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    股関節の痛み・腰痛症、田無北口鍼灸院の施術・40代男性の改善例。

    症状と改善例についてまとめていきます。・・・全員が同じように改善するわけではないと思いますが参考になれば幸いです。プライバシーに配慮するため個人情報等、多少脚色してあります。座り仕事が長く元々腰や足にハリ感を感じていたがお子さんを抱えた時に左股関節に痛みが出てしまいました。

    お名前 

    高村幸太郎さま(仮名)

    年齢

    43歳(施術当時)

    主な訴え 

    左股関節の痛み、腰痛症、動くと股関節周辺に痛みが出る。(ご本人談)

    施術開始時期

    平成29年06月04日

    改善時期

    平成29年06月25日(週に1.2度程度。全5回の施術。)

     

    経過・状況など

    普段はデスクワーク。元々腰痛など感じていたが4月末頃から忙しくなり睡眠不足も続いていた。6/1に子供を抱えた時に痛みが出てそれから辛いのを我慢し過ごしていた。病院に行くべきか?どうしたらいいかわからないので相談しに来た。これから忙しくなるので早くよくしたい。過去に似たような症状で整形外科に通ったがあまりよくならなかった。薬ではよくならないと感じている。(ご本人談)

     

    (1)思い当たる原因

    デスクワークを長年しているため腰痛は感じていた。忙しかったのもあり疲れていたのかもしれない。(ご本人談)

    (2)弊所での施術・見解

    まずは状態把握。背中から腰が硬くなっている。股関節周辺も硬い。そこを改善するために鍼やお灸、関節運動などを行う。また痺れを伴う痛みが強い、症状が改善しない、などあればすぐに整形外科への通院もお勧めすると説明。(病院と併用することを勧める。メリットも説明。)よく症状や状況をヒアリング。まずは弊所で施術を行い様子をみていく。

    (3)経過・施術など

    第一回 平成29年06月04日

    元々腰周辺から骨盤の緊張が強い。

    肩こり症状もあり。

    ・ 鍼灸

    ・ 吸玉

    などで緊張を和らげる。患部は熱があるのでアイシング。

     

    第二回 平成29年06月6日

    前回に引き続き緊張を取るための施術。関節運動も行った。アイシングはなし。

     

    第三回 平成29年06月10日

    改善傾向。リラックスできている。痛みの質が変わってきた。朝が一番辛いが楽になってきてる。

     

    第四回 平成29年06月17日

    改善傾向。

     

    第五回 平成29年06月25日

    大分良くなっている。可動域制限もなくなってきた。今後はセルフケア自宅でも股関節動かすよう指導。

     

    (4)総括

    股関節周辺の筋肉の緊張が強かった。股関節の状態が改善したので結果的に腰痛の状態もよくなった。座りっぱなしだと様々な場所に負担がかかること説明。今後はメンテナンスとセルフケアに努めてもらう。ご本人に書いてもらった施術感想も書き起こして載せておきます。

     

    Q1、施術前つらいと感じていたことを教えてください。

    腰痛・股関節痛

     

    Q2,施術後どうなりましたか?

    1度目の施術後から痛みが軽くなりその後の治りも早く良かったと思います。

     

    Q3,施術を受けるまでに不安なことはありましたか?

    初めての鍼灸施術でどんな施術をするのか?痛みがあるのかと少し不安でしたが先生の優しく丁寧な説明ですぐにその不安はなくなりました。

     

    Q4,改善してほしいところがあれば、お願いいたします。

    とくになし。

     

    ・・・しびれや痛みは改善までに時間を要することもあります。精密検査が必要なこともあります。症状に合わせて最適な対応をします。お気軽にご質問ください。

    腰椎椎間板ヘルニアの痛み・痺れ改善。田無北口鍼灸院での施術・30代男性の例。

    症状と改善例についてまとめていきます。・・・全員が同じように改善するわけではないと思いますが参考になれば幸いです。プライバシーに配慮するため個人情報等、多少脚色してあります。弊所は痺れや痛み症状で悩む方も多く来所されます。しびれ症状は時間もかかりまた施術でよくなる方もいればあまり改善が進まないこともある厄介な症状の一つです。整形外科に行ってもなかなか改善しないと訴える方もいます。鍼灸を行うと改善することも多く今回もうまくいきました。(しかしながら、同時に病院の治療方針を否定しないことや、患者と医師の信頼関係構築をお手伝いすることも大事です)詳しくは以下・・・

