月: 2023年10月

    田無北口鍼灸院の回数券やプリペイドカード販売、通院に対するポリシー。

    田無北口鍼灸院では体調をよくしたい方のために回数券やプリペイドカードを販売していますが無理に販売するようなことはしていません。他所の治療院で「回数券を購入しないとよくならない」などといわれた方もいらっしゃるそうで弊所ではそのような誤解を招かないよう注意しながら販売しています。鍼灸治療は「今、我慢して沢山通院すれば必ず治る。」という性質のものではありません。ご自身に合っていると思った方が納得して通っていただくのが肝要です。無理をしては悪い反応(ノセボ)も出やすくなってしまいます。以下に注意点・ポイントなどをまとめておきます。

    ・初回は回数券などをお売りしません。

    初回は治療に対してテンションが高く冷静な判断ができない方もいらっしゃいます。そのため勢いで購入して後で後悔することがないように初回で回数券・プリペイドカードをお売りすることはしていません。

    ・説明や規約を紙でお渡しし納得してから購入いただいています。

    初回に案内チラシなどをお渡しします。ご自宅でよくご覧いただき、わからないことはご質問いただいたうえで納得して通院してほしいためそのような形にしています。

    ・10回以上の回数券は用意していません。

    あまりにも多い通院は前提にしていないためそのような形をとってます。

    ・回数券を買ったのに予約が取れないということがないように先の予約も優先的にとれるようにしています。

    優先的に先の予約もお取りしております。ただしほかの方の予約がある場合に優先的にその枠をお譲りできるということではありません。ご了承ください。

     

    以上になります。弊所を安心してご利用いただくためわからないことは何でもお気軽にご相談・ご質問ください。

    労災申請におけるメリットやデメリット

    交通事故や労働災害に遭ってしまった方が治療を進めるうえでのご質問や疑問、不安・不満を公開しています。同じようなことでお困りの方の参考にもなるかもしれません。以下は勤務中や通勤途中事故に遭ってしまった方からたまに聞かれる質問です。

    「労災保険を使うメリット・デメリットがあれば教えてほしい」ご質問にお答すえる形でまとめていきます。

    メリットについてですが

    (1)病院などの通院治療費がゼロ円になる。

    労災指定病院・鍼灸院などでは窓口料金もゼロ円になります。

    (2)会社を休んだ日があれば休業補償が出る。

    労災・交通事故により会社を休んでしまった場合給付があることがあります。

    (3)もしも後遺症が生じた場合等級に応じた給付がある。

    交通事故の「自賠責保険」にも同じような制度があります。

    詳細 :
    厚生労働省「障害等級表」

    ・・・上記のように様々なメリットがあります。逆にデメリットはあまりないと思います。労働基準監督署に相談すればいろいろ教えてくれるので申請もさほど難しくないはずです。ただ会社によっては労災保険を使わせたがらず、会社と話をするのが大変と感じている方がいらっしゃるようです。通勤途中の交通事故や仕事中のケガの場合などで労災保険を使うことができます。何かお困りのことがありましたら弊所までお尋ねください。あまり知られていませんが労災保険などを使って鍼灸治療をすることができます。生活指導や運動指導もします。詳しくはご相談ください。

    交通事故に遭ってしまった方が苦しまれる、むち打ち症の関連症状「バレリュー症候群」について。

    交通事故などで首に衝撃を受けてしまった際に長く症状が続いてしまうことがあります。「バレリュー症候群」という傷病がありますので心配な方などは医師等に相談されることをオススメします。

    バレリュー症候群とは・・・?

    1925年にフランスのバレ、1928年にバレの門下生のリューによって報告された症例で、発見者の名前からその病名が付いた。眼、耳、心臓、咽頭部の異常など、自律神経症状を主体とする 症状が「バレー・ルー(リュー)症候群」と呼ばれる。自律神経失調症と全く同じというわけではありません。しかしながら頚部の自律神経機能障害という意味で、理解していればいいかと思います。「後部頚交感神経症候群」というのは「頚部の疾患・外傷でありながら、頭部や顔面に頑固な自覚症状を訴える例があり、これらの症状が頚部の交感神経と密接な関係を持つ」と発表されたのが最初。その発生原因については定説が確立されていない。しかし何らかの原因により頚部の交感神経を過度に緊張した状態にさせ、交感神経の支配領域に症状をもたらす。

    症状と診断について

    自覚症状が中心となり、以下のものがあります。頭痛、頭重、めまい、耳鳴り、難聴、眼精疲労、視力障害、流涙、首の違和感、摩擦音、昜疲労性、血圧低 など。バレリュー症候群の特徴的症状は、受傷直後ではなく2~4週間ほど経過してから現れるのが普通と言われている。他方で、頚椎捻挫は3~6ヶ月で治癒すると言われるので、この期間を経過しても症状に改善が見られない場合、バレリュー症候群と診断が下されることもある。

    男女の更年期障害と鍼灸治療ついて(男性:LOH症候群)

    更年期障害(Menopause, climacteric)

