月: 2022年12月

    プリペイドカード、回数券の規約・Q&A*2022年12月18日改定

    弊所のプリペイドカードであるPCGバリューカードや回数券に関する規約とQ&Aを公開します。疑問点があればメールやLINE@等でご連絡いただくか直接スタッフまでご相談ください。プリペイド会員の方は初診料なし、予約の場合施術料優待、オプション施術無料、ショート調整無料(週に1度)等のメリットがあります。その他にもポイントサービスがあります。

    Q1、PCGバリューカードって何ですか?

    → 田無北口鍼灸院で使えるプリペイドカードです。電車で使えるSUICAのようなカードをイメージをしてもらえますとよいかと思います。3パターンの価格帯があります。

    (1)30000円カード

    8%32400円分のポイント

    (メンテナンスコース約5回分)

    *継続購入で10%33000円分のポイント

    (2)50000円カード

    11%55500円分のポイント

    (メンテナンスコース約9回分)

    *継続購入で12%56000円分のポイント

    (3)100000円カード

    12%112000円分のポイント

    (メンテナンスコース約18回分)

    *継続購入で13%113000円分のポイント

    ★上記はあくまでお願いです。1円単位での入金も可能ですがその際ポイントはつきません。1万円以上の入金をお願いしていますがケースバイケースです。ご相談ください。

    2、使用期限はありますか?

    → プリペイドカードはありません。しかし6か月以上来院がなかった場合で使用意思のご連絡がない場合、ポイントはすべて消滅します。やむを得ない場合は除きますがお電話やメール・LINE等でも結構ですので必ず6カ月ごとに使用意思をご一報ください。また回数券は使用期限があります。ご注意ください。

    Q3、プリペイドカードをなくした場合、再発行できますか?

    → できます。再発行代金1000円いただきます。

    Q4、プリペイドカードは保険診療の支払いに使えますか?

    → できません。自由診療や物販のみご使用になれます。

    Q5、家族や友人と一緒に同じプリペイドカードや回数券を使えますか?

    → 使えます。

    Q6、 プリペイドカード・回数券を買いましたが気に入らないので返金したいです。

    → やむを得ない事情を除き、原則返金には応じておりません。転勤などやむを得ない場合はプラスチャージポイントを差し引いた額から30%の手数料を引いた額、もしくは残高ポイントが10000以下の場合5000ポイント手数料を引いた額で返金に応じます。

    一例

    30000円チャージ、32400ポイント発生。6600ポイント使用、残り25800ポイント。ここから返金の申し出があった場合プラス分の2400ポイントを引きさらに30%手数料を引き、16380ポイントなので16380円返金となります。

    回数券39800円購入。初回ともう一回の施術を受けた場合、初回7150円、二回目11000円、そこから30%引かせてもらい15155ポイントなので15155円返金となります。

     

    Q7、プリペイドカードチャージ、回数券の支払いはカードでもできますか?

    → できます。VISA、MASTER、AMEX、JCB、DINERS対応しています。Square社の決済で行います。

    Q8、回数券やプリペイドカードをを購入したので優先的に予約してほしいです。

    → できません。予約を保証するものではありません。ご了承ください。

    ★ 継続購入の方へ

    継続購入でさらにポイントアップ。30000円チャージは10%(30000円 → 330000ポイント)、50000円チャージは11%(50000円 → 55500ポイント)。ただし残り7000ポイントを切ってから1か月以内のチャージの方に限ります。またポイントを使いきらないでチャージすることが条件となります。

    *反社会勢力への譲渡や転売等の行為はできません。発覚した場合はすぐに無効とさせていただきます。

    エビデンスに基づいたヨガや呼吸・瞑想によるセルフケアを指導します。

    田無北口鍼灸院ではセルフケアの一環としてヨガ・呼吸・瞑想の指導を行います。ヨガや瞑想と聞くと「宗教みたいでアヤシイ」、「ヨガスタジオに行きたいが女性ばかりで入りづらい」、「ヨガをやっている人はやせていてかっこいいので興味はあるけど敷居が高く感じてしまう」・・・等のお声をいただくことがあります。田無北口鍼灸院では男性でも、また軽い気持ちでもできるような「初心者・ご年配者向けのセルフケアプログラム」を提供しています。希望者にはPDFで印刷しお渡しします。

    厚生労働省がeJIM(統合医療情報サイト)でヨガの科学的知見を紹介しています。

    ヨガとは?その働きは?

