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    「灸(きゅう)」について。

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    本日は「灸(きゅう)」についてまとめていきます。

    灸は古来より行われている治療法で、様々な効果

    (冷え性の改善、食欲不振の改善、腰痛など慢性病の改善など)

    が期待できます。

     

    (1)灸の材料

    灸は艾(もぐさ)に火をつけて行いますが

    もぐさは蓬(ヨモギ)の葉から作られます。

    ヨモギは草餅に使うあの植物です。

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    ・・・古来より種々試みたと思われますが

    ヨモギの葉から作られる艾は他の材料と比較して

    人体の皮膚や組織に対する損傷が少ないうえに

    爽快感があり適度な熱刺激を組織に浸透させることができるため

    今日まで利用され続けています。

     

    (2)灸術の種類

    種類は有痕灸(ゆうこんきゅう)、無痕灸(むこんきゅう)に大別されます。

    身体にやけどの痕を残すのが有痕灸

    残さないのが無痕灸です。

     

    ・ 有痕灸(ゆうこんきゅう)

    透熱灸(とうねつきゅう)、焦灼灸(しょうしゃくきゅう)、打膿灸(だのうきゅう)

    に大別されます。

     

    透熱灸は一般的に広く行われている灸法で

    圧痛点や経穴(ツボ)に小さな艾をひねり

    皮膚上の一定点に適量施灸します。

     

    焦灼灸は皮膚や組織の破壊を目的に行われ

    いぼや魚の目などに行っていきます。

     

    打膿灸は皮膚上にやけどを作り

    わざと化膿させることで(白血球の数が上昇します。)

    生体の防衛機能を高めます。

    が現在はあまり盛んにおこなわれないようです。

     

    ・ 無痕灸(むこんきゅう)

    無痕灸とは灸痕を残さないように、

    また強い熱感を半減させることを目的とする灸法で

    やけどが起こらず柔らかな温熱刺激を伝達させ

    効果的な生体反応を期待することができます。

    無痕灸は以下の2つに分類されます。

     

    隔物灸は艾を直接皮膚の上で燃焼させないで

    艾の柱と皮膚の間にモノを置いて施術する方法です。

    生姜灸やびわの葉灸などがあります。

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    温灸は艾そのものや

    あるいは温灸器を用いて行います。

     

    (3)有痕灸(透熱灸)と無痕灸(温灸)の違い

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    皮膚に直接やけどの痕を作らないということから

    近年は温灸の人気が高まっていますが

    透熱灸と温灸の違いについて言及したものはあまり多くないです。

     

    ただ、研究によると温灸は最高温度が低く(50度程度)

    温度の持続時間が長いことから

    透熱灸は神経系に作用し遠隔的に血管を拡張するが

    温灸は直接局所の血管拡張をするなどの差があるといわれています。

     

    寝違え・ぎっくり腰・ギックリ背中(肋堆関節捻挫)の施術方針について。

    朝起きたら、モノを取ろうとしたら・・・

    急に背中や腰、頚が痛くなったというご相談は多いです。

     

    本日はそれらの疾患について

    田無北口鍼灸整骨院ではどのように施術を行っていくか??

    まとめていきます。

     

    (1)朝起きたら、急に首が痛くなった

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    寝違え・寝違いと呼ばれることが多いです。

    頸部の筋肉や、靭帯、関節などを

    寝ている間に負傷してしまった可能性が高いです。

     

    原因としては

    疲れやストレス、枕が合わない、など様々ですが

    生活習慣や体質により「癖」になってしまっている方も

    数多くいらっしゃいます。

    (大リーグ、ダルビッシュ有投手の寝違え癖は有名です。)

     

    弊所での施術方針は

    患部をいきなり揉む・伸ばすなどの施術は行わず

    まずは症状を落ち着かせるためのアイシング・電気治療などを

    行っていきます。

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    その上で患部の負担を和らげるため

    周辺の筋肉をほぐしたり、吸い玉・鍼灸などの施術、

    テーピングや固定など処置を行います。

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    あまりに痛みがひどい場合は頸部を装具で固定することもあります。

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    またその場で痛みを取ろうとするとかえって悪化することもあるため

