タグ: 鍼灸

    手のしびれや足の痺れ(頸椎ヘルニア・腰椎椎間板ヘルニア・脊椎間狭窄症など)でお悩みの方へ、まずは読んでほしい話。

    痺れや痛みに悩まされたら

    まずは病院に行きましょう。

    今日はそんなお話です。

     

    ・・・

    手のしびれ・足の痺れでお悩みの方は

    多いです。

    弊所にもそのような方からの相談が

    よくあります。

     

    手のしびれや足の痺れは

    本当に不快な症状なので困っている方は多いです。

    そのようなことで困ってしまったら

    どうするべきか??

     

    痺れで悩む方にまずは読んでほしい話を

    まとめました。

    順序立てて

    説明していきたいと思います。

     

    (1)まずは病院を受診する。

    原因の確認をする。

     

    例えば手の痺れにも

    様々な理由があります。

    頸椎ヘルニアなど首の神経圧迫原因の場合、

    手根管症候群と言って

    手の神経圧迫が原因だった場合、、、

     

    症状が出る原因というのは

    様々なのでまずは

    原因の特定をしたほうが良いです。

     

    この原因の特定=診断

    をできる場所はどこか???

     

    それは病院です。

     

    もちろん鍼灸院や整骨院などでも

    ある程度の原因はわかります。

    ただレントゲンなどの検査や

    投薬を行うことはできません。

     

    これは非常に大きいです。

     

    痛みやしびれが強い場合は

    病院で診断を受けてから

    施術を行った方が無難です。

     

    ★ちなみに弊所では病院を

    積極的に紹介し

    病院の診断をもとに施術を行うことが多いです。

     

    病院でできること

    レントゲンなどの画像診断

    投薬(お薬)

    リハビリ

     

    鍼灸院や整骨院でできること

    はり灸やマッサージの施術

    リハビリ

     

    ・・・などです。

    ネットで調べて自己判断、

    は一番良くないのでやめたほうがいいです。

     

    (2)病院で診断をしてもらったが

    不満がある、という方へ

     

    「上記のようなことはわかった、

    だけどね病院に行ってもお医者さんはちゃんと

    話を聞いてくれないし

    薬飲んでいるだけじゃ治らないんだよ

     

    「病院のリハビリ、

    電気治療だけでは痺れが改善しない」

     

    ・・・

    そういった方からの声も数多く

    聞きます。

     

    そういった場合は

    医師に相談しながら鍼など

    の施術を併せて受けるとよいです。

     

    かかりつけの医師によく

    相談してみるとよいでしょう。

     

    また鍼などの施術が

    合っているから、

    という理由で全く病院に行かなくなる方もいますが

    それはそれで良くないと思います。

     

     

    上記のように病院の治療も

    メリットが大いにありますので

    お互いに補い合いながら

    治療を進めるのが良いかと思われます。

     

    (3)しびれ症状はなかなか改善が

    難しい場合もある。時間もかかる。

    症状がなかなか改善しないと

    本当に不安になるのではないかと思います。

     

    この治療方法でいいのか・・??

    本当によくなるのか・・??

    いつまでによくなるのか・・??

     

    気持ちはとてもわかります。

     

    また手術をすれば、薬を飲めば

    必ず良くなるというものでもなく

    本当に困っている方は多いです。

     

    ・・・そういった不安になってしまったとき

    大事なのは

    やはり医師や施術者との信頼関係です。

     

    医療全般に言えることですが

    信頼関係がないと成り立ちませんし

    治療が進みません。

     

    ですのでまずは

    信頼できる相談者を見つけることが

    重要になってきます。

     

    しびれ症状でお困りの方は

    まずは

    誰に相談すればいいか??

    を考えて

    信頼できる方を

    みつけられるとよいかと思います。

     

    医師でも鍼灸師でも

    マッサージ師でも誰でも構わないと

    思いますが

    医学的な根拠がないことを勧めたり

    ほかの治療方法をむやみに否定する方などは

    辞めておいたほうがいいと思います。

     

    適切な受診機会を逃す可能性が高いです。

    自律神経失調症やパニック障害の方が体調を良くしようとする際、注意すべきこと。

    「自己判断・独自の考えへのとらわれ」が

    治りを遅くさせます。

    結局はなるようにしかなりません・・・

    詳しくは以下。

     

    ・・・

    弊所で鍼灸の施術や

    相談活動を行っていると思うことがあります。

     

    自律神経失調症や

    パニック障害などだけに

    限った話ではなくすべての疾患に

    当てはまるのですが、とくに

    以下のようなことに注意するといいでしょう。

     

    (1)自己判断はしないほうがいい。

    自己判断というのは

    あまりい結果にならないことの方が

    多いです。

     

    一例をあげますと

     

    「以前に行っていた病院の薬が

    効かなかったから

    病院には行きたくないし

    病院に行っても仕方ないと思ってる。」

    という方がいます。

     

    ・・・気持ちはとてもわかるのですが

    やはり専門医に診断してもらった方が

    リスクも回避できることが多いです。

     

    とくに自律神経失調症の場合は

    うつ病が原因で症状が

    現れることも多々あります。

     

    「内科で検査を受けたけど

    あまりよくわからなくて

    『自律神経の問題じゃないか?』

    といわれた・・・。」

     

    という方でもまずは一度

    うつ病の専門医に

    診てもらうのがいいかもしれません。

     

    (2)独自の考えに

    とらわれすぎないほうが良い

     

