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    線維筋痛症と鍼灸治療について

    線維筋痛症という名前の疾患をご存知でしょうか?

    人気歌手のレディーガガさんが

    この疾患で苦しんでいることを告白し

    話題となりました。

     

    日本でも原因不明の痛みが長期間続き

    診断名がなかなかつかず

    しかも適切な治療法もあまりないために

    困っている方がたくさんいるのです。

    *日本線維筋痛症学会

    「線維筋痛症診断ガイドライン」より

     

    痛みがあまり改善されず

    鍼灸治療を試したい、

    という方も多いです。

     

    線維筋痛症に対し

    鍼灸施術を行うことはよくあり

    高知県の医師、西田先生も

    「線維筋痛症」は鍼灸治療で治せる

    という本を書かれています。

     

    線維筋痛症は

    西洋医学では難病とされているが

    東洋医学的に見ると「経筋病」

    といわれるもので

    東洋医学的発想で治療に当たれば

    難しくない。

    一つ一つ症状を取り去っていくことが重要

    、という話などがかかれています。

     

    鍼灸やマッサージなど行う場合

    かかりつけの医師に相談し

    また通常医療を否定する鍼灸師などから

    治療を受けるのは避けた方が良いでしょう。

    *詳しくは弊所の代替補完医療に対する考え

    のページをご覧になってください。

     

    JFSA線維筋痛症友の会のページにも

    代替医療(はり灸など、現在は補完代替医療)

    に関して書かれています。

     

    主治医とよく相談したうえで

    適切に行ってください、とのこと。

     

    ただ

    鍼灸が良い影響を与える可能性は

    大いにありそうです。

     

    上記JFSAのページには

    薬を使わずに

    疼痛を管理するための提言として

    以下のようなことがかかれています。

     

    ・ 適切な運動

    ・ ストレッチ

    ・ 良質な睡眠

    ・ ストレスを割ける

    ・ 筋肉の弛緩

     

    ・・・など。

     

    これらはすべて鍼灸で

    良い効果を与えることが可能ですので

    鍼灸施術が線維筋痛症の疼痛に対し

    良い効果があるといえます。

     

    症状が改善するまでに時間がかかるものもありますが

    まずはお気軽に相談ください。

    鍼治療の根拠はどこにあるのか??鍼灸師はどのような発想で施術を行うか??

    鍼治療を行っていくうえで

    鍼灸師は何を根拠しているか?

    かんたんに書いていきます。

     

    ・・・

    患者が痛いと訴えている場所へ

    テキトーに鍼を刺しているわけではなく

    これをやったら効くだろうな。

    という根拠や考えからツボを選択し

    施術を行っています。

    大別すると2つの根拠からなります。

     

    (1)解剖学的・生理学的な根拠、

    現代医学の知識に基づく根拠

    例えば腰が痛い場合腰だけでなく

    動きに関係する筋肉(梨状筋など)

    の起始停止部や圧痛点を

    鍼で狙って行くことも

    このやり方の一つでしょう。

     

    また痛みを抑えるメカニズムなども

    「鍼灸理論」として存在します。

     

    ゲートコントロール説など

    いまでは古くなり

    否定されているものも一部ありますが

    これらの理論から施術を行うのも

    一つのやり方になります。

     

    (2)東洋医学的な根拠

    東洋医学は歴史があり

    沢山の書物や研究が存在します。

     

    そのため理論も体系化されていて

    多くの場合

    「この本にこう書いてある」

    というような根拠が存在します。

     

    一例をあげますと

    黄帝内経という古典には

    基礎理論や技術論がかかれていて

    傷寒論という本には

    風邪の治し方や症状・薬などについて

    詳しくかかれています。

     

    あくまで私の考えになりますが

    鍼灸師たるもの

    これらの2つの根拠を

    しっかり踏まえた施術を行いたい

    と考えます。

     

    現代医学的な知識がないと

    患者に症状を説明できません。

    患者は現代医学の知識しかないので

    症状名で訴えてきます。

    例えば「緊張型頭痛」という訴えから

    どのような症状が体に現れているのか

    把握する必要があります。

     

    また、ないと医師との連携が

    うまくいかないことも多いです。

     

    処方されている薬から

    医師がどのような判断をしているのか?