    無理に痛みを取ることはしません。

    アイシングなどの処置を行えば

    ほとんどの場合で痛みが軽減しますが

    痛みが強く不安な場合は病院に行き、

    痛み止めの処方やブロック注射などの処置をしてもらうと良いでしょう。

     

    また

    ・ 2,3日経過しても全く痛みが取れない場合や

    ・ どんどん悪化している場合

     

    には迷わず病院を受診することをオススメしています。

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    たかが寝違いと思っても頚椎ヘルニアなど

    別の疾患が隠れていいることがあるため注意が必要です。

     

    (2)モノを取ろうとして、急に背中に痛みが走った

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    モノを取ろうとしたなどの、ちょっとした動きで

    急に背中などが痛くなったという方がいらっしゃいます。

     

    また

    ・ くしゃみをしたら・・・

    ・ しゃがもうとしたときの動きで・・・

    ・ 朝起きたら急に・・・

    など原因は様々ですが、

    背中が痛くなったという相談も多いです。

     

    原因としてもっとも多いのは

    肋骨(あばら骨)と椎骨(背骨)をつないでいる関節

    肋椎関節を痛めていることになります。

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    まずはアイシングや電気療法など

    症状を抑える施術を中心に行い、患部の負担を減らすための

    周辺マッサージや、吸玉療法・鍼灸なども行います。

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    動きを制限すると楽になることが多いため

    肋骨周辺をテーピングやベルトで固定することも多いです。

     

    またこちらもほとんどの場合

    施術後2,3日で快方に向かいますが

     

    ・ くしゃみや咳をした際に肋骨にひびが入っていた(骨折)

    ・ 実は肺に穴が開いていた(気胸)

    * やせ形の喫煙者・男性に多く見られます。

     

    というケースも存在するため

    2,3日様子を見てもよくならない場合や

    少しでも不安な場合は病院を受診することをオススメしています。

     

    (3)立ち上がろうとした際に急に腰が痛くなった。

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    寝起きの際、立ち上がろうとした際、重い荷物を持った際・・・

     

    原因は様々ですが

    急に腰が痛くなってしまい、ひどい場合には

    動けなくなることもあるのでます。

     

    これらは、通称「ぎっくり腰」と言われ

    腰椎の椎間関節(背骨の関節)、腰周辺の筋肉や靭帯、

    骨盤の関節(仙腸関節)などを痛めていることが多いです。

     

    これらもまずは症状を抑えるために

    患部のアイシングや電気治療を行い症状を和らげていきます。

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    *痛い場所を無理にもんだり、動かしたりすると

    かえって逆効果になります。

     

    また痛みが強く、立ち上がれないような場合には

    仙腸関節という骨盤の関節を痛めていることが多いです。

     

    ここは身体の中心に存在するため

    この部分を強く痛めてしまうと

    痛みが長引いてしまい、また起き上がるのにも苦労するという

    状態になってしまいます。

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    テーピングやベルトなどで固定し動きを制限すると

    少し楽になりますがあまり痛みが強い場合や不安な場合には

    病院を受診するといいでしょう。

     

    痛みが強く寝れない場合などは

    膝関節を曲げる姿勢で寝ると腰への負担が減るので

    寝る姿勢にも注意するといいでしょう。

     

    (4)まとめ・生活指導

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    弊所では炎症を伴う痛みがある場合

    その部分を揉んだり伸ばしたりはせず

    まずは症状を抑えることを目的に施術を行います。

     

    また、その後の生活の仕方も

    とても大切です。

    痛みがあるときにお酒を飲んだり運動をしたりすると

    症状が悪化してしまいます。

    必ず安静に生活しましょう。

     

    また、各項目でも軽く紹介しましたが

    寝違えやぎっくり腰と一口に言っても

    様々な疾患が隠れていることもあります。

     

    少しでも不安な場合や、症状が改善しない場合には

    必ず病院を受診し、原因を調べるとよいでしょう。

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    ★料金についてはこちらから、、、

    生活保護受給者の方対象・鍼灸(はりきゅう)の施術受付を開始いたしました。

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    生活保護を受給している方が

    支払いなしで施術を受けられるようにしました。

    *今のところ鍼灸の施術に対応しております。

     

