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    田無北口鍼灸院の連絡事項やお休みのお知らせニュースのまとめ制度について思うこと・・・などまとめていきます。問い合わせがある場合は院に直接連絡くださいますようお願いいたします。

田無北口鍼灸院「新型コロナ後遺症・鍼灸相談窓口」設立のお知らせ

2023年05月19日更新

「新型コロナ感染後の後遺症かもしれない」、とのお悩みが多数寄せられています。弊所では鍼灸施術を受けながらゆっくりお話をすることが出来ますので、適切に病院への受診を勧めたり、行政からの正しい情報をお伝えする事も出来ます。鍼灸は原因不明の不調などを緩和する効果もあります。「新型コロナ後遺症かも?」とお悩みの方は一度お電話かLINE等でご相談ください。状況などを詳しくうかがいます。病院でできる事、鍼灸院でできることの違いなども詳しくご説明させていただき、必要ならば定期的に鍼灸施術を行っていきサポートさせていただきます。

施術料金(1回あたり)

初回7150円(税込)2回目以降6600円(税込)~

新型コロナ後遺症で見られる症状

だるさ、息苦しさ、胸の痛み・違和感、咳、脱毛、PTSD、不眠症、集中力低下、抑うつ、腰痛、背中のコリ、頭痛、神経痛、味覚障害・嗅覚障害・聴覚障害ほか

鍼灸院に寄せられたお悩み一例(個人情報に配慮し多少脚色しています)

(1)新型コロナ感染後の腰痛

50代男性 都内へ週5回通勤 2021年5月に感染し発熱、頭痛の症状があった。その後回復したが何をしても腰痛が気になるようになったためコロナ感染後の後遺症を疑って2021年7月に来所・弊所へ相談。病院にも通院するよう指導。週1回程度鍼灸施術。5回程度で改善傾向。間隔をあけながら経過観察中。

(2)新型コロナ感染後の聴覚障害

20代女性 商業施設勤務 2021年3月に感染し発熱があった。その後回復したが耳鳴りと聴力低下が気になるようになった。耳鼻科でも治療を受けているがあまりよくならない。2021年6月に来所・弊所へ相談。耳鼻科にも通院するよう指導。週1回程度鍼灸施術。少し改善傾向も経過観察中。

(3)新型コロナ感染後の微熱・倦怠感

30代男性 会社員 2022年2月新型コロナ感染発熱 その後だるさと味覚障害、微熱症状が続く。味覚症状は改善したものの微熱やだるさが残存。弊所に相談。強いだるさや疲労感を伴うためPEM(コロナ後遺症でだるさが強く出る症状)疑いもあり。耳鼻科や内科にも相談するよう指導。漢方内科や渋谷区にある後遺症をよく見ているクリニックの情報、耳鼻科領域のBスポット療法(EAT、上咽頭擦過療法)などの情報、漢方薬が有効かもしれないという情報をお伝えした。そのうえで鍼灸施術も希望されたため弊所に通院。4回ほど施術を行い改善傾向。

 

新型コロナ後遺症もワクチン後遺症も心理的な要素やストレスが大きく関係します。気持ちが体調に与える影響は大きくブードゥーデスとよばれる「呪われたと思うことでショックで亡くなってしまうこと」も昔から現象として知られています。(生理学者のキャノンもこの現象を研究しました。)気のせい、という意味ではなく気持ちやストレスが体調に与える影響はとても大きいということです。弊所ではストレスや気持ちのサポートも行っています。鍼灸治療が実際に効果があることも多いです

 

・・・また東京都は相談窓口について告知しています。まずはこちらの公共相談窓口を利用するのも良いと思います。まずはかかりつけ医や近所のクリニックを頼るよう勧められるようです。詳細は以下都立・公社病院患者支援センターへの「コロナ後遺症相談窓口」の設置について

1 対象

新型コロナウイルス感染症と診断(PCR検査等で陽性)されてから、1~2か月以上経過し、何らかの症状がある方 ※ 相談は原則、御本人からお願いします。

2 相談の方法及び内容

患者支援センターの看護師等が、電話で症状等について相談をお受けして、症状に応じて、医療機関の受診につなげるなど支援します。(相談は無料)

相談の内容

・具体的な症状や体調に関する相談

・症状に応じた受診について

対応

・症状により、かかりつけ医やお住まいの近くの医療機関への受診を御案内するほか、かかりつけ医がいない場合や症状が重い場合などは、外来受診を御案内いたします。

※ 新型コロナウイルス感染症の後遺症については、現時点では確立された治療法がないため、医療機関を受診された場合、治療は症状に応じた対症療法が基本となります。また、受診においては所定の医療費がかかります。

3 相談を受け付ける病院

東京都はHP上でコロナ後遺症に対応してくれる医療機関(クリニック)を公開しています。まずはこちらを参考にしてみてください。また西東京市田無町周辺の病院だと以下の病院に相談窓口があります。