    推測することも重要となってきます。

    むやみやたらと現代医学・医師のやり方を

    否定しても患者にとって全くいいこともありません。

    その点も説明する必要があります。

     

    そして

    東洋医学的な発想もできないと

    「施術そのもの」が

    うまくいかないことも多いです。

    東洋医学や漢方医学は

    「漢方薬」を処方する

    医師や薬剤師も勉強する分野ですので

    それらの連携でも必要な知識になってきます。

     

    *蛇足ですが

    東洋医学的なお話は

    ちょっとでも理解できると

    非常に面白く納得できるものが多いです。

    またここでもわかりやすく紹介していきたいと

    考えています。

     

    ・・・

    鍼灸は海外・国内ともに

    沢山の実験が行われていて

    「この症状に対しこういった実験をし

    これだけ効果があった。」

    というデータもたくさん存在します。

     

    厚生労働省なども

    これらの情報を一部公開しています。

     

    これらも施術を行ううえで

    一つの根拠となりえるでしょうね。

    ご参考までに。

    なぜ田無北口鍼灸院には、自律神経失調症で悩む方が数多く 相談に訪れるのか??

    私は鍼灸師として15年以上活動しておりますが、
    自律神経の問題で悩み鍼灸院を訪れる方は
    非常に多いです。

    田無北口鍼灸院にも
    そのような方がたくさんいらっしゃいます。
     

    自律神経の不調でお困りの方へは
    鍼灸師の立場で
    なるべくわかりやすく

    説明することを心がけています。

    そもそも自律神経失調症とは、
    いったい何でしょうか?

    厚生労働省が管理する
    健康情報サイトe-ヘルスネットには
    以下のようなことが書かれています。

    「ストレスなどが原因で、
    自律神経である交感神経と
    副交感神経のバランスが崩れて

    出る様々な症状。」

    ・・・
    症状名だという事で

    病名ではないということがわかります。
     
    ではなぜ自律神経失調症で悩む方が
    鍼灸院に相談に来るのでしょうか?

    ほとんどの方は調子が悪くなると
    まず病院に行きます。

    病気になったり、ケガをしたり、
    といったことで病院を訪れるのです。

    そうするとお医者さん(医師)は、
    診察、診断をしてくれます。

    「検査の結果これは

    こういう病気ですよ。」

    といった具合です。

    ケガの場合は
    「肋骨骨折」
    など部位とケガの名前が
    そのまま診断名になることもあります。

    その結果、薬を処方してくれたり
    処置をしてくれたりします。
     
    ところ自律神経失調症と呼ばれる症状
    の場合、

    めまい、耳鳴り、

    疲れやだるさが取れない、

    気持の落ち込みがある、

    胃腸の調子が悪い・・・

    など様々な症状が現れますが
    病院に相談に行っても
    なんだかスッキリしない場合も

    多いようです。

    一例をあげますと

    胃腸の調子が悪く
    内科の病院に行き医師に相談。
    いろいろ検査をしたけれども

    特に異常がない。
     
    病気のカテゴリーには当てはまらず
    診断名がつかないからなのか、
    「自律神経の問題かなあ・・・」
    または
    「自律神経失調症かなあ・・・」
    などと医師に言われ

    「異常なしです。

    病気でないから安心してね。
    ストレスを避けてよく休んでね。」

    とアドバイスをされて終わり。
    とくに薬の処方なども処置もなし。
     
    しかしながら、
    そもそもどう休んでよいかわからない。
    病気じゃない、と言われたけども
    自分自身の自覚症状ははっきりと出ている。
     
    異常なしのはずなのに

    これはおかしいぞ、
    とインターネットなどから
    自分で情報収集をするようになり
    自律神経失調症に
    鍼灸が有効だという話を読んで

    鍼灸院を訪れる・・・

    病院ではなにもしてくれなかったが

    鍼灸ならば

    なんとかしてくれるんじゃないか?

    そのような期待を持ち
    鍼灸院へ相談に来るパターンが
    多いように感じます。

    私は自律神経失調症で

    悩んでいる方からの相談に

    数多く応じており

    それらの方々が

    回復するまでのお手伝いを

    沢山して参りました。

    その知識やノウハウをまとめ

    このサイトでも紹介していきます。

     

    少しでもお役に立てたら
    幸いです。

    *お電話やメールでご質問もお待ちしています。
     

    自律神経失調症と呼ばれる症状は様々ですし
    お困りごとも様々です。

    病院へのかかり方、

    鍼灸院でできること、

    自分でできるセルフケアなど・・・

    読んだ方が少しでも役に立つようお伝えします。

    何でもお気軽にご相談ください。

    小児はりについて。~痛くない・刺さない鍼を使用します。効果と適応症。

    弊所では小児鍼の施術に

    刺さない鍼を使用しています。

     

