タグ: マッサージ

    生活保護を受給している方のはり灸による施術も行っています。

    田無北口鍼灸整骨院では

    生活保護受給者の方への

    「はり灸」や「マッサージ」による施術を行っています。

     

    ・ 精神障害で生活保護を受けている

    ・ 生活困窮者で生活保護を受けている

     

    ・・・そのような方も体調が悪くなったり

    持病が悪化してしまうこともあるでしょう。

     

    腰痛 身体全体の神経痛 手のしびれ

    リウマチ ほか

     

    田無北口鍼灸院は

    生活保護制度の指定施術所

    に登録されています。

    何かあればお気軽にご相談ください。

     

    医師の同意書など書類が必要になりますので

    書類の書き方なども指導いたします。

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    田無北口鍼灸院、建物入り口から待合室までの様子

    田無北口鍼灸整骨院の最近の様子を

    写真に収めましたのでご紹介いたします。

    建物入り口から待合室までの様子です。

     

    (1) 1階建物(野崎ビル)入口 看板

    モスバーガーの右手側を建物に入っていただくと

    エレベーターがございます。

    1階はモスバーガー、2階は歯医者さんです。
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    (2) 入り口

    エレベーターで3階に上がっていただくとすぐ右手が

    田無北口鍼灸整骨院。

    入り口はベビーカーや車いすでも入りやすいよう

    ブロックが敷いてあります。

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    (3) 入り口 その2

    中に入ると施術を受ける際の

    注意書きなどがあります。

    靴ひもを結ぶための椅子も用意しています。

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    傘のお忘れ物もないよう注意書き・・・

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    (4) 受け付け周辺

    中に入るとアロマの香りがします。

    かかっている音楽は大体クラシック音楽です。

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    (5)待合室

    待合室ではお茶なども飲めます。

    施術終わった方にはお水をお出ししてます。

    雑誌は医療関係や西東京関係のものが多いです。

    ご自由に閲覧ください。

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    少し古いですがGOOGLEインドアビューも公開しています。

    田無北口鍼灸院からのお願い

    田無北口鍼灸院では以下のようなお願いを

    院内に掲示し、クライアントの皆さんに

    目を通していただいております。

     

    <田無北口鍼灸院からのお願い>

    (1) 弊所は患者様の症状や状態を

    少しでもよくするために計画性をもって施術に当たります。

    そのため

    「痛いところだけを揉んで終わり。」

    という施術は基本的に行っておりません。

     

    (2)患者様のお話をよく伺ったうえで

    状態を把握・説明し通院計画を提案します。

    納得していただいた方は

    できる限り施術者の提案通り通院するようにしてください。

     

    (3)施術者が一人の時間もございます。

    その時、電話がなってしまった際は施術を

    中断し電話対応します。ご容赦ください。

     

    (4) 疑問や質問にもしっかりとお答えします。

    お気軽にご相談ください。

     

    お電話に関しましてはもう一点。

    弊所は転送電話にて対応することもございます。

     

    外出先での電話対応が

    「田無北口鍼灸院です。」

    と出るのではなく

    「もしもし」

    となってしまうことがあります。

    初めて弊所にお電話された方は

    どこに電話されたかわからず、

    気分を害されることもあるかもしれませんが

    ご容赦いただけますと幸いです。

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    階段から転んでしまった、サッカーをしていたら躓いて足をひねってしまった・・・など。ケガをしたらまずは何をすべきか??RICE処置について。

    上記タイトルのように

    「怪我をしてしまった場合」

    まずは何をどうすればいいのか?

