カテゴリー: 胃腸障害、消化器疾患

    胃腸の不調で鍼灸院を訪れる方は意外と多いです。

霊障(れいしょう)・電磁波攻撃などでお悩みの方への鍼灸施術に関して

■ 弊所のスタンスや施術方針について

まず最初に弊所のスタンスについてお伝えします。霊障や電磁波攻撃で悩む方は実際にいます。そのため霊がいるか・いないか?電磁波攻撃があるか・ないか?などの議論はするつもりはありません。肯定も否定もしません。弊所でできる事はそのようなことで悩む方のお気持ちを真摯に受け止め、しっかりとお話を伺いまた鍼灸施術によって体調をよくすることです。てんかんや統合失調症をはじめとする病気が疑われる場合など必要があれば医療機関への受診も勧めます。除霊を希望される方は宗教家などの頼り方についてもお伝えします。その結果、体調が改善し、心身ともにリラックスし症状が気にならなくなる方も多いです。何か特別な治療をする、除霊をする、開運グッズを販売する等の行為を田無北口鍼灸院内で行うことはありません。普通の鍼灸施術を提供しています。

■ 霊障とは何か?

webフリー百科事典weblioには「俗に、霊が憑く・霊気に中ることによって心身に不調を来すこと、を指す意味で用いられる表現。回復のために除霊・浄霊などが試みられることが多い。医学的・科学的な根拠には欠ける。」との記載がありました。岩波書店の広辞苑(第七版)には霊障(れいしょう)という言葉は掲載されていませんでしたが、似たような言葉の憑依(ひょうい)は記載されていました。「霊などがのりうつること。憑っつくこと。」とあります。

■ 世界中で訴えられる現象

霊のせいで体調が悪くなる、という訴えや実際に霊を見たという報告・物語は世界中で存在します。またそれと同時に民俗的・伝統的な治療方法も世界中にあります。霊魂や電磁波攻撃の存在を否定しても、信じている本人にとっては事実であるため効果はありません。人類学・医学的には呪われたと思い込むとショックで実際に亡くなってしまう「ブードゥーの呪い現象」が昔から知られています。中南米のシャーマン伝統治療では神と自然が一体となった儀式を行うことや時には幻覚剤を用いてこれらの症状を改善させますが現代医学的なとらえ方をすればそれも心理療法やプラセボ効果も含んだ薬物療法の一つであるという見方もできます。ケースバイケースではありますが、とくに心理・社会的な疾患には効果が高いと思います。

■ 霊障により出現する心身症状や訴えの一例

・ いつも身体が重く気分が鬱々としている

・ 家にいると窓や壁から音や気配がする

・ 診療内科で診断がつかない。薬を飲んでも改善しない。

・ 自分の考えとは違う言動をすることがある

・ 立て続けに事故やけが、不調が起こる

・ 家族や病院の医師からもあまり信じてもらえず悲しい等

■ 実際に来所された方の実例

個人情報に配慮し脚色し紹介いたします。

お名前 

川田花子さま(仮名)

年齢

42歳(施術当時)

主な訴え 

自律神経失調症、肩こり症状が強く、やたらとのどが渇く。あまり眠れていない。夜中に目が覚めてしまう。夜中に天井から音がする。電磁波攻撃をされている。耳鳴りが起こる。薬ではあまりよくないと感じているためできたら薬も減らしていきたい希望がある。(ご本人談)

施術開始時期

平成29年6月10日

改善時期

平成29年8月10日(週に1.2度程度。全7回の施術。)

経過・状況など

現在体調不良のため休職中。平成28年12月にマンションに入居したころから部屋に不快感を感じていた。心療内科にも通院中。統合失調症の可能性は否定されたが、パニック障害といわれた。(ご本人談)

(1)思い当たる原因

隣人からの電磁波攻撃(ご本人談)