    ヨガは古代インド哲学に歴史的起源を持つ心身の訓練法です。それは精神的な訓練法として始まりましたが、身体や精神の健康を促進する方法として普及しました。古典的なヨガにはほかの要素も含まれていますが、アメリカで実践されているヨガは通常、「アーサナ/体位・姿勢」「プラーナーヤーマ/呼吸法」「ディヤーナ/瞑想」に重点を置いています。アイアンガー、ビクラム、ハタヨガなどの評判の良いヨガ流派は、これらの要素を重視しています。(厚生労働省eJIMより

    ヨガは慢性疾患の人に有用ですか?

    ヨガは、ある種の慢性疾患の人の症状を管理し、生活の質の改善に有用であるという有望なエビデンスがあります。従って、治療プログラムへの追加が有用となる可能性があります。厚生労働省のページでは下記のような疾患とそのエビデンスが紹介されていますが他にも慢性疼痛(なかなかよくならない痛み疾患)や腰痛、うつ病などの症状緩和の臨床研究も多数存在します。

    がん

    2018年に行われた、さまざまながん種の患者においてヨガを利用した138件の研究(参加者計10,660例)の評価では、ほとんどの研究で、ヨガが患者の身体的、心理的症状と生活の質を改善することが認められました。多くのヨガの研究は、乳がん患者とサバイバーに焦点を当ててきました。2017年に行われた乳がんの女性を対象とした24件の研究(計2,100例を上回る参加者)のレビューでは、ヨガが疲労や睡眠障害を軽減し、健康関連の生活の質を改善するという中程度の質のエビデンスが認められました。ヨガの効果は、ほかの運動の効果と類似しており、教育プログラムの効果よりも優れていました。

     

    多発性硬化症

    2014年に行われた7件の研究(参加者670例)のレビューでは、ヨガは多発性硬化症の人の疲労と心的状態に短期的なベネフィットがありますが、筋肉機能、認知機能、または生活の質に影響しなかったというエビデンスが認められました。疲労に対するヨガの効果は、ほかの運動と同様でした。

     

    慢性閉塞性肺疾患

    (Chronic obstructive pulmonary disease:COPD)2018年に行われた10件の研究(参加者計502例)の解析では、ヨガがCOPDの人の身体能力(規定時間内に規定の距離を歩くことができるなど)、肺機能、生活の質を改善し得るというエビデンスが認められました。

     

    喘息

    2016年に行われた喘息に対するヨガの15件の研究(参加者1,048例)のレビューでは、ヨガはおそらく、生活の質と症状のわずかな改善につながるだろうと結論付けました。
    ヨガなどの補完療法は、決して喘息治療の代替として利用すべきではありません。(厚生労働省eJIMより

    ヨガを行う上での注意点

    無理をしない(痛みが出たらセルフケアを中止とする)、あくまでも補助療法として考え鍼灸師や医師にも頼る、合うあわないがあるので期待しすぎない

    などが上げられます。補完代替医療全般に言えることですがあくまでも症状緩和に役立つものであり自分の体調を見直すきっかけとなるものです。医師の診断や投薬治療が有効なケースもたくさんあります。ヨガや鍼灸も上手に利用し、上手に医師や病院にも頼るすることが肝要です。詳しくはご相談ください。

    鵞足炎(ランナー膝)

    ◎「鵞足炎」

    膝の痛みを引き起こす可能性のある病気の一つに「鵞足炎(がそくえん)」があります。膝の痛みに加え、膝の内側から膝下にかけて痛む場合は鵞足炎になっている可能性があります。膝の内側には、ハムストリングや内転筋などの筋肉につながる腱が集中しています。「縫工筋(ほうこうきん)」「薄筋(はくきん)」「半腱様筋(はんけんようきん)」などです。腱が集まった状態を後ろ側から見ると、ガチョウの足のような形に見えることから、この部分を鵞足と呼ぶようになったのです。

    鵞足炎は、この部分に炎症が起こり、痛みが出る症状のことをいいます。膝の曲げ伸ばしをした時、運動している時、患部を指で押した時、太もも裏の筋肉「ハムストリングス」の内側を伸ばすストレッチングをした時などに痛みます。特に、膝をいっぱいにまで伸ばしたときに痛みが生じやすく、階段の昇り降りに支障をきたすのが特徴です。初期は膝を動かした時のみ痛みますが、ひどくなるとじっとしている時(安静時)にも痛みを感じるようになり、日常生活にも支障をきたします。