     

    お名前 

    白川健太さま(仮名)

    36歳(施術当時)

    主な訴え 

    ・ 右大腿部の痛み・しびれ

    ・ 腰の痛み・しびれ

    ・ 整形外科で過去に腰椎椎間板ヘルニアの診断

    ・ 仕事で重いものを持つのでつらい。何とかしたい。(ご本人談)

    施術開始時期

    平成29年06月13日

    改善時期

    平成29年07月10日(週に1.2度程度。全5回の施術。)

    経過・状況など

    整形外科に行っていたが改善しなかった。あまり説明もしてもらえず不安・不満。(ご本人談)→医師とのコミュニケーション不足。整形外科での治療やメリットなども説明しました。必要があればこちらからも整形外科へ手紙を書いて施術報告するので、病院での治療も継続するよう説明した。納得してもらう。が、まずは弊所で鍼灸の施術を受けたいとのこと。

     

    (1)思い当たる原因

    元々腰が悪かった。3年くらい前に腰椎椎間板ヘルニアの診断をされた。仕事で重いものを持つ。(ご本人談)

    (2)弊所での施術・見解

    下肢の血流があまりよくない。股関節の動きも悪く腰への負担も強い。まずは鍼灸の施術効果などについて説明する。鍼灸をすると

    ・ 筋肉の緊張をとる

    ・ 血流の促進(下肢のお灸)

    ・ バランスの改善

    などの効果がある。その結果、症状が改善されるという例は何回もあった。しかしながらしびれ症状は難しいとも説明。受け入れてもらう。症状が強いため最初は週1・2度ほど通院してもらい様子を見てもらう。

    (3)経過・施術など

    第一回 平成29年06月13日

    腰周辺も緊張を確かめつつ下肢の血流促進に重点を置く。お灸で知覚神経を刺激。また足全体の緊張を取る目的で

    ・ 鍼灸

    ・ 吸玉療法

    など行った。腰への負担軽減もさせる。痛みがあるうちは禁酒指導。

     

    第二回 平成29年06月19日

    第三回 平成29年06月22日

    改善傾向。痛みは引いてきたが痺れがまだ気になる。引き続き緊張緩和とバランスを取る施術。

     

    第四回 平成29年06月29日

    改善傾向。まだ症状はあるものの仕事が少し楽になってきた。

     

    第五回 平成29年07月10日

    改善傾向。症状が強かったため引き続き体調メンテナンス目的の施術を勧める

     

    (4)総括

    股関節が硬いことや運動不足など様々な要因が重なり症状が悪化していた。喫煙や飲酒も好き。それらは痺れや痛みに対しあまりいい影響は与えないが症状を安定させることはできます。足の血行が改善したらずいぶんと良くなりました。今後もご自身の体調に気を配りながらお身体をお大事にしてください。ヘルニアそのものが治ったわけでないため体調管理がとても大事になってきます。また病院でできる事、鍼灸院でできる事には違いがあるのでそれらの説明もし、上手に医療機関と付き合うこともお勧めしました。ご本人に書いてもらった施術感想も以下に書き起こして載せておきます。

    Q1、施術前つらいと感じていたことを教えてください。

    2か月程度腰痛が続き痛み止めを服用し痛みをごまかし治るのを待ってましたが治らなかったことと痛みに気がめいってしまったことがつらかったです。

    Q2,施術後どうなりましたか?

    痛みがかなりの部分でなくなり以前と同じように体が動く用になりました。

    Q3,施術を受けるまでに不安なことはありましたか?

    鍼灸は初めてでしたので施術を受けるまでは不安がありましたが実際はそこまで気にする必要が有りませんでした。

    Q4,改善してほしいところがあれば、お願いいたします。

    とくになし。

    頭痛・めまい・吐き気などの症状の改善に関して。田無北口鍼灸院の施術・40代男性の改善例。

    症状と改善例についてまとめていきます。・・・全員が同じように改善するわけではないと思いますが参考になれば幸いです。プライバシーに配慮するため個人情報等、多少脚色してあります。頭痛およびめまいや吐き気など自律神経症状が改善した例です。頭痛に悩む方は多いです。男性よりも女性が多い傾向にありますが弊所では相談に訪れる方の男女比は半々くらいの割合です。詳しくは以下・・・

     

    お名前 

    伊藤 隆さま(仮名)

    年齢

    48歳(施術当時)