多摩総合医療センター

電話(相談窓口直通)
042-312-9163

多摩北部医療センター

電話(相談窓口直通)
042-306-3161

★費用は労災保険適用となる可能性があります。

「コロナ後遺症・ワクチン後遺症だと思ったら実はほかの病気だった・・・」 という事例もあります。鍼灸は症状緩和が得意ですが、検査や診断は病院でないと出来ません。

そのため必ず病院も「上手に」利用することが望ましいです。近隣のクリニックに紹介状を書く事も出来ます。まずはじっくりお話を聞かせてもらいますのでお悩みの方はお気軽に弊所にご相談ください。

新型コロナ後遺症・ワクチン後遺症で鍼灸施術を受ける際の注意点

日本で一番新型コロナ後遺症を診ているといっても過言ではない渋谷のヒラハタクリニックの平畑光一医師は、患者の訴えを分析し、ワクチン副反応を訴える人では以下のような症状が多いことを報告しています

倦怠感、気分の落ち込み、思考力の低下、頭痛、体の痛み、不眠、息苦しさ、食欲不振、動機、発熱、脱毛、咳、味覚障害、嗅覚障害・・・

またこれらの訴えはコロナ後遺症を訴える方の症状とも類似します。そしてまだ、この病気はよくわかってないことも多いです。ストレスが原因で症状が悪化している可能性もありますが、いわゆる心身症(ストレスが原因)だけが原因であるとも言い切れません。またストレスが原因というのは「気のせい・実際は病気ではない」という意味ではありません。ストレスが原因で身体に症状が出ることはよくあるのです。

ここ最近(2022年10月11日現在)「病院に行ってもあまりちゃんと見てもらえなかった。」、「病院ではあまり話を聞いてもらえなかった」、「問題が解決しなかった」という理由で鍼灸院に相談に来る方が増えています。そこで今回は新型コロナ後遺症・ワクチン後遺症で鍼灸施術を受ける際の注意点についてまとめます。ぜひ参考にしてみてください。

 

1,鍼灸は症状緩和に有効ですが、、、

上記のような症状を訴える方への鍼灸は有効です。筋緊張が緩和され、自律神経が安定し、リラックスするため結果的に症状が改善することが多いです。ただ新しい病気であり鍼灸治療のエビデンスなどはまだ出せる状態でなく、わかっていないことも多いです。

2,鍼灸院だけ、で治療することはお勧めしません。病院も定期的に受診しよう

「コロナ後遺症・ワクチン後遺症だと思ったら実はほかの病気だった・・・」 という可能性もあります。鍼灸は症状緩和が得意ですが、検査や診断は出来ません。そのため必ずクリニック、病院も「上手に」利用することが望ましいです。

そもそも、日本の医療システムは

かかりつけ医(町のクリニック)→大学病院

のように何か問題が疑われた場合、クリニックから専門病院を紹介してもらい受診する方が、スムーズに治療や検査を受けられる仕組みになっています。たしかにコロナ後遺症のような病気は現代医学的な診断が付けづらい(付きにくい)ため「病院に行ってもあまりちゃんと見てもらえなかった。病院には行きたくない。」という声を聞くこともあります。そのようなに方も田無周辺クリニックの情報提供なども行っています。Bスポット療法(上咽頭擦過治療(EAT))などを実施している耳鼻科や漢方内科などは比較的、後遺症の問題に対応してくれます。かかりつけ医がいない方は紹介もしますので病院との併用治療をオススメします。東京都はHP上でコロナ後遺症に対応してくれる病院(クリニック)の情報を公開しています

まずはじっくりお話を聞かせてもらいますのでお気軽に弊所にご相談ください。

 

「お灸(温灸)」を中心とした疼痛調整について 

先日、90代の女性の方から施術相談を受けました。過去に帯状疱疹をやってから発生するようになった肋骨の神経痛症状が強かったためお灸(温灸)での施術を提案し、実際に施術を受けてもらったところ痛みの自覚が大きく改善したようです。(VAS10→施術後VAS5)古傷が痛むことはよくありますがそのような場合冷やすよりも良く温めたり、よく関節を動かしたほうが痛みは軽減する模様です。

使ったお灸の種類は?

上記写真のような台座級といわれるものです。やけどをしないタイプのものです。

なぜお灸で痛みが軽減されたのか?

・ お灸をしたことで幹部周辺に滞っていた発痛物質が洗い流された

・ 患部周辺の筋肉が緩み動作に伴う負担が軽減された

等の理由が考えられます。

痛みの軽減によるメリットは?

ADL(日常生活動作)向上、疼痛緩和などが期待できます。ご本人も痛みがひどくて日常生活動作、例えばトイレに行くために立ち上がる際の痛みにとても不自由を感じているようでした。

 

痛みが強く外出できない方は出張での施術も承っております。また病院の診察を受けている方や介護保険を使ってリハビリ等を受けられている方などは私の方から医師の方やケアマネージャーさんにお手紙を書き施術内容等の報告をさせていただくこともできます。お困りの方は一度ご相談ください。

鍼灸院からご提案「上手な医療のかかり方」

かかりつけ医を持とう!