    ・ 医師の同意書

     

    が必要になります。

     

    施術を希望される方はまずはご相談ください。

     

    ひと通りお話を伺い

    説明させていただいた後、所定の用紙などをお渡しいたします。

    モートン病について。

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    NHKの番組で紹介されたこともあり
    このような症状を認識する方が増えています。

    ハイヒールを多く履く方や

    つま先立ちが多い方などが多く

    特有の痛みを訴えますのでここでもまとめておきます。

    ランニングをされる方

    (ランナー)がこの症状を

    訴えることも多いです。

    詳しくは以下。

     

    モートン病の症状は?

    個人差はありますが、
    第3-4足趾間(第3趾と4趾の向かい合う側)のしびれ、
    疼痛、灼熱痛などの多彩な神経症状が出現します。

    前足部足底の小さな有痛性の腫瘤を訴える
    方もいます。

    障害部位は、第2-3、4-5足趾間のこともあり
    痛みは強いことも少なくなく、
    時には、下腿まで及ぶことがあります。

    モートン病が発症する原因は?

    ・ 革靴やスキーやスノーボードなどで
    合わない靴を長時間履いていた。

    ・ ハイヒールの使用や仕事やスポーツなどで
    指を過伸展させるような姿勢が長いことにより神経が圧迫。

    ・ 長時間歩いた。

    ・ 扁平足など足のアーチ構造が崩れていると
    発生リスクが少し高くなります。
    縦より横アーチの低下が関係すことが多いです。

    モートン病の診断と治療法は?

    病院ではX線、MIR、超音波などを用いて
    診断を行います。
    治療法は

    保存療法

    (安静、薬剤投与、ブロック注射など)

    手術療法

    などがあります。

    弊所発行のレシート・領収証は医療費控除の対象になります。

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    弊所・田無北口鍼灸整骨院が発行する

    レシート(領収証)は医療費控除の対象となることがあります。

     

    詳しくは窓口までお問い合わせください。

     

    個室に分かれているためお子様連れでも施術が受けられます。畳の部屋ではハイハイもできます。

    田無北口鍼灸整骨院は、お子様を連れてきていただいても

    個室に分かれているためまったく問題ありません。

     

    また、畳の部屋ではお子さんがハイハイできます。

    先日の改装で余計な荷物等を全部どかしましたので

    お子様にも安心だと思います。

    ★ 予約時にお子様を連れていきたいとお申し出くださると助かります。

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    産後の骨盤調整なども

    ご好評いただいてますのでお気軽にご利用下さい。

    関節痛について

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    人の体は、200本を超える骨によって形づくられています。

    骨と骨の連結部分を関節といい、骨と関節、それを動かす筋肉や腱、

    さらに運動神経や知覚神経により、

    私たちの体は自由に動くことができるようになっています。

    したがって、それらのどれかひとつにでも障害が起こると、さまざまな痛みが生じます。

     

    関節の構造はどうなっているか説明します。

    骨と骨の「ジョイント」の役目をしているのが関節です。

    そのすり合わせ部分にあるのが関節軟骨で、骨と骨がぶつからないようにしています。

    関節をすっぽり包んでいるのが関節包(かんせつほう)で、

    滑液(かつえき)という潤滑油を分泌する滑膜(かつまく)と、

    繊維膜という2枚の膜でできています。

     

    関節はその他に靭帯(じんたい)や筋肉、神経、血管などで構成されます。

    関節の痛みはなぜ起こるのかというと、関節軟骨には神経が通っていないので、

    関節自体は直接痛みませんが、関節の周囲にはたくさんの神経が通っていて、

    少しの異常でも敏感に痛みとして感じるのです。

    関節が痛む場合、次のケースがあります。

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    ■関節軟骨がすり減ったり消失したりし、骨どうしがこすれ合う。

    ■軟骨のすぐ下にある骨で異常が起こる。

    ■関節包(かんせつほう)が引っ張られる。

    ■滑膜(かつまく)が炎症を起こして腫れる。

    ■靭帯(じんたい)が引き伸ばされて切れる。

     

