投稿者: 田無北口鍼灸院

    脳梗塞・脳卒中などによる麻痺とその施術に関して。

    このページをご覧になっている方は

    麻痺・片麻痺でお困りになっている方が中心でしょうから

    脳出血や脳血管障害などに関しては

    すでに知っている知識だとは思いますが

    まとめて説明していきます。

     

     

    脳出血などにより麻痺がおこってしまうと

    様々なお困りごとが現れると思います。

    それらの麻痺に関する治療は

    病院の方で医師・理学療法士などと一緒に

    リハビリ・筋力トレーニングなど訓練を行い

    回復を目指していると思いますが

     

    弊所の施術は

    病院でやっているリハビリよりも画期的かつ

    早く回復するということではなく

    目的としては日常生活動作(ADL)向上の

    お手伝いをしたり

    麻痺によって生じた痛みの緩和などが中心となります。

    *補完代替的治療を目指します。

     

    ですので弊所は基本的に

    「今、病院でやっているリハビリが正しいか?」

    などのご質問にはお答えできませんし

    施術は病院で行っているリハビリと

    併用して行うのが望ましいといえます。

     

    施術目的や計画などは

    初回のカウンセリングでお話をよく聞かせてもらったうえで

    ご説明させていただきます。

     

    <脳血管障害とはなにか??>

    脳血管障害とは脳神経を養っている血管の障害により起こります。

    血管の狭窄、血管の破裂、血管の中で固まった血液が詰まる梗塞

    ・・・・

    原因は様々ですがこれらにより

    脳神経への血液供給が絶たれると

    脳血管障害が起こります。

     

    「脳梗塞」、「くも膜下出血」

    などというものがその代表例です。

     

    そして脳出血により損傷された部位により

    様々な部位に障害が出ます。

    一例をあげますと・・・

     

    脳出血(左側被殻と放射冠)

    → 障害名 右片麻痺

     

    というような感じです。

     

    <脳梗塞の分類に関して>

    脳梗塞は脳血管内において

    血液が凝固(何らかの原因で固まること)し

    詰まります(梗塞するのです)。

    ここでは脳梗塞の4つの分類をしていきます。

     

    (1)アテローム血栓性脳梗塞

    粥状動脈硬化が基盤で起こる脳梗塞です。

    血小板血栓が主体の梗塞で発祥の前段階として

    TIA(一過性脳虚血発作)を多く発病するといわれます。

     

    (2)心原性脳梗塞

    心房細動や陳旧性心筋梗塞、

    便膜疾患などの心疾患を背景に

    形成されるフィブリン血栓が主体の梗塞です。

    抗凝固両方が行われ

    ワーファリンなどが投与されることが

    多いです。

    いわゆる血液をサラサラにする薬です。

     

    (3)ラクナ梗塞

    近年日本人に増加しているタイプです。

    ラクナ梗塞は脳内の穿通動脈が

    高血圧性細小動脈病変(リポヒアリノーシスなど)により閉塞して生じます。

    ラクナという言葉はラテン語で『小さな空洞化』を意味します。

    このラクナ梗塞の原因として最も重要なのは、

    高血圧症であり、糖尿病も関与します。

     

    (4)その他

    その他の原因が関与し起こる脳梗塞です。

     

     

    <脳梗塞の背景>

    季節やその方が抱えている疾患にも関係します。

     

    たとえば・・・

    夏場は動脈硬化を基盤とした脳梗塞で

    アテローム血栓性脳梗塞とラクナ脳梗塞が

    多いといわれ

    冬場はインフルエンザや感冒による

    ラクナ脳梗塞が増えるといわれます。

     

    また糖尿病や通風などの代謝性疾患や

    高血圧症などの持病を抱えていると

    脳梗塞が発症しやすくなります。

     

    これらの持病や季節などの背景も

    考慮し施術計画を立てていきます。

     

    <中枢神経麻痺と末梢神経麻痺について>

    麻痺の大きな分類として

    ・ 末梢神経麻痺

    ・ 中枢神経麻痺

    があります。

     