    針、の名前がついていますが

    皮膚に接触させるためのもので

    刺すためのものではありません。

    なでたりさすったりしていきます。

     

    <上記写真・鍼の名前>

    友好小児針、員利針、ホーキ針、

    松葉針、かき針、三角ばり、

    長刀針、バチばり、ローラー針、てい針

     

    <効果と適応症>

    上記のような鍼で撫でられると

    気持ちが良く簡単にいうとリラックス効果

    自律神経の安定作用があります。

     

    代表的な適応症は

    カンムシ(疳の虫・疳虫)です。

     

    カンムシとは病名ではなく

    生後3か月くらいから5歳くらいまでの

    小児が引き起こす種々の症状に対する

    俗称であります。

     

    ・ キーキー声を出す

    ・ 夜泣き

    ・ よく人にかみつく

    ・ 食欲がない

    ・ 便秘

    ・ 下痢

    ・ 良く風邪を引く

    小児の神経症の一種であり

    小児の自律神経失調症状という

    見方もできるかもしれません。

     

    鍼にはリラックス効果および

    自律神経安定作用があるために

    これらの症状に対し

    施術対応ができるのです。

     

    上記の鍼で撫でられたり

    さすられたりすると子供はリラックスして

    気持ち良さそうになっていきます。

    「その晩ぐっすり寝れた」という声を

    ことも多いです。

     

    ほかにも

    ・ 気管支喘息

    ・ アトピー性皮膚炎

    ・ 鼻炎・中耳炎

    ・ 風邪症状の回復促進

    ・ 肩こり

    などにも対応できます。

    風邪を引きやすい子どものためのはり灸(鍼灸・小児はり)

    子どもは自律神経系が未発達なために

    様々な特有症状が出ることがあります。

     

     

    睡眠障害(夜泣き・夜驚症・夢遊病)、

    異常興奮(キーキー声を出す、

    人を良くかむ、よくけんかする、よく怒る、

    モノを投げつける、頭をぶつける、

    ダダをこねる、爪をかむ・強い人見知り)、

    摂食不良(食べない、

    口内炎、下痢、お腹を壊す)、

    嘔吐
    (嘔乳)する、
    排尿障害(おねしょ)、

    呼吸器系(風邪を引きやすい、
    小児喘息、鼻炎)、

    アトピー性皮膚炎・・・

    など。

     

    お子さんが風邪を引いて

    病院(小児科)に行っても

    「風邪ですね。様子を見ましょう。」

    といわれ重篤でなかったことは

    安心できるが

    なにもしてくれないのか?

    と不安になる方もいるのではないでしょうか?

     

    ・ お子さんがしょっちゅう風邪を引いてしまう

    ・ 風邪を引いたが早く治したい

    ・ しょっちゅう風邪を引かないよう強くしたい

     

    などご希望の方は

    はり灸の施術がよいかもしれません。

     

    血流を促進し

    リラックスすることで

    自律神経の安定作用があり

    症状が改善されていきます。

     

    <施術時間・料金>

    弊所ではお子様があきてしまわないよう

    30分以内の目安で施術を行います。

    お子様の体調不良でお困りの方は

    お気軽にご相談ください。

    4500円(税抜き)

     

    乳幼児~幼稚園までのお子さんは

    20分以内目安で施術を行います。

    3000円(税抜き)

    田無北口鍼灸院から病院をご案内、併用しながら施術した例:整形外科 四十肩・五十肩 → 肩関節周囲炎

    弊所では以下のような場合

    病院などの受診を

    オススメすることがあります。

     

    (1)施術を行い改善しない場合や

    逆に悪化している場合

    (2)施術者の判断で

    専門家の判断を仰いだほうが

    良いと思われる場合・緊急性がある場合

    (3)クライアントさんが不安な場合

     

    また

    病院に行けばよいか?

    鍼灸院に行けばよいか?

    誰に相談すればいいか?

     

    不安で迷っている方も多い

    と思われます。

     

    弊所では、まずはしっかり

    お話を伺いどうすればいいのかのアドバイスを

    させていただきます。

     

    どんな場合で・どんな状況で

    病院や助産院受診を

    オススメすることになったのか?