「地域の医療機関を上手に利用するためのパンフレット」を作成し来所された方へ配布しています。制度上、地域のクリニックから紹介されて専門病院を受診する方がスムーズに精密検査が受けられる等かかりつけ医を持つメリットは大きいです。鍼灸院だけでなく地域の医療機関も上手にご利用ください。

適切に医療機関も受診しよう

田無北口鍼灸院では

・ 3回ほど施術しても症状が全く改善しない方
・ しばらく病院を受診していない方
・ 医師の診察も希望する方

などに対し必要に応じて病院への受診もおススメしています。

「腰痛だと思ったら実は骨折していた・・・」
「腰痛だと思ったら婦人科疾患だった・・・」

そのようなケースは少なからず存在します。鍼灸治療は、痛みだけでなく不快症状や自律神経症状の改善など薬では解決できない問題にも対処できます。しかし、重大な病気の見逃しを防ぐことも重要です。何かあればお気軽にご相談ください。

ご存じですか?かかりつけ医制度や重要性

かかりつけ医とは「なんでも相談できる上、最新の医療情報を熟知して、必要な時には専門医、専門医療機関を紹介でき、身近で頼りになる地域医療、保健、福祉を担う総合的な能力を有する医師。」のことです。(参考1)地域の医師すなわち街のクリニックのお医者さんは、診察を通してお薬を出してくれたり、検査をしてくれます。また何か大きな病気が疑われた場合など大学病院や総合病院をすぐに紹介してくれ精密検査を勧めてくれます。一方で、働いている30、40代の方は忙しいためにかかりつけ医を持たずに鍼灸院等の施術所で済ませてているというデータもあります。(参考2)鍼灸院を利用する方も病院の上手なかかり方を知り、かかりつけ医を持つと良いでしょう。

参考1:日本医師会HP 2:「国民生活基礎調査」匿名データによる疼痛有訴者の伝統医療受療行動分析 : 職業および所得との関連を中心に

大きい病院にかかる際の流れ ~上手なかかり方のご提案~

自身で直接大学病院や総合病院を利用すると、イメージ通りにいかないこともあります。参考にしてみてください。

▲ 大学病院等を直接受信すると選定療養費がかかる
▲ 自分の希望通りにいかないこともある
→ 例えばこんな事例
▲ 急に調子が悪くなって休日受診したが、すぐに返されて問題解決しなかった
▲ 原因不明の痛みで救急車を呼んだが、救急搬送された病院では問題解決しなかった。なかなか受診先も決まらなかった。

*パンフレットの中身の写真も載せておきます

霊障(れいしょう)・電磁波攻撃などでお悩みの方への鍼灸施術に関して

■ 弊所のスタンスや施術方針について

まず最初に弊所のスタンスについてお伝えします。霊障や電磁波攻撃で悩む方は実際にいます。そのため霊がいるか・いないか?電磁波攻撃があるか・ないか?などの議論はするつもりはありません。肯定も否定もしません。弊所でできる事はそのようなことで悩む方のお気持ちを真摯に受け止め、しっかりとお話を伺いまた鍼灸施術によって体調をよくすることです。てんかんや統合失調症をはじめとする病気が疑われる場合など必要があれば医療機関への受診も勧めます。除霊を希望される方は宗教家などの頼り方についてもお伝えします。その結果、体調が改善し、心身ともにリラックスし症状が気にならなくなる方も多いです。何か特別な治療をする、除霊をする、開運グッズを販売する等の行為を田無北口鍼灸院内で行うことはありません。普通の鍼灸施術を提供しています。

■ 霊障とは何か?

webフリー百科事典weblioには「俗に、霊が憑く・霊気に中ることによって心身に不調を来すこと、を指す意味で用いられる表現。回復のために除霊・浄霊などが試みられることが多い。医学的・科学的な根拠には欠ける。」との記載がありました。岩波書店の広辞苑(第七版)には霊障(れいしょう)という言葉は掲載されていませんでしたが、似たような言葉の憑依(ひょうい)は記載されていました。「霊などがのりうつること。憑っつくこと。」とあります。

■ 世界中で訴えられる現象

霊のせいで体調が悪くなる、という訴えや実際に霊を見たという報告・物語は世界中で存在します。またそれと同時に民俗的・伝統的な治療方法も世界中にあります。霊魂や電磁波攻撃の存在を否定しても、信じている本人にとっては事実であるため効果はありません。人類学・医学的には呪われたと思い込むとショックで実際に亡くなってしまう「ブードゥーの呪い現象」が昔から知られています。中南米のシャーマン伝統治療では神と自然が一体となった儀式を行うことや時には幻覚剤を用いてこれらの症状を改善させますが現代医学的なとらえ方をすればそれも心理療法やプラセボ効果も含んだ薬物療法の一つであるという見方もできます。ケースバイケースではありますが、とくに心理・社会的な疾患には効果が高いと思います。