    中枢神経とは脳と脊髄のことで、

    中枢神経から枝分かれした神経を末梢神経といいます。

     

    脳梗塞や脳出血により脳神経への血液供給が絶たれ

    担当する神経分野に影響が出た時にそれぞれ

    機能障害の名前がつきますが

    運動神経に障害が出た場合を「片麻痺」と呼びます。

     

    中枢神経麻痺における運動機能障害の特徴は

    痙性(けいせい)麻痺と呼ばれる

    末梢神経麻痺にはない独特な筋緊張を示すことです。

    この痙性麻痺は手や足に特に顕著にみられます。

     

    関節を曲げる筋肉に起こり

    屈筋痙性麻痺と呼ばれます。

     

    上肢で起こると

    手首や肘が屈曲したまま伸ばせなくなりますし

    下肢で起こると

    足首が内側に曲がる内反尖足が起こったり

    歩行では外側へ回しながら動く

    「ぶんまわし歩行」をするようになります。

     

    <脳梗塞による片麻痺への鍼灸施術>

    運動機能を改善させたり、関節拘縮予防のために

    痙性麻痺屈筋群への施術を行い

    緊張の緩和を図ります。

     

    ほかには体幹のバランスを考え

    痛みやマヒが出ていない部分に対し

    温めたりするなどのアプローチもできます。

    麻痺そのものもそうですが

    例えば麻痺によって生じた痛みの緩和など

    にも効果が期待できます。

     

    前述したように

    高血圧や糖尿・通風など内科的疾患を

    お持ちの方も多いために

    それらの症状も考慮し施術することで

    症状の改善やQOL(生活の質)向上のお役に立てます。

     

    お困りの方は一度ご相談ください。

    自律神経失調症と病院

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    弊所を訪れる方で、

    自律神経失調症の症状でお悩みの方は

     

    ・ 病院に行って精密検査を受けたが特に異常はなかった。

    ・ 病院で異常なし、といわれただけで

    特になにもしてもらえず不安。

    ・ 病院で薬を処方されたがあまりよくならない。

     

    ・・・というように病院で一度は診察を受けたが

    あまりよい結果を得られなかったということで

    相談に来る方も数多いです。

     

    また睡眠薬などをはじめとする

    お薬をあまり飲みたくないため

    鍼灸や整体などで何とかならないかと

    相談に来る方も数多くいらっしゃいます。

     

    ・・・自己判断で薬をやめたりするのも

    あまりいいこととはいえませんし

    本来は医師に相談しながら

    鍼灸などの施術も併用して行うのが良いのですが

    そのような不満を口にされる方は

    そもそも信頼関係を築けていない方も多いようです。

     

    病院によっては

    ・ カウンセリング

    ・ 漢方薬中心の処方

    ・ 女医さんによる診察

    などもしてくれます。

     

    ・・・が、自律神経失調症

    病気のカテゴリーとも少し違うため

    そのようなミスマッチが起こってしまうこともあるようです。

     

    適切な医療の受診機会を逃してしまうと

    結局はその患者さんにとってマイナスになることもあるため

    弊所では必要ならばしっかり医師の診察を受けること

    お勧めしています。

     

    病院に行くタイミングなどにもお答えできますので

    何かあればお気軽にご相談ください。

    東京都「赤ちゃん・ふらっと事業」開始届けを提出しました。

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    田無北口鍼灸院・整骨院を

    東京都赤ちゃん・ふらっと事業の事業所に

    登録しました。

     

    これは小さなお子様を連れた方が安心してお出かけできるよう

    整備されたおむつ換え・授乳スペースの愛称です。

     

    弊所・田無北口鍼灸整骨院では

    野崎ビル302のスペースを開放・提供しております。

     

    開放時間は田無北口鍼灸整骨院の営業時間内です。

     

    おむつ換え・授乳・手洗いなどできます。

    ご利用はどなたでも無料ですが

    まずは301の田無北口鍼灸整骨院まで

    お声掛けください。

     

    鍵を開け → 呼び出しブザーなどお渡しします。

     

    よろしくお願い申し上げます。

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    鍼灸治療を受療した動機と施術継続の理由について

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    中高齢者の鍼灸療法という本に興味深いデータが掲載されてます。