    応急処置方法をまとめていきます。

     

    以前にもご紹介しましたが

    役に立つ応急処置だと思うので再度ご紹介します。

     

    <応急処置・RICEについて>

    初期対応の基本となっているのが、
    R(安静)I(冷却)C(圧迫)E(挙上)です。
    応急処置時に必要な4つの処置の頭文字をとりRICE処置と呼びます。

    アスリートの治癒を早め競技への復帰を早めるために

    行われている処置として知られています。

    *家庭でもできる応急処置ですのでお試しください。

     

    •Rest(安静)

    受傷直後から体内で痛めた部位の修復作業が始まります。

    しかし、患部を安静させずに運動を続けることでその作業の開始が遅れてしまいます。

    その遅れが結果的に完治を遅らせ

    リハビリテーションに費やす時間を長引かせてしまいますので、

    受傷後は安静にすることが大切です。

     

    •Ice(アイシング)-患部の冷却

    冷やすことで痛みを減少させることができ、

    また血管を収縮されることによって腫れや炎症をコントロールすることができます。

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    •Compression(圧迫)-患部の圧迫

    適度な圧迫を患部に与えることで腫れや炎症をコントロールすることができます。

     

    •Elevation(挙上)-患部の挙上

    心臓より高い位置に挙上をすることで

    重力を利用し腫れや炎症をコントロールすることができます。

     

    また応急処置を行った後はすぐに

    病院や接骨院(整骨院)などを受診し

    診察や処置を受けることをオススメします。

     

    骨折などの可能性もあるためです。

    自己判断はしないようにしましょう。

    妊婦さんや痛みが強くうつ伏せになれない方の施術に「抱き枕」を用意しました

    妊婦さんや痛みが強くうつ伏せになれない方のために

    抱き枕を用意しました。

     

    王様の抱き枕というもので

    頭におく枕と抱き枕を兼ねています。

     

    細かいビーズが中に

    たくさん入っているのでとても心地よいです。

     

    ベッドに比べるとサイズは大きいのですが

    抱き付くとしっかり支えられて横向きで

    安定した施術を行うことができます。

     

    鍼にしろマッサージにしろ

    整復にしろリラックスしたニュートラルなポジションで

    施術を行うことは非常に重要です。

     

    身体に力が入ってしまうと

    施術の効果が思うようにでないこともあります。

     

    こちらからお勧めすることが多いですが

    横向きで施術を行いたい方、

    抱き枕を使いたい方は遠慮なく申し出てください。

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    松葉づえの貸し出しをしております。

    田無北口鍼灸整骨院では

    足首の捻挫や骨折などのお怪我をされた方のために

    松葉づえの貸し出しをしております。

     

    料金は1か月以内に返却で1500円です。

     

    最初に預かり金を3000円いただき

    お返しいただくときに預り金を返却し、

    レンタル料1500円をお支払いいただきます。

     

    *松葉づえをなくされたり壊したりしますと

    預り金はお返しできません。

     

    子どもサイズ、大きめのサイズまで取り揃えてます。

    お気軽にご相談ください。

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    自律神経失調症や新型うつ、パニック障害などの症状と田無北口院灸整骨院の施術

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    うつ傾向にある方、パニック障害などに悩まされている方、

    悩みや考え事が抜けない方・・・・

     

    そのような方は一つ共通点があることが多いです。

     

    それは・・・

    首の筋肉が異常に緊張している

    という点です。

     

    自律神経の失調症上になると

    このようなケースが増える、

    と多くの施術者も感じています。

     

    田無北口鍼灸整骨院では以下のような施術を組み合わせ

    体調を浴してまいります。

     

     

    鍼・灸

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    吸玉

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    各種調整

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    頭部や頸部周辺の緊張を緩和し

    リラックスし少し深く眠れる状態に入るだけでも

    改善が期待できます。

    (完治、ではなく改善です。)

     

    不眠症などで悩んでいる方もお困りの方はご相談ください。

    寝違え・ぎっくり腰・ギックリ背中(肋堆関節捻挫)の施術方針について。

    朝起きたら、モノを取ろうとしたら・・・

    急に背中や腰、頚が痛くなったというご相談は多いです。

     

    本日はそれらの疾患について

    田無北口鍼灸整骨院ではどのように施術を行っていくか??