    主な訴え 

    首の疼痛・肩こり・目の疲れ、肩甲骨の痛み・めまい・吐き気、胃の痛み締め付けられるような頭痛(ご本人談)

    施術開始時期

    平成29年09月20日

    改善時期

    平成29年09月26日 週に1度程度、現状2回の施術だが改善傾向。

     

    経過・状況など

    肉体労働とデスクワーク半分ずつ。車の運転も多く座っている時間も長い。運転中にめまいがしてぼーとしてしまい脳神経外科に相談。CT精密検査を受けたが異常なし。元々肩こりなど感じていたが症状が強くなってきて困っていた。誰に相談していいかわからなかった。(ご本人談)

     

    (1)思い当たる原因

    ゲームが好きでモニター画面を見ることも多い。目もつかれていた。(ご本人談)

     

    (2)弊所での施術・見解

    まずは状態把握。肩甲骨周辺から頭部・頸部が硬くなっている。痛みもあり。そこを改善するために鍼やお灸、関節運動などを行う。CTにて異常なしの診察は受けているが症状が改善しない場合や悪化した場合はすぐに医師に相談するよう説明。弊所から病院を紹介できる旨も伝えた。

     

    (3)経過・施術など

    第一回 平成29年9月20日

    頭痛の状態は締め付けられるような感じ。緊張が強いタイプ。肩こり症状もあり。目の疲れもあり周辺のむくみ感あり。

    ・ 鍼灸

    ・ 吸玉

    などで緊張を和らげる。体型のバランスも調整する。

     

    第二回 平成29年9月27日

    前回に引き続き緊張を取るための施術。関節運動も行った。痛みが和らぎ胃の不調も楽になってきた。(ご本人談)

    改善してきたが症状は強いためしばらく週1で施術。良くなってきたら月に1回のメンテナンス施術に切り替える予定でいる。

     

    (4)総括

    頭痛症状に加えて吐き気やめまい、胃の痛みなどの自律神経症状も出ていました。頸部から背中周辺の緊張が強くご本人もゲームのやりすぎなど思い当たる節があったためまずは緊張を取ることに集中してもらう。2回の施術でも大分良くなってきたことを自覚してくれた。今後も施術を行い改善を狙っていく。

     

    (5)ご本人のコメント

    伊藤 隆さま(仮名)

    年齢・性別

    48歳 男性

    現在の状況

    社会人25年目

     

    Q1、施術前に辛いと感じていたことを教えてください。

    めまいがして車の運転が15分くらいしかできず頭がボーッとして気がめいってました。頭痛や吐き気にも苦しんでいました。

     

    Q2,施術後どうなりましたか?

    めまいは徐々になくなりつつあります。以前の生活を自分自身で振り返ったり考えるようにもなりました。1週間で首の痛みも緩んできました。今後も続けていきたいです。

     

    Q3,施術を受けるとどうなりますか?

    自分の身体に変化があります。胃の不調の改善などあれ、と思うような意外な部位もよくなります。

     

    Q4,改善してほしいところがあればお願いします。

    とくにありません。

    神経症・自律神経失調症・「口の中の違和感(むずむず)」田無北口鍼灸院の施術・20代男性の改善例。

    症状と改善例についてまとめていきます。・・・全員が同じように改善するわけではないと思いますが参考になれば幸いです。プライバシーに配慮するため個人情報等、多少脚色してあります。弊所は自律神経の問題で悩む方が多く来所されます。病院で医師から言われたりインターネットなどで調べて自分の症状が「自律神経失調症」に当てはまると心配されて相談に来る方も数多くいらっしゃいます。10代、20代の若者も多く来所されています。詳しくは以下・・・

     

    お名前 

    田村太郎さま(仮名)

    年齢

    21歳(施術当時)

    主な訴え 

    自律神経失調症

    口の中の違和感(ムズムズ)

    首肩のコリ、精神的不安の波。心療内科や脳神経外科に行ったが特に異常なし。「自律神経の問題では?」と医師からいわれた。どうしていいかわからない。(ご本人談)

     

    施術開始時期

    平成29年04月01日

    改善時期

    平成29年05月25日

    (週に1度程度。全9回の施術。)

    経過・状況など

    学生。高校生の頃から「口の中のむずむず感・違和感」が気になっていて今までにもいろんな病院で検査をしているが特に異常なし。3月末の多忙な時期に体調を壊してからふたたび頚のコリや腰の痛み「口の中のむずむず感」が気になるようになり弊所に相談に来る。これまでに病院でCTなどの検査もしているが特に異常なし。(ご本人談)