■ 霊障により出現する心身症状や訴えの一例

・ いつも身体が重く気分が鬱々としている

・ 家にいると窓や壁から音や気配がする

・ 診療内科で診断がつかない。薬を飲んでも改善しない。

・ 自分の考えとは違う言動をすることがある

・ 立て続けに事故やけが、不調が起こる

・ 家族や病院の医師からもあまり信じてもらえず悲しい等

■ 実際に来所された方の実例

個人情報に配慮し脚色し紹介いたします。

お名前 

川田花子さま(仮名)

年齢

42歳(施術当時)

主な訴え 

自律神経失調症、肩こり症状が強く、やたらとのどが渇く。あまり眠れていない。夜中に目が覚めてしまう。夜中に天井から音がする。電磁波攻撃をされている。耳鳴りが起こる。薬ではあまりよくないと感じているためできたら薬も減らしていきたい希望がある。(ご本人談)

施術開始時期

平成29年6月10日

改善時期

平成29年8月10日(週に1.2度程度。全7回の施術。)

経過・状況など

現在体調不良のため休職中。平成28年12月にマンションに入居したころから部屋に不快感を感じていた。心療内科にも通院中。統合失調症の可能性は否定されたが、パニック障害といわれた。(ご本人談)

(1)思い当たる原因

隣人からの電磁波攻撃(ご本人談)

(2)弊所での施術・見解

じっくりお話を伺ったうえで筋肉の緊張など確認。右首から肩にかけての緊張が強いためリラックスさせる施術を行うと説明。右の部屋から特に強い電磁波を感じる。弊所では自律神経症状(不眠・うつ傾向)やパニック障害などの症状も改善実績が多数ある。また霊障や電磁波攻撃など様々な訴えをする方も多く来所される。しっかりお話を伺い安心してもらう。まずは5回ほど施術を行い様子を見ていく。統合失調症の可能性は否定されているとのことだが何かあれば病院にも頼るよう指導。漢方内科などの選択肢もあることを説明した。

(3)経過・施術など

第一回 平成28年11月24日

頚周辺の緊張を取る目的で鍼灸、吸玉療法など行った。吸玉療法は睡眠障害にも効果がある。また東洋医学的なバランスも考え足にもお灸を行った。病院にも通院するよう指導。自己判断で薬はやめないこと。

第二回 平成28年9月10日

昨日は肩が張ってしまったが前回やった後その後ぐっすり寝れた。効果は感じている。

第三回 平成28年9月17日

寝れるようになってきているがのどの渇き症状は多少気になる。

第四回 平成28年9月24日

前回少し怠さが出たとのことで今日は弱めに施術。頚周辺の緊張を取る。音が気にならなくなってきた模様。引越しをすることを決めた。

第五回 平成28年10月7日

改善傾向。とくに寝れるようになったことが大きい。

(4)総括

特に首から背中にかけての緊張が強かったようですがお話を聞くことと鍼灸施術によってだいぶ改善しました。実際にその環境から離れることが得策と判断し、引っ越しを決めてからさらに体調が良くなったようです。何かお困りごとがあればいつでもご相談ください。

耳温灸(耳鍼)、頭部鍼(頭皮鍼)

耳温灸・耳鍼について

耳の内部を温めるとどんな作用があるのでしょうか?

耳の周辺には顔面神経、三叉神経、迷走神経など、多くの神経が分布していて耳の穴には迷走神経の末端がきています。 迷走神経は体性神経(運動神経と感覚神経)と副交感神経が合わさったものになります。 つまり、耳の穴への温灸や鍼は、迷走神経=副交感神経への刺激となるのです。最近ではここに注目し、耳の内部を温め入眠サポートをするような商品も販売されています。

耳鍼の研究はたくさんの報告があります。田無北口鍼灸院ではこれらの効果に着目し、頭部周辺の鍼や目の周りの刺激なども含め緊張を緩和していきます。

頭部鍼(頭皮鍼)について

頭部への鍼は中国で研究が盛んで頭皮鍼という名前で知られています。特に脳卒中、多発性硬化症、脊髄損傷、外傷性脳損傷による麻痺のリハビリによく使用されます。

頭のてっぺんにある有名なツボ「百会」に鍼をすることで視力が改善した研究報告もあります。限定的であるものの目の疲れなどに対しては効果があるものと思われます。

<研究内容と結果>

日頃から疲れ目を感じ,屈折異常以外に特別な疾患を持たない成人ボランティア30名60眼(平均年齢 23.8±3.8 歳)に

 

1: 百会毫鍼群 10 名 20 眼。ステンレス製鍼灸針 (直径 0.16mm、セイリン社製) を百会穴(GV-20)に10mmの深さまで横刺で刺入した後、10分間置鍼。

 

2: 百会鍉鍼群 10 名 20 眼。真鍮製のばね式鍉鍼 (KN-412、カナケン製) を百会穴(GV-20)に心地よい程度の強さで10分間の圧刺激を行った。

 

3: 対照群 10 名 20 眼。百会穴に鍼管のみを軽く当て、鍼管上部を数回タッピングした後、直ちに鍼管を取り除き、10分間の安静仰臥位を保った。

 

