足の裏の痛み、踵の痛み(足底腱膜炎)・足の底のしこり・土踏まずのコブ(足底繊維腫)について
(1)足底腱膜炎とは?
弊所で施術を行っていますと
「足の裏の痛み」を相談されることが
数多くあります。
・ 立ち仕事をしている
・ 現場仕事などで安全靴をはいている
・ ランナー。良く走る
・・・このような方が訴えることが
多いです。
ほとんどが足底腱膜炎と言って
足の裏の筋肉や腱に繰り返し
負担がかかってしまい
痛みが出ている状態です。
土踏まずやかかとに痛みが出てしまいます。
*負担のかかり方によっては
つま先に痛みが出たり
足の甲に痛みが出る方もいます。
その場合は足底腱膜炎でなく
呼び名が変わることもありますが
基本的には
負担のかかりすぎや使い過ぎが原因です。
整形外科などですとシップや痛み止めを
処方されることが多いようですが
なかなか改善せずに鍼灸などを希望する方も
多いです。
シップは血流を抑制する働きがあり
捻挫など急性期の炎症になら
とても効果ありますが
慢性期の炎症ですと
あまり効果が見られない場合も
多いようです。
鍼灸では周辺の血行をよくしたり
体重のかかり方やバランスを改善させることで
痛みを軽減させることが可能です。
体重がかかる部位なので
改善までに時間がかかる方もいますが
痛みへの効果は高いでしょう。
*状態にもよりますが5回程度の施術で
改善する方が多いです。
その後も負荷はかかるのでメンテナンスは必要です。
(2)足底繊維腫
足の裏の土踏まずの部分に左右両方
もしくは片方しこりができる方がいます。
足底繊維腫といって
原因不明の良性腫瘍であることが
多いです。
痛みが出る場合も出ない場合もありますが
こちらも患部への負担を減らし
痛みを和らげる鍼灸などが有効です。
必要な場合はサポーターやテーピング
を使用し
ストレッチなども自分で行ってもらいます。
*痛みの状態によっては病院への診察を勧めます。
(3)セルフケアの方法(サポーターなど)
土踏まずやかかとの負担を和らげる
サポーターも数多く販売しています。
クッションがついているものがいいでしょう。
またセルフトレーニングができるものも
ありますが痛みが強くなった場合などは
医師等専門家に相談しましょう。
*弊所でも一部販売していますのでご相談ください。