カテゴリー: お知らせ・ブログ・思うこと

    田無北口鍼灸院の連絡事項やお休みのお知らせニュースのまとめ制度について思うこと・・・などまとめていきます。問い合わせがある場合は院に直接連絡くださいますようお願いいたします。

田無北口鍼灸院は難病・持病をお持ちの方も多数来所されています。→痛みや症状を改善します。

田無北口鍼灸院には様々な持病を持った方も来所されます。持病そのものを良くしたい、というパターンもありますし持病そのものもそうだがほかの症状を良くしてほしい(痛みなどを減らし生活の質を上げてほしい)というご要望もあります。:例えば自己免疫疾患の方が腰痛を良くしてほしいというご要望など。

いずれにせよ持病をお持ちの方でも事前によくヒアリングするのでご安心ください。現在どんなことで悩んでいるのか?お話をよく伺い解決策を提案します。

持病をお持ちの方の場合はとくにいきなり揉まれたりするとかえって悪化することもあります。リラクゼーションサロンなどでは病気に対する知識などもないのでそのような対応をされてしまうこともあるでしょう。飲んでいる薬の情報やどのような治療を受けているのかという情報まで聞けないことがほとんどではないでしょうか?弊所では最初に細かくお話をし持病、飲んでいる薬の情報なども詳しく伺いますのでご安心ください。また鍼灸には様々な効果があります。しかしながらツボをつけば何でも治してしまうという意味ではありません。

なぜ効くのか?も含めじっくり説明させていただきます。いつまでに?どうしたいか?も事前によくヒアリングをしますのでじっくりお話ください。

 

<田無北口鍼灸院に来ている方の持病例>

・ 重症筋無力症

・ 線維筋痛症

・ うつ病

・ フィッシャー症候群

・ IgG4関連疾患

・ 抗リン脂質抗体症候群

・ がん

・ パーキンソン病

・ メニエール病

・ クローン病

ほか

めまい・頭痛症状が改善 腰痛も改善 コルセットなしで歩けるようになった 首の痛みが楽になった という感想を頂戴いたしました。

田無北口鍼灸院では症状が改善した方に感想を頂戴する取り組みを行っています。黒板メッセージボードにコメントをいただいています。効果を保証するものではありませんが同じようなことでお悩みの方の参考になれば幸いです。

(1)頭痛・めまい・腰痛改善

山田陽子さま 65歳 女性(仮名)

「肩こりは20歳からひどく頭痛やめまいもしていました。今は治りました。腰はコルセットなしでは歩くことができませんでしたが今ではコルセットなしでしびれもなく歩けます。歩ける幸せを感じています。」

・・・ありがとうございます。鍼や灸で首の緊張が緩和されますとめまい等の自律神経症状や頭痛も改善されることがあります。(もちろん全員ではありませんが)

またコルセットなしでは不安であるけなかったということでしたが腰痛も改善したようでよかったです。コルセットや骨盤ベルトはあくまでも補助的なものですので市内でよいならばその方が良いですしコルセットに関してはしすぎるとかえって筋力低下が起こって腰痛が悪化することもあります。

心配や痛みで不安が大きかった、という感じでしょうか???改善していくとどんどん良い効果が生活にも表れてきます。これからも体を大切にしてください。

 

(2)首の痛みが楽になりました

加藤浩二さま 41歳 男性(仮名)

「痛すぎた首の痛みが取れました。」

・・・夜勤の仕事もありハードで身体に疲れがためやすいため定期的に調整に来てくださいます。疲れがたまっているとやはり寝違え・ぎっくり腰をはじめ痛みを発症しやすかったりします。

今回はすでに首を痛めてしまった状態でしたが鍼の施術で大分良くなったようです。メンテナンスも大切ですがまずはお大事になさってくださいませ。

寝違え(根違い)と鍼灸治療について。

寝違えとは?症状は?

「寝違え」は、日本語で「ねちがえ」と読み、首や肩などの体の部位が、寝ている間に突然痛くなる現象を指します。正式な医学用語ではなく四十肩やぎっくり腰と同じく俗称になります。この状態は、特に朝起きたときに感じられることが多く、首や肩の筋肉や関節が不自然な位置になってしまったり、強い緊張を受けたりして起こることがあります。

寝違えの症状には、次のようなものが含まれることがあります。

  • 首や肩の急な痛みやこわばり
  • 頭を動かすと痛みが増す
  • 首や肩の動きが制限される
  • しばしば寝ている間に起こり、朝起きたときに痛みを感じることが多い

筋肉の不自然な緊張や関節の位置がズレることによって引き起こされることがあります。枕や寝姿勢、寝床の硬さなどが関与する可能性もあります。症状は軽度な場合もあれば、しばらくの間続くこともありますが、大抵は数日から数週間で自然に改善することが多いです。冷やしたり安静にしていれば早く治るでしょう。しかし、寝違えが強い痛みや長期間の症状を引き起こす場合は、医師に相談することがおすすめです。また、寝具や寝姿勢の改善、適切なストレッチや軽い運動などが、寝違えの予防や症状の軽減に役立つことがあります。

寝違えになりやすい人とは?どんなタイプの人がいますか?