    第56回全日本鍼灸学会大会発表データからのもので

    「鍼灸治療を受療した動機」、および

    「鍼灸治療の継続理由」に関しての

    データが掲載されています。

     

    どのようなことが鍼灸に期待されていて

    なぜ継続するのか?かかれていますので

    紹介いたします。

    (1)鍼灸治療を受療した動機

    非常に当てはまる・当てはまる

    1、症状に対する効果があると思ったから  95.0%(96人)

    2、体に良さそうだから           82.2%(83人)

    3、丁寧に見てもらえると思った      78.2%(79人)

    4、薬を使わない治療だから       71.3%(72人)

    5、他の医療で効果を感じなかった    61.4%(62人)

    6、知り合いが受けている        48.5%(49人)

     

    (2)鍼灸治療の継続理由

    非常に当てはまる・当てはまる

    1、丁寧に見てもらえるから        93.2%(96人)

    2、症状が軽くなるから          87.4%(90人)

    3、他の治療よりも効果を感じる      87.4%(90人)

    4、症状について説明してくれるから    81.6%(84人)

    5、体に良いことをしたいから       73.8%(76人)

    6、薬を使わない治療だから        66.0%(68人)

     

    ・・・など。

    2005年に筑波大学で行われた調査のようですが

    様々なことを期待されているのがわかりますね。

     

    ほかにも様々な意見がありましたが一部ご紹介しました。

    効果、症状についてなど疑問があればいつでも

    ご相談ください。

    自律神経失調症と鍼灸について

    1、自律神経失調症とは・・・?

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    全身倦怠感、めまい、頭痛、
    動悸、血圧の上下、下痢、不安感、緊張、
    イライラ、発汗、ふるえ、肩こり、吐き気、
    食欲不振、不眠

    ・・・
    さまざまな症状がでます。

    自律神経失調症とは
    はっきりした身体の病気がないのに、
    からだに出る状態のことです。

    しかしながら

    これらの症状から安易に自律神経失調症と
    自己診断してはいけません。
    うつ病やパニック障害などの可能性もあります。

    *まずは専門医の診断を受けることを
    オススメします。

    ・・・
    一方、なんらかの身体の病気があって、
    その原因や経過に
    心理的なものが深くかかわっている場合を
    心身症といいます。

    たとえば、ストレスによる胃潰瘍(かいよう)や
    高血圧、気管支ぜんそく、
    過敏性腸症候群といったものです。

    心因的な要素が大きい自律神経失調症や
    心身症はともに病態を表し、
    病名ではありません。

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    2、そもそも自律神経とは

    自律神経とは、
    自分の意思ではコントロールできない
    自動的に働く神経のことです。

    意識してもできない事は
    ほとんど自律神経がつかさどっています。

    内臓を動かす、
    血液を流す、
    栄養を吸収する、
    老廃物を回収する、などです。

    自律神経は活動する神経といわれる
    『交感神経』と、

    休む神経といわれる
    『副交感神経』の二つに分類され、
    必要に応じて自動的に切りかわって
    働くようになっています。

    健康な毎日を過ごすには、
    相反する働きをする
    交感神経と副交感神経、
    この2つのバランスが保たれていることが
    とても大切です。

    自律神経は生活のリズムや感情、
    環境の変化などに影響を受けます。

    自律神経のメカニズムからすると、
    交感神経は昼、
    副交感神経は夜、働くのが正常といえます。

    ところが、夜更かしが続いたり、
    体に無理を強いる肉体的なストレスや、
    悩み心配事などの
    精神的なストレスが続いたりすると、
    交感神経が過緊張に陥り、
    副交感神経の働きが抑制されてバランスをくずし、
    ほてりや冷え、頭痛、めまい、
    不眠症など様々な症状を起こします。

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    3、自分でできる対策

    たとえば仕事が原因でストレスが続き

    自律神経失調症になってしまっている場合

    自分自身でそのストレスを取り除くのは難しいですが

    自分でコントロールし改善できることもあるので一例として

    挙げておきます。

    1 、規則正しい生活を心がける

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    夜型生活、睡眠不足、食生活の偏りなどの生活習慣の癖は、