    性腺ホルモンの低下に関連した症状の総称で、主に女性の場合は卵巣機能の低下によるエストロゲン欠乏が原因です。男性の場合も性ホルモンの減少が関与することがあり、これはLOH症候群として知られていますが、一般的には女性の更年期障害がより注目されています。

    ■ 症状

    器質的な原因に関係ない多様な症状が生活に支障をきたす程度に発症するものと定義され、日本では閉経前後の10年間を指すことが一般的です。この症状の原因は、加齢に伴う卵巣の内分泌機能低下によるエストロゲン濃度低下と、更年期における生活環境の変化との相互作用が考えられています。

    「血管運動神経症状」「精神神経症状」および「その他の症状」に分類されます。例として、ホットフラッシュ、不安、抑うつ、腰痛、食欲不振、皮膚の変化、泌尿器症状などが挙げられます。これらの症状は個人によって異なり、自然に緩和することもあります。

    ■ 診断

    Kupperman更年期指数や血液検査(FSH濃度、エストラジオール濃度)が使用されます。閉経は通常、無月経が12か月以上続いた場合に診断されます。

    ■ 治療

    治療のアプローチには、ホルモン補充療法(HRT)が含まれます。HRTはエストロゲンの不足を補うために使用され、特に血管運動神経症状に有効です。しかし、精神症状には効果が限定的なこともあります。その他の治療法には、向精神薬、漢方薬、プラセンタ療法、心理療法が含まれます。治療方法は症状や患者の個別のニーズに応じて選択されます。

    ■ 注意点

    うつ病や甲状腺機能障害、精神疾患などの他の疾患との鑑別診断が必要であり、これらの病状は更年期障害と類似の症状を引き起こすことがあります。したがって、適切な診断と治療のためには症状の詳細な評価が不可欠です。

    LOH症候群(Late-onset hypogonadism)

    男性ホルモンであるテストステロンの部分的欠乏によって引き起こされる症候群です。この症候群は加齢男性性腺機能低下症候群(PADAM)とも呼ばれ、一般的には男性の更年期障害とも称されます。以下はLOH症候群に関する情報の要点です。

    ■症状

    LOH症候群の発症時期は一定しないが、概ね40代後半から50代前半以降にテストステロンの低下により発症します。主な症状には性欲の低下、勃起障害、精神的な変化、疲労感、抑うつ、体力の低下、内臓脂肪の増加、骨密度の低下などが含まれます。 LOH症候群は生殖能力の低下だけでなく、精神的な症状や全身的な変化も伴います。また、2型糖尿病、メタボリック症候群、心血管疾患、内臓脂肪の増加、骨粗鬆症などの健康リスクが増加することが知られています。

    ■ 診断

    LOH症候群の診断は、性腺機能の評価から始まります。テストステロンの血中濃度やさまざまな症状を考慮して行われます。診断には「Aging Males’ Symptoms(AMS)スコア」が使用され、一定のスコアで症状の程度を評価します。

    ■ 治療

    LOH症候群の治療法として、アンドロゲン補充療法(ART)が行われます。これはテストステロンの補充療法で、注射、軟膏、あるいはヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)などが使用されます。治療には患者の年齢や健康状態に応じて適切な選択肢が提供されます。

    ■ 注意点

    アンドロゲン補充療法は適切な患者にのみ推奨されており、前立腺癌患者や特定の健康問題を抱える患者には推奨されません。治療により勃起不全が改善されることがあり、精神的な症状にも対処されることがあります。LOH症候群は、男性のテストステロンの低下による症状と健康リスクが関連しており、適切な治療法によって改善できる可能性があります。しかし、治療の選択と管理は医師によって行われるべきであり、患者は専門家の指導を受けるべきです。

    まとめ・更年期障害を疑ったら・・・?鍼灸は有効。

    男女ともに更年期障害を疑ったらまずは専門の医師の診断を仰ぐとよいでしょう。血液検査などで更年期障害かどうかが分かります。更年期障害に似ていても違う病気はたくさんあります。原因を確認することが肝要です。そのうえで「今は特に投薬の必要性がない。」と医師にいわれたが症状が改善しない方、更年期障害の症状緩和・補助療法として鍼灸や漢方をお勧めします。どのように治療を勧めればよいのか?についてもお気軽にご相談ください。

    外反母趾と鍼灸治療について


    ↑YouTube動画も用意しています。気になる方は是非ご覧ください。

    ■ 重要。外反母趾の変形は基本的には保存療法では治らないが・・・

    大事なことなので初めにお伝えします。鍼灸をはじめとする物理療法、保存療法で外反母趾そのものの変形が改善するわけではありません。言い換えれば鍼灸院や整体院・整骨院などで外反母趾の変形が治ることはありません。しかし症状をなだらかにしたり、痛みを和らげ出なくすることは可能です。まずはそこをご理解されるよいでしょう。ご自身の状態が気になる方はまずは病院を受診するとよいでしょう。専門的に見てくれる病院もあります。しかし病院に行ったけどあまり解決しない、手術が必要な段階ではない、装具を作るほどではない、セルフケアでどうにかしたい・・・という方もたくさんいらっしゃいます。そのような方が鍼灸などの施術対象になります。

    また高い矯正器具などを買えば効果があるとも限りません。装具の購入や治療の進め方のコツについても詳しくお伝えします。これからどのように生活したらよいか?どのように治療を勧めればよいか?を含めてアドバイスさせていただきます。お気軽にご相談ください。

    ■ 外反母趾とは??

