月: 2018年3月

    過去は変わらない。しかし「未来は変えられる。」

    今日は少し大げさ(?)

    なお話を書いていきますね。

     

    あなたの未来は変えられます。

    現状、膝が悪い、

    疲れが取れない、めまいがする・・・

    そのような不調がある方が

    このページをご覧になっているのだと思います。

     

    現在のあなたの不調は

    過去の生活習慣(原因)が元になり

    起こっていること(結果)がほとんどです。

     

    ですので原因を変える

    すなわち生活習慣を改善すれば

    結果も変わってきます。

     

    具体的には

    まずは治療に集中した生活を送れば

    未来は変えられるのです。

    逆にいうと治療に集中しない方は

    未来を変えられません。

     

    以前にも詳しく書きましたが

    ・ 学校や子育てや仕事が忙しいから

    ・ まずは自分の用事が優先

    では絶対によくなりません。

    治療に集中することが先決です。

     

    未来を変えたい方は

    まずは具体的な目標を持つことが大切です。

    ですので弊所では

    「いつまでにどうなりたいか?」

    をまずは聞いていきます。

     

    また

    難病や思い持病で苦しんでいる方も同様です。

    西洋医学ではさじを投げられた症状でも

    東洋医学や鍼灸治療では

    「どうしたら今の状態より良くなるか?」

    考えていきますので

    ほとんどの疾患で対応可能です。

     

    「どんな症状でも鍼を売ったら

    一発で治せます!」

    ということではなく

     

    どんな状態であろうと

    今より良く、また前向きになれるのです。

    その結果驚くような効果が時として

    身体に現れることもあるのです。

     

    まずはご相談ください。

    「どうしたいか?どうなりたいか?」

    というお話を中心に

    まずはしっかりお話伺います。

    更年期障害の鍼灸治療に関するお問い合わせ。

    先日こんなことがありました。

    鍼灸を受けたいという方からのお電話での

    問い合わせでした。

    「更年期障害だと思うが鍼灸で改善しますか?」

     

    いわゆる更年期障害

    鍼灸で改善しますし効果があります。

    論文も多数存在します。

     

    ただ更年期障害と一口に行っても

    様々な症状が出ます。

    私はまず、以下のことをお尋ねしました。

     

    「いつから・どのような症状があるのか?」

    「病院には行ったか?」

    「医師に診断してもらったのか?」

    「血液検査などしたのか?」

     

    ・・・

    お話を伺ってみると、

    いつからか?という時期の詳細は不明でしたが

    疲れやのぼせ症状、肩こりや頭痛症状があり

    困っているとのことでした。

     

    医師の診察などは受けていないみたいで

    自分でインターネットで探して

    「更年期障害に当てはまる」

    と思い悩んで電話してきたそうです。

     

    こういう方は多いです。

    自己判断で不安になっているものの

    そもそも

    「何科でどんな検査を受けたらいいか

    わからない」

    と悩んでいらっしゃるのです。

     

    私は以下のことをお答えしました。

    「まずは内科・内分泌科・レディースクリニック

    などで診察してもらうのが

    良いのではないでしょうか?」

     

    「鍼灸でも対応できますが

    やはり原因を特定させるのが先だと思いますし

    自己判断されるよりもよいかと思います。」

     

    「病院で検査した結果異常なし。

    だけどなんか調子が悪いという場合や

    病院での投薬治療に加えて

    鍼灸治療を希望される場合は

    いつでもお声掛けください。」

     

    自律神経失調症や内分泌系疾患の不調は

    このような相談が多いです。

    自己判断ではなく病院で検査を受け、

    原因を特定することも大事です。

     

    弊所では

    病院にかかるべきタイミングなどについても

    アドバイスできますので

    いつでもお気軽にご相談くださいませ。

    自己免疫疾患と鍼灸治療に関して。IgG4関連疾患の例。

    日々鍼灸治療を行っていますと

    様々なことでお悩みの方が来所されます。

     

    弊所にいらっしゃる方は

    持病をお持ちの方も多いのですが

    いわゆる自己免疫疾患と呼ばれるような

    持病をお持ちの方も数多く来所されます。

     

    自己免疫疾患とは・・・

    免疫細胞が自己の細胞を攻撃してしまい

    おこる疾患の総称です。

    「全身性自己免疫疾患」と

    「臓器特異的自己免疫疾患」に大別されます。

     

    発症機序や病態は不明のことも多いのですが

    臓器や組織に慢性的な炎症が起こって

    組織が破壊されます。

     

    様々な疾患が例として挙げられますが

    以下のような病名が有名です。

    ・ バセドウ病

    ・ 関節リュウマチ

    ・ 1型糖尿病

    ・ 全身性エリテマトーデス

    ・ 多くの糸球体腎炎

    ・ シェーグレン症候群

    ・ 強皮症

    ・    IgG4関連疾患 など

     

    自己免疫疾患と鍼灸

    自己免疫疾患といっても上記のように

    沢山のものがあるので

    一口には言えませんが

    リウマチなどは鍼灸治療で効果があるという

    論文が多数存在しますし

    健康保険の適応疾患としても認められています。

     

    鍼灸は免疫系に働きかけるため

    自己免疫疾患に効果がある、

    というのはやや乱暴な論理ですし

    まだまだ分かっていないことも多いです。

     

    IgG4関連疾患の例。

    一例ですが自己免疫疾患の一つで

    IgG4関連疾患という病気があります。

     

    これにより

    腎機能が低下、下肢むくみ

    → 腰痛が起こる

    などということもあります。

     

    もちろんご本人は腰痛を良くしたくて

    鍼灸院に来るために

    良くお話を聞かないとそのような

    疾患をお持ちだということも

    わからないこともあります。

     

    弊所ではなるべくしっかりと

    初回で話を伺い持病なども把握しながら

    施術を進めていきます。