     

    今回は症状が強かったため

    整形外科の治療と

    弊所の鍼灸施術を併用した事例です。

     

    プライバシーに配慮し個人情報などの

    状況は多少脚色し事例をまとめていきます。

     

    似たようなことでお悩みの方の

    お役にたてましたら幸いです。

     

    また不安な場合は自己判断せずに

    専門家に相談することをオススメします。

     

    クライアント名

    竹中 勇作さま(仮名) 40代男性

     

    来所日

    2017年8月中旬

     

    主な訴え・症状など

    左首肩のコリ・痛み

    背中をかく(結帯)動作ができない

    肩の動きが悪い

     

    (ご本人談)

     

    肩関節周囲炎いわゆる

    四十肩疑い。

    鍼(はりきゅう)をすることで

    痛みや関節可動域は改善するが

    炎症症状が強い場合

    治療が長期にわたることもあると説明。

     

    整形外科での注射(ブロック注射)

    や投薬(痛み止め等)も

    うまく併用するといいのではないか?

    とお伝えする。

     

    薬を飲むと治るわけではないが

    痛みがあって眠りの質が

    悪くなっているようならば

    整形外科にも通院することを勧めた。

    弊所では週1回程度の施術を行う。

     

    経過

    何度か施術を行い

    少しずつ回復してきている。

     

    8月末に

    「整形外科にも行きたい」と申し出。

     

    市内の整形外科をご案内。

    ご自身でHPなど調べてもらい

    興味を持ったようなので

    紹介状も書いて渡した。

     

    (1)整形外科での診察

    医師診察

    肩関節周囲炎と診断

    (お手紙にて診察内容を教えてもらう。)

    医師の指示に従ってもらいつつ

    弊所での施術も併用して受けるよう勧めた。

     

    総括

    四十肩・五十肩症状の場合

    疼痛が強く眠れない場合などは

    肩への石灰沈着が

    疑われる場合があります。

     

    一度整形外科での診察を

    受け薬物療法などと併用した方が

    良い場合もあります。

     

    本ケースでは

    クライアントが病院紹介を

    希望したために紹介状を書きました。

     

    同じようなことでお悩みの方や

    痛みがあるがどうすればいいかわからない方は

    お気軽にご相談ください。

    田無北口鍼灸院から病院をご案内した例:整形外科 ぎっくり腰の申し出 → 圧迫骨折の診断

    弊所では以下のような場合

    病院などの受診を

    オススメすることがあります。

     

    (1)施術を行い改善しない場合や

    逆に悪化している場合

    (2)施術者の判断で

    専門家の判断を仰いだほうが

    良いと思われる場合・緊急性がある場合

    (3)クライアントさんが不安な場合

     

    また

    病院に行けばよいか?

    鍼灸院に行けばよいか?

    誰に相談すればいいか?

     

    不安で迷っている方も多い

    と思われます。

     

    弊所では、まずはしっかり

    お話を伺いどうすればいいのかのアドバイスを

    させていただきます。

     

    どんな場合で・どんな状況で

    病院や助産院受診を

    オススメすることになったのか?

    プライバシーに配慮し個人情報などの

    状況は多少脚色し

    事例をまとめていきます。

     

    似たようなことでお悩みの方の

    お役にたてましたら幸いです。

     

    また不安な場合は自己判断せずに

    専門家に相談することをオススメします。

     

    クライアント名

    中村 桂子さま(仮名) 50代女性

     

    来所日

    2017年8月中旬

     

    主な訴え・症状など

    腰が痛い。ぎっくり腰のような症状。

    1週間前に自宅で転倒した。

    (ご本人談)

     

    ぎっくり腰の場合だと

    鍼(はりきゅう)をすることで

    2・3回で改善していくが

    ぎっくり腰ではなかった場合

    (筋肉以外の組織が損傷している場合)

    病院の診察を勧める、と説明。

     

    施術をしてもよくならない場合

    悪化している場合はすぐに申し出てもらう。

    転倒してから痛む

    という受傷状況が気になる。

     

    圧迫骨折と言って骨折の可能性もある。

    高齢者の女性に多いが

    可能性はあるので

    その可能性も最初にお伝えした。

     

    続けて3回程度の施術を行う予定。

     

    経過

    2回施術しても痛みが強いため

    整形外科への受診を勧めた。

    近隣の整形外科ご案内。

     

    ご自身でHPなど調べてもらい

    興味を持ったようなので

    紹介状も書いて渡した。

     

    (1)整形外科での診察

    医師診察

    圧迫骨折と診断。

    (お手紙にて診察内容を教えてもらう。)

    医師の指示に従ってもらいつつ

    弊所での施術はいったん中止するよう

    お伝えした。

     

    骨折部位をかばっていて

    ほかの部位が痛くなる、などの状況ならば

    施術できないこともないが

    まずは骨折の治療に集中してもらう。

     

    総括

    田無北口鍼灸院で

    カウンセリングを行っていると

    「転倒した後の痛み」

    を訴える方がいらっしゃいます。

     

