O脚の原因など ~美容の観点からだけなく膝の痛みを引き起こすこともある。

O脚の原因など ~美容の観点からだけなく膝の痛みを引き起こすこともある。

美容の観点から語られることの多い

O脚ですが放置すると

変形性膝関節症の原因になったり

腰痛や肩こりの原因になったり

油断できない部分があります。

原因や対策についてまとめていきます。

(1)O脚の原因

O脚の原因について

分けてまとめていきます。

<1>遺伝的なもの 
親から受け継いだ骨格

生まれつきの骨格

が原因でO脚を引き起こします。

割合としてはさほど多く有りません。

<2>生活習慣

生活習慣により

O脚になってしまうパターンで

こちらが圧倒的に多いです。

幼少期:
早いうちからよちよち歩き
(ガニマタで歩く)
親のおんぶの姿勢など

幼少期以降(普段の生活):
デスクワークなどで
猫背と姿勢により骨盤がゆがむ
(足を組む・横座り・体育座り・
ショルダーバックをいつも同じ姿勢でかける・
ハイヒールをはく→足に余計な緊張
ストレスや疲労でガニマタ気味になり
骨盤が広がる)

<3> 歩き方
日本人にO脚が多いのは
「歩き方が
外側に体重がよる人が多いから」
という説がある

O脚だからこそ
そのような歩き方になる
という考え方もできる。

<4>その他

上記以外の原因で

O脚になることもあります。

(2)骨盤がゆがむとは・・・
骨盤(坐骨)
が広がりすぎている状態のこと
(尾骨と坐骨の距離が大きすぎる)

あぐらは骨盤が閉まるため
骨盤には実はよい。

骨盤がゆがんでいる時
大腿の筋肉の余計な緊張がある
そのために膝蓋の位置も
ずれている。

骨の異常ではなく

筋肉の緊張の問題から生じる。

(3)O脚になることのデメリット
・見た目的な問題
(美容の面から)

・膝の痛みの原因になる
中高年になった時筋肉が落ち
痛みが生じてくる
*女性は骨盤が広く筋力が弱いために
膝の痛みを生じやすい

・腰痛の原因になる
猫背や肩こりの原因になる
股関節周辺の動き自体が下手になる

・ 疲れやすくなる
筋力の使い方が下手な為

(4)施術やセルフトレーニングでは
何をするか?

・筋肉のバランスを変える

骨をどうにかする、
という話ではない

筋肉の緊張やアンバランス
が原因でO脚が起こっているため。

・ セルフトレーニング、
ストレッチ

・ 食生活の改善

甘いものは筋肉を弛緩させる
(東洋医学的な考え方)

甘いものの食べすぎが
O脚なども
筋肉のアンバランスを
引き起こす・食生活の悪さも一つの原因

*手術などは
日常生活に支障ない限り
選択されない。
そのため手技療法などが最適。

自分で筋力トレーニングや
日常生活で気を付けることなども
気にしたほうが良い。

*弊所でも指導します。

足の裏の痛み、踵の痛み(足底腱膜炎)・足の底のしこり・土踏まずのコブ(足底繊維腫)について

(1)足底腱膜炎とは?

弊所で施術を行っていますと

「足の裏の痛み」を相談されることが

数多くあります。

 

・ 立ち仕事をしている

・ 現場仕事などで安全靴をはいている

・ ランナー。良く走る

 

・・・このような方が訴えることが

多いです。

 

ほとんどが足底腱膜炎と言って

足の裏の筋肉や腱に繰り返し

負担がかかってしまい

痛みが出ている状態です。

土踏まずやかかとに痛みが出てしまいます。

 

*負担のかかり方によっては

つま先に痛みが出たり

足の甲に痛みが出る方もいます。

その場合は足底腱膜炎でなく

呼び名が変わることもありますが

基本的には

負担のかかりすぎや使い過ぎが原因です。

 

整形外科などですとシップや痛み止めを

処方されることが多いようですが

なかなか改善せずに鍼灸などを希望する方も

多いです。

 

シップは血流を抑制する働きがあり

捻挫など急性期の炎症になら

とても効果ありますが

慢性期の炎症ですと

あまり効果が見られない場合も

多いようです。

 

鍼灸では周辺の血行をよくしたり

体重のかかり方やバランスを改善させることで

痛みを軽減させることが可能です。

 