    体調が悪い日々が続いてしまうと

    どうしても気分も落ち込んでしまい

     

    「病院の薬を飲んでも治らない」

    「鍼灸などをやっても変わらない」

     

    という考えに行きがちな方も

    いらっしゃいます。

    以前に病院でちゃんと

    診てもらえなかった経験が

    そうさせているのかもしれません。

     

    しかし、

    「どうせ治らない」

    という考えや、また

    「症状が軽減しないと何もできない」

    という考えにとらわれ過ぎてしまうと

    専門家のアドバイスも聞けなくなり

    ますます症状が

    悪化してしまうこともあります。

     

    こちらとしても

    少しでも良くなった部分や

    前向きな要素を見つけながら

    施術を行います。

     

    ご自身でもあまり自分の考えや

    不快感にとらわれないことをオススメします。

    悪循環にはまってしまいます。

     

    素直な気持ちで施術や治療

    面接に臨んだほうがいいでしょう。

     

    (3)結局はなるようにしかならない

    自律神経失調症等のカテゴリーで

    悩む方は「神経質」すなわち

    神経過敏症の方も

    少なからずいらっしゃいます。

     

    不快感を気にすることで

    どんどん悪化してしまうという

    要素があるのです。(とらわれ)

     

     

    良くなるものもあれば

    良くならないものもあります。

    頭の中や考えを整理することが大事です。

     

    そのサポートができるようこちらも

    しっかりアドバイスします。

     

    病院に相談すべきことは

    病院に相談するのも大事です。

     

    我々施術家の役目はそうした

    カウンセリング的なところもあります。

     

    まずはしっかりとご相談ください。

    自律神経失調症でお悩みの方は

    こちらまで・・・

    「病院で自律神経失調症と診断されました。鍼灸でよくなりますか??」というご相談が多いです。病院での「自律神経失調症診断」はどんな場合に出やすいか??

    先日・心療内科の医師の先生に

    脳生理学や自律神経失調症の講義を受け

    講義後、お話をする機会がありました。

    「病院で自律神経失調症」

    と診断されたからと言っても

    注意する場合がありそうです。

    詳しくは以下・・・

     

     

    最近、田無北口鍼灸整骨院を訪れる方から

    上記のような相談をいただくことが多いので

    上記の件について質問してみました。

     

    「病院で検査を受けたけど結局わからなくて

    自律神経失調症だといわれた。」

     

    ・・・これは

    少し難しい問題をはらんでいます。

     

    なぜかというと内科医や整形外科医は

    検査をして専門領域の病気に

    当てはまらないと

    「自律神経の問題」

    といわばゴミ箱診断的に

    使うことが多いからだそうです。

     

    その心療内科の医師の先生によると

    「自律神経失調症の症状は

    うつの症状として現れることが多いから

    まずは専門医の検査を受けるべきだ。

    うつ病かどうかは診断基準がある。」

    と主張されていました。

     

    私はこの話を聞いて

    「なるほどな」

    と思いました。

     

    心療内科の先生の考え方を理解すると

    どのようなタイミングで

    心療内科に相談すればよいのか

    よくわかります。

     

    鍼灸院に相談する方は

    病院嫌いの方や薬が苦手な方も

    多いのですが

    弊所では病院に行くべきタイミングについても

    よく説明しまた必要な場合は

    病院を紹介することも行っております。

     

    心配なことがあればいつでもご相談ください。

    大学院生の「自律神経失調症」体験記録と田無北口鍼灸院での施術レポート。

    ・・・先日、弊所に

    「自律神経失調症」で苦しむ大学生が

    来所されました。

     

    カウンセリングや施術を行ったところ

    症状がとても改善したようで

    喜んでいただけたようでした。

     

    大学院生であるために

    文章を書くのが上手であるようでしたので

    「その体験をレポートにしてほしい。」

    とお願いしまとめてもらいました。

    少し長いですが自律神経失調症

    苦しんでいる方に取っては

    参考になるかもしれません。

    興味ある方は読んでみてください。

     

    「大学院生Oの自律神経失調症体験記」

    (1)はじめに

    ~自律神経失調症だと病院で言われた

    私が初めに

    「なにかおかしい」

    と感じたのは昨年(2016年)
    の6月末にことでした。
    当時の主な症状としては
    不眠と倦怠感でした。

    不眠のタイプは眠れないのではなく
    睡眠が浅く
    夜中や早朝に何度も
    目が冷めてしまうというものでした。

    夜11時頃に就寝してから
    午前3時や5時に目覚めることが
    日常化していきました。
    その時点で病院に行き
    (心療内科)診察を受けましたが

    「特に異常はない。ストレスが原因の
    自律神経失調症だ。」

    と診断されました。

    (2)留学生活開始と体調悪化

    当時、私は
    8月末から念願だった留学が始まることもあり
    あまり気にしないように
    していました。

    ところが留学直前になっても
    体調は良くならず
    また留学先でも
    体調は悪化していきました。

    病院でも

    「特に異常はない。」

    といわれていたので
    初めはちょっとした
    緊張感と時差ボケだと思っていました。
    留学先がイギリスだったため
    8時間の時差がありますし、
    新しい環境で生活を始めるために
    かなりのプレッシャーがかかっていたのは
    明らかでしたから
    多少の不眠は
    特別なものではないように感じられました。