結果・結論

裸眼視力より、前後比較では百会鍉鍼群で有意に向上し(P<0.01)、群間比較では百会鍉鍼群で対照群と比較して有意に向上した(P<0.05)。矯正視力より、前後比較では百会毫鍼群と百会鍉鍼群で有意に向上し(P<0.01)、群間比較では百会毫鍼群と百会鍉鍼群が、対照群と比較して有意に向上した(P<0.05)。VAS より、前後比較では百会毫鍼群と百会鍉鍼群で有意に改善し(P<0.05)、群間比較では有意差が認められなかった。毫鍼刺激と鍉鍼刺激により視力は向上したが、眼疲労に対する効果は限定的であった。

 

毫鍼刺激と鍉鍼刺激の視力や眼疲労への影響の評価 | 鍼灸 | 「統合医療」情報発信サイト 厚生労働省 

耳温灸・頭部鍼で効果が期待できる症状

不眠症(特に入眠サポート)、パソコンの使い過ぎによる目のカスミ・疲れ、自律神経の不調(胃の不調、めまい、耳なり・耳の不調、気分の落ち込みなど)、緊張による頭痛、痛み・しびれ、脳卒中に伴う麻痺等 ほか

痛みを伴わない心地よい刺激です。まずはご相談ください。

治る人・治らない人の違い。医療者との信頼関係について。

例えば腰痛、しびれなど何でもいいのですが同じような症状でも治る人・治らない人がいます。正確にいうと良くなる人・良くならない人かもしれません。「医療者(施術者)との信頼関係」が築けるかどうか?が大きなカギになります。詳しくは以下。*医療全般に言えることなので医師や施術者という書き方をしています。施術者は鍼灸師やマッサージ師等のことを想像していただけますとわかりやすいです。

・・・先日学校教育に長く関わっていた、という方とお話する機会があったのですがとても印象深いことをおっしゃっていました。「先生のことが信頼できないと勉強や教育は進まない。」という内容のお話でした。その話を私は「なるほどなあ」と納得しました。これは医療でも同じようなことが言えそうです。医療は患者さんと医療者(施術者)の信頼関係がないと成り立ちませんし良い結果が出ないことが多いのです。

(1)患者側の問題

以下のような方は要注意かもしれません。

・ 自己判断してしまう方

自分で症状をネットなどで調べ多分これだろうと決めてかかり医師などを困らせてしまいます。

・ 約束を守らない方

また通院のペースも自己判断してしまうため約束を守れません。治療が進まないこともあります。

・ 話を聞かない方

医療者側にアドバイスなどをされても受け入れない方は結局は良くならないことが多いです。

・・・上記のようなことはすべて信頼できていないことや治療に集中できていないことに根本的な原因があります。もちろん医療者側に責任もあるでしょう。一例として挙げてみましょう。

 

(2)医療者側の問題

以下のような医師や鍼灸師・マッサージ師は信頼されないでしょう。

・ 説明しない医師(施術者)

インフォームドコンセントと言って説明責任の重要さが叫ばれている昨今、説明しない人は不信感を招きます。

・ 話を聞かない医師(施術者)

また病気の説明ばかりで患者さんの話が聞けない医師(施術者)も信頼関係が築けないことが多いようです。また大学病院など待ち時間だけ長く診てくれる時間や話を聞いてくれる時間が短いという構造的な問題も信頼関係が作れない原因になるようです。

・ 清潔感がない

これは問題外かもしれません(笑)清潔感がないと嫌なのはどの仕事でも同じです。

・・・

簡単にまとめてみましたがいかがでしょうか?いずれにせよ信頼関係が作れない治療は(鍼灸やマッサージなどの施術も同じです)良い結果が出ることが少ないのでやめておいたほうがいいでしょう。弊所では説明(カウンセリング)など施術以外のことも重点的に行ってます。信頼してもらえるよう全力を尽くします。

*弊所では以下のような内容を掲示し最初にお読みいただいて納得していただけない方は施術をお断りしています。

´どんな治療でも「信頼関係」が大切です。「信頼関係を築けない場合」は施術を中止します。

・・・一例ですが「病院に行ったが話を聞いてもらえず、薬を出されただけで嫌な気持ちになった。」という経験を話される方は多いです。治療は提供側と患者側の双方向から行うものなので信頼関係が築けない場合、どんなことをしてもうまくいかないことが多いです。

こちらとしてもしっかりとお話を伺い、ベストだと思われる施術や通院方法を提案します。しかしながら信頼関係が築けない場合は、施術をやめたほうが良いと思います。こちらがなにか提案しても「・・・いや、それは・・・」と否定されてしまうと治療は進みませんし、うまくいかないためです。また初回施術後に連絡先などをお聞きすることがありますが、『「はがき」・「メール」・「電話」・「LINE」など問わず一切連絡してこないでほしい。』という方とも信頼関係を築くのは難しいです。そのような方はよそへ行かれることをオススメします。

 

良くなる人・良くならない人の違い(頭痛や腰痛、坐骨神経痛・自律神経失調症などの慢性症状の改善に関して)

