 

脈(六部定位)の五行配当

右の寸関尺:金・土・相火

左の寸関尺:君火・木・水

 

脈(六部定位)の経絡配当

右の寸関尺:

大腸・肺(浮沈)胃・脾(浮沈)三焦・心包(浮沈)

左の寸関尺:

省庁・心(浮沈)胆・肝(浮沈)膀胱・腎(浮沈)

 

脈(六部定位)の手足配当

右の寸関尺:

手足手

左の寸関尺:

手足足

 

…とここまで書きましたが

読んでいて

何のことかわからなくなってきた方も

いるかもしれません。

 

要するに

脈の状態が体のツボや

経絡(気の流れ)に配当している。

と理解していただければよいと思います。

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