    しかし、
    一月経っても状況は改善しませんでした。

    それどころか9月の初頭から
    夜間に体がほてって眠れない
    という状況が始まりました。

    体温計で体温をチェックしても
    平熱であるのは確かなのに
    体がとにかく熱く感じたのです。

    これにより寝苦しくなり
    日本よりもだいぶ涼しいにも関わらず
    窓を開け放って氷枕無しで
    眠れなくなってしまうのです。

    更に睡眠の質は向上せず早朝に
    目が冷めてしまう日々が続き、
    日常生活に支障が出始めました。

    (3)自律神経失調症について

    自分で調べてセルフケアするも・・・

    この時点で既になにかおかしいと感じ始め、
    日本で医師に指摘された

    「自律神経失調症」

    について自分自身でも
    良く調べるようになりました。

    海外にいた為に
    病院の診察は受けられなかったため
    オンラインの情報を参照しながら
    次の対策を実行し始めました。

    ✳︎(1)健康的な食事を心がけること
    ✳︎(2)週2~3回ジムに通い
    1時間から2時間の有酸素運動

    とくに✳︎(1)は
    居住環境の変化によって
    意識しない部分の
    負担になっているように感じられましたので
    特に注意しました。

    主食がご飯から
    イギリス式のフライドポテトになっていたため、
    よりカロリーが低いパンに変えました。

    また、外食を控え自炊の割合を増やし、
    毎日200グラム以上の
    野菜を合計5種類以上取るように心がけました。

    ✳︎(2)は学校の付属ジムで
    定期的に体を動かすことで
    日中に体を動かし適度に疲労感を得て
    睡眠のクオリティをあげることを
    目標にしました。
    2点を実行することで
    9月の末には一時的に症状自体は
    多少軽くなりましたが
    10月に授業が忙しくなってくると
    状況は悪化していきました。

    徐々に授業の準備が忙しくなるに連れて
    余裕がなくなっきて、
    まずジムに通う時間が確保できなくなり、
    自炊の質も下がっていきました。
    また予習復習のために睡眠時間が削れていき、
    もともと低かった睡眠の質が更に悪化し、
    起きている間も倦怠感や
    頭痛が頻繁になっていきました。

    そしてこれによって
    日常的にイライラが高まり、
    精神的に追い詰められていき、
    徐々に内向的で
    引きこもりがちになっていきました。

    つまり、
    もともと不眠から
    日常の中での生産性が下がっていき、
    症状が更に悪化していき、
    その結果日中の生産性がさらに悪化していく
    悪循環が発生していたのです。
    そしてこの結果精神的にも
    後ろ向きになっていき、
    引きこもりがちになって
    徐々に社交性がなくなっていきます。

    結果として日常生活の中で
    ストレスを上手く発散することが
    不可能になり更に悪化する
    別の悪循環が引き起こされていたのです。
    肉体的にも精神的にも追い詰められていく中で
    不眠症と頭痛が悪化し、
    それによって日常のパフォーマンスは下がり、
    その結果うまくいかなくなり
    さらなるプレッシャーに
    さらされることになりました。

    セルフケアとしての

    ✳︎(1)健康的な食事と
    ✳︎(2)適度なスポーツ

    は余裕がある環境で
    継続的に実行することができれば効果はありました。

    少なくとも9月末には
    一時的に改善したといえると思います。

    ただし、運動を継続するのも
    健康的な食事を自炊で賄うのも
    共に時間とコストがかかります。

    自律神経失調症の原因の多くが
    ストレスであることを考えると
    多くの場合自覚症状が現れた時点で
    これらのセルフケアを
    実行する余裕がないことが多い、

    と言う気がします。

    (4)大学のカウンセリングサービス

    に申し込む

    11月頃には不眠が常態化し、
    うつ状態が悪化し
    授業以外でほとんど部屋から
    出られなくなりました。

    この状態ではもはや
    健康的な食事も継続的な運動も
    ほとんど継続不可能になったと感じ、

    大学のカウンセリングサービスに
    申し込みました。

    カウンセリングサービスに
    申込んだ理由としては
    うつと自律神経失調症と記載しました。

    実際に大学内の心理学部の設置している
    カウンセリングセンターで
    4回のカウンセリングをうけ、

    自律訓練法の指導を受けました。

    これらの心理療法の結果
    一時的に状況は改善し、

    1月の期末レポートの提出に向けて
    なんとか12月のはじめには
    行動を開始することができました。

    しかし、本格的に勉強に集中するにつれ
    それまでの遅れを挽回するためにも
    より一層の集中する必要が出てきたため、
    睡眠時間が削れていき
    不眠はもはや問題にはならなくなりました。

    頭痛と激しい疲れ目と戦いながら
    12月を乗り越え、
    1月に入りましたが、
    無理な状況がたたり、
    満身創痍の状況で期末レポートを
    提出していきました。

    実際1月の最初の2週間は
    ほとんど寝ておらず、
    栄養ドリンクやコーヒー等のカフェインの
    過剰摂取によって
    症状は明らかに悪化していました。

    今にして思うとこの状況の遠因は
    明らかに軽微なうちの対処が
    不十分であったことと、

    重症化するに連れて
    精神的な不安感から
    正常に自分自身の置かれた状況を
    判断できなくなっていったことに
    あると思います。

    症状が重症化して
    精神的に追い詰められれば
    追い詰められていくほど
    不安感から強迫観念がうみだされ、
    正常な思考や
    判断ができなくなっていきます。

    特に期末の追い込みに行くに連れて、
    課題文の読み間違いや
    簡単な文法のミスが増え、
    自分自身の書く文章のボキャブラリーや
    文法構造が単調化していったのは
    明らかでした。