     

    (1)思い当たる原因

    気がついたら口の中の感覚をあまり思い当たらない。(ご本人談)

     

    (2)弊所での施術・見解

    じっくりお話を伺ったうえで筋肉の緊張など確認。首から肩にかけての緊張が強い。性格は几帳面であり神経質。口の中の違和感は医学的な異常がないなら「気にしすぎ」の可能性があると説明。違和感を取り除く努力をするのではなく(症状にとらわれることではなく)「気にならないようになること」も一つのゴールにしてはどうかと提案。受け入れてもらう。施術は違和感を取り除くための施術もするが基本的にはリラックスさせる施術を行うと説明した。弊所では神経症状の改善実績が多数あるため安心してもらった。症状が強いため9回程度通院してもらう。

     

    (3)経過・施術など

    第一回 平成29年04月01日

    頚周辺はじめ全体の緊張を取る目的で

    ・ 鍼灸

    ・ 吸玉療法

    など行った。吸玉療法は緊張を緩める効果もある。また東洋医学的なバランスも考え手にお灸を行った。

     

    第二回 平成29年04月08日

    第三回 平成29年04月15日

    第四回 平成29年04月22日

    コリ症状の改善はみられるがムズムズ感はあまりよくわからない。歯の痛みも出てきたので歯医者に行ったが異常なしといわれた。

     

    第五回 平成29年04月30日

    改善傾向。あまり気にならなる時間が出てきた。

     

    第六回 平成29年05月07日

    改善傾向。明るい話題が増えてきた。

     

    第七回 平成29年05月14日

    第八回 平成29年05月20日

    第九回 平成29年05月25日

    順調。違和感がさほど気にならなくなってきた。後はメンテナンスに努めてもらう。調子が悪いときは早目に申し出てもらう。

     

    (4)総括

    意外と思われるかもしれませんが弊所では「口の中の違和感」(むずむず)「つばが飲み込めない」など相談は多いです。またそのような相談をされる方は病院等ですでに検査を受けていて医学的な異常がないことも多いのです。違和感を完全に取り除こうとするよりも気にならなくなるようにする事を目標にしてもらうことが多いです。(また、同時にかかりつけ医の重要性や上手に病院を頼れる方法などもお伝えしています。)鍼灸が直接ムズムズ感を和らげる効果があるということではありません。あくまで間接効果ですが、簡単にいうとリラックスすることによって気にならなくなる。というイメージです。良い結果が出る方も多いです。何かお困りごとがあればいつでもご相談ください。

    ご本人に書いてもらった施術感想も書き起こして載せておきます。

    Q1、施術前つらいと感じていたことを教えてください。

    口の中のむずむずする不快感と首のこり、精神的なゆらぎです。(不安定)

     

    Q2,施術後どうなりましたか?

    口の中のむずむず感は大分気にならなくなってきました。精神的なゆらぎも落ち着く用になってきました。

     

    Q3,施術を受けるまでに不安なことはありましたか?

    鍼治療ということで不安はありましたが思っていたよりも痛くありませんでした。

     

    Q4,改善してほしいところがあれば、お願いいたします。

    特にないです。

    「期待していたものと違う」というミスマッチを防ぐために、まずは無料でしっかりお話伺い弊所で対応可能かどうかのご説明をします。「できること・できないこと」などについてもお話します。

    弊所で施術を行っていますと様々なお問い合わせをいただくことがあります。その中には不安を抱える方の問い合わせも多いです。「本当によくなるのか不安」、「鍼灸をやったことないので不安」、「鍼灸院でいいのか?病院に行くべきか?」、「今までよそで治療を受けたが良くならなかったから不安」

     

    ・・・弊所ではまずはお話を無料で伺い弊所で対応可能かどうかのお話からさせていただきます。必要ならば無料で施術体験もしていただきます。

     

    こちらとしても期待されていたものと違うものを提供してお金をいただくのは本意ではありません。まずはお話伺い説明させていただきます。また代替医療全般に言えることですが様々なやり方があり最終的には合う合わないというところも大きいです。一例をあげますと同じ鍼灸でもよそのやり方と違うと思われる方もいるでしょう。例えるならばラーメン屋さんだと思って入ったらうどん(のような料理)が出てきて期待外れになってしまうこともあるかもしれません。そのため弊所では事前にできること・できないこと(やっていること・やっていないこと)の説明もさせていただきます。