    自律神経の乱れを起こしやすくなります。

    気づきにくい悪癖こそ、治すのも難しいですが根本的な解決になります。
    日頃の生活習慣を見直してみてください。

    .
    2、ストレスをためない。

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    お疲れはその日のうちに解消しましょう。

    入浴剤を入れて、たまにはお風呂に

    しっかり浸かるのも効果的です。

    また、散歩をして自然の景色を見る、

    ペットなどと触れ合う、

    アロマセラピーや家事等の軽減もたまには必要かもしれません。

     

    3、有酸素運動をする

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    体を動かして疲れさせることで、安眠につながります。

    特に下半身をメインで使うウォーキング、

    ジョギング、サイクリング、階段昇降もオススメです。

    4、鍼灸治療や吸い玉療法もかなり有効

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    WHO(世界保健機関)では、
    自律神経失調症は
    鍼灸治療で効果があると認めています。

    また自律神経失調症の方は、
    副交感神経(リラックスモード)への
    切り替えスイッチが苦手な方が多いです。

    現代社会では、
    常に仕事の緊張感にさらされ、
    自宅でも気分が落ち着かず
    イライラピリピリモードのままの方が
    多くいらっしゃいます。

    鍼灸治療・吸い玉療法では、
    神経系にもアプローチが可能です。

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    特に、副交感神経への切り替え
    スイッチになるような
    穏やかな治療をすることで、
    リラックスモードへのお手伝いが可能です。

    自律神経の乱れは、
    前述したように生活習慣や考え方、
    癖などにより起こるものも多くあります。
    よって、鍼灸治療の力を借りても
    これらの習慣を治さない限り、
    根本治療が難しくなります。

    なかなか治しにくい癖は、
    なかなか見つけにくく、また完治に時間がかかります。

    当院ではお話をお伺いしながら、
    原因となる癖も共に探り、
    今後再発しないような体つくりの
    お手伝いを目指します。

    お気軽にご相談ください。

    生活保護受給者のための「はりきゅう」も行っています。

    田無北口鍼灸整骨院では

    生活保護の方への施術を行っています。

    指定施術所のため費用は0円でできます。

    詳しくはこちら…

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    現状、はり灸のみの対応で

    以下の疾患の際、保険適用になります。

     

    ・ 神経痛

    ・ リウマチ

    ・ 頚腕症候群

    ・ 五十肩

    ・ 腰痛症

    ・ 頚椎捻挫後遺症

    ・ ほか

    医師の同意書が必要になります。

     

    医師の同意書と意見書を市役所(区役所)に提出し

    施術を開始します。

    書類提出の流れについてはじっくりとご説明いたしますので

    まずはご相談ください。

     

    また母体の一般社団法人 交通事故治療相談室

    では毎年こちらの団体へ寄付を行っています。

    寝違え・ぎっくり腰のご相談に関して ~施術方法や回復までの目安

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    最近、ぎっくり腰や寝違えのご相談を頂くことが多いので

    こちらに施術方法や回復までの目安をまとめておきます。

     

    (1)まずやるべきこと 応急処置

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    まず寝違えた時やぎっくり腰を起こした時などは

    安静が原則です。

     

    無理に動かしたり

    自分でストレッチなどをしようとするとかえって

    痛みが増す場合があります。

     

    安静にしできればアイシングなどをすると

    少し痛みが和らぎます。

    *応急処置に関しての詳細はこちら…

     

    (2)田無北口鍼灸整骨院での施術に関して

     

    1、検査・炎症反応の確認

    まずはじめに現在の痛みの状態や

    炎症反応の観察をします。

    具体的には

    温めて楽になるか?冷やして楽になるか?

    の確認ですがほとんどの場合

    痛めた直後は冷やして楽になることが多いです。

     

    2、検査・動作の確認

    どの状態で痛みが強くなるか?

    確認していきます。

    首や腰を曲げた状態で痛みが増すのか?