体重がかかる部位なので

改善までに時間がかかる方もいますが

痛みへの効果は高いでしょう。

*状態にもよりますが5回程度の施術で

改善する方が多いです。

その後も負荷はかかるのでメンテナンスは必要です。

 

(2)足底繊維腫

足の裏の土踏まずの部分に左右両方

もしくは片方しこりができる方がいます。

 

足底繊維腫といって

原因不明の良性腫瘍であることが

多いです。

 

痛みが出る場合も出ない場合もありますが

こちらも患部への負担を減らし

痛みを和らげる鍼灸などが有効です。

 

必要な場合はサポーターやテーピング

を使用し

ストレッチなども自分で行ってもらいます。

*痛みの状態によっては病院への診察を勧めます。

 

(3)セルフケアの方法(サポーターなど)

土踏まずやかかとの負担を和らげる

サポーターも数多く販売しています。

クッションがついているものがいいでしょう。

 

またセルフトレーニングができるものも

ありますが痛みが強くなった場合などは

医師等専門家に相談しましょう。

*弊所でも一部販売していますのでご相談ください。

東洋医学の話。脈診について。

現代医学では病気になったり

不調になったりするとレントゲンや血液検査など

行います。

 

一方・・・

東洋医学ではどのように身体を見るのか?

少しばかりこちらでも紹介させていただきます。

 

(1)東洋医学では四診法が基本

望診・聞診・問診・切診

と呼ばれます。

 

望診

顔面の顔色や舌などを見て

体の状態を判断していく手法です。

 

聞診

臭覚・聴覚を働かせて患者の声の調子やにおいを

みる手法です。

大便や小便を見て「寒・熱」、「虚・実」

に分類する方法やにおいの性質を

五臓に結び付けて考える(五臭)

方法などがあります。

 

問診

いわゆる問診、

カウンセリング的な手法です。

現代医学的な質問はもちろん

東洋医学的な証を立てるために必要な

質問も必要となります。

 

切診

脈(脈診)やお腹(腹診)の状態を見て

体の状態を判断していく手法です。

実際に身体を触って状態を把握していきます。

 

(2)脈診について

脈診は以前ここでも紹介した

中国の伝説の医師・

扁鵲が考案したといわれています。

脈診の方法は様々なのですが

ここではある意味オーソドックスな

「六部定位脈診」(ろくぶじょういみゃくしん)

を中心に書いていきます。

 

脈を見ることで

経絡の異常を判断し経絡治療に必要とされる

「証」を立てて難経69難、75難の

治療原則を応用しツボを定めることができるのです。

 

・・・もう少し噛み砕いて説明します。

脈の状態把握

証(今の身体の状態)決定

ツボ決定、鍼治療

 

という流れです。

 

お腹の状態を見ることもそうですが

脈を見ることは体の状態を把握する

一つの手がかりとなります。

 

(3)脈診で何を見るか?

脈を左右で

寸・関・尺

の部位に分けて状態を見ます。

 

 

類経という古典医学書には

浮・沈・虚・実・遅・数の

分類があげられていますが

脈診入門(医歯薬出版、山下詢先生著)

ではもう少し詳しく

以下のように説明されています。

 

脈の構成要素

1、深度:

浮いているか?沈んでいるか?

2、強度:

強いか?弱いか?

硬いか?軟らかいか?

3、太さ:

太いか?細いか?

4、速度:

速いか?遅いか?

5、調子:

リズムが正しいか?乱れているか?

6、抵抗度:

なめらかか?渋っているか?

7、長さ

伸びているか?縮んでいるか?

 

脈(六部定位)の五行配当

右の寸関尺:金・土・相火

左の寸関尺:君火・木・水

 

脈(六部定位)の経絡配当

右の寸関尺:

大腸・肺(浮沈)胃・脾(浮沈)三焦・心包(浮沈)

左の寸関尺:

省庁・心(浮沈)胆・肝(浮沈)膀胱・腎(浮沈)

 

脈(六部定位)の手足配当

右の寸関尺:

手足手

左の寸関尺:

手足足

 

…とここまで書きましたが

読んでいて

何のことかわからなくなってきた方も

いるかもしれません。

 

要するに

脈の状態が体のツボや

経絡(気の流れ)に配当している。

と理解していただければよいと思います。

産後の女性からのお悩み相談も多い ~X脚・O脚の調整に関して

・ 産後ガニ股になった気がする

・ O脚気味だ。気になる

・ お尻が大きい気がする

・ 猫背で肩コリがひどい

 

・・・

骨盤や足の筋肉のバランスが悪いと

X脚・O脚気味になり

上記のようなお悩みを持つことも多いです。

 

弊所では

(1)股関節

内旋か?外旋か?