田無北口鍼灸院では日々、施術および治療相談活動を行っていますが良くなる人・良くならない人というのはどうしても出てきてしまいます。 全員良くすることができれば一番良いのでしょうがどうしてもそうはなりません。そこで、少しでも良くなる方を増やすため本日はその「差」良くなる人・良くならない人の違いをまとめていきます。 ・・・良くなる人、と良くならない人の一番の差は何でしょうか? 病気の差でしょうか?体力の差でしょうか? もちろんそれもありますが同じようなタイプ、同じような病気でも良くなる人と良くならない人がいます。一番の差は「考え方の差」にあります。生活に対する考え方や、治療に対する考え方、病気に対する考え方などですがどういうことなのか一つづつ例を挙げて説明していきます。

(1)良くなる人は良い方に着目し良くならない人は悪い方に着目。
良くなる人は「鍼灸を受けてこれだけよくなった」という考え方をします。

・ まだ痛みはあるが腰痛が楽になった

・ 痺れが改善した

・ 施術を受けていると日常生活が楽

・・・など。良い方に着目するのです。その結果体調もどんどん良くなります。しかしながら良くならない人は「悪い方に着目してしまう」という癖があります。

・ まだこれだけ痛い

・ まだ痺れが残っている

・・・など。悪い方に着目すると痛みやしびれはどんどん気になる方に行きます。悪化してしまうのです。精神的な問題・メンタル面が体調に及ぼす作用は大きいです。良い方に作用させるのが絶対に良いです。

(2)良くなる人は自分のペースとこちらの提案を折衷し無理なく通院するが良くならない人はそれがない。

皆さん、治療以外にも日々忙しいのは承知しています。子育て、仕事、部活・・・良くなる方はそんな中でも治療を優先しつつ自分の生活にもうまく折り合いをつけ上手に通院します。良くならない方はある時だけ集中的に来るもいきなりプツりとこなくなったりします。弊所に来なければ良くならないという意味ではなくメンテナンスをしっかりしたり定期的に体調を見直さないとよくはならないでしょう。

(3)良くなる人は自分でも頑張るが、良くならない人はすべて丸投げ。

良くなる人は家でできるトレーニング、食生活の改善、生活習慣の改善など自分でできることにも積極的に取り組みます。 良くならない人は施術者に丸投げし自分では何もしません。痛みやしびれなどの慢性疾患はつまるところ生活習慣の積み重ねから生じていますので生活を変え、行動を変え考え方が変わらないと絶対に結果は変わらないのです。

(4)良くなる人はこちらの話を聞くが、良くならない人は自分の感覚だけを信じる

良くなる人は上記のような生活習慣改善のための運動や食生活指導について関心を示し実際に行動しますが良くならない人は絶対に行動しませんし自分の習慣を変えません。それよりも今、この痛みをこの痺れを、この症状を何とかしてほしいという症状にとらわれた状態から抜けられません。結果、自分のやり方以外受け入れることができないため体調もよくなることがありません。以上、まとめると上記のような特徴があります。良くならない人が上記のような人になってしまった背景には過去に医療機関で嫌なことを言われたのかもしれませんし何かトラウマがあって人のアドバイスを聞けなくなってしまったり意固地な性格になってしまったのかもしれません。ですから良くならない人が悪い、という責めるための話ではなくこのまとめは少しでもよくなる人を増やすための試みです。

そこをご理解いただいただけますと幸いです。・・・いろいろ書きましたが大切なことは実は2つになります。シンプルに以下2つのことを守ればほとんど、よくなります。

1、治療者(鍼灸師や医師など)と信頼関係を築く

2、(忙しくても)治療に集中する

3、痛みや症状が一時的に取れたとしても、治ったわけではないことを肝に銘じ、治療やセルフケアを継続する。→そうしなければまたすぐに悪い症状が出ることも多い

これだけです。・・・しかしながらこれが本当に難しかったりもするのです(笑)いずれにせよ皆様に信頼してもらい良い方向に導くのが私の仕事ですので頑張っていきたいと思います。一緒に頑張って良くしていきましょう。

症状をとること「だけ」に目を向けると、あまり良い結果を得られない

弊所にて鍼治療の施術をしながら感じたことなど書いていきます。・・・同じ治療をしていても良くならない人と良くなる人がいます。様々な理由があってそうなるのですが症状を取ること「だけ」に目を向けている方はあまりよくならないことが多いです。どういうことかと言いますと例えば「肩こり」で悩む方がいるとします。症状が発生するには様々な理由があります。生活習慣の問題だったり、ストレスの問題だったり、持病の問題だったりします。それは人それぞれです。

慢性的な症状というのは「転んだために足をひねった」ケガなどとは違い原因を一つに特定するのは難しいです。ですので弊所では「体質+ストレス+生活習慣」という言葉で説明することが多いです。そして生活習慣や持病から生じていた場合、鍼灸を行うと症状は緩和しますが