    無理なくできる範囲で確認をしていきます。

     

    3、施術

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    アイシングや低周波、鍼(はり)などの

    施術を行います。

     

    4、説明

    施術後、(できる範囲で)再度動作分析など行います。

    痛みが引いているか増しているかの確認もします。

    また回復までの説明を行います。

    大抵の場合

    ぎっくり腰や寝違えにより強い痛みが出ていたとしても

    一週間でベーシックケアコース3回ほどの施術を行えば

    症状は改善します。

     

    生活指導も行います。

    痛みがあるうちは飲酒や運動は厳禁です。

    施術がうまくいったとしても生活指導を守らないと

    体調が回復しないことも多いです。

    必ず守るようにしてください。

     

    また

    ・ 痛みだけでなく痺れを伴う

    ・ 1週間経過しても一向によくならない、

    ・ 持病があり体調に不安がある

    などの場合は病院の診察を受けることもお勧めします。

    遠慮なく申し出てください。

     

    料金などの詳細はこちらから・・・

    何でもお気軽にご相談ください。

    自律神経失調症とうつ病位の違いについて

    うつ病、自律神経失調症も

    近年良く聞くようになった名前ではないかと思います。

     

    どのような症状が出るのか?

    まずは見ていきたいと思います。

     

    (1)うつ病の症状

    うつ病の症状には次のようなものがあります。

    (心の症状)

    ・ やる気が出ない

    ・ なんとなく気分が落ち込む

    ・ 憂鬱だ

    ・ 集中力が低下し仕事がはかどらない

    ・ 今まで好きだったことや趣味にも興味が持てなくなった・・・など

    (体の症状)

    ・ 眠れない 夜中に何度も目を覚ます

    ・ 食欲低下(時に増加)

    ・ 体がだるい 疲れが取れない

    ・ 月経不順

    ・ 頭痛

    ・ 便秘

    ・ 息苦しさ・・・など。

     

    (2)自律神経失調症の症状

    自律神経失調症の症状には次のようなものがあります。

    (心の症状)

    ・ 怒りっぽくなる

    ・ すぐに悲しくなる

    ・ やる気が出ない

    ・ 集中力がない

    ・ 情緒不安定になる

    (体の症状)

    ・ 頭痛 頭の重さ

    ・ 目の疲れ 目が乾く

    ・ 耳鳴り 耳の閉そく感

    ・ のどの圧迫感 飲み込むときのつらさ

    ・ めまい

    ・ 汗

    ・ 肩こり

    ・ 疲れやすさ・・・・など。

     

    (3)うつ病と自律神経失調症の違い

    うつ病も自律神経失調症も、症状は似ています。

    どちらもストレスが原因で起こるものですが

    それぞれ違いがあります。

     

    うつ病はストレスが原因で脳内の神経伝達物質の分泌異常

    がおこっています。(セロトニン等)

     

    自律神経失調症は自律神経のバランスが乱れて

    症状が現れている状態です。

     

    簡単にいうと

    セロトニンなどの脳内物質の効果を打ち消すくらい

    過緊張が続いたとき自律神経失調症として

    症状が体の外に出るのです。

     

    まず体の症状が中心の自律神経失調症が起こり

    そこから放置しておくとうつ病に移行してしまう

    ということも多いようです。

     

    体の不調や変化はサインです。

    見逃さないで休息を取る、しっかり治療を受ける

    などの対策していきましょう。

     

    ★自律神経失調症などでお困りの方はこちらから・・・

    まずはカウンセリングを行います。

     

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    通勤途中にケガをしてしまいました。労災保険を使うと会社に迷惑がかかるので健康保険を使いたいのですが・・・

    交通事故・労災事故に遭ってしまった方からのご質問を

    こちらでも公開していきます。

    同じようなことでお困りの方の参考になるかもしれません。

    ★交通事故・労災事故に遭ってしまった方が抱える

    疑問や不安についてのまとめはこちらから・・・

     