    【鵞足炎が発症しやすい動作、要因】

    鵞足部分の腱は、膝の曲げ伸ばしをするときに、膝が内側に入る動作(外反)や、膝から下を外側にひねる動作(外旋)をしたときに、腱と骨または腱同士がこすれます。ランニングで脚を後ろに蹴り出す時、サッカーボールを蹴る時、急な方向転換を行った時などではこれら動作が重なりますので、鵞足部に負担がかかり発症しやすくなります。

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    方向転換を伴わないランニングでも、膝の位置が悪いX脚(内股)などがあると、外反動作と外旋動作が繰り返されることになります。また、水泳の平泳ぎのキックでも同様の運動が行われるため、平泳ぎは鵞足炎を起こす典型的な動作の一つといわれています。

    そのほかにも、足の内側に重心がかたよるような靴選び、回内足(かかとの骨が内側に傾いている状態)、衝撃を吸収できないアスファルトのような硬い地面の走行、重心がかたよる坂道の走行なども痛みの原因となります。結論的に言えば、野球、サッカー、バスケットボール、ラグビー、水泳などが鵞足炎を引き起しやすいスポーツと言われています。

    【鵞足炎の治療・予防】

    (診断)

    「運動時に鵞足部(膝下の内側)痛みがある」、「鵞足部を押さえると痛みを生じる(圧痛)」などの特徴的な症状が見られる場合、鵞足炎と診断されます。基本的に痛みや腫れといった症状だけですので、膝の不安定性があったり、レントゲンで膝関節の他の組織に損傷が見られたりするような場合は、別の障害の可能性が疑われます。

    (治療)

    軽症の場合は、膝を使う運動を控えて安静を保っていれば、炎症が治まり数週間で自然と治ります。痛みが強い場合は、安静を保ちつつ患部を冷やす「アイシング」をしたり、シップなどの消炎鎮痛剤を使ったりして炎症を抑えます。痛みが治まってきたら、鵞足部の筋肉のストレッチングやマッサージをして筋肉をほぐすのも効果的です。重症時は痛み止めの注射や電気治療なども行われます。

    急に痛みが発生した「急性」の場合は、患部を氷のうなどで冷やし、テーピングで固定するようにします。症状が長く続いて慢性化している場合は、患部を冷やしたり、固定・圧迫することは、血行が悪くなり逆効果なので、患部を温めたり積極的に動かして血行を促すのがベターです。また、鵞足炎は再発しやすいので、焦らずじっくり治療することが大事です。

    (予防策)

    鵞足炎の根本的な原因は、膝の使いすぎ(オーバーユース)と、偏った姿勢や動作フォームです。これらを改善することで症状の予防と再発防止に役立ちます。ポイントは次の通りです。

    ● ひざの内側を伸ばす柔軟体操スポーツ時は急に練習量、運動量を増やさず、自分のレベルに合ったトレーニングを行い、疲労の蓄積を感じたら十分な休養をとることを心がけましょう。

    ● 膝への負担を軽減するために、運動前後のウォームアップ、クールダウンはしっかり行ってください。普段から鵞足部やその周辺(ハムストリングス、内転筋など)の筋力トレーニング・ストレッチを行い、柔軟性のアップを図るとともにジョギングやランニングは、できるだけ柔らかい土の地面や平坦な道で行いましょう。

    ● 走行時に膝が内側に入っていないか、かかとが外を向いていないか確認し、正しいフォームづくりをしましょう。

    ● X脚などの障害がある人や足の形が悪い人は、シューズの調整や足底板の使用によって重心のバランスを正常に保ちましょう。障害のない人でも、靴のサイズは合っているか、十分な衝撃吸収力はあるか、足底が斜めになっていないか確認しておきましょう。

    (鍼灸治療)

    筋肉を緩め痛みを緩和させることでが側縁の症状が出にくくします。病院の投薬治療や整骨院の電気治療ではなかなか改善しないという方は一度ご相談ください。

    「初めての方は是非お読みください。」

    弊所の入り口には、鍼治療(はりちりょう)を初めて受けるための方へのご案内ポスターが貼ってあります。ここでも紹介しておきますので参考にしていただければと思います。

    *お断り*

    昭和の時代に作成されたポスターのため鍼灸の施術を「治療」と表現していたり、また「治る」・「医術」などの言葉も使われていて現在の法解釈に当てはめるとやや問題があると感じる表現が多いです。そのため、ここでは「現代風の表現」に修正しご紹介します。詳細を知りたい方は弊所入口のポスターをご覧になってください。