    今から見直せばすぐにわかるものなのに、
    当時は全くと言っていいほど
    それらに気が付きませんでした。

    何度も読んだはずの課題文の読み間違えを
    前日に発見し、全てを書き直すといったことが
    1回ならず2回も続き、
    結果として自信を喪失し、
    さらなる不安感から
    より一層睡眠時間や
    食事時間を削るといった
    悪循環が悪化していきました。
    恥ずかしい話ですが
    最後の期末レポートの提出後には
    あまりの不安感から
    一人でベッドの中で泣いてしまうほど
    精神的に摩耗しており、

    しかも結果が出るまで
    症状が落ち着くことはありませんでした。
    幸運なことに
    なんとか最低限の点数には
    届いていたのですが、
    今まで自分の専門科目で取った点数の中では
    最低であり、

    もっと効果的なアプローチが
    できなかったのかという点が
    悔やんでも悔やみきれません。

    2月以降は新学期になり、
    なんとか前向きにアプローチするために
    学校のイベントやワークショップに参加して
    少しでも人と触れ合うことを通じて
    症状は徐々に回復していきました。

    疲れ目は最後まで残ったものの、
    まず頭痛が軽くなり、
    それまで氷枕なしでは眠れなかった
    体のほてりも軽くなっていきました。

    心理的にも、まず頭が重い感じがなくなり
    不安で眠れない状況が改善しました。

    人間関係がこれだけ影響するのは、
    おそらく自分の感じていることなどを
    人に話すことで気が楽になり、
    相手からポジティブな
    フィードバックが得られることで
    自信がつき、

    他者の視線を通して
    自分を見ることで
    客観的な状況分析が
    可能になるからだと思います。

    ただし、同時に
    人間関係を通して
    自分の状況を改善していくのは
    交通費や交際費などの
    経済的コストもかかりますし、
    精神面でもかなりの疲労があります。

    また、時間がかかるのも確かですので
    決して単純な解決策にはならないのか
    とも思います。

    特に人とコミュニケーションすることを
    最初に決意するのは
    かなりの勇気が要りました。

    また食事や運動よりも
    効果が速いものの
    決して数日で全ての症状が

    改善するわけではありません。
    私の場合はひと月以上かかりました。

    (5)一時帰国と

    鍼灸・整体などの施術体験

    状況は試験期間の終了とともに改善はしましたが、
    それでもベストとは言えなかったので
    最終的に奥の手として
    イースターの休暇で
    日本に帰国することにしました。

    帰国してから何人かの友人に会って、
    色々話す中で

    田無北口鍼灸整骨院・白石先生
    整体や鍼灸をすすめられたので
    試してみることにしました。


    初めはかなり懐疑的でしたが、
    調べてみると思ったより
    即効性がありそうだったので
    試しに受けてみることにしました。
    特に鍼は初めてだったので
    少々怖かったのですが、
    毛先ほどの鍼は
    実際にはほとんど感じることがない程でした。

    また、鍼灸というと
    何かローテクで効果があるのか、
    コストパフォーマンスはどうなのか、
    など気になりましたが、
    ユネスコが中国の伝統医療として
    無形世界遺産にしていたり、
    WHOが特定の症状に効果があり得る

    としていたりするので
    とりあえず友人にすすめられるがままに
    施術を受けてみることにしたのです。

    整体は
    初めはイメージよりも
    弱い刺激という印象だったのですが
    徐々に体がほぐれていくような感覚がありました。

    その後に鍼治療を試していただいたのですが、
    鍼をさして電気を通すと
    単に背中だけでなく
    徐々に指先まで
    ピリピリと電気が通るのが感じられます。

    ちょっとした電気風呂に入っているような感覚で
    体が暖かく感じました。

    そしてそれとともに、
    すこしずつリラックスしていて
    眠くなってきました。

    初めての施術で緊張していたのに
    眠くなったのは
    それだけ全身がほぐれて
    リラックスできたからだ、
    と感じられました。
    整体、鍼だけでなく
    吸玉というのも受けました。

    これは吸盤状のもので
    皮膚表面に吸い付けて
    複数の箇所を同時にほぐすもので、
    私は存在も知りませんでしたが、
    初めこそ違和感を覚えたものの
    すぐに慣れて気持ちよくなる気がしました。

    施術後すぐに気づいたのは
    肩や頭の重さがなくなり、
    世界が明るくなった気がしたことです。

    これは多分うつ気味だった
    自分の心理状態がリラックスして
    疲れが取れたことで
    前向きになれたのだと思います。

    そしてその夜は数カ月ぶりに
    非常に深い眠りにつくことができて
    久しぶりに目覚ましの音によって
    目を覚ませました。

    私の場合の問題は
    抑うつ状態と
    自律神経失調症が悪循環になって
    結果として頭痛や不眠が多発し、
    日常生活の生産性を落としていたので
    リラックスできたのはとても効果的に感じました。

    (6)自律神経失調症で苦しんでいる方は

    鍼灸や整体などの施術を勧めます。

    その理由など・・・

     

    今まで不眠対策として取った対策は
    とにかくジムに行って体を限界まで酷使して
    疲れさせてなんとか眠る
    といったことでした。

    しかしながら白石先生の施術を受けて

    そもそもリラックスができない状態が
    根底にあったのだと気づかされ

    施術後は自分の身体が
    思った以上にスッキリして驚きました。

    リラックスするための心理状態は
    自律訓練法といった

    心理療法の狙いだったわけですが、
    重い不安感を抱えながら
    自分ひとりで実行することはなかなか難しく、
    他人に体を委ねることがこ
    こまできもちいというのは
    思っても見ないことでした。