    これらがいくつも重なって痛みを起こす場合も多くあります。

    関節に異常が起こると、痛みをはじめ、はれや運動制限、強直(きょうちょく)

    (関節が固まり動かなくなること)、変形などが生じます。

     

    関節の痛みには、とくに刺激を加えないのに痛む自発痛、押すと痛む圧痛、

    動かすと痛む運動痛があります。

    痛みはさらに、1カ所の関節が痛む単発性と複数が痛む多発性、

    片側の関節が痛む場合と左右対称に痛む場合に分けられ、

    これらは病気を診断するうえで重要なポイントになります。

     

    【関節痛を起こす病気】

    関節痛といえば、膠原病(こうげんびょう)があげられます。

    全身に分布する膠原線維が何らかの原因で変化して起こる病気です。

    症状は病気により差がありますが、

    発熱、体重減少、関節や皮膚・循環器・肺・腎臓の症状、貧血など、

    かなり共通した症状を示します。

     

    関節痛から考えられる膠原病の病気として挙げられるのは、以下の通りです。

    ○全身性エリテマトーデス

    両頬の蝶形紅斑、中心部が脱色して萎縮した発疹、寒冷時の手指の蒼白~紫色

    ○多発性筋炎・皮膚筋炎

    ゆっくりと進行する筋力の低下、筋肉痛、眼瞼部のはれた紫赤色の皮疹

    ○強皮症

    手指から体の中心に向かって広がる皮膚の硬化、寒冷時の手指の蒼白~紫色

    ○結節性多発動脈炎・顕微鏡的多発血管炎

    発熱、体重減少、紫斑、皮膚の潰瘍、貧血、胸痛、腹痛、血痰、高血圧

    ○アレルギー性肉芽腫性血管炎

    発熱、全身倦怠感、体重減少、筋肉痛、紫斑、手や足のしびれ

    ○混合性結合組織病

    全身性エリテマトーデス、多発性筋炎・皮膚筋炎、強皮症の症状をあわせもつ

    ○関節リウマチ

    手指などの朝のこわばりが特徴、左右対称性の関節の痛み、はれ、発赤、熱感

    ○シェーグレン症候群

    口や眼の乾き、耳下腺のはれ、味覚異常、疲れ眼、関節の朝のこわばり

    そのほか、足の親指が突然激しく痛みだす痛風や骨の腫瘍など、

    さまざまな病気が関節痛を起こします。

    骨肉腫は代表的な骨の悪性腫瘍で、若い人に多く発生します。

    腫瘍の増殖が旺盛で、肺を中心としたほかの部位へ転移しやすい性質をもっているため、

    何よりも早期発見が望まれます。

     

    ○リウマチ熱

    発熱、関節の痛みとはれ、皮膚に輪の形をした赤い発疹、心不全症状

    ○痛風

    急に足の親指のつけ根などに激痛、発作は1~2週間ほどで自然に治まる

    ○偽痛風

    関節(半数以上が膝関節)のはれ・痛み・熱感・発赤、発熱、体重減少

    ○骨肉腫

    手足の骨の関節に近いところから発症、骨の関節の痛み・はれ、筋肉痛

    ○化膿性関節炎

    発熱、寒気、ふるえ、膝・太もも・肩などの関節の痛みとはれ ―などです。

     

    鍼灸・整骨院にお見えになる患者さんでは、

    ひじ、膝、手首、足首、指、肩、あご、腰(股関節)などの関節に痛みを訴えられる方が多いようです。

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    ■変形性関節症

    関節の軟骨がすり減ったために、痛みが生じる病気。

    もっとも多いのが変形性膝(しつ)関節症。

    老化によってクッションの役目をする軟骨がもろくなってすり減り、

    さらに筋肉の衰えによって軟骨に負担が増し、痛みが強くなります。

     

    ■慢性関節リウマチ

    全身の免疫異常により、滑膜(かつまく)に炎症が起こり、

    そこから出る化学物質によって関節軟骨が破壊される。

    まず手や指など比較的小さな関節に起こることが多く、

    進行すると全身の関節が破壊されて機能障害が起こります。

     