    まとめていきます。

     

    (1)朝起きたら、急に首が痛くなった

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    寝違え・寝違いと呼ばれることが多いです。

    頸部の筋肉や、靭帯、関節などを

    寝ている間に負傷してしまった可能性が高いです。

     

    原因としては

    疲れやストレス、枕が合わない、など様々ですが

    生活習慣や体質により「癖」になってしまっている方も

    数多くいらっしゃいます。

    (大リーグ、ダルビッシュ有投手の寝違え癖は有名です。)

     

    弊所での施術方針は

    患部をいきなり揉む・伸ばすなどの施術は行わず

    まずは症状を落ち着かせるためのアイシング・電気治療などを

    行っていきます。

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    その上で患部の負担を和らげるため

    周辺の筋肉をほぐしたり、吸い玉・鍼灸などの施術、

    テーピングや固定など処置を行います。

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    あまりに痛みがひどい場合は頸部を装具で固定することもあります。

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    またその場で痛みを取ろうとするとかえって悪化することもあるため

    無理に痛みを取ることはしません。

    アイシングなどの処置を行えば

    ほとんどの場合で痛みが軽減しますが

    痛みが強く不安な場合は病院に行き、

    痛み止めの処方やブロック注射などの処置をしてもらうと良いでしょう。

     

    また

    ・ 2,3日経過しても全く痛みが取れない場合や

    ・ どんどん悪化している場合

     

    には迷わず病院を受診することをオススメしています。

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    たかが寝違いと思っても頚椎ヘルニアなど

    別の疾患が隠れていいることがあるため注意が必要です。

     

    (2)モノを取ろうとして、急に背中に痛みが走った

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    モノを取ろうとしたなどの、ちょっとした動きで

    急に背中などが痛くなったという方がいらっしゃいます。

     

    また

    ・ くしゃみをしたら・・・

    ・ しゃがもうとしたときの動きで・・・

    ・ 朝起きたら急に・・・

    など原因は様々ですが、

    背中が痛くなったという相談も多いです。

     

    原因としてもっとも多いのは

    肋骨(あばら骨)と椎骨(背骨)をつないでいる関節

    肋椎関節を痛めていることになります。

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    まずはアイシングや電気療法など

    症状を抑える施術を中心に行い、患部の負担を減らすための

    周辺マッサージや、吸玉療法・鍼灸なども行います。

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    動きを制限すると楽になることが多いため

    肋骨周辺をテーピングやベルトで固定することも多いです。

     

    またこちらもほとんどの場合

    施術後2,3日で快方に向かいますが

     

    ・ くしゃみや咳をした際に肋骨にひびが入っていた(骨折)

    ・ 実は肺に穴が開いていた(気胸)

    * やせ形の喫煙者・男性に多く見られます。

     

    というケースも存在するため

    2,3日様子を見てもよくならない場合や

    少しでも不安な場合は病院を受診することをオススメしています。

     

    (3)立ち上がろうとした際に急に腰が痛くなった。

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    寝起きの際、立ち上がろうとした際、重い荷物を持った際・・・

     

    原因は様々ですが

    急に腰が痛くなってしまい、ひどい場合には

    動けなくなることもあるのでます。

     

    これらは、通称「ぎっくり腰」と言われ

    腰椎の椎間関節(背骨の関節)、腰周辺の筋肉や靭帯、

    骨盤の関節(仙腸関節)などを痛めていることが多いです。

     

    これらもまずは症状を抑えるために

    患部のアイシングや電気治療を行い症状を和らげていきます。

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    *痛い場所を無理にもんだり、動かしたりすると

    かえって逆効果になります。

     

    また痛みが強く、立ち上がれないような場合には

    仙腸関節という骨盤の関節を痛めていることが多いです。

     

    ここは身体の中心に存在するため

    この部分を強く痛めてしまうと

    痛みが長引いてしまい、また起き上がるのにも苦労するという

    状態になってしまいます。

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    テーピングやベルトなどで固定し動きを制限すると

    少し楽になりますがあまり痛みが強い場合や不安な場合には

    病院を受診するといいでしょう。

     