    <できること>

    事前カウンセリング:どんなことでお困りかしっかりお話伺い弊所で対応できない場合は医療機関等も紹介。鍼灸それに付随したストレッチなどの調整・吸玉療法など

    トータルバランスケア:様々な手技を行っていきます。一つだけの方法ではありません。痛いところだけを施術するのではなく身体全体をよくするための施術、全体の緊張緩和・バランス調整を目的とします。

     

    <できないこと>

    辛い部分だけを揉んでほしい、鍼でとにかく強い刺激を入れてほしい:強刺激の施術は行わないことが多いです。

    クイックマッサージのような手技:時間内で肩だけ揉んでほしい・肩だけに鍼をさしてほしいなどのオーダーには応じておりません

     

    ・・・・無料施術体験も行っていますので遠慮なくお声掛けください。いずれにせよ納得したうえで施術を受けてもらった方が良い結果が出やすいと思います。よろしくお願いします。

    吸い玉(吸玉・カッピング・吸角)療法について

    1、吸い玉療法とは?

    (1)吸い玉の誕生から

    今日のような医学や薬がなかった時代、毒を持った蛇にかまれたり傷口が化膿してしまったときの対処方法の一つとして「吸い出す」という方法が用いられていました。おそらく先のとがった貝殻や歯、爪などで皮膚に傷をつけ口で毒や膿を吸出し患部の状態を改善させていたのではないかと思われます。そして毒や膿、血液を吸い出した結果熱が下がったり痛みが軽減するということを経験し「吸い出す」という方法が注目されるきっかけになったのだと思われます。この「吸い出す」という方法は今日でも日常的に行われる施術方法です。

    (2)道具について

    はじめは口で吸い上げるという方法で行われていた吸玉療法もより効率よく吸い上げられるよう水牛の角などの道具が用いられるようになります。*吸角療法の「角」という字の由来はここにあります。

    そして時の流れとともに「吸い上げる」ための道具が西洋では円柱状の陶器やガラス、鉄製の物へ変化し東洋では竹製のものが作られるようになりました。また吸い上げる方法も変化を遂げて現在でも幅広く用いられる吸い玉の型が出来上がりました。(緑書房・吸玉療法入門、参照)

    *写真は吸い玉療法に用いられる現在の道具。

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    2、実践と効果

    (1)吸玉療法の実践

    背中の経絡(東洋医学のツボ)に沿ってカップを並べ吸引していきます。吸引だけでも効果はありますが、ツボに刺激を与えることでより一層の効果を狙います。

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    カップを取ると、写真のように皮膚が赤くなります。毛細血管が拡張することでこのような反応が得られるのです。

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    水疱ができないよう注意しながら吸引していきます。また、吸引しすぎると毛細血管を破壊してしまい赤い瘢痕が大きく残ってしまいます。自然な瘢痕は良いのですが「吸引しすぎること」で、大きな瘢痕を残すことは致しません。また昔は皮膚を破りわざと出血させてから皮膚を吸い上げる「瀉血」も民間療法として頻繁に行われていましたが現在は病院でなければこれ(出血させること)を行うことはできません。

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    お腹にも重要なツボが多数存在しているためにこのような施術を行うこともあります。

     

    (2)吸玉療法の効果

    一例として挙げておきます。

    ・ 深部にまで及ぶマッサージ効果

    ・ 血液を浄化(コレステロールを流す)

    ・ 深部でうっ血した血液を表面の流れの良い血管に戻す

    ・ 老廃物を流し排毒効果(デトックス)

    ・ 皮膚のアンチエイジング

    ・ 関節の働きを円滑にする

    ・ 内臓の働きを活発にする

    ・ 神経の働きを正常にする

    ・ コリの解消

    ・ 鎮痛作用

    ・・・など。上記のようなことから肩こりや腰痛、便秘や生理痛、冷え、むくみ、不眠症などに効果があるといわれています。(緑書房・吸玉療法入門、参照)

     

    3、田無北口鍼灸院での吸角療法

    痛いところや、お悩みの症状をカウンセリングの上、鍼灸施術を補完する形で施術いたします。ご相談ください。 *吸角療法はあくまで鍼灸施術の補完的手段として行います。吸玉施術のみは行いません。

    腰椎・頸椎椎間板ヘルニアに対しての施術~はり、各種調整

    (1)椎間板ヘルニアとは?