    おそらく自律神経失調症に対する対処としての
    整体の問題はコストです。

    一回の施術で約6000円かかるものを

    「最低でも5回程度は受けるように」

    勧められましたが
    学生の自分にとっては
    これは大きな出費となります。

    ただし、これも一度の施術だけでも
    かなり効果があることを考えれば
    高くないのでは?とも思います。

    ジムの月額費用、
    カウンセリングの数回の費用、
    長期的な医療費用などと比較した場合、

    鍼灸や整体が
    極端に高いとは言い切れないと
    考えられます。

    もちろんこれらは全て同列に
    議論できるものではないですし、
    人によってかなり効果に差がありますので
    どれを選ぶのかは
    個々人の問題ではあると思います。

    それぞれ自分にとって
    どのようにどの程度効果があるかを選んでいくのが
    大切ではないかと思います。
    いろいろ試した結果、
    私の結論としては鍼灸や整体が
    一番即効的であり、
    それは単に頭痛や不眠といった
    症状に対する対処療法を超えて、
    心理的なストレスにまで
    ある程度効果があったといえると思います。
    ただし、だからといって
    整体や鍼灸が万能だというわけではなく、
    むしろ対処療法として
    一番即効性があるのでそれを弾みとして
    根本的な問題解決に挑む
    きっかけになると思うのです。

    すこし気分がスッキリして
    頑張れる気がするから
    今まで億劫だった人付き合いや
    問題解決に向かい合って見ようかな。

    環境を変えて長期的なストレスの低減を
    試みようかな。

    ジムに通って
    もっとストレス耐性のある身体を
    手に入れよう

    といった時の
    きっかけになると思うのです。
    心理的なストレスと
    自律神経失調症の負のスパイラルは
    どこかで断ち切る必要があり、
    私の場合それに失敗したからこそ
    最終的にどうしようもないほど
    悪化してしまったのだと思います。

    負のスパイラルから抜け出すためには
    短期的に心理的・肉体的な
    メンテナンスによって
    積極的な問題解決が必要ですが、
    セルフケアには限界があります。

    今回は受けた鍼灸や整体などの
    代替医療はそういった時に
    一つの選択肢になるのではないかと思います。
    自分自身が体験した結果
    自律神経失調症で悩んでいる方は
    すぐに白石先生の施術を受けることを
    オススメいたします。

    「医療の不確実性」についての話。

    医療の不確実性

    という言葉は聞いたことがあるでしょうか?

     

    詳しくは上記リンク、

    医師会のページからも

    みれますが簡単に言いますと

     

    医療というものは

    やってみなければわからない

     

    という要素があるという

    ことです。

     

    ・・・一例をあげますと

    例えばがんの患者さんがいたとします。

     

    こういう治療法が有効とされていて

    大体この方法で治っていますよ、

    と説明はしますが

    100人いたら100通りのがんがあり

    かならず同じ方法で治る

    ということはありません。

     

    ですのでそこには

    不確実性に対する

    国民の信頼が必要だと

    言われています。

     

    では医療側が信頼をしてもらえるには

    どうしたらよいでしょうか??

     

    やはりしっかりとした説明をする

    = インフォームドコンセント

    が大切だと思われます。

     

    弊所の鍼灸施術でも、

    それらのことを踏まえたうえで

    しっかりと説明するよう

    心がけています。

     

    やってみなければわからない。

    だからこそ最初にちゃんと説明する。

    わからないことにはお答えします。

    何でもご相談ください。

    花粉症と鍼灸について

    なぜ鍼灸と花粉症が関係あるの?

    花粉症は免疫異常と
    自律神経の失調に深くかかわります。

    花粉症はアレルギー性の病気です。
    体に侵入した花粉に対し、
    過剰に反応してしまう
    体質の人に起こります。

    免疫力の異常反応は、
    免疫力を高めることで
    過剰反応を正常な状態に
    戻せると考えられています。

    また、自律神経の失調も
    アレルギー症状を
    発症させてしまう原因になります。

    疲れている時、
    体調が悪いとき、
    寝不足のとき・・・

    花粉症をはじめより一層
    アレルギー反応が悪くなった。

    そんな経験は
    ないでしょうか?

    鍼灸は免疫や自律神経の
    バランスを高めてくれます。

     

    自分でできる対策は身近なところから!

    目のかゆみ、くしゃみ、
    鼻水鼻づまりには、
    対処療法として花粉を
    付けないことが大切です。

    保護し、あらいながし、
    加湿を心がけましょう。

    また、症状がひどい場合は
    悪化している可能性があります。

    免疫力を高める根治療法が必要です。

    睡眠不足、ストレス、アルコールの
    飲みすぎを防ぎましょう。

    .
    免疫を高め、
    自律神経を整える鍼灸とは・・・

    鍼灸刺激は、
    免疫系の調整を行います。

    またWHO(世界保健機関)は、
    鍼灸治療は自律神経失調症に
    効果があると認定しています。

    鍼灸治療を受けても
    薬のようにすぐに
    その症状が止まるわけではありません。

    漢方のように、
    時間をかけて
    アレルギー体質を
    改善していくものです。

    出ている症状には、
    西洋医学のお薬、

    体質改善には鍼灸を。

    両方うまく使って、
    快適に春を過ごしましょう♪

    施術は計画性を持って行います。「自分の好きなタイミングで施術を受ける。」というスタンスですとあまりいい結果にならないことが多いです。(とくに保険診療)