以下のような要因が関与する可能性があります。

姿勢や筋肉の偏り: 日常生活での姿勢の偏りや、特定の筋肉の強張りがある場合、寝違えのリスクが高まることがあります。例えば、長時間のデスクワークやスマートフォンの使用によって首や肩の筋肉が緊張し、そのまま寝ることで痛みが引き起こされることがあります。

  • 枕や寝具の選択: 枕やマットレスの硬さや高さが合っていない場合、首や肩の位置が不自然になり、寝違えを引き起こす可能性があります。適切な枕とマットレスの選択が重要です。
  • ストレスや疲労: ストレスや疲労が蓄積されていると、筋肉の緊張が高まり、それが寝違えを引き起こす要因となることがあります。
  • 運動不足: 適切な運動をしていないと、筋肉のバランスが崩れやすくなり、寝違えのリスクが増加する可能性があります。
  • 加齢: 年齢とともに筋肉や関節の柔軟性が低下するため、寝違えの発生リスクが高まることがあります。
  • 体の冷え: 寝るときに体が冷えていると、筋肉の収縮が起こりやすく、これが寝違えの一因となることがあります。
  • 前歴: 過去に寝違えの経験がある人は、再び寝違えになる可能性が高くなることがあります。

これらの要因が個々の人によって異なるため、寝違えを予防するためには、適切な姿勢や枕の選択、運動習慣の確立、ストレスの管理など、自身の生活状況に合わせた対策を取ることが重要です。また3月や年末などの飲み会シーズンには寝違えを発症する人が多いです。エビデンスやデータなどは存在しませんが理由は以下のようなことが考えられます。

  • 筋肉の緊張: 飲酒を過度に摂取すると、筋肉の緊張が増加することがあります。これはアルコールが神経系に影響を与え、筋肉のコントロールが難しくなることが関与しています。この緊張が寝ている間に持続すると、寝違えのリスクが高まる可能性があります。
  • 不安定な姿勢: 酔った状態では、バランスを保つための筋肉の働きが低下することがあります。そのため、寝ている間に不安定な姿勢で体を支えることが難しくなり、不自然な体勢で寝てしまうことがあります。これが寝違えを引き起こす可能性があります。
  • 睡眠の質: 飲酒は睡眠の質を低下させることがあります。質の低い睡眠は、体の各部位が適切な位置に保たれないまま寝ることにつながり、寝違えのリスクが増加する可能性があります。
  • 脱水: 飲酒は脱水を引き起こす可能性があります。脱水は筋肉や関節の正常な動作を妨げる可能性があり、これが寝違えの一因となることが考えられます。

ただし、飲酒と寝違えの関連性は個人差があり、必ずしも全ての人に当てはまるものではありません。飲酒が原因で寝違えになるかどうかは、その人の体の状態や飲酒の習慣、その他の要因によって異なる可能性があります。適度な飲酒と適切な姿勢、睡眠環境の確保が寝違え予防に役立つことがあります。

寝違えと頸椎捻挫の違いは何ですか?

どちらも首や頸部に関連する問題ですが寝違えは俗称、頸椎捻挫は医学用語であり医師の診断名になりえるという違いがあります。

ダルビッシュ有投手の寝違えについて

2014年にダルビッシュ投手の寝違えを解説してほしいとの依頼を受け週刊誌に情報提供をしたことがあります。ここ最近は寝違えしているという話を聞かないので筋肉の状態はいいのかもしれません。余談ですがダルビッシュ投手は火を使わないお灸「太陽」を愛用しているそうです。これはあくまでも想像と期待にすぎませんが、もしかしたらお灸が良い状態をキープするのに役に立っているのかもしれませんしそうだったらうれしく思います。

 

寝違えと鍼灸治療(田無北口鍼灸院白石の見解)

寝違えに対して鍼灸治療が効くかどうかという高いエビデンスは存在しません。これは鍼灸の特性によるもので大規模な臨床試験を実施しずらいからという理由があります。しかしながら鍼治療には筋肉を緩めたり痛みを緩和させる効果があるため私個人の経験からは「効果がある」と断言できます。

寝違えやぎっくり腰は強い痛みを伴うこともあるため、心配になる方もいらっしゃると思いますが痛みを緩和させるだけなら治療としては難しくない部類に入ります。患部を冷やしたり安静にし、痛みが出ないように固定し、鍼を使って周辺の筋肉の緊張をとればほとんどの人が早期に改善します。

注意すべき点は、「寝違えだと思ったら実は・・・」、「ぎっくり腰だと思ったら実は・・・」のように病気が隠れている場合です。以前もぎっくり腰だと思ったら骨嚢胞だったというケースを紹介しましたが現実として病気が隠れていることもあるため注意しなければいけません。そのため弊所では何度か施術しても改善しない場合や、逆に悪化している場合は速やかに病院での精密検査を勧めています。

