「体質が変わる」のはいつくらいからか??

「体質が変わる」のはいつくらいからか??

★上記イラストはイメージです。

効果を保証するためのものではありません。

 

弊所では痛みを取る、

症状を取るため施術を行うよりも

「体質改善」目的のための施術を行う

というお話はこちらのHPでも

何度か書かせてもらいました。

 

ではその体質が変わるタイミングは

どのくらいなのか?

人によって違いますがその目安について

考えていきたいと思います。

 

(1)変化の兆しが実感できるとき=28日

人の体は常に新陳代謝を繰り返していますが

生まれ変わりのサイクルは

以下のように言われています。

 

肌の細胞:28日

心臓の細胞:22日

胃腸の細胞:3から7日

血液の細胞:120日

 

また28日というのは生理の周期と

同じです。

変化を感じる一つの目安が28日程度です。

 

そのためメンテナンスの施術も

最低月に1回

(理想は2回程度です。)

をお伝えしています。

 

(2)明らかに変わるタイミング=120日

血液が入れ替わるタイミングが

120日ですのでそこを一つの目安とすることが多いです。

 

確かに1,2回で症状の変化も起こる

ことがありますがそれは一時的な変化であることも

多いですし

またすぐに元に戻ってしまうこともあります。

 

とくにアレルギーや自己免疫疾患など

自律神経失調症などは

良くなるまでには

ご自身の感覚と少しずれが生じます。

 

そのことを頭に入れて

施術に臨んでいただくことをオススメします。

鍼灸の施術は体調管理にピッタリです。~弊所で提供するサービスに関して

<院長より、鍼灸コラム>

先週は体調を壊してしまいました。

金曜日から土曜日、日曜日と

私自身の体調が悪かったです。

 

・・・

セルフでお灸をやったり

身体を温めたりして

最速で体調をよくしましたが

久しぶりに健康のありがたみを

実感しました。

 

こうなった理由ははっきりとは

わかりませんが

家の用事が忙しくて

バタバタしてしまったり

もしくは急に寒くなったりと

気候の変化が原因かもしれません。

 

症状としては以下です。

 

・ 寝ても疲れが抜けない。

・ のどが痛い

・ 微熱

・ 背中のコリが強い・痛い

・ 頭痛まではいかないがぼーとする

 

うーむ、、、

田無北口鍼灸院が改善を得意としている

症状のオンパレードです・・・

 

こんな時、自分が

自分自身のはり灸治療を

受けたくなりますが

そういうわけにもいきません。

自身の足にお灸はしましたが・・・

やはり全身治療したい。

 

また日頃から皆様にお伝えしている通り

大事なのは生活習慣の見直し

だったりもします。

 

やはり無理しすぎは良くないです。

ちょっと仕事や家の用事を

詰め込みすぎたかもしれません。

しっかり休む日も

作ろうと思った次第です。

 

鍼灸の施術というのは

定期的な体調管理にピッタリです。

今自分自身がどのような状態なのか?

どのツボが反応するのか?

施術を受けながら実感できるからです。

 

今回は自分自身の足に

反応を見ながらお灸をしたら

体調がかなり良くなりました。

 

上記のような症状でお困りの方は

弊所の施術がピッタリだと思います。

弊所で提供しているサービスは以下です。

お困りの方はご参考までに。

 

(1)まず辛い症状を和らげる施術

身体の表面に出た症状を確認し

状態をよくするための施術を行います。

 

(2)その後体調メンテナンス

悪くならないようにする

施術を行っていきます。

 

体調悪化は自分自身の生活を見直す

チャンスでもあります。

 

なかなか良くならない方や

ずっと体調不良が続いていて

お悩みの方もお気軽にご相談ください。

 

ちなみに弊所は

あなたにとってピッタリのサービスを

提供し良い結果を出したい考えます。

 

ですので

無理な通院は勧めません。

ご自身が治療に対し前向きに

ならなければ良い結果は得られません。

 

それから

施術の時間やこちらとの約束を

守らない方などとは

信頼関係が築けないため

施術をお断りさせていただきます。

 

