腰椎椎間板ヘルニアの痛み・痺れ改善。田無北口鍼灸院での施術・30代男性の例。
症状と改善例についてまとめていきます。・・・全員が同じように改善するわけではないと思いますが参考になれば幸いです。プライバシーに配慮するため個人情報等、多少脚色してあります。弊所は痺れや痛み症状で悩む方も多く来所されます。しびれ症状は時間もかかりまた施術でよくなる方もいればあまり改善が進まないこともある厄介な症状の一つです。整形外科に行ってもなかなか改善しないと訴える方もいます。鍼灸を行うと改善することも多く今回もうまくいきました。(しかしながら、同時に病院の治療方針を否定しないことや、患者と医師の信頼関係構築をお手伝いすることも大事です)詳しくは以下・・・
お名前
白川健太さま(仮名)
36歳(施術当時)
主な訴え
・ 右大腿部の痛み・しびれ
・ 腰の痛み・しびれ
・ 整形外科で過去に腰椎椎間板ヘルニアの診断
・ 仕事で重いものを持つのでつらい。何とかしたい。(ご本人談)
施術開始時期
平成29年06月13日
改善時期
平成29年07月10日(週に1.2度程度。全5回の施術。)
経過・状況など
整形外科に行っていたが改善しなかった。あまり説明もしてもらえず不安・不満。(ご本人談)→医師とのコミュニケーション不足。整形外科での治療やメリットなども説明しました。必要があればこちらからも整形外科へ手紙を書いて施術報告するので、病院での治療も継続するよう説明した。納得してもらう。が、まずは弊所で鍼灸の施術を受けたいとのこと。
(1)思い当たる原因
元々腰が悪かった。3年くらい前に腰椎椎間板ヘルニアの診断をされた。仕事で重いものを持つ。(ご本人談)
(2)弊所での施術・見解
下肢の血流があまりよくない。股関節の動きも悪く腰への負担も強い。まずは鍼灸の施術効果などについて説明する。鍼灸をすると
・ 筋肉の緊張をとる
・ 血流の促進(下肢のお灸)
・ バランスの改善
などの効果がある。その結果、症状が改善されるという例は何回もあった。しかしながらしびれ症状は難しいとも説明。受け入れてもらう。症状が強いため最初は週1・2度ほど通院してもらい様子を見てもらう。
(3)経過・施術など
第一回 平成29年06月13日
腰周辺も緊張を確かめつつ下肢の血流促進に重点を置く。お灸で知覚神経を刺激。また足全体の緊張を取る目的で
・ 鍼灸
・ 吸玉療法
など行った。腰への負担軽減もさせる。痛みがあるうちは禁酒指導。
第二回 平成29年06月19日
第三回 平成29年06月22日
改善傾向。痛みは引いてきたが痺れがまだ気になる。引き続き緊張緩和とバランスを取る施術。
第四回 平成29年06月29日
改善傾向。まだ症状はあるものの仕事が少し楽になってきた。
第五回 平成29年07月10日
改善傾向。症状が強かったため引き続き体調メンテナンス目的の施術を勧める。
(4)総括
股関節が硬いことや運動不足など様々な要因が重なり症状が悪化していた。喫煙や飲酒も好き。それらは痺れや痛みに対しあまりいい影響は与えないが症状を安定させることはできます。足の血行が改善したらずいぶんと良くなりました。今後もご自身の体調に気を配りながらお身体をお大事にしてください。ヘルニアそのものが治ったわけでないため体調管理がとても大事になってきます。また病院でできる事、鍼灸院でできる事には違いがあるのでそれらの説明もし、上手に医療機関と付き合うこともお勧めしました。ご本人に書いてもらった施術感想も以下に書き起こして載せておきます。
Q1、施術前つらいと感じていたことを教えてください。
2か月程度腰痛が続き痛み止めを服用し痛みをごまかし治るのを待ってましたが治らなかったことと痛みに気がめいってしまったことがつらかったです。
Q2,施術後どうなりましたか?
痛みがかなりの部分でなくなり以前と同じように体が動く用になりました。
Q3,施術を受けるまでに不安なことはありましたか?
鍼灸は初めてでしたので施術を受けるまでは不安がありましたが実際はそこまで気にする必要が有りませんでした。
Q4,改善してほしいところがあれば、お願いいたします。
とくになし。