    痛みが強く寝れない場合などは

    膝関節を曲げる姿勢で寝ると腰への負担が減るので

    寝る姿勢にも注意するといいでしょう。

     

    (4)まとめ・生活指導

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    弊所では炎症を伴う痛みがある場合

    その部分を揉んだり伸ばしたりはせず

    まずは症状を抑えることを目的に施術を行います。

     

    また、その後の生活の仕方も

    とても大切です。

    痛みがあるときにお酒を飲んだり運動をしたりすると

    症状が悪化してしまいます。

    必ず安静に生活しましょう。

     

    また、各項目でも軽く紹介しましたが

    寝違えやぎっくり腰と一口に言っても

    様々な疾患が隠れていることもあります。

     

    少しでも不安な場合や、症状が改善しない場合には

    必ず病院を受診し、原因を調べるとよいでしょう。

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    ★料金についてはこちらから、、、

    モートン病について。

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    NHKの番組で紹介されたこともあり
    このような症状を認識する方が増えています。

    ハイヒールを多く履く方や

    つま先立ちが多い方などが多く

    特有の痛みを訴えますのでここでもまとめておきます。

    ランニングをされる方

    (ランナー)がこの症状を

    訴えることも多いです。

    詳しくは以下。

     

    モートン病の症状は?

    個人差はありますが、
    第3-4足趾間(第3趾と4趾の向かい合う側)のしびれ、
    疼痛、灼熱痛などの多彩な神経症状が出現します。

    前足部足底の小さな有痛性の腫瘤を訴える
    方もいます。

    障害部位は、第2-3、4-5足趾間のこともあり
    痛みは強いことも少なくなく、
    時には、下腿まで及ぶことがあります。

    モートン病が発症する原因は?

    ・ 革靴やスキーやスノーボードなどで
    合わない靴を長時間履いていた。

    ・ ハイヒールの使用や仕事やスポーツなどで
    指を過伸展させるような姿勢が長いことにより神経が圧迫。

    ・ 長時間歩いた。

    ・ 扁平足など足のアーチ構造が崩れていると
    発生リスクが少し高くなります。
    縦より横アーチの低下が関係すことが多いです。

    モートン病の診断と治療法は?

    病院ではX線、MIR、超音波などを用いて
    診断を行います。
    治療法は

    保存療法

    (安静、薬剤投与、ブロック注射など)

    手術療法

    などがあります。

    個室に分かれているためお子様連れでも施術が受けられます。畳の部屋ではハイハイもできます。

    田無北口鍼灸整骨院は、お子様を連れてきていただいても

    個室に分かれているためまったく問題ありません。

     

    また、畳の部屋ではお子さんがハイハイできます。

    先日の改装で余計な荷物等を全部どかしましたので

    お子様にも安心だと思います。

    ★ 予約時にお子様を連れていきたいとお申し出くださると助かります。

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    産後の骨盤調整なども

    ご好評いただいてますのでお気軽にご利用下さい。

    関節痛について

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    人の体は、200本を超える骨によって形づくられています。

    骨と骨の連結部分を関節といい、骨と関節、それを動かす筋肉や腱、

    さらに運動神経や知覚神経により、

    私たちの体は自由に動くことができるようになっています。

    したがって、それらのどれかひとつにでも障害が起こると、さまざまな痛みが生じます。

     

    関節の構造はどうなっているか説明します。

    骨と骨の「ジョイント」の役目をしているのが関節です。

    そのすり合わせ部分にあるのが関節軟骨で、骨と骨がぶつからないようにしています。

    関節をすっぽり包んでいるのが関節包(かんせつほう)で、

    滑液(かつえき)という潤滑油を分泌する滑膜(かつまく)と、

    繊維膜という2枚の膜でできています。

     