生活習慣やストレスがそのままの場合・・・

当然、緩和した症状も時間とともに元に戻ってしまいます。

ですので定期的に生活習慣や体調などは見直しした方がいいです。

・・・しかしながらこのようなことを説明してもあまりご理解いただけ無かった方はある時期だけ一生懸命通院したりセルフケアはするもののぱったりやめてしまう方が多いです。その後自分でセルフケアや体調を見直す時間を作ってればいいのですが大抵はそういう時間を作っていません。これは

「症状を取ることだけ」に集中してしまっている状態です。

生活習慣や持病などの問題を無視してしまっています。そうなると一時的によくなった体調も結局は元に戻ってしまいご満足いただけないことも多いです。どこへ行ってもあまりよくならないという方は

自己判断

病院等をジプシーのように変える

繰り返してしまっている方も多いので注意が必要かもしれません。また慢性疼痛と呼ばれる痛みが取れない状態の方もこのような悪いループにはまってしまうことがあります。慢性疼痛はカンタンに言うと脳が痛みを認識し続けた結果、身体にも不調を起こしている状態です。何度も施術をうけると痛みがポンとなくなるという性質のものではありません。どちらかというと痛みをごまかしたりうまく付き合っていくことが大切になってきます。ですのでこれらの方も通院間隔を徐々にあけ、ご自身でも定期的に体調や生活習慣を見直す機会を作るといったことが大切になってきます。

念のために書いておきますが弊所で鍼治療を定期的に受けないと良くならないよ、という意味ではありません。施術者(治療者)との信頼関係もとても大切です。何かあれば弊所にもお気軽にご相談ください。信頼関係が築けあなたの体調がよくなることを願ってやみません。

パニック障害・自律神経症状に関して。田無北口鍼灸院の施術・30代女性の改善例。

プライバシーに配慮し症状と改善例についてまとめていきます。・・・全員が同じように改善するわけではないと思いますが参考になれば幸いです。

お名前 

山本山代さま(仮名)

年齢

38歳(施術当時)

主な訴え 

首の痛み、息苦しい感じ、肩こり、電車に乗るとドキドキし気分が悪くなる。

施術開始時期

平成26年4月19日

改善時期

平成26年12月27日

(週に1度程度。全35回の施術。)

経過・状況など

平成26年1月頃より調子が悪い。いわゆる「パニック障害」のような症状もあり2月中旬に会社を辞め療養中。漢方内科に通院しながらプラスアルファの施術として鍼灸を選択。筋緊張の緩和・頚の痛み緩和希望。

(1)思い当たる原因

看護師の仕事をしていて2・3年激務だった。また夜勤などもあった。

(2)弊所での施術・見解

性格はまじめ頚周辺の緊張が気になる。*自律神経症状に悩む人は頚周辺の緊張を訴える方が多いです。匂いも過敏になっている。アロマのにおいなどが不快に感じることがある。自律神経症状が強い。本人の希望で漢方内科を選択している。医師に定期的に診察してもらっている模様。否定せずそのまま継続を勧めた。症状が強いため週に鍼灸も一度ペースで施術を行うことを提案。良くなったら施術感覚を開けてもらう。了承してもらう。

(3)経過

症状が強かったため少し時間がかかりました。(約9か月)さすがに全部は経過を書ききれないため症状の変化など書いていきます。

最初の3か月。頸部を中心に緊張が強いため緊張緩和を狙う施術。

次の3か月。改善傾向。パニック症状が弱まる。東洋医学的なツボの働きなども意識しながら施術。

最後の3か月。改善傾向。お灸なども使いながら体を温める。大分改善したため後は月に1度程度のメンテナンス施術に切り替えてもらう。自宅でできる体操なども指導。今では趣味のコーラス活動も楽しめるようになった。

(4)総括

症状が強く、改善までに少し時間がかかってしまいましたがご本人との信頼関係があったので良い状態で改善することができました。このケースのように時間がかかる場合もありますが自律神経症状もほとんどの場合でよくなることが多いです。病院との併用もできますのでご相談ください。

うつ傾向・パニック障害・自律神経失調症に関して。田無北口鍼灸院の施術・40代男性の改善例。

症状と改善例についてまとめていきます。・・・全員が同じように改善するわけではないと思いますが参考になれば幸いです。プライバシーに配慮するため個人情報等、多少脚色してあります。病院で「うつ病、パニック障害」等の診断を受けて薬物療法を行っている方でプラスアルファで鍼灸などの施術を受けたいという方は多いです。またインターネットなどで調べて自分の症状が「自律神経失調症」に当てはまると心配されて相談に来る方も数多くいらっしゃいます。結論から言いますと病院に通院している方でもほとんどの場合で鍼灸と併用可能ですし改善した実績も多いです。(すぐによくなる方・時間かかる方それぞれ差はあります。)詳しくは以下・・・

 

お名前 

山田山男さま(仮名)

年齢

42歳(施術当時)

主な訴え 

自律神経失調症、肩こり症状が強く、またやたらとのどが渇く。あまり眠れていない。夜中に目が覚めてしまう。心療内科にも通院中。鬱傾向、パニック障害といわれた。薬を減らしていきたい希望がある。(ご本人談)

施術開始時期

平成28年11月24日

改善時期

平成28年12月30日(週に1.2度程度。全7回の施術。)