最初に弊所のサービスを

お試しトライアルでうけていただく

コースもございますので

そちらもご利用ください。

こんな人にピッタリです。田無北口鍼灸院をご利用ください。

田無北口鍼灸院ではさまざまなことで

お悩みの方が来所されます。

 

ご相談内容も様々ですが、

とくに以下のようなことでお困の方は

是非ご利用ください。

○ なんとなく調子が悪い

○ だるい・疲れが取れない

○ 微熱が続いているが病院の検査では異常なし

○ 耳鳴りやめまいがする。検査で異常はなし。

○ 長年痛みが続いている。薬は飲みたくない。

○ なかなか体調が改善しない。

○ 痺れが続いている。違和感がある。

 

ただし良くなるのは

「自分が自分の身体を良くしたい」

と決断した方だけです。

 

以下のような方は

あまりご満足いただけないことが多いです。

× 1回で痛みを改善させてほしい

症状にもよりますが慢性疾患の場合は

難しいことが多いです。

 

× 説明はいいからすぐ楽にしてほしい

→ 

信頼関係が築けない方は

良くならないことが多いです。

 

× 自分が来たいタイミング、

来れるタイミングで施術受けたい

こちらから施術計画を

提示するのでなるべくその通りに

通院してもらわないと難しいです。

 

× 結局のところ良くすることを

人任せ・施術者任せにしている

我々は症状を改善させるためのお手伝いを

しているにすぎません。

 

 

・・・

そして改善させるためには以下のような

ことが大切になってきます。

・ 良くしたいという気持ちが強い。

・ たとえ忙しくても

鍼灸の治療を優先的に考える。

→ 

仕事や学校が忙しい方も

治療に集中しなければ絶対によくなりません。

 

今の痛みや症状はほとんどの場合で

「生活習慣」・「体質」などから

生じています。

 

習慣や体質を変えるのは

容易ではありません。

まずは治療に集中することをオススメします。

田無北口鍼灸院、エアコンの高圧洗浄・清掃作業を行いました

本日はエアコンの定期清掃作業、

業者さんによる高圧洗浄をおこないました。

雨でちょうど予約も少なかったため

スムーズに行うことができました。

 

鍼灸院ではお灸を使うために

やはりエアコンが汚れます。

定期的なメンテナンスが必要ですね。

清掃中の写真。

清掃後はすっかりきれいになりました!

また気持ちよく院をご利用ください!

 

計画性を持って施術に当たっています。事前にご相談ください。

田無北口鍼灸院は症状を取るための施術も行います。が、結局のところ身体に症状が出るということは腰痛にしろ自律神経失調症にしろその人の生活習慣や体質が大きく関わっています。そのため生活習慣の振り返りや定期的な体調の見直しがとても大切になってきます。弊所では定期的に体調を振り返ることや身体のメンテナンスをすることをオススメしています。また計画にのっとった施術を行いたいため予約制でやらせていただいています。現在は施術の予約が埋まっている時間の方が多いです。「時間が空いたのでやってほしい」という方の施術をお受けすることが難しい状況になっています。大変申し訳ありませんがご理解いただけますと幸いです。

本気で体調の改善や生活の質の改善を目指す方のための施術を行っています。皆様お忙しいことは十分に承知しておりますがまずは体調をよくするために集中してもらいます。予定を合わせていただくことになると思いますので「今が楽になればそれでいい」「そこまでのモチベ―ションはない」という方は施術を受けることをご遠慮いただいております。施術方針やコンセプトは事前によくご説明させていただきますので合わないと思う方は遠慮なく申し出てください。

「マインドフルネス」と自律神経や慢性疼痛のセルフケアについて。

「マインドフルネス」

という言葉をご存知でしょうか?

 

わかりやすく言うと

「瞑想」

のことなのですが

自律神経の安定作用などもあり

体調管理にも役立ちますので

少しカンタンにご紹介しておきます。

 

弊所では鍼灸の施術と併用しながら

自宅でできるセルフケアとして

ご紹介することもあります。

 

1、マインドフルネスとは?宗教?アヤシイ?

瞑想・マインドフルネスは

原始仏教の教えから来ているのですが

どちらかというと宗教というより

心理学のような感じです。

認知行動療法と呼ばれるものに

近いようです。

 

自分の内面を観察しリラックスしながら

「集中すること」

「集中が切れたことに気付く」

を繰り返していきます。

 

世界的企業であるグーグルも

企業研修に取り入れている手法です。

アヤシイものではありません。

 

具体的にはどのような効果があるのか?