    ご質問内容

    「通勤途中にケガをしてしまいました。

    駅の階段を降りようとしたところ後ろの人から押されて

    転んでしまったのです。

    足首やふくらはぎをケガしてしまいました。

    歩行もつらい状況です・・・

    病院に行ったところ、

    『通勤中のおケガなので労災申請してください』

    といわれましたが

    以前も同じようなけがをした時に会社に相談したところ

    嫌な顔をされ、

    今回も会社に迷惑をかけるのが嫌なので

    労災保険を使いたくありません。

    自分の健康保険を使って治療することはできますか?」

     

    お答え

    「できません。

    健康保険ではなく自費での治療なら可能です。」

     

    ・・・過去に似たようなケースのご相談が弊所にあり

    実際にその患者さんが加入する某・健康保険組合に

    質問してみました。

     

    その健康保険組合の担当の方のお答えとしては

     

    「労災保険か健康保険かは、どちらかを好きに選べる

    という性質のものではない。

    あくまで労災保険を使いたくないというのならば

    自費扱いになる。

     

    とのことでした。

     

    ・・・それにしてもなぜ会社が労災保険の使用を

    嫌がるのでしょうか?

     

    考えられることとしては

    会社の方が

    「掛け金が上がる」

    と思いこんでいるということです。

     

    これは明らかな誤解で

    通勤途中の事故では掛け金が上がることはありません。

     

    またあまり規模の大きくない会社ですと

    社長さんが労災保険の仕組みをあまり理解しておらず

    申請するのに

    社会保険労務士さんに書類作成などを頼まなければならず

    依頼の費用が発生してしまうから、

    という話も聞いたことがあります。

     

    ・・・しかしながら事故に備えるのが保険の役割ですし

    会社が労災保険を使わせないという行為は

    労災隠しにもつながってしまうため

    さらなるペナルティーが生じてしまうこともあります。

     

    社員の方からの求めがあれば

    労災保険を使って

    治療を受けさせてあげることをオススメします。

     

    *交通事故・労災事故に遭ってしまった方で

    何かお困りのことがありましたら弊所までお尋ねください。

    平日土曜日22時までリハビリ可能です。

    日曜日と祝日も営業しています。

    詳しくはこちら・・・

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    生活保護を受給している方のはり灸による施術も行っています。

    田無北口鍼灸整骨院では

    生活保護受給者の方への

    「はり灸」や「マッサージ」による施術を行っています。

     

    ・ 精神障害で生活保護を受けている

    ・ 生活困窮者で生活保護を受けている

     

    ・・・そのような方も体調が悪くなったり

    持病が悪化してしまうこともあるでしょう。

     

    腰痛 身体全体の神経痛 手のしびれ

    リウマチ ほか

     

    田無北口鍼灸院は

    生活保護制度の指定施術所

    に登録されています。

    何かあればお気軽にご相談ください。

     

    医師の同意書など書類が必要になりますので

    書類の書き方なども指導いたします。

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    自律神経失調症とは??~主な症状についてもまとめ。

    <1>自律神経失調症が原因?

    めまいや不眠症など・・・

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    目眩(めまい)や不眠症など

    様々な症状に悩まされて

    病院を受診、

    MRIやCTなどの

    精密検査をするも

    脳などには特に異常がなく

    「ストレスですね。」

    「自律神経失調症が原因です。」

    などといわれ、

    心配になってしまったり

    どうしてよいかわからず

    弊所に相談に来る方がいらっしゃいます。

     

    ご本人はめまいだったり、

    不眠症だったり、

    動悸がしたり、

    パニック障害のような症状に悩まされ

    困ってしまうのです。

     

    現代はストレス社会です。

    <2>病院では治らない??

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    自律神経失調症が原因だとすれば

    病気やケガとは少し違い

    体の機能が落ちてしまっている状態です。

     

    ですので、

    病院の治療(投薬など)ではなかなか

    改善しないことも

    多いのではないでしょうか?