また繰り返し起こる寝違えがある場合にはなにが原因かを早期に確かめたり、その対策も必要になってくるでしょう。

 

参考

日本整形外科学会「寝違え」

動画はこちらから

胸郭出口症候群と鍼灸治療について

胸郭出口症候群(Thoracic Outlet Syndrome、TOS)は、首から肩にかけての領域で起こる神経や血管の圧迫によって引き起こされる症状を指します。この疾患で悩み鍼灸院を来所される方はすでに病院を訪れ医師から診断されている方が多いのですが、以下に一般的な症状や注意点をまとめます。個人によって症状やその重症度が異なることにも注意してください。

胸郭出口症候群の症状

  1. 痛み: 肩、首、腕、手にかけての痛みが主な症状です。痛みは鈍痛や鋭い痛みとして現れることがあり、特に腕の上部や指先に放散することがあります。
  2. しびれ・痺れ: 神経の圧迫によって、腕や手のしびれや痺れが生じることがあります。特に夜間や特定の姿勢で症状が悪化することがあります。
  3. 力の低下: 腕や手の筋力が低下することがあり、物を持つ、握る、持ち上げるなどの動作が難しくなることがあります。
  4. 血行障害: 血管の圧迫によって、腕や手の血流が低下し、冷感や皮膚の色が変化することがあります。
  5. 肩甲骨周囲の症状: 肩甲骨周囲での痛みや緊張感、筋肉のこわばりが現れることがあります。
  6. 首や肩の症状: 頸部や肩部の筋肉の緊張、痛み、頭痛が現れることがあります。

これらの症状はTOSの一般的な症状であり、患者によってはいくつかの症状が同時に出現することもあります。ただし、これらの症状は他の疾患や問題とも重なる可能性があるため、正確な診断と適切な治療を受けるためには、専門家の判断を聞くことが重要です。

 

胸郭出口症候群の治療方法

TOSの治療方法は、症状の重症度、原因、患者の健康状態によって異なる場合があります。

以下に一般的な治療アプローチをいくつか説明しますが、診断や最適な治療方法は、医師との相談を通じて決定されるべきでありまずは病院での診察をお勧めします。

  1. 保存的療法(非手術的治療): 軽度から中等度の症状の場合、次の方法が試されることがあります。
    • 物理療法: 専門家の指導のもとで、筋力トレーニング、姿勢改善、ストレッチングなどの方法を用いて、筋肉のバランスと動きを改善することが考えられます。
    • 薬物療法: 痛みや炎症を軽減するために、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)や筋肉弛緩剤が処方されることがあります。
  2. 手術療法: 重度の症状や保存的療法が効果的でない場合、手術が検討されることがあります。手術の種類は以下の通りです。
    • 第1肋骨切除術(First Rib Resection): 神経や血管の圧迫を軽減するために、第1肋骨を切除する手術です。
    • 腋窩出口拡大術(Axillary Outlet Decompression): 腋窩部の組織を切除して圧迫を緩和する手術です。
    • 血管再建手術: 血管の狭窄や閉塞を改善するための手術です。

症状の状態や原因によって適切な治療方法が異なるため、医師等に相談して専門的なアドバイスを受けることが重要です。また、病状の進行を早期に察知し、適切な治療を受けることが合併症を避ける上で重要です。

 

胸郭出口症候群と診断されたらどんなことに注意して生活すればよい?

適切な治療とともに生活や過ごし方にも注意が必要です。以下にいくつかのポイントを挙げてみましょう。

  1. 医師の指導に従う: まず、診断を受けた医師の指導に従って治療計画を進めることが大切です。医師のアドバイスを受けつつ、症状の軽減や緩和に向けた努力を行いましょう。
  2. 姿勢の改善: 良い姿勢を保つことは重要です。特に長時間同じ姿勢で作業する場合は、適切な椅子やデスクを使用し、頭・首・肩の位置を適切に保つよう心がけましょう。
  3. 適切なエクササイズ: 物理療法士や専門家の指導のもとで、筋力トレーニングやストレッチングを行うことで、筋肉のバランスを整えることができます。
  4. 運動と活動: 運動は血流や筋肉の健康に役立ちますが、患部に過度な負担をかけないように注意しましょう。医師と相談して適切な運動や活動レベルを設定しましょう。
  5. ストレス管理: ストレスは筋肉の緊張を増加させることがあります。リラクゼーション法や深呼吸などのストレス管理技術を取り入れることで、症状の軽減に役立つかもしれません。
  6. 作業環境の見直し: もし仕事や日常生活で特定の姿勢や動作が症状を悪化させる場合、できるだけ改善を図るよう努力しましょう。必要であれば職場の調整を検討することも重要です。
  7. 予防と注意: 重い荷物を持つ際は、適切な姿勢で持ち、肩や首に余計な圧力がかからないように注意しましょう。キャリーバックを持つなど余計な負担をかけないこともよいかもしれません。また、冷えや血行不良を避けるために適切に服装することも大切です。
  8. 定期的なフォローアップ: 医師との定期的なフォローアップを行い、治療の進行状況や調子の良し悪しを報告し、適切な調整を行うことが重要です。

自身の状態に合わせて、生活習慣や過ごし方を調整することで、症状の軽減や予防に役立つでしょう。専門家のアドバイスを常に受けながら、最適なケアを行ってください。

 

胸郭出口症候群に鍼灸治療は有効か?

