カテゴリー: 小児はり・小児調整

    睡眠障害(夜泣き)、異常興奮(キーキー声を出す、人を良くかむ、よくけんかする、よく怒る、モノを投げつける、頭をぶつける、ダダをこねる、爪をかむ)、摂食不良(食べない、口内炎、下痢、お腹を壊す)、排尿障害(おねしょ)、呼吸器系(風邪を引きやすい、小児喘息、鼻炎)、アトピー性皮膚炎・・・

    お子さんの体調不良・お悩みに対し施術を行います。関西などでは昔から
    「小児鍼」が有名で上記のような症状に対し鍼治療は改善実績が沢山あります。

    皮膚に直接ささない、痛くない・優しい鍼を用いてお子様にリラックスしていただきます。自律神経の安定作用があります。

    思春期特有の自律神経症状(ドキドキする、つばが飲み込めない、すぐお腹を壊す、下痢をするなど)にも対応します。お気軽にご相談ください。

発達障害がある人・発達に課題がある人への鍼灸治療に関して

鍼灸治療が発達障害そのものを緩和するというエビデンスはありませんがストレスを和らげ、緊張を緩和する可能性があるため症状改善のお役に立てます。以下に情報をまとめておきますが発達障害をお持ち、またはその疑いがあり体調不良でお困りの方は一度お気軽に相談ください。専門的に診断してくれる医療機関を紹介したりしながら併用して鍼灸施術を受けることもできます。*似たような事例では、子供の起立性調整障害疑いを鍼灸施術を行いながら専門病院におつなぎした事例があります。

発達障害の定義とは?

発達障害者支援法において、「発達障害」は「自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害その他これに類する脳機能障害であってその症状が通常低年齢において発現するもの」と定義されています。(厚生労働省

脳の機能的な問題が関係して生じる疾患であり、日常生活、社会生活、学業、職業上における機能障害が発達期にみられる状態をいいます。 最新のDSM-5(「精神疾患の診断・統計マニュアル 第5版」)では、神経発達障害/神経発達症とも表記されます。(eヘルスネット・厚生労働省

DSM-5に基づいて診断基準や分類がなされます。

発達障害と「発達に課題がある」という状態の違いをとは?

「発達障害でなく発達に課題がある」という表現には、いくつかのニュアンスが含まれています。以下、それぞれの状態に関連する特徴や違いを説明します。

(1)発達障害

・明確な症状と診断:発達障害は、特定の症状や特徴が明確に現れ、これに基づいて診断が行われます。
・DSM-5(精神障害の診断および統計マニュアル)などの基準に適合:発達障害の診断は、一般的に国際的に受け入れられた診断基準に基づいています。
・症状が生涯にわたり持続:発達障害は、生涯にわたって続く可能性が高い慢性の状態であることが多いです。

(2)発達に課題がある

・特定の状況や期間に関連:発達に課題がある場合、それが特定の状況や期間に関連している可能性があります。例えば、一時的な学習の課題やストレスによる影響が考えられます。
・明確な症状がない場合も:発達に課題がある場合、明確な症状がないか、症状が一時的であることがあります。
・他の要因による可能性:発達に課題がある場合、環境の変化、一時的なストレス、他の健康状態などが原因となっている可能性があります。

簡潔に言えば、発達障害は比較的に持続的で明確な症状を伴う一般的な診断であるのに対して、発達に課題がある場合は一時的で特定の状況や期間に関連している可能性があります。ただし、具体的な状態や症状は個人によって異なり、専門家の評価が必要です。

発達障害の分類は?

eヘルスネット・厚生労働省の解説ページを参考にDSM-5の分類を紹介します。

発達障害は、いくつかの主要なカテゴリーに分類されます。以下に、主な発達障害の分類を示します。なお、これらのカテゴリーはあくまで広い範囲であり、個々の人が抱える症状や特徴は非常に多岐にわたります。

・注意欠陥多動性障害 (ADHD):短縮してADHDとも呼ばれます。注意の欠如、過動、衝動性が特徴で、学業や社会的な機能に影響を与えることがあります。

・自閉スペクトラム障害 (ASD):自閉症スペクトラム障害は、コミュニケーションの障害や社会的な相互作用の難しさ、独特な興味や行動の繰り返しといった特徴を持つ総称です。高機能自閉症から、深刻な発達障害まで幅広い症状があります。