     

    しかしながら

    病院への通院が無駄かといいますと

    そうではありません。

     

    思わぬ病気が潜んでいることもありますし

    やはりCT、MRIなどの検査や

    医師の診察は受けておいたほうが良いと思います。

     

    また鬱病が原因で

    自律神経症状がでる場合もあるため

    注意が必要です。

     

    自律神経症状が強い場合、

    自分で運動などするのは

    ハードルが高いので

    はり灸マッサージ、

    各種調整などの施術がオススメです。

     

    *もしも不安な場合は担当の医師に

    「はり灸などの施術を受けてもいいか?」

    伺ってみるのもいいかもしれません。

     

    <3>自律神経失調症とは??

    自律神経とは心臓を動かしたり、汗をかいたり

    自分ではコントロールすることができない

    自律的に働く神経のことを言います。

     

    簡単に説明しますと

    活動的な「交感神経」と

    休む神経の「副交感神経」が

    交互に切り替わって働くのですがその働きが

    弱くなってしまった状態が

    「自律神経失調症」なのです。

     

    <4>自律神経失調症の主な症状

    自律神経失調症は病気ではないものの

    以下のような症状が体に現れて

    不調をきたしてしまいます。

    頭  頭痛、頭重感

    耳  耳鳴り、耳の閉塞感

    口  口の乾き、口中の痛み、味覚異常

      疲れ目、なみだ目、
    目が開かない、目の乾き

    のど  のどの異物感、のどの圧迫感、
    のどのイガイガ感、のどがつまる

    心臓・血管系  動悸、胸部圧迫感、
    めまい、立ちくらみ、のぼせ、冷え、血圧の変動

    呼吸器  息苦しい、息がつまる、
    息ができない、酸欠感、息切れ

    消化器  食道のつかえ、異物感、吐き気、
    腹部膨満感、下腹部の張り、腹鳴、
    胃の不快感、便秘、下痢、ガスがたまる

     手のしびれ、手の痛み、手の冷え

      足のしびれ、足のひえ、
    足の痛み、足がふらつく

    皮膚  多汗、汗が出ない、
    冷や汗、皮膚の乾燥、皮膚のかゆみ

    泌尿器  頻尿、尿が出にくい、残尿管

    生殖器  インポテンツ、早漏、射精不能、
    生理不順、外陰部のかゆみ

    筋肉・関節  肩こり、筋肉の痛み、
    関節のいたみ、関節のだるさ、力が入らない

    全身症状  倦怠感、疲れやすい、
    めまい、微熱、フラフラする、ほてり、
    食欲がない、眠れない、すぐ目が覚める、
    起きるのがつらい

    精神症状  不安になる、恐怖心におそわれる、
    イライラする、落ち込む、怒りっぽくなる、
    集中力がない、やる気がでない、
    ささいなことが気になる、記憶力や注意力が低下する、すぐ悲しくなる

     

    <5>なぜ自律神経失調症に

    はり灸などが効くのか?

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    はり灸やマッサージなどには

    交感神経を抑制したり

    また過緊張の筋肉をほぐすことで

    リラックスさせバランスを取る働きがあります。

     

    特に病名はつかないがなんだか調子が悪い

    という方は一度ご相談ください。

     

    弊所で対応可能か?ということから

    施術の流れや改善までの見通しも

    説明させていただきます。

    捻挫、脱臼や骨折の応急処置について。

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    田無北口鍼灸整骨院では捻挫、

    脱臼・骨折などの応急処置を行っています。

     

    <おケガの状況一例>

    ・ 転んで手をついてしまったら肩が上がらなくなった。

    脱臼しているかもしれない・・・

    ・ ボールを投げようとしたら方が外れた・・・

    ・ 足をひねって転んでしまった。腫れや痛みがひどい。

    骨折しているかもしれない・・・

    ・ 自転車に乗っていたら、転んでしまい

    肋骨を打ち付けてしまった。

    息をするのも苦しいので骨折しているかもしれない・・・

     

    不安な方はすぐにご連絡ください。

    柔道整復師が応急処置の施術に当たります。

    (整復、アイシング・固定などRICE処置など)

     

    また骨折など重篤な症状が疑われ

    弊所で対応できず、

    病院などを受診した方が良い場合などは

    すぐに病院への受診をオススメします。

     

    どうすればよいかわからない場合なども

    まずは一度お電話ください。

    (予約制にて対応させていただいております。)