    ■変形性脊椎(せきつい)症

    背骨の老化によって起こる病気で、腰がもっとも多い。

    まず、腰の重圧感を感じ、中腰を長く続けたり、

    長時間あぐらをかいたりすると痛みが生じる。

    進行すると腰を曲げられなくなる。

     

    ■肩関節周囲炎

    一般的な呼び名は「五十肩」で、

    肩の関節やまわりの組織の炎症。

    肩を長年酷使したために起こる腱の老化などにより、

    肩関節の機能のバランスが崩れ、痛みが生じる。

    腕を上げたり、背中に手を回したりするなどの動作で痛みを感じる。

     

    ■足関節滑液包炎

    正座や足首の前の部分をこする動作により足首の前に起こる痛み・はれ。

     

    ■ペルテス病

    股関節・膝関節の痛み、歩く様子がおかしい、3歳~10代前半の男子に多い。

     

    ―などが知られています。
    【関節痛が多いのは、お年寄りや肥満の人】

    膝の関節痛の誘因となるものは次の通りです。

    ■老化

    年をとって筋肉が衰えると膝に負担がかかるとともに、軟骨も老化するため。

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    ■肥満

    歩くときは、体重の3~5倍の重さが膝にかかるため。

    ■姿勢の悪さ

    姿勢が悪いと膝に部分的にストレスがかかり、ゆがみやずれが生じる。

    その結果、股関節や背骨がゆがんで全身に悪影響を及ぼす。

    ■成長期の過度なスポーツ

    骨が弱い成長期に膝に負担のかかる運動を続けると、関節に負担がかかり、軟骨が弱くなる。

     

     

    【スポーツによる関節痛】

    もっとも多いのが膝関節で、関節の強さを超えた動作をするために起こります。

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    ■半月板(はんげつばん)損傷

    半月板は膝の2つの骨の間に挟まっている繊維質の軟骨。

    ひざをねじったり、ジャンプして着地したときなど、大きな衝撃がかかって裂けることがある。

     

    ■膝の靭帯(じんたい)損傷

    膝には前後の動きの安定性を保つ前十字靭帯と後十字靭帯、

    横の動きの安定性を保つ内側側副(そくふく)靭帯と外側側副靭帯などがあり、

    必要以上に伸ばされると断裂する。

    このほか、スポーツによる関節痛は足首の捻挫や、ひじの脱臼、突き指などで現れます。

     

    【関節痛の予防】

    関節痛の原因は、日常の動作や生活法が大きな関わりを持っていますから、

    次のことを心がけるのが大事です。

     

    ■肥満の解消

    食事と運動(ウォーキングなど)を組み合わせてダイエットを。

    ■イスの生活

    正座は膝に大きな負担をかける。できればトイレも洋式トイレに。

    ■膝を強化する体操

    膝の関節の周囲にある筋肉を強化することで、膝の機能の衰えを予防する。

    ■風呂で正座

    1日1回、1分間、正座をすることは膝の関節を動かす運動になる。

    水圧で関節の負担が少なくなる入浴時に行う。

    ■適度な運動を習慣に

    膝の痛みがある人は原因を確かめた上で行うこと。

    軽い運動は血行をよくし、関節の曲げ伸ばしを楽にする。

    ■体を冷やさない

    関節痛は冬に強まることから分かるように体を冷やさない。

    ■長時間、立ち続けない。

    関節軟骨に大きな負担がかかる。重い荷物も持たない。

     

    【膝の関節を強化する体操】

    ■セッティング法

    膝の下に2つに折ったタオルを置く。

    ゆっくりひざを伸ばす気持ちで太ももを10秒間収縮させる。

    30回×3セット以上。足首に力を入れないこと。

    ■足上げ法

    あお向けに寝て膝を伸ばしたまま、片足ずつ床から45度の角度に持ち上げて

    10秒静止。20~100回。膝が伸びきらない人には効果が望めない。

    ■イスにすわって行う運動

    片方の足をピンと伸ばし、太ももを収縮させながら10秒間静止させる。20~100回。

    *膝のおさらに問題のある人は行わないこと。

     