(2)膝関節

内旋か?外方よりか?

(3)足関節 足首

内反か?内旋か?外旋か?

 

などのバランスを見て調整していきます。

また施術後は上記イラストのような

状態説明や運動療法が書かれた

シートも差し上げ

自宅でのストレッチなども指導します。

 

週1度くらいの施術で

まずは5回ほどやっていただき

様子を見ていきます。

 

施術前の様子

 

施術後

足関節の調整も行う。

その場で改善することも多いですが

筋肉のバランスの問題のため

戻ることも多いです。

ですので自宅でのストレッチや

サポーターなどもやっていただく方が

良い場合が多いです。

 

調整が初めての方、

不安な方はカウンセリングをしっかり行い

状態説明を行う

トライアルコースもあります。

お気軽にお問い合わせください。

線維筋痛症と鍼灸治療について

線維筋痛症という名前の疾患をご存知でしょうか?

人気歌手のレディーガガさんが

この疾患で苦しんでいることを告白し

話題となりました。

 

日本でも原因不明の痛みが長期間続き

診断名がなかなかつかず

しかも適切な治療法もあまりないために

困っている方がたくさんいるのです。

*日本線維筋痛症学会

「線維筋痛症診断ガイドライン」より

 

痛みがあまり改善されず

鍼灸治療を試したい、

という方も多いです。

 

線維筋痛症に対し

鍼灸施術を行うことはよくあり

高知県の医師、西田先生も

「線維筋痛症」は鍼灸治療で治せる

という本を書かれています。

 

線維筋痛症は

西洋医学では難病とされているが

東洋医学的に見ると「経筋病」

といわれるもので

東洋医学的発想で治療に当たれば

難しくない。

一つ一つ症状を取り去っていくことが重要

、という話などがかかれています。

 

鍼灸やマッサージなど行う場合

かかりつけの医師に相談し

また通常医療を否定する鍼灸師などから

治療を受けるのは避けた方が良いでしょう。

*詳しくは弊所の代替補完医療に対する考え

のページをご覧になってください。

 

JFSA線維筋痛症友の会のページにも

代替医療(はり灸など、現在は補完代替医療)

に関して書かれています。

 

主治医とよく相談したうえで

適切に行ってください、とのこと。

 

ただ

鍼灸が良い影響を与える可能性は

大いにありそうです。

 

上記JFSAのページには

薬を使わずに

疼痛を管理するための提言として

以下のようなことがかかれています。

 

・ 適切な運動

・ ストレッチ

・ 良質な睡眠

・ ストレスを割ける

・ 筋肉の弛緩

 

・・・など。

 

これらはすべて鍼灸で

良い効果を与えることが可能ですので

鍼灸施術が線維筋痛症の疼痛に対し

良い効果があるといえます。

 

症状が改善するまでに時間がかかるものもありますが

まずはお気軽に相談ください。

「病院じゃ治らない。」あるいは「病院だとしっかり診てくれない。」というご相談に関して。

弊所で施術および治療相談活動を

行っていますと

上記のようなお話を伺うことがあります。

 

なぜ患者さんは

「病院だとよくならない」

と思うのでしょうか?

主に2つの理由からなると思うのですが

本日はそれらのことについて解説してまいります。

 

(1)医師とのコミュニケーション不足

一例をあげますと、総合病院や

大学病院などでよくある話ですが

散々またされたのに

あまり話を聞いてくれず

満足のいく結果に至らなかった場合。

 

また

街の整形外科などで医師に

冷たい対応をされた場合。

(おそらく医師は冷たい対応を

したつもりはなく

冷静な診断を下す、

というつもりの対応だと思います。)

 

・・・このような場合に不満から

「病院じゃ結局よくならない」

と思う方が多いです。

 

医師は忙しく一日に何人も診察を

しなくてはいけない人が多いため

このような問題が起こると考えます。

 

私は仕事がら医師と話をする機会も多いですが

医師は基本的に熱心な方が多いです。

 

別に患者さんのことを邪険に

扱っているわけではありません。

このような誤解が生じてしまうことを

とても残念に思います

 