(2)弊所での施術・見解

じっくりお話を伺ったうえで筋肉の緊張など確認。右首から肩にかけての緊張が強いためリラックスさせる施術を行うと説明。右の部屋から特に強い電磁波を感じる。弊所では自律神経症状(不眠・うつ傾向)やパニック障害などの症状も改善実績が多数ある。また霊障や電磁波攻撃など様々な訴えをする方も多く来所される。しっかりお話を伺い安心してもらう。まずは5回ほど施術を行い様子を見ていく。統合失調症の可能性は否定されているとのことだが何かあれば病院にも頼るよう指導。漢方内科などの選択肢もあることを説明した。

(3)経過・施術など

第一回 平成28年11月24日

頚周辺の緊張を取る目的で鍼灸、吸玉療法など行った。吸玉療法は睡眠障害にも効果がある。また東洋医学的なバランスも考え足にもお灸を行った。病院にも通院するよう指導。自己判断で薬はやめないこと。

第二回 平成28年9月10日

昨日は肩が張ってしまったが前回やった後その後ぐっすり寝れた。効果は感じている。

第三回 平成28年9月17日

寝れるようになってきているがのどの渇き症状は多少気になる。

第四回 平成28年9月24日

前回少し怠さが出たとのことで今日は弱めに施術。頚周辺の緊張を取る。音が気にならなくなってきた模様。引越しをすることを決めた。

第五回 平成28年10月7日

改善傾向。とくに寝れるようになったことが大きい。

(4)総括

特に首から背中にかけての緊張が強かったようですがお話を聞くことと鍼灸施術によってだいぶ改善しました。実際にその環境から離れることが得策と判断し、引っ越しを決めてからさらに体調が良くなったようです。何かお困りごとがあればいつでもご相談ください。

胃の調子が悪い、食欲減退、疲れが取れない(自律神経症状)、怠さや背中のコリなどに関して。田無北口鍼灸院の施術・20代女性の改善例

症状と改善例についてまとめていきます。・・・全員が同じように改善するわけではないと思いますが参考になれば幸いです。*プライバシーに配慮するため個人情報等、多少脚色してあります。

弊所は自律神経の問題で悩む方が多く来所されます。そのような問題で悩んでいる方は心療内科などにも通院したりしますが薬の効果を実感していないこともあります。また、「そもそも、どうやって体調をよくしていけばよいかわからない」と悩んでいたり胃腸障害、肩こり、頭痛など併発していることも多いです。

 

お名前 

山田アキ子さま(仮名)

年齢

24歳(施術当時)

主な訴え 

自律神経失調症、寝ても疲れが取れない、胃腸の疲れ・食欲減退、体がだるいなど(ご本人談)

施術開始時期

平成29年06月1日

改善時期

平成29年06月27日(週に1.2度程度。全5回の施術。)

経過・状況など

社会人6年目、ご主人にご飯を作りたいが食欲不振・胃の調子が悪い・疲れが取れないなどの事情がありあまりできていないことに悩んでいる。以前も体調不良で鍼灸院に通っていたことがあり鍼灸でよくなることを期待している。学生の頃は過敏性腸症候群だといわれたこともある。(ご本人談)

 

(1)思い当たる原因

前にやってた仕事が合わなくて、人間関係にもストレスがあった。*今は仕事を変えた。

高校生の頃から自律神経系の不調に悩む。過敏性腸症候群気味。2016年の10月にストレス性の大腸炎で入院しそこから調子が悪い。その際に精密検査したが異常なし。(ご本人談)

 

(2)弊所での施術・見解

胃腸の不調に対する鍼灸の効果を測定する実験は数多く行われている。*参考 医歯薬出版株式会社「鍼灸臨床最新科学」などより

施術をすると自律神経の安定作用があると説明。またこのような症状の場合CT/MRIなどの精密検査をしてもよくわからないことも多い。昨年10月に精密検査を受けたがCTもMRIも異常なし。ただし検査を否定するのではなくむしろ異常がなかったことは良いことだととらえていこうと説明。かかりつけ医を持つことの重要性を説明し病院との関係も継続勧めた。精密検査で異常がない場合は病気ではなく、体調のバランスの可能性もあるので鍼灸でよくなる可能性高いとお伝えし受け入れてもらったために施術計画をお話した。その後、施術開始。

