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更年期障害の鍼灸治療に関するお問い合わせ。

先日こんなことがありました。

鍼灸を受けたいという方からのお電話での

問い合わせでした。

「更年期障害だと思うが鍼灸で改善しますか?」

 

いわゆる更年期障害

鍼灸で改善しますし効果があります。

論文も多数存在します。

 

ただ更年期障害と一口に行っても

様々な症状が出ます。

私はまず、以下のことをお尋ねしました。

 

「いつから・どのような症状があるのか?」

「病院には行ったか?」

「医師に診断してもらったのか?」

「血液検査などしたのか?」

 

・・・

お話を伺ってみると、

いつからか?という時期の詳細は不明でしたが

疲れやのぼせ症状、肩こりや頭痛症状があり

困っているとのことでした。

 

医師の診察などは受けていないみたいで

自分でインターネットで探して

「更年期障害に当てはまる」

と思い悩んで電話してきたそうです。

 

こういう方は多いです。

自己判断で不安になっているものの

そもそも

「何科でどんな検査を受けたらいいか

わからない」

と悩んでいらっしゃるのです。

 

私は以下のことをお答えしました。

「まずは内科・内分泌科・レディースクリニック

などで診察してもらうのが

良いのではないでしょうか?」

 

「鍼灸でも対応できますが

やはり原因を特定させるのが先だと思いますし

自己判断されるよりもよいかと思います。」

 

「病院で検査した結果異常なし。

だけどなんか調子が悪いという場合や

病院での投薬治療に加えて

鍼灸治療を希望される場合は

いつでもお声掛けください。」

 

自律神経失調症や内分泌系疾患の不調は

このような相談が多いです。

自己判断ではなく病院で検査を受け、

原因を特定することも大事です。

 

弊所では

病院にかかるべきタイミングなどについても

アドバイスできますので

いつでもお気軽にご相談くださいませ。

足の冷え症改善、冷え性対策、冷え症に有効なツボに関してなど。田無北口鍼灸院の解説

冷え性とは・・・

通常の人が苦痛と感じない程度の

温度環境下において

腰背部・手足末梢・両下肢・

半身・あるいは全身に異常な寒冷感を自覚し

この異常を一般的には

年余にわたって持ち続ける

病態をいう。

多くの場合この病識を有する

(漢方医学における「冷え症」

の認識とその治療より)

 

冷え性の自覚は(データより)・・・

(女性に対する疫学調査、

冷え性の病態の臨床的解析と対応より)

全体の52%

年代別には40歳前後までで30%未満

更年期以降は40%異常

55歳以上で50%以上

 

冬に冷え性を感じる頻度が94%

 

夜間の頻尿・肩コリ手足のだるさ・

冷えによる入眠困難など

随伴症状を有することが多い。

 

冷え性の成因は・・・

過緊張による自律神経失調、

ホルモンバランスの低下などによる。

 

・ 末梢血管の収縮による血行障害

→ 自律神経の失調・交感神経優位

 

・ エストロゲンの低下

→ 末梢血管の収縮

 

冷え性の改善対策は・・・

末梢を温めること

(カイロなどで手足を温める)

も大切だが

本質的にはリラックスが重要。

交感神経優位状態の解消。

東洋医学的にはお腹(内臓)

の冷えもよくないとされるため

お腹を温めるのもよいとされる。

押して硬いところを温めるとよい。

 

<冷え性の鍼灸施術>

以上のことから1回の施術で

冷えが解消されるわけではないことがわかる。

まずは5回程度リラックス目的の施術と

局所的な血流を促進するための施術を

同時に行っていく。

 

足の三里・三陰交への鍼通電は有効。

骨盤内の循環を浴する施術も有効。

(鍼灸臨床最新科学、

メカニズムとエビデンスより)

 

冷え性のツボは・・・

上記のように

ツボは三陰交や足三里などが

良く使われますが

ほかにも症状を見ながら選穴していきます。

 

東洋医学では「瘀血(おけつ)

という概念がありますが

簡単にいうと血液が滞ったり

している状態のことです。

 

これが冷えや内臓(とくに腸)の機能低下を

引き起こしているという考えがあるため

循環をよくする目的での施術も

行っていきます。

更年期障害と自律神経失調症について。症状や原因など。

取れない疲れ、肩コリやのぼせ。
普段は平気なことにも

ついイライラしてしまう。

頭の中がまとまらず、
気分転換や睡眠をとっても

乗り切れない。

インターネットなどで調べると

「自律神経失調症」

「更年期障害」

の文字が出てくる。

アラサー、
アラフォーでも
他人事ではないのかも・・・

どうしたら良いかわからない
病気かも・・・と不安になる。

「自律神経失調症」

「更年期障害」
は珍しい疾患では
ありません。

しかし苦しい症状も
あるにもかかわらず、
周囲からの理解が得られず、
孤立してしまうこともあります。

一人で抱え込まず、
まずはこれらについて知りましょう。
その上で、
対策を知れば怖くない筈です。

(1)更年期とは・・・

まず更年期の定義として
日本産科婦人科学会では
閉経前後の5年間を
更年期としています。
(日本人の平均閉経年齢は約50歳。
個人差が大きく早い人で40歳台前半、
遅い人で50歳台後半)