胸郭出口症候群に対する鍼灸治療の効果については、研究結果が一様ではありません。改善したという報告は多数あり一部の患者にとっては鍼灸が症状の緩和に役立つ可能性がありますが、効果は個人差が大きく、確実な治療法とは言えません。以下に、鍼灸治療に関するいくつかのポイントをまとめてみましょう。

  1. 個人差がある: 鍼灸治療の効果は個人差が大きいです。同じ症状でも、患者の体質や病状によって反応が異なる可能性があります。
  2. 症状の緩和: 一部の患者は、鍼灸によって筋肉の緊張が緩和され、血流が改善されることにより、症状の軽減を感じることがあるかもしれません。
  3. 科学的なエビデンスの限界: 現時点では、鍼灸治療の胸郭出口症候群への具体的な効果に関する科学的なエビデンスは限られています。より確実な結果を得るためには、大規模かつ厳密な臨床試験が必要です。
  4. 総合的な治療アプローチ: 鍼灸治療が有効であるかどうかを判断する前に、他の保存的な治療法や手術療法との組み合わせを検討することが重要です。医師との協議を通じて、最適な治療計画を立てることが大切です。

最終的な判断は、鍼灸師や医師との詳細な相談に基づいて行うべきです。鍼灸治療を検討する場合は、専門家のアドバイスを受けながら進めることがおすすめです。

 

田無北口鍼灸院・白石の意見・見解

・筋緊張を改善するとしびれや痛みに効果的なので鍼灸治療は有効である。

・しかしまずは整形外科等医師の診断を受け標準的な治療からするのが費用の面から見ても望ましいのではないか?(できれば鍼灸治療と並行しながら行うことが理想)

 

YouTube動画:手のしびれ、首の痛みで悩む方へ。「胸郭出口症候群と鍼灸治療について解説」

参考

明治鍼灸大学「胸郭出口症候群の鍼灸治療」

膝裏の痛み:ベーカー嚢腫(のうしゅ)、ベーカー嚢胞(のうほう)について 

膝の裏に痛みが出ることは様々な原因で起こりますが「ベーカー嚢腫」または「ベーカー嚢胞」と呼ばれる病気があります。膝窩嚢胞(しつかのうほう)と呼ばれることもあり英語ではBaker’s cystと言います。

膝関節の後ろの組織が腫れて炎症を起こすことが原因で起こります。腫れや炎症は以下の原因となる可能性があります。

症状

場合によっては、ベーカー嚢胞は痛みを引き起こさず、気づかないことがあります。症状がある場合は、次のような症状が考えられます。

・ 膝の後ろ、時には脚の腫れ

・ 膝の痛み

・ 膝が硬くて完全に曲げられない

活動した後や長時間立っていた場合、症状が悪化することがあります。

原因

滑液 (sih-NO-vee-ul) と呼ばれる潤滑液は、脚のスムーズな振りを助け、膝の可動部分間の摩擦を軽減します。しかし、場合によっては、基礎疾患が原因で膝から関節液が過剰に生成されることがあります。これが起こると、膝の後ろに体液がたまり、ベーカー嚢腫を引き起こす可能性があります。これは次のことが原因で発生する可能性があります。

・ 膝関節の炎症。さまざまな種類の関節炎で発生する可能性があります。

・ 軟骨損傷などの膝の怪我

ただし、ベーカー嚢胞が膝の後ろに液体で満たされた腫れ以外の症状を引き起こさない場合もあります。

疑わしい場合や原因が良くわからない場合には専門医を受診しましょう。

ベーカー嚢腫と鍼灸治療

この疾患に鍼治療が効果的かどうか?の高いエビデンスは存在しません。しかし海外では補完代替的な治療として中国伝統医学の鍼治療を選択する人がいるようです。まずは通常医療のステロイド投薬治療などを受けることがオーソドックスや形でしょうがそれにプラスしての鍼治療は症状緩和に役立つ可能性が多いにあります。

まずはご相談ください。

 

参考

NHS ベーカー嚢胞

 

起立性調整障害(OD)・フクロウ型体質(フクロウ型症候群)と鍼灸治療について

起立性調整障害(OD)とは?