    関節はその他に靭帯(じんたい)や筋肉、神経、血管などで構成されます。

    関節の痛みはなぜ起こるのかというと、関節軟骨には神経が通っていないので、

    関節自体は直接痛みませんが、関節の周囲にはたくさんの神経が通っていて、

    少しの異常でも敏感に痛みとして感じるのです。

    関節が痛む場合、次のケースがあります。

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    ■関節軟骨がすり減ったり消失したりし、骨どうしがこすれ合う。

    ■軟骨のすぐ下にある骨で異常が起こる。

    ■関節包(かんせつほう)が引っ張られる。

    ■滑膜(かつまく)が炎症を起こして腫れる。

    ■靭帯(じんたい)が引き伸ばされて切れる。

     

    これらがいくつも重なって痛みを起こす場合も多くあります。

    関節に異常が起こると、痛みをはじめ、はれや運動制限、強直(きょうちょく)

    (関節が固まり動かなくなること)、変形などが生じます。

     

    関節の痛みには、とくに刺激を加えないのに痛む自発痛、押すと痛む圧痛、

    動かすと痛む運動痛があります。

    痛みはさらに、1カ所の関節が痛む単発性と複数が痛む多発性、

    片側の関節が痛む場合と左右対称に痛む場合に分けられ、

    これらは病気を診断するうえで重要なポイントになります。

     

    【関節痛を起こす病気】

    関節痛といえば、膠原病(こうげんびょう)があげられます。

    全身に分布する膠原線維が何らかの原因で変化して起こる病気です。

    症状は病気により差がありますが、

    発熱、体重減少、関節や皮膚・循環器・肺・腎臓の症状、貧血など、

    かなり共通した症状を示します。

     

    関節痛から考えられる膠原病の病気として挙げられるのは、以下の通りです。

    ○全身性エリテマトーデス

    両頬の蝶形紅斑、中心部が脱色して萎縮した発疹、寒冷時の手指の蒼白~紫色

    ○多発性筋炎・皮膚筋炎

    ゆっくりと進行する筋力の低下、筋肉痛、眼瞼部のはれた紫赤色の皮疹

    ○強皮症

    手指から体の中心に向かって広がる皮膚の硬化、寒冷時の手指の蒼白~紫色

    ○結節性多発動脈炎・顕微鏡的多発血管炎

    発熱、体重減少、紫斑、皮膚の潰瘍、貧血、胸痛、腹痛、血痰、高血圧

    ○アレルギー性肉芽腫性血管炎

    発熱、全身倦怠感、体重減少、筋肉痛、紫斑、手や足のしびれ

    ○混合性結合組織病

    全身性エリテマトーデス、多発性筋炎・皮膚筋炎、強皮症の症状をあわせもつ

    ○関節リウマチ

    手指などの朝のこわばりが特徴、左右対称性の関節の痛み、はれ、発赤、熱感

    ○シェーグレン症候群

    口や眼の乾き、耳下腺のはれ、味覚異常、疲れ眼、関節の朝のこわばり

    そのほか、足の親指が突然激しく痛みだす痛風や骨の腫瘍など、

    さまざまな病気が関節痛を起こします。

    骨肉腫は代表的な骨の悪性腫瘍で、若い人に多く発生します。

    腫瘍の増殖が旺盛で、肺を中心としたほかの部位へ転移しやすい性質をもっているため、

    何よりも早期発見が望まれます。

     

    ○リウマチ熱

    発熱、関節の痛みとはれ、皮膚に輪の形をした赤い発疹、心不全症状

    ○痛風

    急に足の親指のつけ根などに激痛、発作は1~2週間ほどで自然に治まる

    ○偽痛風

    関節(半数以上が膝関節)のはれ・痛み・熱感・発赤、発熱、体重減少

    ○骨肉腫

    手足の骨の関節に近いところから発症、骨の関節の痛み・はれ、筋肉痛

    ○化膿性関節炎

    発熱、寒気、ふるえ、膝・太もも・肩などの関節の痛みとはれ ―などです。

     