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    一、鍼(針)は痛くありません

    用いる鍼は直径が髪の毛ほどの細さでせいぜい蚊に刺される程度の痛さです。もしあなたが二、三ヶ所の施術でとうにも我慢できないということでしたら施術は中止します。でも弊所では自信を持っておすすめできますので施術中の恐怖感・緊張感・不安感は全く不要です。

    一、反応及び副作用について

    施術後一時的にいろいろな症状が出てくることがあります。これを漢方で瞑眩(めんげん)といってむしろ効果が表れる証拠とされていますからご心配はありません。時がたてば必ず良い結果を期待できます。薬のような習慣性や副作用はございません。

    一、施術効果と施術回数について

    鍼灸治療の効果は発病して日の浅い病気ほど効果があります。一回の施術で激しい症状がぴたりと軽減することがしばしばありますが慢性症状になりますと気長に続けなければ効果は現れません。施術は毎日続けたほうが効果的ですが症状により一日おき、二日おき、または一週間に一回程度で軽快してゆく場合もありますから指示通りにご来所ください。

    一、養生について

    どんな治療法でも養生が必要です。再び病苦に悩まされないためにも施術期間中は次の事項を守ってください。

    ・ 睡眠は十分にとること

    ・ アルコール類は飲まないこと

    ・ 食事は腹八分目のこと

    ・ 刺激性食品 不消化物は取らないこと

    ・ 雑事に気を使い精神を疲労させないこと

    一、その他

    その他必要に応じて注意しますが最も大切なことはあなた自身が病気を治そうとする心構えです。鍼灸治療は病気ばかりでなく体質を改善し病気にかかりやすい素因を除いてくれます。定期的な施術をすることにより疾病を予防し体力の向上を図り健康管理の術としてその真価を発揮します。

    田無北口鍼灸院「新型コロナ後遺症・鍼灸相談窓口」設立のお知らせ

    2023年05月19日更新

    「新型コロナ感染後の後遺症かもしれない」、とのお悩みが多数寄せられています。弊所では鍼灸施術を受けながらゆっくりお話をすることが出来ますので、適切に病院への受診を勧めたり、行政からの正しい情報をお伝えする事も出来ます。鍼灸は原因不明の不調などを緩和する効果もあります。「新型コロナ後遺症かも?」とお悩みの方は一度お電話かLINE等でご相談ください。状況などを詳しくうかがいます。病院でできる事、鍼灸院でできることの違いなども詳しくご説明させていただき、必要ならば定期的に鍼灸施術を行っていきサポートさせていただきます。

    施術料金(1回あたり)

    初回7150円(税込)2回目以降6600円(税込)~

    新型コロナ後遺症で見られる症状

    だるさ、息苦しさ、胸の痛み・違和感、咳、脱毛、PTSD、不眠症、集中力低下、抑うつ、腰痛、背中のコリ、頭痛、神経痛、味覚障害・嗅覚障害・聴覚障害ほか

    鍼灸院に寄せられたお悩み一例(個人情報に配慮し多少脚色しています)

    (1)新型コロナ感染後の腰痛

    50代男性 都内へ週5回通勤 2021年5月に感染し発熱、頭痛の症状があった。その後回復したが何をしても腰痛が気になるようになったためコロナ感染後の後遺症を疑って2021年7月に来所・弊所へ相談。病院にも通院するよう指導。週1回程度鍼灸施術。5回程度で改善傾向。間隔をあけながら経過観察中。

    (2)新型コロナ感染後の聴覚障害

    20代女性 商業施設勤務 2021年3月に感染し発熱があった。その後回復したが耳鳴りと聴力低下が気になるようになった。耳鼻科でも治療を受けているがあまりよくならない。2021年6月に来所・弊所へ相談。耳鼻科にも通院するよう指導。週1回程度鍼灸施術。少し改善傾向も経過観察中。

    (3)新型コロナ感染後の微熱・倦怠感

    30代男性 会社員 2022年2月新型コロナ感染発熱 その後だるさと味覚障害、微熱症状が続く。味覚症状は改善したものの微熱やだるさが残存。弊所に相談。強いだるさや疲労感を伴うためPEM(コロナ後遺症でだるさが強く出る症状)疑いもあり。耳鼻科や内科にも相談するよう指導。漢方内科や渋谷区にある後遺症をよく見ているクリニックの情報、耳鼻科領域のBスポット療法(EAT、上咽頭擦過療法)などの情報、漢方薬が有効かもしれないという情報をお伝えした。そのうえで鍼灸施術も希望されたため弊所に通院。4回ほど施術を行い改善傾向。