(3)経過・施術など

第一回 平成29年06月01日

背中のこりや足の冷えが気になる。全体の緊張を取る目的で

・ 鍼灸

・ 吸玉療法

・ お灸

など行った。特に足や背中の消化器系のツボにお灸。心地よいとの反応。

 

第二回 平成29年06月05日

背中がすっきりしたかも?との事。よく寝れた。コリ症状が和らぎ改善を感じる。再度緊張を取る施術。

 

第三回 平成29年06月12日

第四回 平成29年06月19日

改善傾向。まだ症状はあるものの違和感を感じない時間が増えてきた。食欲も出てきた。

 

第五回 平成29年06月27日

改善傾向のため施術中止。今後は体調メンテナンス目的の施術を勧める

 

(4)総括

高校生の頃から体調不良に悩んでいてバランスを崩しやすい。ストレスで胃腸の調子が悪くなるタイプなので今後は自宅でもお灸をするよう指導。できる限りの運動も勧めた。リラックスが下手な為に体調の悪化がおこっていた事も原因と思われる。(考え方の問題など)今後は悪くならないように自宅でのセルフケアお灸と月に一度のメンテナンス施術を弊所で行っていく予定。お身体をお大事にしてください。

ご本人に書いてもらった施術感想も書き起こして載せておきます。

Q1、施術前つらいと感じていたことを教えてください。

①胃腸の疲れ・食欲減退②寝ても疲れが取れない・過眠ぎみ③体がだるい

Q2,施術後どうなりましたか?

①胃の不快感や便秘がなくなり食欲も出てきた。②日中の眠気が減った。夜よく寝れる。③背中や胃腸回りがすっきりした感じが続いて楽になった。

Q3,施術を受けるまでに不安なことはありましたか?

以前別の鍼灸院で痛くて失神したので(貧血のこと?だと思われる。クリニックで相談するよう伝えた)今回もそうなるのではと不安でした。始まる前や途中も丁寧にヒアリングしてくれて安心して受けられました。

Q4,改善してほしいところがあれば、お願いいたします。

とくになし。

胃の調子が悪い(ストレス性胃炎)、肩こり、めまい(自律神経症状)などに関して。田無北口鍼灸院の施術・30代女性の改善例

症状と改善例についてまとめていきます。・・・全員が同じように改善するわけではないと思いますが参考になれば幸いです。プライバシーに配慮するため個人情報等、多少脚色してあります。弊所は自律神経の問題で悩む方が多く来所されます。またそのような問題で悩んでいる方は病院などにも通院したりしますが「そもそもどうやって体調をよくすればよいかわからない」と悩んでいる方も多いです。弊所では「何科に通院しているか?どんな薬が処方されてるか?」などの話も、お薬手帳をご持参いただき詳しく伺っていきます。以下詳細・・・

 

お名前 

松本 豊子さま(仮名)

年齢

31歳(施術当時)

主な訴え 

自律神経失調症、首・肩のコリ、めまい、胃の不調(ご本人談)

 

施術開始時期

平成29年09月05日

改善時期

平成29年10月02日(週に1.2度程度。全5回の施術。)

経過・状況など

社会人10年目、持病があり自律神経症状にも悩まされている。別の整体院に行ったら首をボキボキされそうになってとても嫌だった。不安があると胃が痛くなる。平成28年9月前半に病院へ。ストレス性の胃炎と診断された。薬ではあまり改善しないと感じている。(ご本人談)

 

(1)思い当たる原因

持病や体質。学生の頃から自律神経系の不調に悩む。(ご本人談)

 