    鍼灸・整骨院にお見えになる患者さんでは、

    ひじ、膝、手首、足首、指、肩、あご、腰(股関節)などの関節に痛みを訴えられる方が多いようです。

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    ■変形性関節症

    関節の軟骨がすり減ったために、痛みが生じる病気。

    もっとも多いのが変形性膝(しつ)関節症。

    老化によってクッションの役目をする軟骨がもろくなってすり減り、

    さらに筋肉の衰えによって軟骨に負担が増し、痛みが強くなります。

     

    ■慢性関節リウマチ

    全身の免疫異常により、滑膜(かつまく)に炎症が起こり、

    そこから出る化学物質によって関節軟骨が破壊される。

    まず手や指など比較的小さな関節に起こることが多く、

    進行すると全身の関節が破壊されて機能障害が起こります。

     

    ■変形性脊椎(せきつい)症

    背骨の老化によって起こる病気で、腰がもっとも多い。

    まず、腰の重圧感を感じ、中腰を長く続けたり、

    長時間あぐらをかいたりすると痛みが生じる。

    進行すると腰を曲げられなくなる。

     

    ■肩関節周囲炎

    一般的な呼び名は「五十肩」で、

    肩の関節やまわりの組織の炎症。

    肩を長年酷使したために起こる腱の老化などにより、

    肩関節の機能のバランスが崩れ、痛みが生じる。

    腕を上げたり、背中に手を回したりするなどの動作で痛みを感じる。

     

    ■足関節滑液包炎

    正座や足首の前の部分をこする動作により足首の前に起こる痛み・はれ。

     

    ■ペルテス病

    股関節・膝関節の痛み、歩く様子がおかしい、3歳~10代前半の男子に多い。

     

    ―などが知られています。
    【関節痛が多いのは、お年寄りや肥満の人】

    膝の関節痛の誘因となるものは次の通りです。

    ■老化

    年をとって筋肉が衰えると膝に負担がかかるとともに、軟骨も老化するため。

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    ■肥満

    歩くときは、体重の3~5倍の重さが膝にかかるため。

    ■姿勢の悪さ

    姿勢が悪いと膝に部分的にストレスがかかり、ゆがみやずれが生じる。

    その結果、股関節や背骨がゆがんで全身に悪影響を及ぼす。

    ■成長期の過度なスポーツ

    骨が弱い成長期に膝に負担のかかる運動を続けると、関節に負担がかかり、軟骨が弱くなる。

     

     

    【スポーツによる関節痛】

    もっとも多いのが膝関節で、関節の強さを超えた動作をするために起こります。

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    ■半月板(はんげつばん)損傷

    半月板は膝の2つの骨の間に挟まっている繊維質の軟骨。

    ひざをねじったり、ジャンプして着地したときなど、大きな衝撃がかかって裂けることがある。

     

    ■膝の靭帯(じんたい)損傷

    膝には前後の動きの安定性を保つ前十字靭帯と後十字靭帯、

    横の動きの安定性を保つ内側側副(そくふく)靭帯と外側側副靭帯などがあり、

    必要以上に伸ばされると断裂する。

    このほか、スポーツによる関節痛は足首の捻挫や、ひじの脱臼、突き指などで現れます。

     

    【関節痛の予防】

    関節痛の原因は、日常の動作や生活法が大きな関わりを持っていますから、

    次のことを心がけるのが大事です。

     

    ■肥満の解消

    食事と運動(ウォーキングなど)を組み合わせてダイエットを。

    ■イスの生活

    正座は膝に大きな負担をかける。できればトイレも洋式トイレに。

    ■膝を強化する体操

    膝の関節の周囲にある筋肉を強化することで、膝の機能の衰えを予防する。

    ■風呂で正座

    1日1回、1分間、正座をすることは膝の関節を動かす運動になる。

    水圧で関節の負担が少なくなる入浴時に行う。

    ■適度な運動を習慣に

    膝の痛みがある人は原因を確かめた上で行うこと。

    軽い運動は血行をよくし、関節の曲げ伸ばしを楽にする。

    ■体を冷やさない

    関節痛は冬に強まることから分かるように体を冷やさない。

    ■長時間、立ち続けない。

    関節軟骨に大きな負担がかかる。重い荷物も持たない。

     