    椎間板、とは椎体(背中の骨)と椎体との間に存在し脊椎にかかる衝撃を和らげるクッションの役割をしています。椎間板は中央に位置するゼリー状の組織と繊維製の硬い外層で構成されています。外層に亀裂が生じ中心部にあるゼリー状の組織が飛び出すと突出部位周辺の神経根を圧迫することがあります。

     

    (2)症状

    首で起これば頸椎椎間板ヘルニアと呼ばれ手や肩などにも痺れや痛みを生じることがあります。腰で起これば腰椎椎間板ヘルニアと呼ばれ腰周辺や下肢に痛みやしびれを生じることがあります。

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    (3)田無北口鍼灸院ではどのような施術を行うか?

    ヘルニアそのものは手術をしなければ治りません。ただ病院でも手術を勧められるケースとは

    ・ 両下肢に常時のしびれや痛みがあり日常生活を送るのも困難

    ・ 排尿排便障害がある

    ・ ヘルニアにより筋力が低下してしまっている

    など症状が重い場合が多いようです。手術にはリスクも伴うことから、まずは保存療法で様子を見る、という選択をする方も少なくありません。(手術はせず温めたり筋肉をほぐすことで痛みを減らすこと)弊所ではこの保存療法を選択される方へ以下のような施術を行っています。

     

    鍼灸(はりきゅう)

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    鍼灸(はりきゅう)により緊張している筋肉がゆるみ患部への負担が減ります。また痛みそのものにも効果があるといわれています。

     

    ストレッチ

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    患部への負担を減らすためのストレッチや各種調整を行っていきます。無理やり引っ張ったり伸ばしたりする無理な施術は行いません。

     

    吸玉療法

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    吸玉(すいだま)療法は毛細血管の拡張を促すため痛みやしびれ感の改善に効果があるといわれています。

     

    (4)自己判断でなく不安があれば、まずは病院を受診しましょう。

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    MRIの画像診断などによりヘルニアかどうか診断できるのは医師だけです。自己判断でやみくもにマッサージしたり、はり治療を行ってもあまりいい結果が出ないことも多いです。もしも不安があれば一度病院(整形外科)でヘルニアかどうかの診断をしてもらいましょう。弊所でも一定期間施術を行い症状が改善しない場合や不安がある方には病院への受診をオススメしております。紹介状なども書きますのでお気軽にご相談ください。

    自律神経失調症の方へのカウンセリングシート

    田無北口鍼灸院では自律神経失調症やパニック障害うつ傾向で悩んでいる方に通常のカウンセリングシートとは別にカウンセリングシートをお渡しして質問を行っています。以下は質問内容の一部抜粋紹介です。実際に来所してもらったらもっと細かく質問していきます。自律神経症状が気になる方は以下のチェック項目に当てはまるかどうかやってみてください。耳鼻科領域(めまい・耳鳴り)でチェックがたくさんつく方はまずは耳鼻科に行き相談するのが良いでしょう。心療内科領域・内科領域も同じです。それぞれまずは病院で相談するのが良いかと思います。*鍼灸院では「病院に行ったが異常なし。だけどもいまいちスッキリしない」という方や「病院の治療にプラスして鍼灸治療をしたい」という方が対象になります。お問い合わせはこちら・・・またどの段階で病院に相談に行くべきか?迷う場合は遠慮なくご相談ください。

    <セルフチェック、質問内容>

    以下の質問に 

    はい か いいえ でお答えください。

    <耳鼻科領域>

    1  のみ込みにくいと感じたことがある。

    はい いいえ

    2  のどに違和感、又は何かつまっている感じがする。

    はい いいえ

    3  胃部の不快感、又は膨満感がある。

    はい いいえ

    4耳鳴りがする

    はい いいえ

    5めまいがする

    はい いいえ

    <内科領域>

    6  胃痛、又はみぞおちの痛みがある。

    はい いいえ

    7  嘔気(吐き気)がある。

    はい いいえ

    8  食欲不振がある。体重が減少している。

    はい いいえ

    9  下痢・軟便に悩まされている。

    はい いいえ

    10  便秘が何日も続く。

    はい いいえ

    11  便秘と下痢を繰り返す。

    はい いいえ

    12 便が出にくい、又は全部でない(残便感)

    はい いいえ

    <心療内科領域>

    13気分が落ち込む。気が滅入る。

    はい いいえ

    14 意欲・気力がない。

    はい いいえ

    15 不安(理由のない)

    はい いいえ

    16 体調不良で苦しい。

    はい いいえ

    17 イライラ・焦燥感がある。

    はい いいえ

    18 判断力、決断力低下。

    はい いいえ

    19 集中力低下。

    はい いいえ

    20 根気がない、仕事が続けられない。

    はい いいえ

    21理由のない悲しみ、いつも悲しく涙が出る。

    はい いいえ

    22 すべての事が虚しく感じられる。

    はい いいえ

    23しっかり眠れない

    はい いいえ

     

     

    <病院に行ってるかどうか?>

    病院へ行ったか?どのような検査を受けたか?