(2)弊所での施術・見解

胃腸の不調や自律神経の不調に対する鍼灸の効果を測定する実験は数多く行われています。薬では改善しづらいと感じているストレス性の胃腸不調には特に鍼灸が特に有効かもしれません。胃の不調やめまいなど改善させるために首や背中の緊張を取ったりツボを使って足を温める施術を行い身体のバランスを整えると説明。施術開始。また通院指導などはされていないようだが(状態が変わらないなどあれば)必要に応じて病院も併用するよう指導。病院の治療方針等も否定せず説明。漢方などもエビデンスがあるものがあるため必要に応じて漢方内科の医師をご紹介することもできるとお話ししました。

 

(3)経過・施術など

第一回 平成29年09月05日

背中のこりや頚のコリが強い。全体の緊張を取る目的で

・ 鍼灸

・ 吸玉療法

・ お灸

など行った。特に足や背中の消化器系のツボにお灸。心地よいとの反応。

 

第二回 平成29年09月12日

よく寝れた。コリ症状が和らぎ改善を感じる。再度緊張を取る施術。反応は良い。

 

第三回 平成29年09月19日

第四回 平成29年09月26日

改善傾向。まだ症状はあるものの違和感を感じない時間が増えてきた。食欲も出てきた。良くなってきたことを感じれれるようになった。

 

第五回 平成29年10月03日

改善傾向。今後も施術継続中。良くなってきたら少し間隔を開けていく。

 

(4)総括

持病もある関係で首や肩の緊張が強くなりやすい。持病の治療は病院で行い弊所では緊張を取りながらQOL(生活の質)をあげることを目指す。めまいの改善・胃の不調の改善など。5回の施術でそれらの効果は感じたようです。今後も継続して施術を行う。お身体をお大事にしてください。

ご本人に書いてもらった施術感想も以下書き起こして載せておきます。

 

Q1、施術前つらいと感じていたことを教えてください。

首肩のコリ、めまい、胃の不調

 

Q2,施術後どうなりましたか?

施術直後から頭がすっきりするのを感じた。胃の不調もだいぶ改善された。

 

Q3,継続的に施術を受けるとどうなりますか?

一週間に一度のペースで施術を受けているが少しずつ体がラクでいられる日数が増えている。

 

Q4,改善してほしいところがあれば、お願いいたします。

とくにありません。

なかなか治らないストレス性の腹痛について

先日、著者の5歳になる子どもが毎日腹痛を訴えるので小児科を受診させました。

さほど痛みは強くないようなのですが、1週間連続して腹痛を訴えていることからまずは小児科を受診して医師の判断を仰ぐようにしました。医師の診断名は「臍疝痛(さいせんつう)」とのことでした。これは反復性臍疝痛とも呼ばれ小児科の臨床でよくみられる一過性の、しかも毎日起る反復性の腹痛のことのようです。器質的な問題はないです。(参考:小児の痛みの発達とその臨床)とくに薬の処方もなし。ストレスや便秘などで症状が強くなるのことなのでそれらを避けるような生活をするよう指導がありました。また、小児科の医師からは緊急性がある腹痛かどうかを見る一つの目安として「子供の姿勢をよく見るように」と教わりました。痛みをこらえて背中を丸めたりしているような姿勢を取っている場合には本当に痛みが強いことが多いそうです。今回のようなストレス性の腹痛のケースは「痛みを過敏に感じている」、という見方もできるのです。子どもの訴えは素人には判断がつかない場合がありますが姿勢が一つの目安になるとのことでした。