    弊所では60分で6000円など時間で区切っての

    自由診療(自費)を中心に施術を行っていますが

    以下のような方々からは

    保険診療での施術もお受けしております。

     

    <保険での施術 一例>

    ・ 交通事故に遭ってしまい怪我をした。

    → (自賠責保険・労災保険など)

     

    ・ 歩いていたら足をひねった

    → (健康保険など)

     

    ・ 通勤途中に転んでしまって怪我をした

    → (労災保険)

     

    ・ ご年配の方や障害・ご病気があり

    痛みなどが強く出歩けない

    → (医師の同意を得て健康保険)

     

    ・・・

    様々なパターンは考えられますが

    保険が使えるケースについては

    制度などを熟知していますので

    しっかりと時間をかけてご説明させていただきます。

    いつでもお気軽にご相談ください。

     

    傷害保険の書類作成なども

    承っております。

     

    また

    「怪我をしたことにして

    健康保険を使ってマッサージしてほしい」

    といったご要望は一切お受けできません。

    ご理解ください。

    ★ 保険をつかった治療(施術)を

    受けるうえでの注意点 ★

     

    保険診療・自由診療問わず

    治療は計画性を持って行います。

     

    そのため、

    自分が来たいタイミングで施術を受ける。

    というスタンスですと

    なかなか回復しないケースも多いです。

     

    事前に担当者と相談して決めた計画通り

    通院ししっかりと治療を受けたほうが

    良いと思います。

     

    また、とくに公的な意味合いのある

    保険診療で施術をする場合ですと

    なおさらです。

     

    自分の好きなタイミングで来て

    施術を受けるという

    治療に集中していないようなスタンスでは

    やはり保険者さんからも

     

    「本当に治す気があるのか?

    ないならば保険を使う意味があるのか?」

    という指摘を受ける可能性もあります。

     

    例えば月に1,2回きて施術を受けるだけでは

    たとえ忙しかったとしても

    痛みをこらえていたとしても

    単なる慰安目的・娯楽目的で

    保険を使っているとみられかねません。

    *最初は、毎日治療を受けるくらい

    集中してもよいくらいです。

     

    これは自賠責保険・労災保険・健康保険

    保険の種類を問わず、皆同じです。

    今後はますます運用が厳しくなることが

    予想されます。

     

    しっかり通院ししっかり治療に集中しましょう。

     

    特に交通事故に遭ってしまった方が使う

    自賠責保険、また労働災害に遭ってしまった方の

    労災保険などはその傾向が強くなるでしょう。

     

    仕事に学校に家庭に・・・

    忙しいことは承知していますが

    やはり治療に集中した方が良いです。

     

    できる範囲で良いので全力で

    治療に集中することをオススメします。

     

    >>>>>>>>>>>>>>>>

    交通事故に遭ってしまった方が治療を進めるうえでの

    ご質問や疑問、不安・不満を公開しています。

    同じようなことでお困りの方の参考になるかもしれません。

    >>>>>>>>>>>>>>>>

    ★交通事故・労災事故に遭ってしまった方が抱える

    疑問や不安についてのまとめはこちらから・・・

     

    ランナーの方からの鍼灸等、治療相談が多いです。(マラソン、ハーフマラソン等)

    ここ最近、ランナーの方からの治療相談が多いです。

     

    東京マラソンが開催されて以降

    女性や様々な年代の

    ランナーが増加したといわれていますが

    それに伴い痛みや不調を訴える方も増えている

    ということでしょう。

     

    インターネットで検索すると

    ランナー専門の治療院などの情報も出てきます。

     

    *専門、と一口にいってもだれでも

    専門家を名乗れるのでどこまで信ぴょう性があるのかは

    謎ですが・・・・。

    専門性を知りたい場合は

    「選手やチームに帯同しているか?」など

    まずは実績を聞いたほうが良いかと思われます。

     

    ランナーの方が訴える痛みや不調は

    どんなものが多いのでしょうか?

    など、まとめていきたいと思います。

     

    <1>ランナーの方の特徴

    (1)体脂肪が少ない

    ランニングは有酸素運動で脂肪を燃焼させるため

    体脂肪が低くなります。

    そのためランナーの方は体脂肪が少なく

    やせ型の方が多いです。

     

    (2)オーバーユース(使いすぎ)による痛みや不調が多い

    病気やけがで痛みが出ているということではなく

    (ランニング中の足首捻挫というケースもありますが)

    むしろ使い過ぎによる痛みや不調が多いです。

    ケガや病気でないために筋緊張のバランスや

    生活習慣などを変えて改善させる必要があります。

     

    (3)かかとや足首、膝など下半身の不調が多い

    使い過ぎによる不調は腰から下半身に

    集中する傾向があります。

     

     

    <2>ランナーの方によく見られる症状

    ・ 膝の痛み(鵞足炎)

    筋肉のバランスの不調や使い過ぎにより

    膝に痛みが出ることがあります。

    鵞足炎と言って内側に痛みが出ることも多いです。

    ・ 踵の痛み(足底腱膜炎)

    負荷のかかり方により足底(かかと)に

    痛みが出ることも多いです。

    ・ 腰痛

    骨盤周辺や股関節のバランスの不調から

    腰痛を訴える方も多いです。

    ・ 坐骨神経痛

    お尻の筋肉(梨状筋)の緊張から由来する

    神経痛のほか、ヘルニアなどが原因で起こる

    神経痛もあるので注意が必要です。

     

    <3>施術とその目的

    ケガや病気でない痛み・不調というのは

    加重のバランス・筋肉の緊張のバランスを変えたり

    しながら調整していくことになります。

     

    具体的には3回から5回以下のような施術を行い、

    経過を観察していきます。

    必要な場合は病院を紹介し

    MRIなどの精密検査も勧めます。

     

    (1)問診・カウンセリング

    週にどのくらい走るのか?