    【関節痛に効く薬】

    関節の痛みや腫れをやわらげる市販薬として消炎鎮痛剤があります。

    消炎鎮痛剤には次のような種類があります。

    ■内服薬

    痛みや炎症に有効。

    ■湿布薬

    冷やしたり温めたりすることが目的でなく、皮膚を経由して薬を患部に送り込む。

    ■塗り薬

    クリーム剤、軟膏(なんこう)、液剤がある。成分は湿布薬とほぼ同じ。

    膝やひじなど、湿布薬が貼りにくい部位には塗り薬を使用し、

    その上をサポーターで保護するとよいといわれています。

     

    頚腕症候群解説、その3「胸郭出口症候群」

    腕神経叢と鎖骨下動脈からなる神経血管束は

    前が前斜角筋、後ろが中斜角筋、後斜角筋に囲まれた斜角筋三角

    と呼ばれる部分から出ていく。

    さらに前が鎖骨、下が第一肋骨で囲まれた肋鎖間隙を降り

    さらに小胸筋の下を通って上腕を下降していく。

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    この間に、この神経血管の束は、

    圧迫されて障害を生ずる。

    これら一連の障害により生ずる疾患を「胸郭出口症候群」といい、

    斜角筋症候群、頸肋症候群、肋鎖症候群、過外転症候群などがある。

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    分類と症状

    1、頸肋症候群と斜角筋症候群

    頸肋症候群は第7頸椎横突起が生まれつき異常に長い場合に

    神経血管束を圧迫して生ずる。X線検査で頸肋を証明でき、

    鎖骨下動脈撮影で圧迫感が見られれば診断される。

    頸肋がなくて、前、中斜角筋の先天異常、前、中斜角筋の肥大、

    緊張異常により生じたものを斜角筋症候群という。

     

    2、肋鎖症候群

    胸を張って肩を後下方に下げる姿勢をとると、神経血管束が鎖骨と第1肋骨との間に挟まれて

    等骨導客がふれなくなるほか、頸肋と同じ症状を生ずる。

     

    3、過外転症候群

    上肢を挙上し、肩関節を外転・外旋したとき小胸筋が緊張して神経血管束が圧迫され

    橈骨動脈の拍動が弱くなる。

     

    一般的な治療

    予防と保存療法が中心。

    症状を悪化させる上肢を挙上した位置での仕事や、

    重量物を持ち上げるような運動、リュックサックで重いものを担ぐようなことを避ける。

    症状が軽いときは、上肢やつけ根の肩甲帯を吊り上げている僧帽筋や肩甲挙筋の強化運動訓練を行なわせ、

    安静時も肩を少しすくめたような肢位をとらせる。

    姿勢が悪い症例には肩甲帯を挙上させる装具が用いられる。

    消炎鎮痛剤、血流改善剤やビタミンB1などの投与も行なわれることがある。

     

    手術療法も行われることがある。

     

    田無北口鍼灸整骨院での施術

    患部の負担軽減のため、筋肉の緊張を和らげる目的で

    以下のような施術を行います。

     

    温熱療法

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    ストレッチ

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    鍼灸・整体・マッサージ

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    まずは週に1、2回程度の施術をひと月ほど行い様子を見ることをオススメします。

    痺れ症状は改善までに時間がかかることもあります。

    詳しくはお気軽にお問い合わせください。

     

     

    頚腕症候群解説、その2「変形性頸椎症」

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    概念

    頸椎の変性により生ずる疾患である。

    病変は椎間板の変性、椎間関節の反応性骨増殖による神経根圧迫、

    脊髄圧迫を生ずる。

     

    原因

    老化、退行変性など。

     

    症状

    頸椎椎間板ヘルニアと症状が似ている。

    後根刺激症状 → 上肢の痺れ、知覚鈍麻、疼痛

    前根刺激症状 → 上肢脱力感、筋委縮

    脊髄圧迫症状 → 下肢の痙性歩行、知覚障害、膀胱直腸障害

     