(2)病院での保険診療の範囲を超えている。

こちらも一例をあげますと

五十肩の治療で病院に通院。

当初は

・ 痛みが強く睡眠もままならない

・ 少し動かすだけでも痛い

、、、という状態だったのが

リハビリや投薬・注射などにより

徐々に改善。

 

だが、まだまだ症状は残っている。

肩関節の可動域が狭く

動かすと少し痛みが出るので

日常生活に多少不自由を感じている。

 

それでも病院での治療は

「これ以上やりようがない」

「日常生活には影響ない」

「後は自分でセルフケアしてください」

といわれて中止。

 

まだまだ痛いのに納得いかない。

その結果

「病院ではちゃんと治してくれない」

と思う方がいるのです。

 

が、これは

保険診療あるいは

病院での治療範疇を超えているため

これ以上対処しようがない、という見方を

することもできます。

 

・・・上記のような場合

鍼灸院などで自費による施術を受ける

というのも一つの選択肢に

なってくるかと思います。

 

自費による施術の場合は

特に制限もないので

しっかりお話を聞くこともできますし

また病院ではやりきれなかった

細かい部分までリハビリを行うことも

可能です。

 

ただ一点注意してほしいのは

満足いく結果に至らず

病院を信用できないという

お気持ちは大変理解できるのですが

「病院はダメだ」

「医者はちゃんと見てくれない」

と、

決めつけないでほしいということです。

 

病院の診察や治療内容に不満があるのは

上記のように理由がある場合が多いです。

 

ですので弊所では精密検査をしたほうが

いい場合などの必要な際は

病院にも行くようオススメします。

 

いずれにせよ

まずはしっかりお話を伺ったうえで

アドバイスさせていただきますので

疑問や不安などある方も

遠慮なくご相談ください。

東洋医学的、身体の診方 ~なぜ自律神経失調症や自己免疫疾患など様々な症状に対応できるのか??

「病院で解決できなかった悩み」

解決した方多数。

その理由は

問題点の整理(カウンセリング)にあります。

→ 病気か病気でないかの判断

→ 病気でないだけども体調が悪い

(東洋医学でいうところの未病状態

西洋医学でいうところの自律神経失調症)

は大変得意にしております。

一例 : だるい・動悸・胃腸の不調・

イライラ・めまい・耳鳴り・微熱など・・・

まずは一度ご相談ください。

 

>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

なぜ自律神経失調症や

自己免疫疾患など

様々な症状に対応できるのか??

 

というお話ですが

ほかにも風邪症状、アレルギー疾患など

様々な症状に対応できます。

 

・・・と症状や

病名についてたくさん書いてきましたが

東洋医学では症状に対し

鍼灸を行ったり、薬を出すということは

基本的にはしません。

(矛盾した話ですいません)

 

西洋医学ですと・・・

 

体調が悪くなる

医師が診察

病名がつく、症状に対し薬が出る

 

という流れですが

東洋医学では・・・

 

体調が悪くなる

医師や鍼灸師が身体の状態把握。

脈を見たりお腹を見たり

舌の状態や筋肉の状態を見る。

あなたは今この状態ですよ

という判断を下す(東洋医学的診断)

「肝実」

「腎虚」

など抽象的な言葉が

使われることが多いです。

*中医学などではもう少し多い言葉が使われます。

症状というよりも身体の状態に応じて

ツボに鍼を刺したり

薬を処方したりするのです。

 

*西洋医学では血液検査や

画像検査をすることもあるでしょうが

わかりやすく説明するために

大雑把に書いています。

 

東洋医学では上記のように

そもそも

「症状に対し何かをする」

ということもしますが

それよりも

「脈の状態やお腹の状態を良くして

その結果症状もよくなる」

という考え方をすることが

多いのです。

 

これを本治(ほんち)といったりしますが

このような理由から

東洋医学ではさまざまな疾患に

対応できるのです。

 

いまいちピンとこない方には

以下のようなたとえ話をします。

温泉療法です。

 

温泉療法も鍼灸などと

似ているメカニズムが存在します。

 

温まり、血行が良くなり、

リラックスし、自律神経が安定。

その結果腰痛やリウマチなど

様々な疾患に効果がある。

鍼灸も身体の状態を整えることで

体質改善要素ができて結果、

症状が改善するのです。

 

温泉につかると

直後に病気が治るという意味ではありません。

同じように、鍼をさすと

一撃で病気が治るという意味でもありません。

 

また東洋医学的な発想で

どんな疾患でもよくできる、治せる

ということでもありません。

向き不向きもあります。

たとえば交通事故などで

生死をさまよっている症状には

現代医学的な外科手術が向いています。

 

ただ現代は生活習慣で

体調が悪化している方が非常に多いので

鍼灸をはじめ東洋医学を

必要としている方はとても多いのです。

わからないことあれば何でもご質問ください。

鍼治療の根拠はどこにあるのか??鍼灸師はどのような発想で施術を行うか??