・・・このような原因不明の腹痛の場合、大人でも子供でもまずは病院で診断を仰ぐのが無難です。腫瘍や潰瘍など器質的な問題がない場合は喜ばしいことなのですが、一方でストレス性疾患の場合は特に対処のしようもないためにお薬も出ないことが多くストレスを避けながら生活し様子を見るようになります。その後、しばらく様子を見ていても症状が変化せず不安になったり悩む方がいらっしゃいますがそのような場合には漢方や鍼灸は得意分野となることが多いです。ストレスを軽減し自律神経の安定なども図れるために痛みの緩和、体調の管理などの効果が期待できます。私も子供にさっそく小児鍼(子供用の刺さない鍼)をしたり温める灸の施術をしたりしました。気持ちの面も含めてだいぶ症状が改善されたようでした。ご自宅でもカラのペットボトルなどにお湯を入れて使い(ペットボトル温灸)お腹を温めるだけでも痛みが緩和できると思います。過敏性腸症候群や過敏性大腸炎などもストレスが大きく関係していると言われていますが鍼灸や漢方で早めに対策をしておけば痛みや症状が緩和できるかもしれません。

大人でも器質的問題ないがストレス性疾患で長期間腹痛に悩まされている方がいます。まずは同様に病院で器質的な病変がないか?原因は何か?判断を仰ぐことが大切ですが自身のセルフケアだけでは解決しない・なかなか改善しないとお困りの方はぜひ鍼灸を生活に取り入れることを検討してみてください。お悩みの場合一度弊所までご相談ください。治療期間の目安やセルフケアなどご説明させていただきます。

機能性ディスペプシア、慢性胃炎、、逆流性食道炎、慢性腸炎などと鍼灸治療のお話・・・

(1)・・・タイトルのことをお話する前に。

先日、「胃がん検診」のバリウム検査(健康診断)で再検査になってしまいました。特に自覚症状はなかったものの良い機会なので精密検査の「胃カメラ」を受けることにしました。

*余談ですが胃カメラというのは俗称であり「写メ」のようなものです。正式には上部消化管内視鏡検査といいます。

まず血液検査が行われて肝炎ウィルスなどがないか調べたうえで検査を受けることになりました。幸い検査項目はすべて陰性でした!

検査は食事を少し抜いた後行われました。喉から管を入れるため嘔吐反射が起こってしまい麻酔をしてもきつい・・・以下の写真はイメージ画像でしたがその場で異常がないかモニターに映しながら医師の先生が確認してくれます。・・・その結果、胃がんではないものの慢性胃炎がありそこが潰瘍化していたことがわかりました。

(2)検査を終えてわかったことなど

まず初めに感じたのは「検査はとても大事」ということです。精密検査を受けなくてはわからないこともたくさんあるためです。例えば今回の内視鏡検査にしてもバリウム検査だけではわからないこともたくさんわかりました。また慢性胃炎はピロリ菌によっても起こるのでピロリ菌検査も受けることになりました。ピロリ菌は胃がんの原因にもなるので調べておきたいところ。

・・・・が、それと同時に思ったこと。病院では検査はしてくれますがその後の生活指導や慢性胃炎をよくする方法を教えてくれたりはしません。これは仕方のないことなのですが困る人もいるだろうなとも思いました。

(3)機能性ディスペプシア・慢性胃炎・逆流性食道炎・慢性腸炎などと鍼灸治療

実際問題、機能性ディスペプシア(胃の機能異常)や慢性胃炎などで困っているものの病院でもらった薬では症状が改善せず鍼灸院に相談に来る方は一定数いらっしゃいます。これは病院の治療がダメだという意味ではなく薬ではなかなか改善しない分野だから起こる問題なのです。内科的なことは漢方と併用もオススメすることが多くこちらから漢方内科を紹介したりもできます。

また胃の機能異常や慢性炎症などは鍼灸治療が有効な場合があります。論文も多数存在します。なかなか改善せずにお困りの方はまずはご相談ください。

慢性便秘症候群と鍼灸治療について。

便秘で悩んでいる方は多いです。

食事や運動、

仕事の姿勢やストレスなど

さまざまなことが原因となることから

生活習慣病の一種とも言えます。

 

病院に行き、投薬治療を受けるも

なかなか改善せず

鍼灸院に相談にいらっしゃる方もいます。

 

便秘は様々原因で生じます。

 

生活習慣から生じる

機能性の便秘が多いのですが

大腸がんなど病気が原因でも発生します。

 

重篤な疾患が隠れていないか?