起立性調整障害とはをODと略されますが英語での正式名称はOrthostatic Dysregulationと言います。好発年齢は小学生から中学生で、男児より女児の発症が多い傾向にあります。わかりやすく一言でいえば「思春期の自律神経の不調で朝起きられなくなってしまう病気」という感じでしょうか。

一般社団法人 日本小児心身医学会のホームページには以下のような概要が書かれています。

・ たちくらみ、失神、朝起き不良、倦怠感、動悸、頭痛などの症状を伴い、思春期に好発する自律神経機能不全の一つです。

・ 過去には思春期の一時的な生理的変化であり身体的、社会的に予後は良いとされていましたが、近年の研究によって重症ODでは自律神経による循環調節(とくに上半身、脳への血流低下)が障害され日常生活が著しく損なわれ、長期に及ぶ不登校状態やひきこもりを起こし、学校生活やその後の社会復帰に大きな支障となることが明らかになりました。

・ 発症の早期から重症度に応じた適切な治療と家庭生活や学校生活における環境調整を行い、適正な対応を行うことが不可欠です。(以上、引用)

フクロウ型体質とは?

漢方医学では夜に活発になり朝起きられない体質のことを「フクロウ型体質」と呼びます。起立性調整障害に似ている部分が多いのです。このような体質の方には漢方薬の苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう) が有効な場合がある、と久留米大学医療センター・先進漢方治療センター教授の惠紙英昭先生が第67回日本東洋医学会学術集会で発表しました。あくまでケースバイケースですが補完的な治療として漢方が有効かもしれません。

起立性調整障害(OD)の注意点は?鍼灸治療は有効?

(1)まずは自己判断でなく病気かどうかの専門家判断を。

不登校の症状と似ているため精神的な問題なのか?身体の不調なのか?判断がつきづらいです。病気かどうか?判断するには診断基準があります。血液検査や心電図検査などを行いほかの病気の可能性がないか?確認されたうえで医師が診断を行います。岡山県教育委員会は対応マニュアルをまとめていますがまずは専門家や医師に相談するとよいと思います。参考までにチェックリストを紹介します。11項目のうち3つ以上が当てはまれば新起立試験というテストが実施されます。

・ 立ち眩み、あるいはめまいを起こしやすい。

・ 立ってると気持ち悪くなる、ひどくなると倒れる。

・ 入浴時あるいは嫌なことを見聞きすると気持ちが悪くなる。

・ 少し動くと動機あるいは息切れがする。

・ 朝なかなか起きられず午前中に調子が悪い。

・ 顔色が青白い。

・ 食欲不振。

・ 臍疝痛を時々訴える。(臍のまわりが時々痛い)

・ 倦怠あるいは疲れやすい。

・ 頭痛がある。

・ 乗り物に酔いやすい。

(2)注意点=代替医療に頼りすぎないこと。が、鍼灸治療は有効ではないか?

起立性調整障害と診断されると医師による生活指導や投薬治療が行われます。しかし特効薬がある訳ではなく、これといった決め手になるような治療法もないためになかなかよくならず困ってしまい代替医療に頼る方も多いのです。そのような背景からインターネット上で過剰に代替医療の効果を喧伝する様子も散見されます。しかしながら起立性調整障害の代替医療に対してはほとんどエビデンスがありません。前述の一般社団法人 日本小児心身医学会のホームページにも整骨や整体、サプリメントなどには明確なエビデンスがないと注意喚起を行っています。

鍼灸治療に関しても改善したという報告はありますがエビデンスと呼べるほどの根拠はありません。ですので期待しすぎることなく、また病院に行くのをやめて「代替医療や鍼灸にすべてをかける」といったスタンスで治療に臨むことはあまりお勧めしません。しかしながら私の実感としては鍼灸施術をやることで体調不良が改善したという声も多くやればよくなるという実感があります。

田無北口鍼灸院では漢方に精通している医師を紹介し連携しながら治療に当たり改善した実績もございます。その際は医師が漢方薬+標準治療の薬を処方し、また小児専門の医療機関を紹介し弊所では定期的に鍼灸で自律神経のバランスを整えました。最善の方法を提案しますのでお困りの方はぜひ一度ご相談ください。

(3)施術代(中学生の場合)

初回:7150円 2回目以降:4950円

 

解説YouTube動画

介護福祉系の本・映画をみました。(映画:道草、本:異端の福祉)

↑ 感想を動画にしました。

田無北口鍼灸院の白石です。私は昔から読書が趣味で気になったことは調べる癖があります。最近は医療介護系に関心があって続けて本を読み、映画を見たためにこちらで紹介いたします。

本:異端の福祉 「重度訪問介護」をビジネスにした男 | 高浜 敏之

障害や重い病気(ALSなど)がある方が自宅で自立して生活するためには介護者が必要です。しかしまだまだ働き手も少なくまた制度自体が知られていないのが現状だそうです。

著者の高浜氏はもともと社会運動にもかかわっていたそうです。私もこの本で「日本における障碍者の権利・人権運動の歴史」を初めて知りました。(参考:障碍者施策の歴史と概要)医療の分野でも「患者の自己決定権」などの話はありますがなかなか理解されていないのが実情です。(日本の医療は先生にお任せ、の性質が強い)とは言え人権を無視するわけにもいきませんし厚労省は、医療や介護を施設から自宅・地域でという方針を打ち出しています。これから先の日本では国も予算を出し、人員を配置しなければいかない必ず必要とされていく分野なのでしょう。