・学習障害:読み書きや計算などの学習に関連する領域で困難を経験する総称です。ディスレクシア(読字障害)、ディスカルキュリア(計算障害)などが含まれます。

・知的障害:一般的な知的機能の発達が遅れるか、制限される状態を指します。IQが一定の基準以下であることが一般的な特徴です。

・発話・言語障害:発音、語彙、文法などの言語に関する困難が含まれます。言語発達障害や発声障害などが該当します。

これらの障害は、個々の人の特性や症状によって様々な程度で現れ、また同時に複数の発達障害を抱えることもあります。診断やサポートのためには、適切な専門家や医療プロフェッショナルに相談することが重要です。

大人になるまで発達障害が放置されてしまうケースがあるのはなぜ?

発達障害は子供だけというイメージがあるかもしれませんが大人もあり得ますし、また大人になるまで放置されるケースがあります。その理由は複雑であり、さまざまな要因が関与しています。以下はその主な理由です。

・軽度であるため気付かれにくい:発達障害が軽度である場合、症状が他の一般的な行動の範囲内に収まることがあります。そのため、問題があると気付かれにくいことがあります。

・社会的な期待の変化:子供時代から大人にかけて、発達障害の特徴は変化することがあります。また、社会の期待も変わり、大人になると共に異なる対応が求められることがあるため、発達障害が見過ごされることがあります。

・マスキングやコンピェンセーション: 発達障害を持つ人は、自身の困難に対処するために異なる戦略を学びます。これにより、一時的には症状が緩和されたり、他者に隠されることがあります。

・診断の難しさ: 発達障害の診断は複雑であり、専門的な知識と時間を要します。一般的な診断は子供時代に行われやすいため、大人になると診断が難しくなることがあります。

・周囲の理解の不足:発達障害についての理解が不足している場合、症状が異常であることに気付かないか、適切なサポートが得られないことがあります。

・自覚の不足:発達障害を持つ人自身が、自分の特徴が他と異なることに気付かない場合があります。また、気付いてもそれを受け入れるのが難しい場合もあります。

これらの要因が複合的に絡み合って、発達障害が大人になるまで放置されることがあります。早期の診断と適切なサポートが重要であり、理解ある環境でのサポートが提供されることで、大人になってからの生活の質が向上することが期待されます。

発達障害の人がストレスに弱いのはなぜですか?またできるセルフケアや対策はありますか?

発達障害を持つ人がストレスに弱いと感じる理由は、いくつかの特性や課題が絡み合っている可能性があります。一般的な特徴として以下の点が挙げられます。

・感覚過敏:発達障害を持つ人々は、外部の刺激(音、光、触覚など)に対して過敏であることがあります。過度な刺激がストレスを引き起こす可能性が高まります。

・社会的な適応困難:コミュニケーションや社会的な相互作用において適応が難しいことがあり、これが社会的なストレスや孤立感を引き起こすことがあります。

・予測困難性:変化への適応が難しいことがあり、予測可能でない出来事がストレスとなることがあります。

・コミュニケーションの困難:意思疎通が難しい場合、自分の感情やニーズを適切に伝えることが難しく、これがストレスの原因となります。

これらの理由から、発達障害を持つ人がストレスに敏感であると感じることがあります。しかし、適切なセルフケアや対策を取ることで、ストレスへの対処が改善される可能性があります。以下はその一例です。

・ストレス管理技術の学習: リラクセーション法、深呼吸、瞑想などのストレス管理技術を学ぶことで、ストレスに対処する能力が向上します。

・コミュニケーションスキルの向上:コミュニケーションスキルのトレーニングや、感情やニーズを適切に伝える方法を学ぶことが、ストレスの軽減に寄与します。

・予測可能な環境の構築:予測可能な環境を作り出すことで、変化に対処しやすくなり、ストレスを軽減できます。

・適切なサポートの確保:必要なサポートや理解ある環境を確保することが重要です。家族や友人、教育機関、職場などからのサポートが役立ちます。

個々のケースによって適したアプローチが異なりますので、専門家と相談し、個別のサポートプランを立てることが重要です。

鍼灸治療は発達障害の症状を緩和しますか?