    どのような薬が処方されたか?

    どのような診断が出たか?

    なども細かく聞いていきます。

    また精密検査の情報も必ず聞きます。

    >>

    MRIやCTなどの

    精密検査は受けましたか?いつごろ受けましたか?
    MRI

    うけた ・ 受けていない

    CT

    うけた ・ 受けていない

     

    ・・・このほかにももう少し細かく質問させていただきます。詳細はスタッフまでお尋ねください。

     

    <実際に使用しているカウンセリングシート>

    参考までにご紹介します。

    ストレスと腰痛について 

    ◎ストレスと腰の痛み

    腰の痛みが精神的なものによって起きるということについて説明します。腰をいくら検査しても、原因が特定できない腰痛(非特異的腰痛)と言われているもので、最近患者が増えています。「腰が痛くて、整形外科に診察に行っても、原因は分からず、湿布と痛み止めをもらって帰ってきたが、翌朝、腰が痛かったり、だるかったりして、ベッドから抜け出せなかった」と訴える患者さんはいるものです。また、多くの人や重役さんたちの前で、スピーチやプレゼンテーションをしなければならない時、面接を受ける時など、緊張して身体がガチガチになり、それがこうじて慢性的な腰痛になってしまう人も珍しくありません。

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    メカニズム的に言うと、緊張で筋肉の血流が悪くなり、筋肉疲労になります。その結果、背中や腰の痛みを引き起こすことになります。生理学的には、自律神経の乱れで交感神経が優位になると、身体は常に緊張状態になり、動悸まで聞こえてくるようになります。交感神経がコントロールしにくくなるからです。つまり精神的疲労や心の抑圧から心身の不調を招いてしまうことになり、仮面うつ病、心因性の腰痛と診断されるケースも出てくるのです。

    対処療法としてはマッサージや入浴、鍼灸等で、血行を良くし、疲労を取り除くのが大事です。ただし、腰痛の原因を突き止められなかったら一度、心身症などの専門医による診察を受けられることもお勧めします。弊所から病院のご紹介もできます。

    2013年2月、「たけしの本当は怖い家庭の医学」という番組で、「腰痛の隠れた本当の原因を解明!完全対処スペシャル」が放映され、非特異的腰痛とストレスとの関係がテーマになりました。この番組ではこれまでご紹介してきたストレスとの関係において、少し角度を変えた分析をしていました。腰など体の一部に何らかの異常が起きると、神経を通じ脳に伝わり、異常が起きたことを「痛み」として認識します。このメカニズムを支えているのが、脳のなかで情報をやりとりする神経伝達物質ですが、ストレスを感じ続けると、この伝達物質の分泌に異常が生じるようになり、身体と脳との間で情報が正確に伝わらなくなってしまいます。結果、脳が誤作動し、通常なら痛みを感じないような小さな腰の異変を、強い痛みとして感じてしまう、との説を紹介していました。患者さんの訴えをフェイクのように断じるのは少々疑問を感じますが、未だに腰痛の原因が十分解明されていない点などを考えると、生半可では太刀打ちできない、この症状治療の奥深さを感じずにはいられません。

     

    3回施術を受けてもお痛みが続く場合や改善がみられない場合は、病院への受診を。~田無北口鍼灸院からのオススメ。

    施術を受けると、症状が改善されることが期待できますが、まれに悪化してしまうこともあります。また全く症状が改善されない場合もあります。どんな場合にそのようなことが起こるのでしょうか?説明します。施術を受けているのに症状が悪化してしまう、全く改善しない場合の一例を以下に挙げます。

    ①お年寄りの場合

    ・ 加齢による骨粗しょう症が原因で、実は知らない間に骨折していた。

    ・ ぎっくり腰だと思い気や、手をついて転んだ際に圧迫骨折をしていた

    ・ 肩こりだと思ったら、内臓などほかの原因による痛みだった。

    ・・・など。

     