映画:ドキュメンタリー「道草」

障害を持つ人々が地域でどのように生活しているのかをドキュメンタリータッチで描いた映画で大変勉強になりました。外に出かけられずイライラしてしまい暴れてしまうなどの問題行動を起こしてしまった障碍者の方が出てきました。認知症の方もそうなのですがこのような方には鍼治療やマッサージの介入が効果的だと思います。鍼灸やマッサージの治療は「お薬で落ち着かせる」というアプローチとはまた異なり直接触れながらコミュニケーションできます。痛みの解消だけではなく、神経の興奮や気持ちの不調(何となく元気が出ない、いらいらするなど)にもアプローチできるのです。私たちが役に立てる場面はたくさんありそうだなと思いながら映画を見ていました。地域の方々にも信頼されるような鍼灸を提供したいです。

、、、別件ですが、弊所田無北口鍼灸院についてですが、入口は車椅子が入れるように工夫してありますがトイレのバリアフリー化は実現出来ていません。医療に関わる人間として申し訳なく感じております。賃貸マンションの為改装できない事情がございます。ご理解くださいますと幸いです。アスタにバリアフリーのトイレがございます。事前にお伝えします。

よろしくお願い申し上げます。

YouTube動画:四十肩・五十肩の体操。セルフケアのコツ(アイロン体操ほか)

YOUTUBE原稿など含めこちらに掲載しておきます。動画は↑よりご覧ください。

■サムネイル

 

■タグ

#四十肩 #五十肩  #セルフケア

<原稿>

皆様こんにちは。田無北口鍼灸院の白石です。動画をご視聴いただきありがとうございます。本日は四十肩・五十肩の体操。セルフケアのコツについてお話させてもらいます。

まず注意点なのですが四十肩・五十肩というのは俗称です。正式名称は「肩関節周囲炎」と言います。ほかにも「凍結肩」や「癒着性関節包炎」という場合もあるのですが、これらは原因も症状も様々です。また似たような症状が出る病気もたくさんあります。例えば肩周辺の骨の周りに石灰が沈着し炎症が起きている場合や腱板損傷と言って肩の内部組織が傷ついているケースもあります。参考1

そのような場合は夜間痛と言って夜寝ているときに目が覚めてしまうことも起こり、睡眠が邪魔されてしまう可能性もあります。生活の質が下がってしまうため痛みのコントロールで薬を飲むことなども重要です。

また腱板が損傷しているときは手術が必要になる場合もあります。「夜目が覚めてしまう」、「痛みが強くて自転車に乗れない」といった場合はまずは病院へ行って診断してもらったり、薬をもらって痛みを安定させることをお勧めします。

病院の治療と併用しながら鍼治療をやったりセルフケアをするのはたいていの場合できますが、基本的にセルフケアは痛みが強い場合はやるべきではないです。また「ある程度まで」しかできないことも多いため限界を理解することが大事です。何かあればご自身がみてもらってる病院のお医者さんなど専門家に相談することも忘れないでください。

■四十肩・五十肩の痛みはどこに出るか?

痛みは烏口突起周辺の出ることが多いです。これは私が臨床をしていてもよく見る箇所なのですが理学療法のガイドラインにも記載がありました。参考2

他にも肩の横(上腕二頭筋腱)や後ろの肩甲骨周辺に痛みが出たりします。

痛みがあると肩を動かせなくなったりします。

■実際のやり方

では実践に入りたいと思います。今日は「アイロン体操」(振り子体操)を紹介します。アイロンを持ってやってもいいですがペットボトルでもダンベルでもなんでもいいです。1キロ程度の重りのものを持ってやるといいでしょう。これは痛みがある程度おさまった時期に行ないます。痛みが強い時期や炎症がある場合は行わないようにしましょう。

1 太股の付け根ほどの高さのテーブル等に、痛まない程度の角度で少し前かがみになります。

2 痛くない方の手を、テーブルについて支えます。

3 痛む側の手で、重り(1kgくらい)を持ち、肩の力を抜いてたらします。★腕全体を脱力するよう意識してください。

4 前後、左右、円運動を、それぞれ10往復を1セットとし、最初は無理をせず1日1回。 なれてきたら、徐々に回数を増やしまた、傾斜(前かがみ)も深くします。

■なぜこの体操が良いのか?