何が原因なのか?

など把握するために

まず病院で診察を受けることも

とても大切です。

 

鍼灸治療でも便秘症を

改善させることが可能なので

西洋医学的ガイドラインも参考にし

順に説明してきます。

 

(1)そもそも、便秘とは・・・

便秘の定義について。

ガイドラインより抜粋します。

「本来体外へ排出すべき糞便
を十分量かつ快適に排出できない状態」

である。

また「便秘症」とは、
便秘による症状が現れ、
検査や治療を必要とする状態であり、
その症状として
排便回数減少によるもの
(腹痛、腹部膨満感など)、
硬便によるもの
(排便困難、過度の怒責など)
と便排出障害によるもの
(軟便でも排便困難、過度の怒責、
残便感とそのための頻回便など)
がある。

(慢性便秘症 診断と治療ガイドラインより)

 

また上記リンクからも見れますが

慢性便秘症と呼ばれる状態は

診断基準も

専門的検査も存在します。

 

治療は自己判断で行わずに

まずは病院で医師の診察を

受けるのが良いでしょう。

 

上記のように病気が原因で

便秘が起こる場合もありますので

「たかが便秘」

と軽視して

自己判断はやめておいたほうがいいでしょう。

運動したり整腸剤を飲んでいるだけでは

病気を見逃してしまうこともあります。

 

(2)便秘症の分類・原因

機能的便秘

器質的便秘

症候性便秘

薬剤性便秘

という分類もあります。

(日本臨床内科医会・冊子より)

 

器質的便秘とはカンタンに言いますと

便の通過が物理的に原因で起こる便秘

と考えるとよいかと思います。

 

機能的便秘とは

ストレスや加齢・食生活などにより

大腸や直腸の機能が落ちて

起こっている便秘です。

 

鍼灸では主に、この機能的便秘が

施術の適応になります。

 

さらに機能的便秘でも

細かく考えればいろいろな状態があります。

 

便が硬い状態なのか?

(水分がない状態)

腸の動きが悪い状態なのか?

その両方なのか?

便秘と下痢を繰り返す状態なのか?

 

それによっても処方されるお薬も変わってきます。

田無北口鍼灸院では

「どんなお薬が処方されているのか?」

なども細かくお聞きしていきます。

良くお話を聞かせてください。

 

(3)機能性便秘をもう少し細かく

一般的に一番悩む人が多い

機能性便秘について

もう少し詳しく見ていきましょう。

 

・ 弛緩性便秘

出産回数の多い妊婦や高齢者などで

起こる便秘です。

 

★ 痙攣性便秘

ストレスや自律神経の乱れにより

おこる便秘です。

 

・ 直腸性便秘

便意の我慢しすぎや

カンチョウの使い過ぎで起こる便秘です。

 

・ 食事性便秘

食事量そのものや

供物繊維の量が足りなくて

起こる便秘です。

 

(4)一般的な治療

病院では食事指導や運動指導など

生活習慣の指導に加えて

投薬治療が中心に行われます。

 

目的に応じ様々なものが処方されますが

便を軟らかくするもの、

腸に刺激を与えるもの、

などの目的があります。

 

センナ:

マメ科の植物由来の薬です。

漢方薬では「大黄」というものが

同じ成分です。

 

酸化マグネシウム:

便を軟らかくする目的で使われます。

腸内へ水分を移動させ

便を軟らかくする働きがあります。

 

ルビプロストン:

比較的新しい薬で

アミティーザ(製品名)

という名前で知られています

 

グーフィス錠5㎎:

こちらも比較的新しい薬で

エロビキシバット水和物

という製品名でも知られています。

 

(5)鍼灸治療と便秘

前述のように病院での投薬治療を

否定したりせず

大抵の場合、併用しながら

鍼灸治療を行っていくこととなります。

 