     

    新型コロナ後遺症もワクチン後遺症も心理的な要素やストレスが大きく関係します。気持ちが体調に与える影響は大きくブードゥーデスとよばれる「呪われたと思うことでショックで亡くなってしまうこと」も昔から現象として知られています。(生理学者のキャノンもこの現象を研究しました。)気のせい、という意味ではなく気持ちやストレスが体調に与える影響はとても大きいということです。弊所ではストレスや気持ちのサポートも行っています。鍼灸治療が実際に効果があることも多いです

     

    ・・・また東京都は相談窓口について告知しています。まずはこちらの公共相談窓口を利用するのも良いと思います。まずはかかりつけ医や近所のクリニックを頼るよう勧められるようです。詳細は以下都立・公社病院患者支援センターへの「コロナ後遺症相談窓口」の設置について

    1 対象

    新型コロナウイルス感染症と診断(PCR検査等で陽性)されてから、1~2か月以上経過し、何らかの症状がある方 ※ 相談は原則、御本人からお願いします。

    2 相談の方法及び内容

    患者支援センターの看護師等が、電話で症状等について相談をお受けして、症状に応じて、医療機関の受診につなげるなど支援します。(相談は無料)

    相談の内容

    ・具体的な症状や体調に関する相談

    ・症状に応じた受診について

    対応

    ・症状により、かかりつけ医やお住まいの近くの医療機関への受診を御案内するほか、かかりつけ医がいない場合や症状が重い場合などは、外来受診を御案内いたします。

    ※ 新型コロナウイルス感染症の後遺症については、現時点では確立された治療法がないため、医療機関を受診された場合、治療は症状に応じた対症療法が基本となります。また、受診においては所定の医療費がかかります。

    3 相談を受け付ける病院

    東京都はHP上でコロナ後遺症に対応してくれる医療機関(クリニック)を公開しています。まずはこちらを参考にしてみてください。また西東京市田無町周辺の病院だと以下の病院に相談窓口があります。

    多摩総合医療センター

    電話(相談窓口直通)
    042-312-9163

    多摩北部医療センター

    電話(相談窓口直通)
    042-306-3161

    「コロナ後遺症・ワクチン後遺症だと思ったら実はほかの病気だった・・・」 という事例もあります。鍼灸は症状緩和が得意ですが、検査や診断は病院でないと出来ません。

    そのため必ず病院も「上手に」利用することが望ましいです。近隣のクリニックに紹介状を書く事も出来ます。まずはじっくりお話を聞かせてもらいますのでお悩みの方はお気軽に弊所にご相談ください。

    新型コロナ後遺症・ワクチン後遺症で鍼灸施術を受ける際の注意点

    日本で一番新型コロナ後遺症を診ているといっても過言ではない渋谷のヒラハタクリニックの平畑光一医師は、患者の訴えを分析し、ワクチン副反応を訴える人では以下のような症状が多いことを報告しています

    倦怠感、気分の落ち込み、思考力の低下、頭痛、体の痛み、不眠、息苦しさ、食欲不振、動機、発熱、脱毛、咳、味覚障害、嗅覚障害・・・

    またこれらの訴えはコロナ後遺症を訴える方の症状とも類似します。そしてまだ、この病気はよくわかってないことも多いです。ストレスが原因で症状が悪化している可能性もありますが、いわゆる心身症(ストレスが原因)だけが原因であるとも言い切れません。またストレスが原因というのは「気のせい・実際は病気ではない」という意味ではありません。ストレスが原因で身体に症状が出ることはよくあるのです。

    ここ最近(2022年10月11日現在)「病院に行ってもあまりちゃんと見てもらえなかった。」、「病院ではあまり話を聞いてもらえなかった」、「問題が解決しなかった」という理由で鍼灸院に相談に来る方が増えています。そこで今回は新型コロナ後遺症・ワクチン後遺症で鍼灸施術を受ける際の注意点についてまとめます。ぜひ参考にしてみてください。

     

    1,鍼灸は症状緩和に有効ですが、、、

    上記のような症状を訴える方への鍼灸は有効です。筋緊張が緩和され、自律神経が安定し、リラックスするため結果的に症状が改善することが多いです。ただ新しい病気であり鍼灸治療のエビデンスなどはまだ出せる状態でなく、わかっていないことも多いです。