固くなった軟部組織(関節包や肩関節腱板)をストレッチするのが良いのです。肩甲骨と上腕骨の関節運動を円滑にします。

■ほかにできるセルフケア

NHKに動画が紹介されているのでそちらをご覧ください。参考3

 

参考1:日本整形外科学会:五十肩(肩関節周囲炎)

参考2:肩関節周囲炎 理学療法診療ガイドライン

参考3:NHK 五十肩を治す体操・ストレッチ 症状をやわらげるセルフケア

 

 

骨坐骨神経痛、腰椎椎間板ヘルニア、腰痛症などの慢性症状も「治療に集中する環境を作ること」が大切。

弊所で施術を行っていますと

・ どんどん良くなる方

・ あまりよくならず長引いてしまう方

とがいらっしゃいます。もちろん症状や状況にもよりますが本日は「同じような症状で」と仮定しなぜ治りやすい方となかなか治らない方がいるのか?原因をまとめていきたいと思います。

原因1、治療に集中する環境が作れていない

あくまでも例なので坐骨神経痛や腰痛など何でもいいのですが早くよくなる方というのは遊びやご自身の予定は控え治療に集中します。治したいというモチベ―ションも高いためにしっかりと通院してくださり積極的なためにどんどん良くなっていきます。逆にモチベーションが低い方はこれまでと同じ生活をしようとし遊びや仕事が優先となってしまい結果的にあまり通院もできずよくならないことも多いのです。

原因その2、こちらの生活指導を守れていない

上記の内容と重なる部分もありますが治療を行う上で大切なことはご本人の「意思」も大きいです。体調を良くしたい方はしっかりとこちらのいうことも守ってくださいます。

・ 禁酒

・ 運動、スポーツの制限

・ 入浴  など・・・

生活習慣を変えることは大変かもしれませんがこれまでと同じように生活しリハビリは病院や治療院任せ、という態度ではやはり良くなるものもよくなっていきません。

原因その3、何かほかの原因がある。

一例をあげますと

・ ご本人はただの肩こりだと思っていたら内臓疾患だった。

・ 精密検査を勧めたら椎間板ヘルニアが見つかった。

・・・というようなケースです。このような場合は何度か施術を行い経過観察をすることである程度判断がつきます。*変化がない場合、又は悪化している場合もしくはご本人の不安がある場合なは病院での検査・診察もオススメします。紹介状も書きます。お気軽にご相談ください。

病院でも治療院でも治療者側と患者さん側が協力し、ケガや病気を浴していく姿勢が大切です。今よりも体調を良くしたい方は目的・熱意をもって施術を受けることをオススメします。そうしなければ時間もお金ももったいないです。一緒に頑張って体調をよくしていきましょう。

田無北口鍼灸院はどんな治療院か?どんな活動をしているのか?というお話。

(1)コンセプトや今の世の中の課題

田無北口鍼灸院のコンセプトは「病院で解決できない問題を解決する」ということです。どういうことか??少し細かく説明していきます。日本の医療は本当に素晴らしいと思います。国民皆保険制度により安価で様々な治療が受けられます。しかしながらすべての疾患が薬や病院の保険診療で解決されるわけではありません。一例をあげると筋緊張から生じた痛みやしびれを伴うものや自律神経失調症と言われる状態生活習慣から生じるものや機能障害など・・・。

西洋医学やお薬による治療ではなかなか改善しないことも多いのです。これは病院の治療がダメだという意味ではありません。鍼灸院・病院はそれぞれ得意不得意があります。体調不良で悩んでいる方はそれらの特性も知る機会がないでしょうしどうしたらいいのかわからない状態であることが多くその不安が体調悪化を引き起こしている場合もあります。。

弊所はしっかりカウンセリングを行いどうすれば良くなるのか?道筋をしっかりお伝えしています。また緊急性が疑われる場合や弊所ではなく病院に行ったほうが良い場合などはすぐに病院を紹介します。弊所で施術をしないほうがいいと思われる場合は施術を行わないこともあります。

(2)田無北口鍼灸院のミッション(使命)

今現在インターネットを開けばたくさんの医療情報が出てきますし街を歩けば様々な病院や鍼灸院、接骨院、リラクゼーションサロンなど本当に数えきれないくらい沢山の施設があります。多すぎる情報や施設はかえって患者さんを悩ませてしまい問題解決が遠のくことも少なくありません。

例えば腰が痛いとき

・ 病院に行くべき?

・ マッサージ?

・ 鍼灸院?

・ 接骨院?

など様々な選択肢があります。対策方法もネットを調べれば沢山出てきます。

・ ストレッチ

・ 温める

・ 冷やす

・ 安静にする

多すぎる情報のなかで何を手掛かりにすればいいのでしょうか?精査するだけでも大変なのに腰痛は改善されるでしょうか?そして、これだけ施設や情報が増えたにもかかわらず腰痛で悩む方は減っているのでしょうか?様々な疑問が浮かび上がります。一口に腰痛といっても状況が異なれば対策方法も違うため自己判断では解決が難しい場合があります。弊所ではしっかりとカウンセリングを行いその方の状況に応じた情報を提供し最速で問題解決することをミッションとしております。