どのように行うのか?

カンタンに紹介していきます。

 

2、マインドフルネスがもたらす効果

日本語訳された論文も

こちらに紹介しておきます。

海外の論文ご紹介は省略します。

 

以下のような効果があるといわれています。

 

・ 集中力の高まり

勉強・仕事・スポーツなどが効率的に行える。

・ ストレス解消

精神的な障害や慢性疼痛にも効果がある。

・ 心の安定・洞察力、想像力の向上

リーダーシップの向上なども期待できるため

企業研修で取り入れられています。

・ 眠りの質が上がる

疲労回復効果も期待できます。

 

・・・注目すべきはやはり「痛み」

への抑制効果や睡眠の質向上などでしょう。

 

3、具体的にどのように行うか?

難しいイメージがあるかもしれませんが

やることはとてもシンプルです。

 

姿勢を正して

自分のしている呼吸に意識を向けます。

 

すって・・・

はいて・・・

 

胸が膨らんだり・・・

縮んだり・・・

 

そこに意識を集中させていきます。

「今日の晩御飯は何にしよう」

「仕事でこんなことがあったな」

などとは考えずただ意識を呼吸に集中します。

 

上記のようなことを意識してしまうことが

悪いということではなく

「あ、今呼吸から注意がそれたな」

などと客観的に見れるようになれば

良い状態かもしれません

客観的に自分を見れるようになれると

かなりストレスが軽減されます。

 

身体の感覚に注意を払えるようになると

「痛み」や「不快症状」

に対しても不要に気にしすぎることなく

冷静に対処できます。

 

特に

「神経質」

と呼ばれるような過敏なタイプで

自律神経症状がでている方は

痛みや不快症状を取り除こうとするだけでは

かえって悪化してしまうこともあり

このようなマインドフルネスや

認知行動療法が有効な場合があります。

 

呼吸や姿勢については

またの機会に細かく書いていきます。

 

興味ある方はマインドフルネス関係の本

など読んでみてください。

「フレイル」に関して。

フレイルとは・・・

比較的新しい言葉で

日本老年医学会が2014年に提唱した。

 

健康な状態と要介護状態

(生活サポートが必要な状態)

の中間の状態のこと。

 

多くの高齢者は健常の状態から

筋力が衰える

サルコペニアという状態を経て

さらに生活機能全般が衰える

「フレイル」となり

要介護状態に至る。

 

高齢期に生理的予備機能が低下することで

ストレスに対する脆弱性が亢進して

・ 生活機能障害

・ 要介護状態

・ 死亡

などの状態に陥りやすい。

 

つまりフレイルとは

「加齢に伴う様々な機能変化や予備機能低下により

健康障害に対する脆弱性が増加した状態」

のことである。

 

フレイルは身体の状態のことだけでなく

精神的・社会的な要素も含む。

 

・・・

この辺りも考慮する必要が大いにあります。

ご高齢の方は

自律神経症状や痛み症状をはじめ

様々な症状が体に現れやすいのですが

 

・ 持病

・ 血圧などの状態

・ 飲んでいる薬の情報

 

などは

しっかり把握する必要があるでしょう。

 

そうして施術に当たらないと

危険な場合があります。

 

まずはしっかりお話伺いますので

「なんか調子が悪い」

というご高齢者の方やご家族の方は

遠慮なくご相談ください。

症状の測定に関して。 ~メールフォーム集計もできます。

弊所を訪れる方の中には

「症状が気になって仕方ない」

という方がいらっしゃいます。

 

とくに自律神経の不調をお持ちの方が

多いのですがそのような方には

・ いつ(何月・何日・何時)

・ 症状の強さ(1~5段階の主観評価。1が弱い)

・ その他メモ 

(リラックスしている時・何かしている時など)

を記録してもらい一定期間測定を行っていきます。

 

こちらにはそのメールフォームも用意しました。

弊所のメールアドレスに送信されて

記録されていく仕組みになっています。

 

これは主観と客観を見るのに

とても大切な指標になっています。

 