    症状の現れ方としては、肩こりや頸部の運動痛が最も多く、

    背部痛も比較的多い。頸椎の動きに応じて変化する痛みで、

    横になって安静にしていると軽快。また、長時間の同一姿勢や作業後に増悪。

    頸部の痛みに伴う筋緊張状態が頭痛・吐き気などを誘発することもある。

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    検査と診断

    頸部痛などの局所症状だけで、

    診察上とくに神経学的異常所見がみられず、X線検査で加齢変化を認める場合、

    変形性頸椎症の診断がつくことも多い。

    しかし、加齢変化である本症に、ほかの頸椎疾患が隠れている可能性は大いにある。

    痛みが強かったり、手足のしびれなどのほかの症状が出現したりする場合は、

    MRI検査などでほかの疾患がないか確認してもらうことが重要。

     

    治療

    手術療法、保存療法がある。

     

    保存療法は

    痛み止め、神経ブロック注射などの薬物療法。

    牽引療法、温熱療法、電気治療、レーザー治療、マッサージ治療などの理学療法。

    頸椎カラーなどの固定具による装具療法がある。

     

    参考

    臨床医学各論 医歯薬出版

     

    田無北口鍼灸整骨院での変形性頸椎症の施術

    患部の負担を減らす、症状を和らげる目的で以下の施術を行います。

    (保存療法)

    また症状が悪化しないか?など経過を注意深く観察していきます。

     

    各種調整

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    鍼灸

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    温熱療法

    写真 (43)

    まずは週に1,2度の施術でひと月ほど様子を見ることをオススメします。

    症状を見せていただき整形外科への受診をアドバイスすることもあります。

    お気軽にお問い合わせください。

    西東京市・田無北口鍼灸整骨院の頚腕症候群解説、その1「頸椎椎間板ヘルニア」

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    頸椎椎間板ヘルニア、その概念

    椎間板が退行変性して繊維輪の断裂を起こして

    髄核が脱出したり、繊維輪の一部を後方や

    後側方に突出させて神経後根や赤津威を圧迫する。

    そのため、疼痛、知覚傷害、脱力などを生ずる。

     

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    原因

    転落、交通事故などの外傷によるもの。

    加齢など、原因不明のものなど。

     

    症状

    1、頚の疼痛と運動制限

    咳やくしゃみをすると疼痛は一層強くなる。

    2、根症状

    通常一側の肩甲骨付近の疼痛や、

    肩から手まで放散する上肢の疼痛のほか、

    しびれ、知覚障害、脱力、筋委縮などを生ずる。

    3、脊髄圧迫症状

    知覚障害、歩行障害、ときに膀胱直腸障害

     

    検査

    検査法としては、X線撮影・脊髄造影・CTscan・MRI画像撮影などが行われる。

     

    治療(あくまで一般論、目安です。)

    片側上肢へと放散する痛みの場合には、

    保存的療法や安静により様子を見ていく。

    両側の手や足の症状が見られる場合には、手術療法を勧められることが多いでしょう。

     

    保存的療法としては、頸椎牽引療法・頸部カラー固定。

    頸部のマッサージなどの理学的療法など。

    これらの療法により時には症状が悪化することもあるので、十分な観察のもとに行う必要がある。

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    頸椎カラーは有用なこともありますが、この装具を長期間使用していると

    頸の筋肉が弱ってしまい、かえって痛みが残ることもある。

     

    整形外科の治療では痛みの程度が強い場合、

    筋弛緩剤や消炎鎮痛剤などが用いられる。

     

    しびれや巧緻運動障害が主な症状の場合には、ビタミンB剤が用いられる。

     

    これらの保存的療法にても上肢痛など症状が軽減しない場合・

    上肢の筋力低下が改善しない場合には手術療法を勧められることが多い。

     

    参考

    臨床医学各論  医歯薬出版

     

     

    田無北口鍼灸整骨院での頸椎ヘルニア症状への施術

    患部の負担を減らす、症状を和らげる目的で以下の施術を行います。

     

    整体・マッサージ

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    鍼灸

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    温熱療法

    写真 (43)

    これらの施術を定期的に行うことにより症状が軽減し、手術しなくてもよくなった症例も

    多数ございます。(最初は週に1,2回程度)

    詳しくはお気軽にお問い合わせください。

    マッサージや鍼灸、各種調整の施術を受け、楽になるはずが「逆に動けなくなってしまうこと」がまれにあります。

    施術を受けた際に、

    「逆に痛みが強くなってしまい、動けなくなってしまう」ということがまれにあります。

    どのような際にそのようなことが起こるのか解説していきます。

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    そのようなことが起こるのは、腰痛症とくにぎっくり腰と言われるような