西洋医学や薬物療法では対処しきれないこともたくさんあります。弊所ではその穴を埋めたり補うことをモットーにしています。このような考え方を補完代替医療といいます。補いあう関係を理想とします。また鍼灸という手で実際に触りながら不調の方を癒していくタッチセラピーを遠して人と人の心が触れ合う温かい社会の実現にも寄与したいと考えています。現代社会はどうしても効率化重視でありまた人のつながりも希薄なものになってしまっているように感じます。鍼灸を通し患者さんに対し本音で語りかけ温かい関係を作っていきたいとも考えます。

(3)私がこのような活動をしている理由

もともと私は交通事故の被害に遭ってしまった方に制度の仕組みや病院の通い方などを教える活動をしていました。そこで制度や仕組みを理解し使いこなすのが難しい。という問題を感じていました。交通事故の被害者の方も様々な問題を抱えますが慢性疾患でお悩みの方や体調不良でお悩みの方も実はどうしていいかわからず悩んでいる方が少なくありません。

一例をあげますと自律神経失調症の方などは「病院に行って検査をしたけど異常なし、けど辛い症状が続いている」という状態で悩んでいることもあります。これらは病気ではなくストレスや機能低下の問題なので薬では解決しません。

 

まずはそれらのことをお伝えするだけでも悩んでいる方は解決の糸口が見えるために明るくなることも多いのです。繰り返しになりますが日本の医療は素晴らしいです。けれども必ず制度の中では救えない人、困ってしまう方は出てしまうのです。その漏れてしまった人を助けること社会の隙間を埋めることが自分の役割だと思っています。お気軽にご相談ください。

 

YouTube動画:健康になりたければ筋トレはするな!

YOUTUBE原稿など含めこちらに掲載しておきます。動画は↑よりご覧ください。

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#筋トレ #健康法 #セルフケア

<原稿>

皆様こんにちは。田無北口鍼灸院の白石です。動画をご視聴いただきありがとうございます。本日は「健康になりたければ、筋トレはするな!」についてお話させてもらいます。少し煽り気味のタイトルですいません。これも結論から先に言っちゃいます。当たり前の話かもしれません。

「健康になりたければ、筋トレはやりすぎるな!」という意味です。

基本的に筋トレは身体によいですし死亡・疾病リスクが減少したという論文もあります。しかしその論文の中にも「やりすぎるとよくない」というデータも出てきます。また筋力トレーニングといっても色々あるのですがここでやるな、というのは「大きな負荷をかけすぎる筋力トレーニング」、の意味です。筋トレをする人の特性・特徴についてもお話していきます。

 

■筋トレで死亡・疾病リスクが減少という論文から解説

筋トレそのものは身体によいという研究データがあります。

「筋トレ活動は主要な非感染性疾患の低い発症リスクおよび死亡率と関連する:コホート研究のシステマティックレビューおよびメタ解析」

東北大学や早稲田大学の先生による解析研究。British Journal of Sports Medicineという権威がある学術雑誌に掲載されたそうです。

内容は以下です。

18歳以上の成人を対象に筋トレと疾病および死亡との関連を長期的に検討した研究についてシステマティックレビューを実施しました(計1252件)分析対象となった疾患は、心血管疾患(計9件)、がん(計7件)、糖尿病(計5件)、部位別のがん(=肺がん、膵臓がん、結腸がん、膀胱がん、腎臓がん、それぞれ計2件)、さらに、死因を問わない死亡(=総死亡、計8件)でした。

結果は以下です。

30~60分の実施で最もリスクが低くなった一方で(約10~20%のリスク減少)、週130〜140分を超えてくると筋トレの好影響は消失し、むしろリスクが高くなることが判明しました。糖尿病については、実施時間が長ければ長いほどリスクが低い結果となりました。

やりすぎると逆効果だけど基本的には病気の予防になりますよ、という結果が出た。

 

■しかし・・・鍼灸師の私が筋トレは勧めないその3つの理由

・過緊張の人に向かないから

時間をかけてゆっくりできる運動を勧めてます。ゆっくりインナーマッスルを動かすトレーニングもありますがあまりやりたがらない人が多い・・・。地味な動き。

・筋トレはやりすぎるか、さぼりがちになりがち

やった感が出るのは思いっきり負荷をかける事、なのでどうしてもやりすぎてしまう傾向になる。もしくは苦痛を伴うのついついさぼりがちになってしまう。

・効率的に運動しようとしないでほしいから

筋トレはどうしても「効率よく負荷をかける」という発想になりがち。かっこいい体型になるために筋トレをするなら良いけど、力を抜くことが目的の場合はそれは違う。

 

■ 楽しく続けられるもの、長続きするものを

田無北口鍼灸院でもセルフケアに運動をした方がいいか?よく聞かれるのですが正直筋トレは勧めづらいです。理由は先ほどお話したような感じです。ヨガや水泳などを勧めています。時間をかけてゆっくりゆっくりと緊張をとる習慣を作るのが大切。*水泳はケータイ触らなくなります。

もちろん筋トレだって楽しくやる方法もありますし、すべてを否定しているわけではありません。ただやりすぎて痛めてしまうこと、セルフケアとしては難しいことも事実で勧めづらいということです。