もちろんご自身で

メモをされてもよいかと思います。

>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

集計フォーム・リンクはこちら

QRコードから

>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

< !DOCTYPE html>

 

 

症状の発生集計フォーム

日時や状態を記録するためのフォームです。メモ欄には気になったことを自由に書いてください。

*は必須項目です

*


*

*

*

四捨五入して10分単位で計測

*

「声がかすれます。鍼灸で治りますか?」というご質問に関して。嗄声(させい)と鍼灸治療・東洋医学

田無北口鍼灸院で治療及び相談活動をしておりますと

声に関するご相談をいただくことがございます。

 

弊所はミュージシャンや

声の仕事をされている方も多く来所されるためか

声のことで悩んでいる方も多いようです。

 

現代医学的な考え方や

東洋医学的な考え方など

まとめていきたいと思います。

* 参考

日本器官食道科学界

 

<1>現代医学的な考え方

(1)声が出る仕組み

発声は以下の動作から成り立っています。

・ 息を送る

・ 声帯の振動

・ 共鳴

・ 言葉の発生

声帯はピアノやバイオリンの絃に相当します。

声帯の閉開は咽頭軟骨や咽頭筋によって

行われます。

咽頭内の筋肉運動は迷走神経が支配してます。

 

声がかすれるということは

これら一連の動作のうちのどこかで

異常が発生しているということです。

 

(2)声がかすれる原因を考える

・ 風邪、ウィルス感染

・ 甲状腺の病気・異常

・ ポリープ、咽頭がん

・ たばこ・お酒

・ 老化

など。

 

原因は耳鼻咽頭化などに行けば

検査などもしてくれます。

 

緊急性があるかどうかも含め

まずは原因をハッキリさせることが

とても大切です。

 

<2>東洋医学的な考え方

中医学ではのどは腎の潤いを受けている

と考え腎・肺が深く関係していると考えます。

 

腎は体内の水分をコントロールする

この機能が低下すると肺の潤いも不足

喉の乾燥

 

ほかにも様々な考え方があり

黄帝内経などの古典にも記載があります。

・ 素問 宣明五気偏:第二十三

五乱といって邪気が乱す部位で起こる症状が

変わってくることが述べられています。

「邪気が陰気を動揺させるとものが言えなくなる。」

 

・ 霊枢 憂恚無言篇:第六十九

発音・発声の機能について

説明されています。

「咽は食堂の入り口、喉は器官の入り口であります。

咽喉蓋は声の戸、唇は声の扇、、、」

「急に声がでなくなった人は・・・

陽気のめぐりがわるくなって外気を防ぎきれず

咽頭蓋に寒気が宿ります。」

 

*簡略化した日本語訳を掲載しました。

 

いずれにせよ東洋医学的な

観点で見るのならば

虚実・寒熱・表裏・陰陽の

見極め(状態をしっかり把握すること)が

大切です。

 

お困りの方は一度ご相談ください。

過去は変わらない。しかし「未来は変えられる。」

今日は少し大げさ(?)

なお話を書いていきますね。

 

あなたの未来は変えられます。

現状、膝が悪い、

疲れが取れない、めまいがする・・・

そのような不調がある方が

このページをご覧になっているのだと思います。

 

現在のあなたの不調は

過去の生活習慣(原因)が元になり

起こっていること(結果)がほとんどです。

 

ですので原因を変える

すなわち生活習慣を改善すれば

結果も変わってきます。

 

具体的には

まずは治療に集中した生活を送れば

未来は変えられるのです。

逆にいうと治療に集中しない方は

未来を変えられません。

 

以前にも詳しく書きましたが

・ 学校や子育てや仕事が忙しいから

・ まずは自分の用事が優先

では絶対によくなりません。

治療に集中することが先決です。

 

未来を変えたい方は

まずは具体的な目標を持つことが大切です。

ですので弊所では

「いつまでにどうなりたいか?」

をまずは聞いていきます。

 

また

難病や思い持病で苦しんでいる方も同様です。

西洋医学ではさじを投げられた症状でも

東洋医学や鍼灸治療では

「どうしたら今の状態より良くなるか?」

考えていきますので

ほとんどの疾患で対応可能です。

 