以下は、鍼灸治療がストレスに対してどのように影響を与えるかに関する一般的なポイントです。

・リラックス効果:鍼灸治療は、鍼や灸を用いて特定の経絡やツボに刺激を与えることで、筋肉の緊張を緩和し、リラックス効果をもたらすことがあります。これにより、身体的なストレスや緊張が和らぐ可能性があります。

・自律神経の調整:鍼灸治療は、自律神経系を調整する助けとなることが報告されています。具体的には、交感神経(ストレス応答を活発化する)と副交感神経(リラックスを促進する)のバランスを整える働きが期待されます。

・ホルモンの調整:鍼灸治療がストレスホルモンや神経伝達物質のバランスを調整する可能性があります。これにより、ストレス応答が緩和されることが期待されます。

・睡眠の改善:ストレスが原因で睡眠障害が生じることがありますが、鍼灸治療が睡眠の質を向上させ、ストレスの軽減に寄与するとされることがあります。

起立性調整障害(OD)・フクロウ型体質(フクロウ型症候群)と鍼灸治療について

起立性調整障害(OD)とは?

起立性調整障害とはをODと略されますが英語での正式名称はOrthostatic Dysregulationと言います。好発年齢は小学生から中学生で、男児より女児の発症が多い傾向にあります。わかりやすく一言でいえば「思春期の自律神経の不調で朝起きられなくなってしまう病気」という感じでしょうか。

一般社団法人 日本小児心身医学会のホームページには以下のような概要が書かれています。

・ たちくらみ、失神、朝起き不良、倦怠感、動悸、頭痛などの症状を伴い、思春期に好発する自律神経機能不全の一つです。

・ 過去には思春期の一時的な生理的変化であり身体的、社会的に予後は良いとされていましたが、近年の研究によって重症ODでは自律神経による循環調節(とくに上半身、脳への血流低下)が障害され日常生活が著しく損なわれ、長期に及ぶ不登校状態やひきこもりを起こし、学校生活やその後の社会復帰に大きな支障となることが明らかになりました。

・ 発症の早期から重症度に応じた適切な治療と家庭生活や学校生活における環境調整を行い、適正な対応を行うことが不可欠です。(以上、引用)

フクロウ型体質とは?

漢方医学では夜に活発になり朝起きられない体質のことを「フクロウ型体質」と呼びます。起立性調整障害に似ている部分が多いのです。このような体質の方には漢方薬の苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう) が有効な場合がある、と久留米大学医療センター・先進漢方治療センター教授の惠紙英昭先生が第67回日本東洋医学会学術集会で発表しました。あくまでケースバイケースですが補完的な治療として漢方が有効かもしれません。

起立性調整障害(OD)の注意点は?鍼灸治療は有効?

(1)まずは自己判断でなく病気かどうかの専門家判断を。

不登校の症状と似ているため精神的な問題なのか?身体の不調なのか?判断がつきづらいです。病気かどうか?判断するには診断基準があります。血液検査や心電図検査などを行いほかの病気の可能性がないか?確認されたうえで医師が診断を行います。岡山県教育委員会は対応マニュアルをまとめていますがまずは専門家や医師に相談するとよいと思います。参考までにチェックリストを紹介します。11項目のうち3つ以上が当てはまれば新起立試験というテストが実施されます。

・ 立ち眩み、あるいはめまいを起こしやすい。

・ 立ってると気持ち悪くなる、ひどくなると倒れる。

・ 入浴時あるいは嫌なことを見聞きすると気持ちが悪くなる。

・ 少し動くと動機あるいは息切れがする。

・ 朝なかなか起きられず午前中に調子が悪い。

・ 顔色が青白い。

・ 食欲不振。

・ 臍疝痛を時々訴える。(臍のまわりが時々痛い)

・ 倦怠あるいは疲れやすい。

・ 頭痛がある。

・ 乗り物に酔いやすい。

(2)注意点=代替医療に頼りすぎないこと。が、鍼灸治療は有効ではないか?

起立性調整障害と診断されると医師による生活指導や投薬治療が行われます。しかし特効薬がある訳ではなく、これといった決め手になるような治療法もないためになかなかよくならず困ってしまい代替医療に頼る方も多いのです。そのような背景からインターネット上で過剰に代替医療の効果を喧伝する様子も散見されます。しかしながら起立性調整障害の代替医療に対してはほとんどエビデンスがありません。前述の一般社団法人 日本小児心身医学会のホームページにも整骨や整体、サプリメントなどには明確なエビデンスがないと注意喚起を行っています。

鍼灸治療に関しても改善したという報告はありますがエビデンスと呼べるほどの根拠はありません。ですので期待しすぎることなく、また病院に行くのをやめて「代替医療や鍼灸にすべてをかける」といったスタンスで治療に臨むことはあまりお勧めしません。しかしながら私の実感としては鍼灸施術をやることで体調不良が改善したという声も多くやればよくなるという実感があります。