鍼治療を行っていくうえで

鍼灸師は何を根拠しているか?

かんたんに書いていきます。

 

・・・

患者が痛いと訴えている場所へ

テキトーに鍼を刺しているわけではなく

これをやったら効くだろうな。

という根拠や考えからツボを選択し

施術を行っています。

大別すると2つの根拠からなります。

 

(1)解剖学的・生理学的な根拠、

現代医学の知識に基づく根拠

例えば腰が痛い場合腰だけでなく

動きに関係する筋肉(梨状筋など)

の起始停止部や圧痛点を

鍼で狙って行くことも

このやり方の一つでしょう。

 

また痛みを抑えるメカニズムなども

「鍼灸理論」として存在します。

 

ゲートコントロール説など

いまでは古くなり

否定されているものも一部ありますが

これらの理論から施術を行うのも

一つのやり方になります。

 

(2)東洋医学的な根拠

東洋医学は歴史があり

沢山の書物や研究が存在します。

 

そのため理論も体系化されていて

多くの場合

「この本にこう書いてある」

というような根拠が存在します。

 

一例をあげますと

黄帝内経という古典には

基礎理論や技術論がかかれていて

傷寒論という本には

風邪の治し方や症状・薬などについて

詳しくかかれています。

 

あくまで私の考えになりますが

鍼灸師たるもの

これらの2つの根拠を

しっかり踏まえた施術を行いたい

と考えます。

 

現代医学的な知識がないと

患者に症状を説明できません。

患者は現代医学の知識しかないので

症状名で訴えてきます。

例えば「緊張型頭痛」という訴えから

どのような症状が体に現れているのか

把握する必要があります。

 

また、ないと医師との連携が

うまくいかないことも多いです。

 

処方されている薬から

医師がどのような判断をしているのか?

推測することも重要となってきます。

むやみやたらと現代医学・医師のやり方を

否定しても患者にとって全くいいこともありません。

その点も説明する必要があります。

 

そして

東洋医学的な発想もできないと

「施術そのもの」が

うまくいかないことも多いです。

東洋医学や漢方医学は

「漢方薬」を処方する

医師や薬剤師も勉強する分野ですので

それらの連携でも必要な知識になってきます。

 

*蛇足ですが

東洋医学的なお話は

ちょっとでも理解できると

非常に面白く納得できるものが多いです。

またここでもわかりやすく紹介していきたいと

考えています。

 

・・・

鍼灸は海外・国内ともに

沢山の実験が行われていて

「この症状に対しこういった実験をし

これだけ効果があった。」

というデータもたくさん存在します。

 

厚生労働省なども

これらの情報を一部公開しています。

 

これらも施術を行ううえで

一つの根拠となりえるでしょうね。

ご参考までに。

なぜ田無北口鍼灸院には、自律神経失調症で悩む方が数多く 相談に訪れるのか??

私は鍼灸師として15年以上活動しておりますが、
自律神経の問題で悩み鍼灸院を訪れる方は
非常に多いです。

田無北口鍼灸院にも
そのような方がたくさんいらっしゃいます。
 

自律神経の不調でお困りの方へは
鍼灸師の立場で
なるべくわかりやすく

説明することを心がけています。

そもそも自律神経失調症とは、
いったい何でしょうか?

厚生労働省が管理する
健康情報サイトe-ヘルスネットには
以下のようなことが書かれています。

「ストレスなどが原因で、
自律神経である交感神経と
副交感神経のバランスが崩れて

出る様々な症状。」

・・・
症状名だという事で

病名ではないということがわかります。
 
ではなぜ自律神経失調症で悩む方が
鍼灸院に相談に来るのでしょうか?