そして、
この期間に現れる
さまざまな症状の中で
他の病気に伴わないものを
更年期症状と呼び、
その中でも症状が重く
日常生活に支障を来すものを
更年期障害と呼びます。

したがって、
現れている種々の症状に
疾患名がつく場合は
更年期障害とは診断されません。

(例えば、動悸に対して
甲状腺疾患の診断が出た場合、
更年期障害とはなりません。)

(2)更年期障害と自律神経失調症

また、
「更年期障害なのか、
自律神経失調症なのかわからない」
という方も少なくありません。

更年期障害は
女性において自律神経失調症の
ひとつの症状だといえます。

ホルモンバランスと
自律神経バランスは
密接に関係があります。

性周期を作る源は
脳下垂体にあり、
自律神経を調整する視床下部と
近い場所にあります。

そのため、自律神経が乱れれば、
ホルモンバランスが乱れます。

よって、

更年期障害=
自律神経失調症+ホルモン関連症状
ともいえるかもしれません。

また更年期は特に

ホルモン、自律神経共に

乱れやすい時期であるため、

更年期に
自律神経失調症が現れることで
更年期障害と

診断されることが多いようです。

(3)更年期障害の主な症状

・のぼせ
・動悸
・睡眠障害
・倦怠感
・汗
・脱毛
・不正出血
・高血圧
・口臭、口渇
・ゲップ、おなら
・耳鳴、めまい
・情緒不安定

また、まれに更年期症状に似た症状に

基礎疾患として別の病気がある場合があります。

膠原病、気分障害(鬱、躁鬱)、甲状腺疾患、

婦人科がんなども挙げられます。

単に更年期障害と思いこまず、

一度病院にかかることをお勧めします。

専門医の診断は大事です。

診断が出た場合はまず

しっかりとその病気を治すことが大切です。

病院に行くべきタイミングが

わからない方はご相談ください。

 

(4)更年期障害の原因は?

更年期障害の主な原因は

女性ホルモンのうち、

卵胞ホルモン(エストロゲン)の低下です。

このようなホルモンの変化による

ホルモンバランスの乱れが

自律神経に影響することで、
更年期症状は引き起こされます。

さらに加齢による体の変化と、

環境の変化やストレスなどが

影響しているとされます。

*更年期障害は鍼灸が有効です。

そのことについてはまた後日まとめます。

自律神経失調症と首の痛みの関係(頚性神経筋症候群)について。

田無北口鍼灸院で

自律院系症状に悩む方々の

施術を日々行っていますと

あることに気が付きます。

 

それは・・・

首の緊張をしている方が

多いということです。

 

そのことについて研究した方がいまして

本日はそのことについてまとめていきます。

 

(1)頚性神経筋症候群

(けいせいしんけいきんしょうこうぐん)

松井孝嘉さんという

脳神経外科の医師により

提唱された病名です。

 

首の緊張が原因で

交感神経が過度に優位な状態が起こり

様々な症状が出る、ということです。

 

松井医師はこの病気について

長年研究をしていて著作も

何冊も出されています。

 

*興味がある方は

調べて読んでみてください。

 

(2)どのような症状が出るのか?

首の緊張で以下のような症状が出ます。

・頭痛

・肩コリ

・めまい

・はきけ

・耳鳴り

・慢性疲労症候群

(疲れが取れない・微熱・集中力低下など)

・うつ状態

・ほてり

・パニック障害

、、、など。

いわゆる「不定愁訴」

と呼ばれるような症状が

出ることが多いです。

 

(3)どんな人が出やすいか?

性別では

女性の方が出やすいとのことです。

筋肉量の問題からでしょうね。

 

ただ性別だけでなく

生活環境など都も関係が深く

パソコン作業が多い方など

首に負担がかかる方は

注意が必要でしょう。

 

最近ではスマホなどのやりすぎも

見逃せません。

 

若い人でも首の状態が

悪くなると上記のような

症状が出ることが多いです。

 

また「むち打ち症」

などにより上記のような症状に

苦しむ方も多いようです。

 

(4)改善方法やまとめ

松井医師は

首の緊張を取ったり

鍛えて強くすることが

良い結果につながる、と主張しています。

 

この分野(自律神経)

はまだまだ

分かっていないことも多いのですが

 

さらなる研究が進むことを

期待してやみません。

 

首の緊張が原因で

交感神経が過度に優位な状態が起こり

様々な症状が出る

という説は自分の臨床経験的には

納得がいく部分も多いです。

 

★上記のような症状でお困りの方は

お気軽にご相談ください。