田無北口鍼灸院では漢方に精通している医師を紹介し連携しながら治療に当たり改善した実績もございます。その際は医師が漢方薬+標準治療の薬を処方し、また小児専門の医療機関を紹介し弊所では定期的に鍼灸で自律神経のバランスを整えました。最善の方法を提案しますのでお困りの方はぜひ一度ご相談ください。

(3)施術代(中学生の場合)

初回:7150円 2回目以降:4950円

 

解説YouTube動画

子どもの肩こりとチック症に関して

弊所では子供のためのチック症状でご相談に来られる方も数多くいらっしゃいます。

・・・

だいたい小学校低学年から4年生くらいまでのお子さんが多いのですがそのようなお子さんはなぜか「肩こり症状」を訴えることが多いです。医学的にチックと肩コリは関係ないのでしょうがコリの不調・不快をチックとして体の外にでているという見方もできます。肩こり症状をやわらげリラックスさせてあげると少しずつ症状が和らいでくるが最初のうちはまたすぐに元に戻ってしまいます。

いわゆる「疳の虫」(夜泣き・イライラ)などから移行しひどくなってチックとなり体に現れるケースが多いです。首から肩・肩甲骨の緊張を緩めるとチック症状も軽減することが多いです。弊所で鍼灸治療、および治療相談活動を行っていますとお子様の体調不良でお悩みの方も数多く来所されます。

その中には病院で検査したけど異常なし。自律神経の問題・ストレスの問題といわれてどうしていいかわからず来所される方も多いです。

症状としては以下のようなものが多いでしょうか?

乳幼児~小学生くらいまで

・ チック症状

・ ヒステリー、キーキーいう(疳の虫)

・ おねしょ

・ ぜんそく

・ アレルギー性鼻炎 など

 

小学生高学年~高校生くらいまで

・ のどの違和感が取れない(西洋医学でいうところのヒステリー球症候群)

・ めまい

・ だるさ、微熱

・ 耳鳴り

・ お腹が痛い

・ すぐ下痢をする(過敏性腸症候群)など

 

病院で検査をされて特に異常がないことがわかっているならば弊所で施術を受ければほとんどの場合で改善します。また弊所は必要な場合小児科領域に強いクリニック紹介も行いますので安心して通院いただけると思います。トゥレット症候群などの診断をうけていないか?など事前に細かくお話も伺っていきます。治療に集中してもらい何度か施術を行って様子を見たいのでまずは一度ご相談ください。

チック症状・感覚異常・子どもの自律神経失調症など 田無北口鍼灸院11歳女子の症例(小児鍼)

弊所では施術を何度か受けた方へアンケートのような聞き取りを行います。

目的は・・・

・ 症状の改善度合いを書きだしてもらう

・ そのことで自分の体調を客観視してもらう

・ 今後の施術の参考にする

 

という感じです。「宿題でもないですし、正解不正解でもないので良かったら書いてきてください。」とお話し、自宅で書いてきてもらっています。今回はそのアンケートをもとに症例紹介記事を作成しました。同じようなことでお悩みの方も多いのではないかと思い参考までにプライバシーに配慮しプロフィールなど多少脚色しながら書いてまいります。

★これらはあくまで施術感想であり「エビデンス」(根拠)の提示や効果を保証するためものではありません。弊所はエビデンス(根拠)を大事にする施術を行っていますがそれと同時にクライアントさんの生の声をお届けしたいと思いこのような情報をUPしています。参考になれば幸いです。

お名前 :

秋山 さやか(仮名)

年齢・職業 :

11歳 女 小学生

主訴 :

子ども特有の自律神経症状・遺感覚

 

経緯など :

左足の感覚異常など続いている。小児科や整形外科・耳鼻科などでは異常なし。

 

施術方針など :

CTなどでは異常なし。医学的な異常ではなく遺感覚が気になってしまうタイプ。小学生や中学生・思春期の子には多い症状でもある。子ども特有の自律神経症状。心理学的な観点から言うと「神経質」なタイプ。そのため病院巡りをしても堂々巡りになってしまっている。・・・もちろん医学的な異常がある可能性もゼロではないので注意深く観察しつつ鍼灸の施術によりリラックスしてもらい「症状が気にならなくなる」事を目指していくと説明。

施術・状態など:

首から背中が緊張状態。子どもなのに硬い。

*チック症状を起こす子もそうだが自律神経の不調や神経過敏な子は緊張していることが多い。

足も冷えている。頚周辺をリラックスさせ、足を温める施術を行う。

5回の施術が終わり本人感想:

(1)良かった点や気持ちの変化は?

