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    「温泉の効能」と「鍼灸の施術」は似ているという話。

    温泉の効能について勉強すると

    鍼灸やマッサージの効果と

    似ている部分が多いです。

     

    温泉は国民的娯楽であり

    健康法ですので

    体験したことある人が多いです。

     

    そのため私はよく

    鍼灸の効果を温泉に例えて

    説明します。

     

    詳細は以下・・・

    (1)鍼灸はなぜ効くのか?

    日本鍼灸師会のHPに

    記載されている情報は以下です。

     

    鍼灸の効果の研究は、各地にある研究所、医療機関、鍼灸大学、短期大学などで意欲的に進められております。総合的には、鍼灸刺激が自律神経系、内分泌系、免疫系等に作用して、その結果として、中枢性及び反射性の筋緊張の緩和、血液及びリンパ液循環の改善等の作用があり、ひいては、生体の恒常性(病気を自然に回復させる作用)に働きかけるのではないかと考えられています。

    また、古来より認められている鎮痛効果の解明も次ぎのような諸説があります。

    1. ゲートコントロール…針刺激が脊髄において痛みを抑制する。
    2. エンドルフィン…針刺激がモルヒネ様鎮痛物質の遊離を促し痛みを抑制する。
    3. 末梢神経の遮断効果…針刺激が末梢神経の痛みのインパルスを遮断する。
    4. 経穴(ツボ)の針刺激による痛覚閾値の上昇による鎮痛効果。
    5. 血液循環の改善…筋肉の緊張をゆるめ血行状態を良くする。

    (上記リンクより抜粋)

     

    もちろんこれだけではないのでしょうが

    簡単にまとめると

    上記のような内容になります。

     

    (2)温泉はなぜ体にいいのか?

    温泉の効果について

    まとめられた本を見ますと

    以下のようなことが書いてあります。

    少し長いですが紹介します。

    *平凡社「温泉はなぜ体にいいのか」より

     

    「出雲風土記」(733年)には、現在の

    島根県玉造温泉のことを

    「万病すべて治癒してしまう」ことから

    神の湯といっていたと

    記されている。

     

    その「神の湯」に初めて本格的に

    医科学的な光が当てられ、

    温泉療法に用いられるようになったのは

    江戸時代の後藤昆山によってである。

     

    「百病は一気の留滞より生ずる」。

    昆山の有名な医論「一気留滞論」は

    人間が病気になる原因は、天候、食物、

    精神的なものさまざまだが、

    これらは真の原因ではない、

    人体における気の鬱滞こそが原因だという説だ。

     

    これを「順気」に導くことが

    医療の目的だと説く。

     

    「気の鬱滞」とは

    現代医学でいう自律神経、

    つまり交感神経と副交感神経の

    バランスを差すに違いない。

     

    現代医学の説くところを的確に論じた

    後藤昆山の一気留滞論は

    きわめて斬新な発想であった。

     

    卓越した臨床医でもあった昆山は

    病気になった場合

    自律神経の調整のために温浴を勧めた。

    (上記リンク、書籍より抜粋)

     

    (3)まとめると・・・

    メカニズムがすべて同じで

    あるわけではありませんが

    双方とも

    自律神経の調整作用がある

    ことが分かります。

     

    簡単にいうと

    リラックスできるから体にいい

    ということでしょうね。

     

    温泉にしても鍼灸やマッサージにしても

    体に良いことは間違いない、

    疑いようのない事実だといえます。