    次の大会はいつなのか?

    いつまでにどの程度の回復を望むのか?

    など、ご本人の希望も含め細かくお話を伺っていきます。

     

    (2)状態把握・検査

    どの状態で痛みや不調が出るのか?

    筋肉の緊張やバランスはどうなっているのか?

    朝と夜だとどちらが不快か?

    など、お身体を実際に動かしながら状態を把握していきます。

    (3)施術(鍼灸、ストレッチなど)

    どの部分に施術を行えば効果的か見極め

    はり灸などの施術を行っていきます。

    体に生じている痛みや不調を取りのぞきたい

    というだけでなく

    定期的に体のメンテナンスを行い

    レースや大会に向けて調整したいという方も多いです。

    (1,2週間に一度の調整を行うことが多いです。)

     

    お困りの方は一度ご相談ください。

    「鍼灸、あん摩・マッサージ・指圧」は医業類似行為ではありません。 冊子を待合室におきました。

    NPO法人 全国鍼灸マッサージ協会が発行する

    冊子「鍼灸、あん摩・マッサージ・指圧」は

    医業類似行為ではありません。

     

    を待合室におきました。

    興味がある方はご覧になってみてください。

     

    ・・・

    この件については

    私も気になっていたので厚生労働省に確認しましたが

    色々な法解釈があるのだな、と感じました。

     

    鍼灸、マッサージ、それと柔道整復などの業界団体は

    いわゆる整体などの無資格施術との

    線引きをしたいためにこのような

    啓蒙運動をしているのだと思われます。

     

    詳細は冊子にかかれています。

    気になる方はどうぞ。

    脳梗塞・脳卒中などによる麻痺とその施術に関して。

    このページをご覧になっている方は

    麻痺・片麻痺でお困りになっている方が中心でしょうから

    脳出血や脳血管障害などに関しては

    すでに知っている知識だとは思いますが

    まとめて説明していきます。

     

     

    脳出血などにより麻痺がおこってしまうと

    様々なお困りごとが現れると思います。

    それらの麻痺に関する治療は

    病院の方で医師・理学療法士などと一緒に

    リハビリ・筋力トレーニングなど訓練を行い

    回復を目指していると思いますが

     

    弊所の施術は

    病院でやっているリハビリよりも画期的かつ

    早く回復するということではなく

    目的としては日常生活動作(ADL)向上の

    お手伝いをしたり

    麻痺によって生じた痛みの緩和などが中心となります。

    *補完代替的治療を目指します。

     

    ですので弊所は基本的に

    「今、病院でやっているリハビリが正しいか?」

    などのご質問にはお答えできませんし

    施術は病院で行っているリハビリと

    併用して行うのが望ましいといえます。

     

    施術目的や計画などは

    初回のカウンセリングでお話をよく聞かせてもらったうえで

    ご説明させていただきます。

     

    <脳血管障害とはなにか??>

    脳血管障害とは脳神経を養っている血管の障害により起こります。

    血管の狭窄、血管の破裂、血管の中で固まった血液が詰まる梗塞

    ・・・・

    原因は様々ですがこれらにより

    脳神経への血液供給が絶たれると

    脳血管障害が起こります。

     

    「脳梗塞」、「くも膜下出血」

    などというものがその代表例です。

     

    そして脳出血により損傷された部位により

    様々な部位に障害が出ます。

    一例をあげますと・・・

     

    脳出血(左側被殻と放射冠)

    → 障害名 右片麻痺

     

    というような感じです。

     

    <脳梗塞の分類に関して>

    脳梗塞は脳血管内において

    血液が凝固(何らかの原因で固まること)し

    詰まります(梗塞するのです)。

    ここでは脳梗塞の4つの分類をしていきます。

     

    (1)アテローム血栓性脳梗塞

    粥状動脈硬化が基盤で起こる脳梗塞です。

    血小板血栓が主体の梗塞で発祥の前段階として

    TIA(一過性脳虚血発作)を多く発病するといわれます。

     

    (2)心原性脳梗塞

    心房細動や陳旧性心筋梗塞、

    便膜疾患などの心疾患を背景に

    形成されるフィブリン血栓が主体の梗塞です。

    抗凝固両方が行われ

    ワーファリンなどが投与されることが

    多いです。

    いわゆる血液をサラサラにする薬です。

     

    (3)ラクナ梗塞

    近年日本人に増加しているタイプです。

    ラクナ梗塞は脳内の穿通動脈が

    高血圧性細小動脈病変(リポヒアリノーシスなど)により閉塞して生じます。

    ラクナという言葉はラテン語で『小さな空洞化』を意味します。

    このラクナ梗塞の原因として最も重要なのは、

    高血圧症であり、糖尿病も関与します。

     

    (4)その他

    その他の原因が関与し起こる脳梗塞です。

     

     

    <脳梗塞の背景>

    季節やその方が抱えている疾患にも関係します。

     