*通常医療を否定せず

お互いの良い部分を組み合わせながら

治療を行っていく考え方を

「補完医療」といい

逆に通常医療を否定しながら行う考え方を

「代替医療」といいます。

弊所は補完医療的な

考え方をすることが多いですし

世界的にも補完医療的な考え方が

主流になっています。

 

鍼灸の目的はお腹の緊張を取ったり

背中をあたためて

自律神経の調整作用を促し

腸の蠕動運動を助けることにあります。

 

論文もたくさん存在します。

海外のものまで含めるとかなりの数がありますが

「電気鍼は慢性機能性便秘の治療に有効」

というものを一例として紹介しておきます。

興味ある方は上記リンクからご覧ください。

機能性ディスペプシア(機能性胃腸炎)と鍼灸治療について。

機能性ディスペプシアとは??

機能性ディスペプシアという名前を

ご存知でしょうか??

 

比較的最近使われるようになった病名で

以前は「ストレス性胃炎」などと

呼ばれていました。

 

胃潰瘍や十二指腸潰瘍、胃がんなどの

異常がないのに

胃のもたれや不快感、食後の胃の痛みや

膨満感などが続く状態を指します。

 

症状だけでは機能性ディスペプシアと

診断を下すことはできません。

病気でないか?腫瘍などはないか?

炎症はないか?など

超音波検査・内視鏡検査を行うため

診断確定するまでに時間を要することもあります。

 

RomeⅢ分類(日本消化器学会編集ガイドラインより)

では6か月以上前から症状があり

最近3か月に症状(胃もたれ、早期膨満感、心窩部痛、

心窩部灼熱感)のいずれかがあり

検査で原因となる疾患を確認できない

場合に診断されます。

 

機能性ディスペプシアと東洋医学

現代医学では機能障害に分類され

なかなか改善しない方も多いため

困ってしまう病気の一つですが

東洋医学的には「肝」が強くなり

「脾」(消化器)に悪影響を

与えると考えることもできます。

 

私個人としては東洋医学的な

発想で鍼灸治療を行うと

効果は出せるのではないかと考えます。

 

しかしながら

上記リンクのガイドラインを見ると

鍼灸治療が機能性ディスペプシアに

有効だというはっきりとした

エビデンスはまだないことも書かれています。

 

そのため弊所では

病院(内科、漢方内科など)の

補完的役割(併用)として鍼灸を行うこと

を推奨しています。

 

お困りの方は一度ご相談ください。

お話をしっかり伺ったうえで

鍼灸の利用方法などしっかり

ご説明させていただきます。

「過敏性腸症候群(IBS)が鍼灸によって改善する」、という論文

弊所で施術を行っていますと

多いのが自律神経の不調による

・ めまい

・ 肩コリ

・ 吐き気

・ 胃腸の不調

などです。

 

その中でも

高校生や大学生に比較的多いのが

過敏性腸症候群

といわれる症状です。

 

簡単に症状を説明しますと・・・

 

・ 学校に行く日の朝や

テストの前、部活の試合の前など

緊張するとすぐ下痢になってしまう。

 

・ 冷房の効いた場所で

少しお腹が冷えただけで

すぐにお腹がゴロゴロと痛くなる。

 

・ 特になにもしていないのに

しょっちゅう下痢をしてしまう。

 

などの症状が多いです。

 

ご本人はおかしいなと思って

病院に行っても

特に異常は見つかりません。

 

過敏性腸症候群・過敏性大腸炎

などという名前はつくものの

医師から

ストレスが原因、自律神経の問題、

などといわれどうしていいかわからず

相談に来る・・・

 

というパターンです。

 

ストレスが原因ならば

ストレスを取り除けばいいのですが

どうしてよいかなかなかわからない方も

多いです。

 

過敏性腸症候群が

鍼灸で改善するという論文

全日本鍼灸学会のHPでも

閲覧することができます。

 

鍼を打って一撃ですべてが治る

という意味ではないですが

効果があるのは確かなようです。

 

お困りの方はご相談ください。

*弊所は大学生や高校生などからの相談も多いです。