「どんな症状でも鍼を売ったら

一発で治せます!」

ということではなく

 

どんな状態であろうと

今より良く、また前向きになれるのです。

その結果驚くような効果が時として

身体に現れることもあるのです。

 

まずはご相談ください。

「どうしたいか?どうなりたいか?」

というお話を中心に

まずはしっかりお話伺います。

更年期障害の鍼灸治療に関するお問い合わせ。

先日こんなことがありました。

鍼灸を受けたいという方からのお電話での

問い合わせでした。

「更年期障害だと思うが鍼灸で改善しますか?」

 

いわゆる更年期障害

鍼灸で改善しますし効果があります。

論文も多数存在します。

 

ただ更年期障害と一口に行っても

様々な症状が出ます。

私はまず、以下のことをお尋ねしました。

 

「いつから・どのような症状があるのか?」

「病院には行ったか?」

「医師に診断してもらったのか?」

「血液検査などしたのか?」

 

・・・

お話を伺ってみると、

いつからか?という時期の詳細は不明でしたが

疲れやのぼせ症状、肩こりや頭痛症状があり

困っているとのことでした。

 

医師の診察などは受けていないみたいで

自分でインターネットで探して

「更年期障害に当てはまる」

と思い悩んで電話してきたそうです。

 

こういう方は多いです。

自己判断で不安になっているものの

そもそも

「何科でどんな検査を受けたらいいか

わからない」

と悩んでいらっしゃるのです。

 

私は以下のことをお答えしました。

「まずは内科・内分泌科・レディースクリニック

などで診察してもらうのが

良いのではないでしょうか?」

 

「鍼灸でも対応できますが

やはり原因を特定させるのが先だと思いますし

自己判断されるよりもよいかと思います。」

 

「病院で検査した結果異常なし。

だけどなんか調子が悪いという場合や

病院での投薬治療に加えて

鍼灸治療を希望される場合は

いつでもお声掛けください。」

 

自律神経失調症や内分泌系疾患の不調は

このような相談が多いです。

自己判断ではなく病院で検査を受け、

原因を特定することも大事です。

 

弊所では

病院にかかるべきタイミングなどについても

アドバイスできますので

いつでもお気軽にご相談くださいませ。

自己免疫疾患と鍼灸治療に関して。IgG4関連疾患の例。

日々鍼灸治療を行っていますと

様々なことでお悩みの方が来所されます。

 

弊所にいらっしゃる方は

持病をお持ちの方も多いのですが

いわゆる自己免疫疾患と呼ばれるような

持病をお持ちの方も数多く来所されます。

 

自己免疫疾患とは・・・

免疫細胞が自己の細胞を攻撃してしまい

おこる疾患の総称です。

「全身性自己免疫疾患」と

「臓器特異的自己免疫疾患」に大別されます。

 

発症機序や病態は不明のことも多いのですが

臓器や組織に慢性的な炎症が起こって

組織が破壊されます。

 

様々な疾患が例として挙げられますが

以下のような病名が有名です。

・ バセドウ病

・ 関節リュウマチ

・ 1型糖尿病

・ 全身性エリテマトーデス

・ 多くの糸球体腎炎

・ シェーグレン症候群

・ 強皮症

・    IgG4関連疾患 など

 

自己免疫疾患と鍼灸

自己免疫疾患といっても上記のように

沢山のものがあるので

一口には言えませんが

リウマチなどは鍼灸治療で効果があるという

論文が多数存在しますし

健康保険の適応疾患としても認められています。

 

鍼灸は免疫系に働きかけるため

自己免疫疾患に効果がある、

というのはやや乱暴な論理ですし

まだまだ分かっていないことも多いです。

 

IgG4関連疾患の例。

一例ですが自己免疫疾患の一つで

IgG4関連疾患という病気があります。

 

これにより

腎機能が低下、下肢むくみ

→ 腰痛が起こる

などということもあります。

 

もちろんご本人は腰痛を良くしたくて

鍼灸院に来るために

良くお話を聞かないとそのような

疾患をお持ちだということも

わからないこともあります。

 

弊所ではなるべくしっかりと

初回で話を伺い持病なども把握しながら

施術を進めていきます。