    ②女性の場合

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    ・ 背中の痛みだと思ったら、実はくしゃみをした際にろっ骨が折れていた。

    ・ 腰の痛みだと思っていたら、子宮の問題など婦人科疾患が原因だった。

    ・・・このようなことは実際に、まれにあるのです。もしも、田無北口鍼灸院の施術を3回受けてみて「全く改善された実感がしない」、「逆に痛みが強くなっている気がする・・・」ということがあれば、遠慮なく相談してください。一度病院への受診をお勧めいたします。こちらから紹介もできます。鍼灸院ではレントゲンなどが取れないため確認の意味でもそうしたほうが良い場合もあるのです。医学的には診断基準というものがあります。「病院は待つので、好きではない。」という方もいらっしゃると思いますがお身体のことを考えるとそうしたほうが良いこともあります。病院に行くタイミングについてなどもご相談に応じますので遠慮なくご相談ください。最良の方法を選択するためのお手伝いをさせてもらいます。

    寝違えやぎっくり腰などの応急処置方法と、早くよくする方法。

    寝違えやぎっくり腰は痛みが強くあせってしまう方が多いのですが我々施術者側からすれば実はとても治しやすい疾患です。応急処置の基本的な方法は冷やすこと・安静にすること・お酒を飲まないこと・入浴して温めないことです。以下

     

    寝違えやぎっくり腰になってしまったときに大切なこと

     

    (1)まずは冷やす

    まずは痛めた患部氷やアイスノンなどで冷やしてください。熱を持ってたら心地よく気持よく感じるはずです。冷シップも有効です。

     

    (2)安静にすること

    動いてしまうと痛みは増強します。冷やしたうえで安静にしましょう。また痛みが強ければ固定して痛みが出ないようにします。

     

    (3)お酒を飲まない

    痛みがある時お酒を飲むとかえって痛みが強くなります。血流が促進されるためです。やめておきましょう。

     

    (4)お風呂に入らない

    同じように温めると痛みが増してしまいます。身体に炎症反応があるうちは温めない方が良いでしょう。2.3日は安静が基本です。入浴は軽くシャワーぐらいにしておくと良いでしょう。

     

    ・・・上記の4つを守っていただければ比較的早く痛みが治まってきますが、痛みが強い場合はまずは病院や専門機関に行きみてもらった方が良いでしょう。ぎっくり腰や寝違えだと思ったら実は骨の病気だったというパターンもあるため自己判断は危険です。上記のような応急処置を行っても痛みが増悪している場合、痛みが強くて寝れない場合、心配な場合などは迷わず病院を受診しましょう。鍼治療も痛みを減らすサポートができますし、生活指導などもできますので困ったらご相談ください。

    「治療に集中」しないと、よくなりません。

    病院での治療も、鍼治療もすべて同じだと思いますがどんな治療していても、自分から治したいという意思を持ち、治療に集中しないと、よくなりません。とくに腰痛や自律神経症状などの生活習慣や体質の問題が絡む慢性的な疾患はそうです。

    一例をあげますと膝が痛い方がいたとします。学校や仕事が忙しいから、という理由でたまにしか来ない方と計画通りにしっかり通院する方どちらが治るでしょうか??

    また、本当は仕事の方が大事で治療は面倒だと思っているが家族に言われて仕方なく治療に来た、予約の電話も家族がするというような方と自ら積極的に通院する方はどちらが治るでしょうか?考えるまでもありませんよね?計画通りにしっかり通院する方、自ら積極的に通院する方が良くなるに決まっています。

    鍼治療だけでなく自宅での運動もしてもらわないと良くならない場合もありますがこの時も

    「忙しいからあまりできなかった」

    というのでは良くならないでしょう。治療に集中しないと何をやっても良くならないです。そういった方はお金も時間も無駄になってしまいますので治療に集中する決心してから治療開始するほうがいいでしょう。また、よくならなくて困るのは私ではなくあなたです。弊所では最初に施術の計画を立ててそれに沿った施術を行っていきます。

    その時、

    「たとえ忙しくても治療に集中しますか?」

    とお聞きします。治療に集中する心構えができていない方はいまは鍼灸施術を受けるのをやめておいたほうがいいと思うからです。、、、とは言え気負う事はありません。できる範囲でベストを尽くして無理なく続ける事も大切です。まずはご相談ください。