    2,鍼灸院だけ、で治療することはお勧めしません。病院も定期的に受診しよう

    「コロナ後遺症・ワクチン後遺症だと思ったら実はほかの病気だった・・・」 という可能性もあります。鍼灸は症状緩和が得意ですが、検査や診断は出来ません。そのため必ずクリニック、病院も「上手に」利用することが望ましいです。

    そもそも、日本の医療システムは

    かかりつけ医(町のクリニック)→大学病院

    のように何か問題が疑われた場合、クリニックから専門病院を紹介してもらい受診する方が、スムーズに治療や検査を受けられる仕組みになっています。たしかにコロナ後遺症のような病気は現代医学的な診断が付けづらい(付きにくい)ため「病院に行ってもあまりちゃんと見てもらえなかった。病院には行きたくない。」という声を聞くこともあります。そのようなに方も田無周辺クリニックの情報提供なども行っています。Bスポット療法(上咽頭擦過治療(EAT))などを実施している耳鼻科や漢方内科などは比較的、後遺症の問題に対応してくれます。かかりつけ医がいない方は紹介もしますので病院との併用治療をオススメします。東京都はHP上でコロナ後遺症に対応してくれる病院(クリニック)の情報を公開しています

    まずはじっくりお話を聞かせてもらいますのでお気軽に弊所にご相談ください。

     

    パーキンソン病と鍼灸治療に関して。

    明治国際医科大学の研究でパーキンソン病に対する鍼灸治療で

    ・ 日常生活動作

    ・ 精神症状

    において有意義な改善が認められました。(詳しくは上記リンク)

    ・・・たまに誤解されている方がいますが鍼灸施術を行うとパーキンソン症状がぴたりと治る、という意味ではなくQOL(生活の質)が著しく向上するということに意義があると考えます。詳しくは以下にもまとめていきます。

    <1>パーキンソン病とは?

    人間の脳は、大きく分け大脳、小脳、脳幹(のうかん)に分類されます。パーキンソン病では、脳幹に属する中脳の「黒質(こくしつ)」という部分と、大脳の大脳基底核(だいのうきていかく)にある「線条体(せんじょうたい)」という部分に異常が起こっています。私たちが体を動かそうとすると、脳の「大脳皮質」から全身の筋肉に指令が伝わりますが私たちの意図どおり動くように運動の調節を指令しているのが神経伝達物質「ドパミン」です。ドパミンは、脳の奥の「黒質」にある「ドパミン神経」でつくられています。

    パーキンソン病になると、このドパミン神経が減少し、十分につくられなくなります。結果、運動の調節がうまくいかず、体の動きに障害があらわれます。

    <2>パーキンソン病の症状

    運動症状・非運動症状がともに生じます。

    (1)運動症状

    手足がふるえる(振戦)動きが遅くなる(無動)筋肉が硬くなる(固縮)体のバランスが悪くなる(姿勢反射障害)

    (2)非運動症状

    自律神経系症状:便秘、排尿障害(頻尿)、起立性低血圧睡眠障害:不眠、むずむず脚症候群、REM睡眠行動障害

    精神症状:抑うつ、不安、無関心、(幻覚、妄想)など

    <3>パーキンソン病の段階

    ゆっくりと時間をかけて進行します。現在は効果的な治療薬もあり進行を遅らせることもできるようになっています。早い段階から治療をすることが大切です。
    ヤール重度分類 : 数字が大きくなるほど重度

    (1)症状は片側の手足のみ。

    日常生活への影響はごく軽度。

    (2)症状が両側の手足に。

    多少の不便はあっても、従来どおりの日常生活を送ることができる。

    (3)歩行障害や姿勢反射障害があらわれる。活動が少し制限されますが、日常生活は自立している。

    (4)両側の手足に強い症状あり。自力での生活は困難。介助が必要なことが多くなる。

    (5)一人で立つことができなくなる。車椅子での生活や寝たきりになる。全面的介助が必要。

    <5>パーキンソン病に対する鍼灸治療について

    前述しましたが鍼灸を行うとパーキンソン患者のQOLを向上させることができます。

    ・ 肩こり・腰痛など痛みや運動器疾患の改善

    ・ 便秘や起立性低血圧など自律神経症状の改善

    ・ 知覚過敏など感覚障害の改善

    ・ 不眠症や不安感などの精神障害の改善

    に鍼灸は効果があります。また事前によくヒアリングをし「どの段階まで進行しているのか?」「日常生活でどんなことに困ってるか?」「どんなことを改善したいか?」など詳しく伺っていきます。ご自宅に伺い出張施術なども可能です。まずはお電話などでご相談ください。