先生と話をしてリラックスできている気がする。

(2)悪かった点や気持ちの変化は?

今も息苦しさが気になる

(3)変わらなかったことは?

足の痙攣*実際は痙攣していないが足が気になるという意味の模様。

(4)自分の生活習慣でよくないと思っていることは?

最近は早寝早起きなので特に思いつかないです。

総括など :

このように実際に書きだしてもらうといろいろなことがわかってきます。神経質タイプの方ほど悪い症状や残存している症状に意識が言ってしまうために整理する意味合いもあります。まだまだ改善の余地はあるものの前向きに施術を続けている。また必要ならば医療機関での精密検査なども受けるようにお伝えし経過観察中・加療継続中である。

・・・

どこへ行っても改善しない症状でも施術・カウンセリングによって状況が整理改善されることも多いです。同じようなことでお悩みの方は一度ご相談ください。

小児はりについて。~痛くない・刺さない鍼を使用します。効果と適応症。

弊所では小児鍼の施術に

刺さない鍼を使用しています。

 

針、の名前がついていますが

皮膚に接触させるためのもので

刺すためのものではありません。

なでたりさすったりしていきます。

 

<上記写真・鍼の名前>

友好小児針、員利針、ホーキ針、

松葉針、かき針、三角ばり、

長刀針、バチばり、ローラー針、てい針

 

<効果と適応症>

上記のような鍼で撫でられると

気持ちが良く簡単にいうとリラックス効果

自律神経の安定作用があります。

 

代表的な適応症は

カンムシ(疳の虫・疳虫)です。

 

カンムシとは病名ではなく

生後3か月くらいから5歳くらいまでの

小児が引き起こす種々の症状に対する

俗称であります。

 

・ キーキー声を出す

・ 夜泣き

・ よく人にかみつく

・ 食欲がない

・ 便秘

・ 下痢

・ 良く風邪を引く

小児の神経症の一種であり

小児の自律神経失調症状という

見方もできるかもしれません。

 

鍼にはリラックス効果および

自律神経安定作用があるために

これらの症状に対し

施術対応ができるのです。

 

上記の鍼で撫でられたり

さすられたりすると子供はリラックスして

気持ち良さそうになっていきます。

「その晩ぐっすり寝れた」という声を

ことも多いです。

 

ほかにも

・ 気管支喘息

・ アトピー性皮膚炎

・ 鼻炎・中耳炎

・ 風邪症状の回復促進

・ 肩こり

などにも対応できます。

風邪を引きやすい子どものためのはり灸(鍼灸・小児はり)

子どもは自律神経系が未発達なために

様々な特有症状が出ることがあります。

 

 

睡眠障害(夜泣き・夜驚症・夢遊病)、

異常興奮(キーキー声を出す、

人を良くかむ、よくけんかする、よく怒る、

モノを投げつける、頭をぶつける、

ダダをこねる、爪をかむ・強い人見知り)、

摂食不良(食べない、

口内炎、下痢、お腹を壊す)、

嘔吐
(嘔乳)する、
排尿障害(おねしょ)、

呼吸器系(風邪を引きやすい、
小児喘息、鼻炎)、

アトピー性皮膚炎・・・

など。

 

お子さんが風邪を引いて

病院(小児科)に行っても

「風邪ですね。様子を見ましょう。」

といわれ重篤でなかったことは

安心できるが

なにもしてくれないのか?

と不安になる方もいるのではないでしょうか?

 

・ お子さんがしょっちゅう風邪を引いてしまう

・ 風邪を引いたが早く治したい

・ しょっちゅう風邪を引かないよう強くしたい

 

などご希望の方は

はり灸の施術がよいかもしれません。

 

血流を促進し

リラックスすることで

自律神経の安定作用があり

症状が改善されていきます。

 

<施術時間・料金>

弊所ではお子様があきてしまわないよう

30分以内の目安で施術を行います。

お子様の体調不良でお困りの方は

お気軽にご相談ください。

4500円(税抜き)

 

乳幼児~幼稚園までのお子さんは

20分以内目安で施術を行います。

3000円(税抜き)