ほとんどの方は調子が悪くなると
まず病院に行きます。

病気になったり、ケガをしたり、
といったことで病院を訪れるのです。

そうするとお医者さん(医師)は、
診察、診断をしてくれます。

「検査の結果これは

こういう病気ですよ。」

といった具合です。

ケガの場合は
「肋骨骨折」
など部位とケガの名前が
そのまま診断名になることもあります。

その結果、薬を処方してくれたり
処置をしてくれたりします。
 
ところ自律神経失調症と呼ばれる症状
の場合、

めまい、耳鳴り、

疲れやだるさが取れない、

気持の落ち込みがある、

胃腸の調子が悪い・・・

など様々な症状が現れますが
病院に相談に行っても
なんだかスッキリしない場合も

多いようです。

一例をあげますと

胃腸の調子が悪く
内科の病院に行き医師に相談。
いろいろ検査をしたけれども

特に異常がない。
 
病気のカテゴリーには当てはまらず
診断名がつかないからなのか、
「自律神経の問題かなあ・・・」
または
「自律神経失調症かなあ・・・」
などと医師に言われ

「異常なしです。

病気でないから安心してね。
ストレスを避けてよく休んでね。」

とアドバイスをされて終わり。
とくに薬の処方なども処置もなし。
 
しかしながら、
そもそもどう休んでよいかわからない。
病気じゃない、と言われたけども
自分自身の自覚症状ははっきりと出ている。
 
異常なしのはずなのに

これはおかしいぞ、
とインターネットなどから
自分で情報収集をするようになり
自律神経失調症に
鍼灸が有効だという話を読んで

鍼灸院を訪れる・・・

病院ではなにもしてくれなかったが

鍼灸ならば

なんとかしてくれるんじゃないか?

そのような期待を持ち
鍼灸院へ相談に来るパターンが
多いように感じます。

私は自律神経失調症で

悩んでいる方からの相談に

数多く応じており

それらの方々が

回復するまでのお手伝いを

沢山して参りました。

その知識やノウハウをまとめ

このサイトでも紹介していきます。

 

少しでもお役に立てたら
幸いです。

*お電話やメールでご質問もお待ちしています。
 

自律神経失調症と呼ばれる症状は様々ですし
お困りごとも様々です。

病院へのかかり方、

鍼灸院でできること、

自分でできるセルフケアなど・・・

読んだ方が少しでも役に立つようお伝えします。

何でもお気軽にご相談ください。

ぎっくり腰だと思ったら骨折していた、寝違えだと思ったら重度のヘルニアだった・・・そのような場合田無北口鍼灸院では病院受診を勧めフォローさせていただきます。

*動画でも弊所を安心して利用していただくための

取り組みについて解説しています。

興味ある方はご覧になってみてください。

 

日々施術を行っていると

様々な方が来所されます。

 

中には重篤な疾患をお持ちの方も

いらっしゃいますので

良くお話を伺ったうえで

必要ならば病院の受診を勧めます。

 

例えば・・・

・ 80代男性 足腰の弱り?

何日か前から、よく転ぶ。少し頭痛もするが

足腰が弱ったのか?というご相談。

頭部を打撲などしていると

脳の問題があることがあります。

(慢性硬膜外血腫など)

すぐに病院での精密検査を勧めます。

 

・ 30代男性 ぎっくり腰?

昨日から腰が痛くなった。

特になにかした記憶はない。というご相談。

基本的には筋肉の痛みであることが

多いですが過去には骨に異常が

見つかったケースもあります。

良くならない場合や悪化している場合

病院への受診を勧めます。

 

・ 60代女性 ぎっくり腰?

2,3日前に転倒して腰痛が出た。

鍼灸でよくしてほしいというご相談。

転倒した際に「圧迫骨折」している

場合もあります。

痛みが改善しない場合はすぐに病院を

受診するよう勧めました。

 

・・・上記は一例ですが

精密検査をしないと判断できないこともありますし

すべて鍼灸だけで

よくできるというわけではありません。

 

そのため必要な場合は

病院の受診も勧めます。

何かあればお気軽にご相談ください。

*詳しくは上記リンク動画をご覧ください。

2017年11月のお休みに関して。

2017年11月のお休みに関してお伝えします。

 

第2日曜日の11/12

第4日曜日の11/26

お休みいただきます。

 

なお11/3金曜祝日は9:00~15:00までの

営業とさせていただきます。

 

営業時間内でも出張施術などで

外出させていただいてることがあります。

お電話の上ご来所ください。

よろしくお願いいたします。