    【膝の関節を強化する体操】

    ■セッティング法

    膝の下に2つに折ったタオルを置く。

    ゆっくりひざを伸ばす気持ちで太ももを10秒間収縮させる。

    30回×3セット以上。足首に力を入れないこと。

    ■足上げ法

    あお向けに寝て膝を伸ばしたまま、片足ずつ床から45度の角度に持ち上げて

    10秒静止。20~100回。膝が伸びきらない人には効果が望めない。

    ■イスにすわって行う運動

    片方の足をピンと伸ばし、太ももを収縮させながら10秒間静止させる。20~100回。

    *膝のおさらに問題のある人は行わないこと。

     

    【関節痛に効く薬】

    関節の痛みや腫れをやわらげる市販薬として消炎鎮痛剤があります。

    消炎鎮痛剤には次のような種類があります。

    ■内服薬

    痛みや炎症に有効。

    ■湿布薬

    冷やしたり温めたりすることが目的でなく、皮膚を経由して薬を患部に送り込む。

    ■塗り薬

    クリーム剤、軟膏(なんこう)、液剤がある。成分は湿布薬とほぼ同じ。

    膝やひじなど、湿布薬が貼りにくい部位には塗り薬を使用し、

    その上をサポーターで保護するとよいといわれています。

     

    頚腕症候群解説、その2「変形性頸椎症」

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    概念

    頸椎の変性により生ずる疾患である。

    病変は椎間板の変性、椎間関節の反応性骨増殖による神経根圧迫、

    脊髄圧迫を生ずる。

     

    原因

    老化、退行変性など。

     

    症状

    頸椎椎間板ヘルニアと症状が似ている。

    後根刺激症状 → 上肢の痺れ、知覚鈍麻、疼痛

    前根刺激症状 → 上肢脱力感、筋委縮

    脊髄圧迫症状 → 下肢の痙性歩行、知覚障害、膀胱直腸障害

     

    症状の現れ方としては、肩こりや頸部の運動痛が最も多く、

    背部痛も比較的多い。頸椎の動きに応じて変化する痛みで、

    横になって安静にしていると軽快。また、長時間の同一姿勢や作業後に増悪。

    頸部の痛みに伴う筋緊張状態が頭痛・吐き気などを誘発することもある。

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    検査と診断

    頸部痛などの局所症状だけで、

    診察上とくに神経学的異常所見がみられず、X線検査で加齢変化を認める場合、

    変形性頸椎症の診断がつくことも多い。

    しかし、加齢変化である本症に、ほかの頸椎疾患が隠れている可能性は大いにある。

    痛みが強かったり、手足のしびれなどのほかの症状が出現したりする場合は、

    MRI検査などでほかの疾患がないか確認してもらうことが重要。

     

    治療

    手術療法、保存療法がある。

     

    保存療法は

    痛み止め、神経ブロック注射などの薬物療法。

    牽引療法、温熱療法、電気治療、レーザー治療、マッサージ治療などの理学療法。

    頸椎カラーなどの固定具による装具療法がある。

     

    参考

    臨床医学各論 医歯薬出版

     

    田無北口鍼灸整骨院での変形性頸椎症の施術

    患部の負担を減らす、症状を和らげる目的で以下の施術を行います。

    (保存療法)

    また症状が悪化しないか?など経過を注意深く観察していきます。

     

    各種調整

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    鍼灸

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    温熱療法

    写真 (43)

    まずは週に1,2度の施術でひと月ほど様子を見ることをオススメします。

    症状を見せていただき整形外科への受診をアドバイスすることもあります。

    お気軽にお問い合わせください。