    急に、腰に痛みがでた場合に起こることが多いです。

     

    通常、ぎっくり腰の際でも整体や鍼灸(はり)・マッサージなどの施術を受けると

    楽になるものですが、まれに激痛で起き上がれなくなってしまうことがあるのです。

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    なぜそのようなことが起こるのか解説します。

     

    ・・・それは痛めていた場所を、身体が緊張状態になり

    かばっていたところ、調整、マッサージ・鍼などでリラックスさせることで

    緊張がゆるみ、痛めていた場所の負担を一気に感じるため、痛みが増幅し激痛に感じる

    というケースが非常に多いのです。

     

    特に仙腸関節と呼ばれる骨盤周辺の関節を痛めていた場合など

    このように起き上がれなくなってしまうことが多いのです。

     

    このケースに遭遇すると、患者さんも施術者もパニックになってしまうことがありますが

    実は最初から痛みがあった部分が表面に出てきただけにすぎません。

     

    そんなに慌てる必要もないのですし、痛みが出ている部分を冷やしたり固定すれば

    多少楽になるのですが、施術者が慌ててしまうと

    そのような対処もできないのです。

    (田無北口鍼灸整骨院では、もちろん慌てずに対処していきます。)

     

    それよりも、

    「ぎっくり腰だと思ったら実は肋骨など骨折していた場合」の方が

    しっかりと対処しなければならないことも多いです。

    この場合だと施術直後から、その日の夜に痛みが増幅することが多いのです。

     

    痛みが増してしまうケースや

    全く改善がみられない場合などは腰痛だと思っていても実は

    違う場合もあるので注意が必要です。

    もしもそのようなケースがあればすぐにご相談ください。

    ゴルフ肘について ~西東京でゴルフのやりすぎで肘が痛くなってしまったら田無北口鍼灸整骨院の骨盤調整・鍼灸・マッサージがオススメです。

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     <ゴルフ肘とは??>

    上腕内側上顆炎のことを、通称ゴルフ肘と言います。

    良く聞くテニス肘も、ゴルフ肘と同じスポーツ障害ですが、ゴルフ肘とは逆で、

    外側に痛みや炎症が起こります。

    特定の動きをすると、肘の内側に痛みが生じたり、押すと、不快な感覚が生じたりします。

     

    <なぜ痛みが出るのか??>

    右肘を伸ばす筋肉群と

    手首を背屈させる筋肉郡に過度なストレスが加わりつづけると

    靭帯が疲労して、靭帯が付着している骨周囲に炎症が起きてしまいます。

    腰の回転や、肩の動きが悪いと、どうしても手首を使った、“手打ちのスイング” になってしまい、

    肘の故障が多くなると言われています。

    テニスやゴルフで肘を痛めることがあればスイングの考え方を修整することと、

    スイングの基本のアドレスから見直す必要があります。

     

    <田無北口鍼灸整骨院のゴルフ肘施術方法>

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    自発痛、ズキズキするような痛みがあるときは冷やします。

    電気療法や、鍼などで早く痛みをとるよう施術を行いますが

    まずは安静にすることが大事です。

     

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    次に、肩関節や肩甲骨など周辺の関節や筋肉のバランスを

    チェックしていきます。

     

    どうすれば肘に負担がかからないスウィングができるのか

    を考えながら骨盤や股関節からも調整していきます。

     

    <改善までの目安>

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    痛みをとるだけならば3から5回の施術で痛みをとることが可能です。

    しかしながら前述のとおりスウィングの癖・また生活習慣が原因で

    痛みが出ていることが考えられますのでフォームのチェックや

    練習の見直しなどが大事になってきます。

     

    まずは痛みをとることが大事ですが

    ゴルフを気持ちよく長く続けられるよう、

    定期的な調整をすることをオススメしています。

     

    まずは週に一度程度調整を行い

    股関節や肩甲骨が動いてきたら

    2週間に一度程度の調整を行うことが理想です。