経過・状況など

普段はデスクワークをしてるが現在体調不良のため休職中。仕事に関するプレッシャーや不満はなかった。早く仕事復帰したい。3歳と5歳のお子さんがいる。心療内科に通院しているが早く治したいのでプラスアルファの治療ができないか探していたところ鍼灸が良いみたいだと思い弊所に相談することにした。(ご本人談)

(1)思い当たる原因

仕事のプレッシャーなどはなかったのであまり思い当たらない。(ご本人談)

(2)弊所での施術・見解

じっくりお話を伺ったうえで筋肉の緊張など確認。首から肩にかけての緊張が強いためリラックスさせる施術を行うと説明。弊所では自律神経症状(不眠・うつ傾向)やパニック障害などの症状も改善実績が多数ある。安心してもらう。まずは5回ほど施術を行い様子を見ていく。病院も継続して通院するよう指導。漢方内科などの選択肢もあることを説明した。

(3)経過・施術など

第一回 平成28年11月24日

頚周辺の緊張を取る目的で鍼灸、吸玉療法など行った。吸玉療法は睡眠障害にも効果がある。また東洋医学的なバランスも考え足にもお灸を行った。病院にも通院するよう指導。自己判断で薬はやめないこと。

第二回 平成28年11月28日

昨日は肩が張ってしまったが前回やった後その後ぐっすり寝れた。効果は感じている。引き続き鍼灸や吸玉。

第三回 平成28年12月2日

寝れるようになってきているがのどの渇き症状は気になる。

第四回 平成28年12月5日

前回少し怠さが出たとのことで今日は弱めに施術。頚周辺の緊張を取る。

第五回 平成28年12月14日

改善傾向。とくに寝れるようになったことが大きい。来週から仕事復帰する。医師と相談し睡眠導入剤を飲まなくなったらしい。

第六回 平成28年12月24日

改善傾向。10日間空いてもさほど気にならず。多少肩こりは感じる。クリスマスの話など明るい話題が増えてきた。

第七回 平成28年12月30日

仕事も行けているみたい。今後は通院感覚を開けてメンテナンスに努めてもらう。2・3週間に一度の施術でよいことを伝えた。*調子が悪いときは早目に申し出てもらう。

(4)総括

自律神経失調症やパニック障害などの症状に悩まされる方は首から肩のコリ症状を強く訴える方が多いです。それらのコリ症状に対し鍼灸などは大変効果が高いのですが自律神経のバランスを整える効果も出せるため自律神経失調症そのものも大きく改善することがあります。何かお困りごとがあればいつでもご相談ください。

膝の痛みに関して。田無北口鍼灸院の施術・30代男性の改善例。

症状と改善例についてまとめていきます。・・・全員が同じように改善するわけではないと思いますが参考になれば幸いです。プライバシーに配慮するため個人情報等、多少脚色してあります。 膝の痛みはいわゆる鵞足炎のようなつかいすぎ症状をはじめ中高年の女性に多い変形性膝関節症など様々な原因がりますが今回は立ちっぱなしや負担のかかり方が原因と思われるケースでした。鵞足炎のようなつかいすぎケースや今回のようなバランスの問題による痛みの場合はほとんどの場合で改善します。詳しくは以下・・・

お名前 

黒田黒尾さま(仮名)

年齢

39歳(施術当時)

主な訴え 

ひざ周辺の痛み、とくに内側が気になる。(ご本人談)

施術開始時期

平成28年3月18日

改善時期

平成28年4月15日(週に1度程度。全5回の施術。)

経過・状況など

昨年転職し立ち仕事が増えたころから痛みを感じるようになった。会社指定の靴が合わない気がする。階段の上り下りで特に膝の内側に痛みを感じる。(ご本人談)

(1)思い当たる原因

転職を気に立ち仕事が増えたことだと思う。(ご本人談)

(2)弊所での施術・見解

まずは状態把握。膝のバランスを見ると少しO脚気味。立ち仕事による負担もあるが筋肉のバランスの問題もあると説明。弊所での施術に合わせて必要ならばサポーターなども購入してもらう。

 

(3)経過・施術など

第一回 平成28年3月17日

膝から腰の緊張強い。踵の痛み症状もあり。鍼灸、吸玉などで緊張を和らげる。サポーターも購入。ひざへの負担を減らす。

第二回 平成28年3月26日

前回に引き続き緊張を取るための施術。関節運動やストレッチも行った。

第三回 平成28年4月1日

改善傾向。リラックスできている。夜も寝れているよう。痛みもさほど気にならなくなってきた。

第四回 平成28年4月8日

改善傾向。患部を冷やさないよう指導。

第五回 平成28年4月15日

大分良くなっているのでいったん施術中止。

(4)総括

元々筋肉のバランスが悪かったが仕事が変わったことによりひざへの負担が増えて痛みが出ていた。痛みが出てから早い時期に相談してくれたので改善も早かったです。バランスを整えて負担を軽減するだけでほとんどの方が改善します。お困りの方はご相談ください。