    たとえば・・・

    夏場は動脈硬化を基盤とした脳梗塞で

    アテローム血栓性脳梗塞とラクナ脳梗塞が

    多いといわれ

    冬場はインフルエンザや感冒による

    ラクナ脳梗塞が増えるといわれます。

     

    また糖尿病や通風などの代謝性疾患や

    高血圧症などの持病を抱えていると

    脳梗塞が発症しやすくなります。

     

    これらの持病や季節などの背景も

    考慮し施術計画を立てていきます。

     

    <中枢神経麻痺と末梢神経麻痺について>

    麻痺の大きな分類として

    ・ 末梢神経麻痺

    ・ 中枢神経麻痺

    があります。

     

    中枢神経とは脳と脊髄のことで、

    中枢神経から枝分かれした神経を末梢神経といいます。

     

    脳梗塞や脳出血により脳神経への血液供給が絶たれ

    担当する神経分野に影響が出た時にそれぞれ

    機能障害の名前がつきますが

    運動神経に障害が出た場合を「片麻痺」と呼びます。

     

    中枢神経麻痺における運動機能障害の特徴は

    痙性(けいせい)麻痺と呼ばれる

    末梢神経麻痺にはない独特な筋緊張を示すことです。

    この痙性麻痺は手や足に特に顕著にみられます。

     

    関節を曲げる筋肉に起こり

    屈筋痙性麻痺と呼ばれます。

     

    上肢で起こると

    手首や肘が屈曲したまま伸ばせなくなりますし

    下肢で起こると

    足首が内側に曲がる内反尖足が起こったり

    歩行では外側へ回しながら動く

    「ぶんまわし歩行」をするようになります。

     

    <脳梗塞による片麻痺への鍼灸施術>

    運動機能を改善させたり、関節拘縮予防のために

    痙性麻痺屈筋群への施術を行い

    緊張の緩和を図ります。

     

    ほかには体幹のバランスを考え

    痛みやマヒが出ていない部分に対し

    温めたりするなどのアプローチもできます。

    麻痺そのものもそうですが

    例えば麻痺によって生じた痛みの緩和など

    にも効果が期待できます。

     

    前述したように

    高血圧や糖尿・通風など内科的疾患を

    お持ちの方も多いために

    それらの症状も考慮し施術することで

    症状の改善やQOL(生活の質)向上のお役に立てます。

     

    お困りの方は一度ご相談ください。

    自律神経失調症と病院

    a0001_014058

    弊所を訪れる方で、

    自律神経失調症の症状でお悩みの方は

     

    ・ 病院に行って精密検査を受けたが特に異常はなかった。

    ・ 病院で異常なし、といわれただけで

    特になにもしてもらえず不安。

    ・ 病院で薬を処方されたがあまりよくならない。

     

    ・・・というように病院で一度は診察を受けたが

    あまりよい結果を得られなかったということで

    相談に来る方も数多いです。

     

    また睡眠薬などをはじめとする

    お薬をあまり飲みたくないため

    鍼灸や整体などで何とかならないかと

    相談に来る方も数多くいらっしゃいます。

     

    ・・・自己判断で薬をやめたりするのも

    あまりいいこととはいえませんし

    本来は医師に相談しながら

    鍼灸などの施術も併用して行うのが良いのですが

    そのような不満を口にされる方は

    そもそも信頼関係を築けていない方も多いようです。

     

    病院によっては

    ・ カウンセリング

    ・ 漢方薬中心の処方

    ・ 女医さんによる診察

    などもしてくれます。

     

    ・・・が、自律神経失調症

    病気のカテゴリーとも少し違うため

    そのようなミスマッチが起こってしまうこともあるようです。

     

    適切な医療の受診機会を逃してしまうと

    結局はその患者さんにとってマイナスになることもあるため

    弊所では必要ならばしっかり医師の診察を受けること

    お勧めしています。

     

    病院に行くタイミングなどにもお答えできますので

    何かあればお気軽にご相談ください。

    鍼灸治療を受療した動機と施術継続の理由について

    50116097 - women are receiving moxibustion treatment in stomach

    中高齢者の鍼灸療法という本に興味深いデータが掲載されてます。

    第56回全日本鍼灸学会大会発表データからのもので

    「鍼灸治療を受療した動機」、および

    「鍼灸治療の継続理由」に関しての

    データが掲載されています。

     

    どのようなことが鍼灸に期待されていて

    なぜ継続するのか?かかれていますので

    紹介いたします。

    (1)鍼灸治療を受療した動機

    非常に当てはまる・当てはまる

    1、症状に対する効果があると思ったから  95.0%(96人)

    2、体に良さそうだから           82.2%(83人)

    3、丁寧に見てもらえると思った      78.2%(79人)

    4、薬を使わない治療だから       71.3%(72人)

    5、他の医療で効果を感じなかった    61.4%(62人)

    6、知り合いが受けている        48.5%(49人)

     

    (2)鍼灸治療の継続理由

    非常に当てはまる・当てはまる

    1、丁寧に見てもらえるから        93.2%(96人)

    2、症状が軽くなるから          87.4%(90人)

    3、他の治療よりも効果を感じる      87.4%(90人)

    4、症状について説明してくれるから    81.6%(84人)

    5、体に良いことをしたいから       73.8%(76人)

    6、薬を使わない治療だから        66.0%(68人)

     

    ・・・など。

    2005年に筑波大学で行われた調査のようですが

    様々なことを期待されているのがわかりますね。

     

    ほかにも様々な意見がありましたが一部ご紹介しました。

    効果、症状についてなど疑問があればいつでも

    ご相談ください。