    外反母趾(がいはんぼし、英: Hallux Valgus)は、足の指の一つである親指(第一趾)が他の指に向かって曲がり、足の付け根(第一趾の付け根の関節)が外側に膨らんでしまう状態を指します。具体的には、親指が足の内側に向かって倒れ、他の指と重なり、足の外側に骨が突出してしまうことが特徴です。

    ■ 外反母趾があるとどんな問題が起こるか?

    外反母趾は以下のような症状を引き起こすことがあります。

    1 足の痛み:足の親指の付け根や関節に痛みが生じることがあります。特に靴を履いて歩く際に痛みを感じることが多いです。

    2 炎症と腫れ: 親指の付け根周辺に炎症や腫れが生じることがあります。

    3 靴の選択の難しさ: 外反母趾の進行に伴い、通常の靴が合わなくなり、特につま先が狭いハイヒールの靴は痛みを増加させることがあります。

    4 歩行の不自由:進行した外反母趾は足の形を変え、歩行に支障をきたすことがあります。

    ■ なぜ外反母趾が起こるか?とその対策。

    外反母趾の原因は多くの要因に関連しており、ケガのように一つに絞ることは困難です。遺伝的要因、適切でない靴(ハイヒールなど)の長期間使用、足の形態の異常(アーチがないなど)、関節の炎症、加齢による筋力の低下などが影響します。手術対象でない場合には保存療法や物理療法が効果的で症状を管理できます。

    ■ 外反母趾の治療法は?

    重症の外反母趾には手術が必要な場合があります。手術の種類には、親指の関節を修復する手術や骨を修正する手術などがあり術後は充分なリハビリテーションが必要です。

    ですがほとんどの場合で、保存療法が選択されます。外反母趾の治療には個人の症状や状態に合わせたアプローチが必要なため早期に専門家のアドバイスを受け、適切な治療方法を選択しましょう。自己判断や自己治療せずまずは専門家の指導を受けることが大切です。治療法を以下にまとめます。

    1 保存療法:以下のような方法が考えられます。

    適切な靴選び→幅広でつま先が広い靴を選びましょう。ハイヒールや細いつま先の靴を避けることが大切です。

    専用の足底矯正インソール→使用することで、足のアーチをサポートし、痛みを緩和できます。

    ナイトスプリント→夜間に親指を正しい位置に保つための装具を使用することで、症状を改善できます。

    ソルボの商品を一例としてあげます。装具についてもご相談ください。場合によっては専門家をご紹介します。

    2 物理療法:物理療法(低周波、鍼灸、マッサージ、関節運動療法等)や足のストレッチを行うことで、関節の可動域を改善し、筋力を増強します。セラピストの指導を受けることが役立ちます。

    3 薬物療法:炎症や痛みを軽減するために、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)等を処方されることがあります。痛みを緩和する注射もこれに含まれます。

    4 手術:上記のような治療をしても改善されない場合に手術が検討されます。(以下詳細)

    ■ 手術が必要な場合はどんな時?

    手術は最終的な選択肢であるためリスクとベネフィットをよく考慮しながら医師とよく話あい手術を選択するかどうか決めることになります。ほとんどの場合で保存療法(手術をしない事)が選択されますが以下のような状況では手術が検討されます。

    1 強い痛み・機能障害がある:外反母趾による激しい足の痛みが継続的で、痛みが日常生活に支障をきたしている場合。歩行や運動が制限され、生活の質が低下している場合。

    2 進行性の変形を伴う:外反母趾が進行し、親指の付け根や関節の変形が進行している場合。足の形が大きく変わり、外反母趾がますます顕著になっている場合。

    3 関節の損傷がある:外反母趾によって足の関節に損傷が生じ、それが関節症や炎症を引き起こしている場合。関節の動きが制限されている場合。

    4 保存療法の効果が限定的である:保存療法(靴の選択、物理療法、オルソティクス、薬物療法など)が効果が限定的で、症状が改善しない場合。痛みや変形が進行しているにもかかわらず、保存療法が効果的でない場合。

    ■ まとめ

    外反母趾による痛みはまずは整形外科などを受診し、専門の医師から診断を受けるとよいでしょう。装具が保険適用(療養費)の対象になる場合があります。しかし、ほとんどが手術を選択する状態ではなく、予防をしたり、痛みのコントロールをする必要が出てきますのでその場合に鍼灸治療が大いに役に立ちます。

    また病院であまり解決しなかった状態の方からの相談も多いです。まずはお話ください。