    本ケースでは

     

    最初から骨折の可能性もお伝えしていた為

    スムーズに病院の治療に切り替えることが

    できました。

     

    同じようなことでお悩みの方も

    お気軽にご相談ください。

    まずはどうすればいいのか?など

    アドバイスをさせていただきます。

    田無北口鍼灸院から病院をご案内、併用しながら施術した例:漢方内科 自律神経の不調 → 適応障害

    弊所では以下のような場合

    病院などの受診を

    オススメすることがあります。

     

    (1)施術を行い改善しない場合や

    逆に悪化している場合

    (2)施術者の判断で

    専門家の判断を仰いだほうが

    良いと思われる場合・緊急性がある場合

    (3)クライアントさんが不安な場合

     

    また

    病院に行けばよいか?

    鍼灸院に行けばよいか?

    誰に相談すればいいか?

     

    不安で迷っている方も多い

    と思われます。

     

    弊所では、まずはしっかり

    お話を伺いどうすればいいのかのアドバイスを

    させていただきます。

     

    どんな場合で・どんな状況で

    病院や助産院受診を

    オススメすることになったのか?

    プライバシーに配慮し個人情報などの

    状況は多少脚色し

    事例をまとめていきます。

     

    似たようなことでお悩みの方の

    お役にたてましたら幸いです。

     

    また不安な場合は自己判断せずに

    専門家に相談することをオススメします。

     

    クライアント名

    小山 祐治さま(仮名) 20代男性

     

    来所日

    2017年4月初旬

     

    主な訴え・症状など

    体が重い・微熱・疲れが取れない

    眠りが浅い・胃が痛い

    (ご本人談)

    現在就職活動中。

    大学4年生。

    将来の仕事のこともそうだが

    学校の人間関係などでも悩みを抱えている。

     

    鍼(はりきゅう)をすることで

    すぐにすべての問題が解決するわけでないが

     

    緊張やコリ・痛み改善、

    自律神経症状改善、

    リラックス、睡眠の質改善

    などに効果があるため

    施術を受けた方が良いと説明。

     

    週に1回程度の施術を行う。

     

    経過

    4月末になり

    体調は少しずつ回復してきている。

     

    「漢方の治療に興味がある。」

    と申し出。

     

    近隣の漢方内科をご案内。

    ご自身でHPなど調べてもらい

    興味を持ったようなので

    紹介状も書いて渡した。

     

    (1)漢方内科での診察

    医師診察

    適応障害と診断。漢方薬処方。

    (お手紙にて診察内容を教えてもらう。)

    医師の指示に従ってもらいつつ

    弊所での施術も併用して受けるよう勧めた。

     

    総括

    田無北口鍼灸院で

    カウンセリングを行っていると

    様々な問題を抱えている方が

    いらっしゃいます。

     

    本ケースでは

    クライアントが就職活動や将来の仕事に疲れ

    また人間関係などにも

    疲れたため体調が悪化したというケースでした。

     

    カウンセリングを行い

    問題点が整理されればそれだけでも

    体調がよくなることも多いです。

     

    また病院紹介を

    希望したために紹介状を書きました。

     

    病院と併用しながら

    施術を行うことでより良い状態に

    なることもあります。

     

    同じようなことでお悩みの方も

    お気軽にご相談ください。

    鍼灸の「鍼(はり)」と注射針の「針(はり)」の違いについて

    鍼灸の鍼と注射針は

    形も大きさも目的も異なります。

     

    鍼治療を受けたことがない方にとっては

    あまり想像できないことかもしれませんので

    鍼は鍼でも「注射針」を

    想像される方もいます。

     

    鍼灸の鍼は柔らかく

    通常は髪の毛くらいの細さ

    のものが多いです。

     

    参考までに大きさの比較写真をあげます。

    一番左が注射針です。

    真中が鍼灸の鍼。寸3の3番。

    弊所で扱っている中ではやや太い部類に

    入りますがそれでも注射針と比較すると

    これだけ細いことがわかります。

    またこれらは通常使い捨てで

    滅菌された容器の中に入っています。

    昔は煮沸消毒などして使っていましたが

    今は通常使い捨てです。

     

    柔かさについても見てみましょう。

    注射針でチリ紙を持ち上げると

    このように穴が開きます。

    鍼灸の鍼ではどうでしょう。

    柔かいためこのようにしなります。

    また注射針は針先が鋭いですが

    鍼灸の鍼は丸いために当たりも柔らかいです。

     

    体験したことない方にとっては

    想像がつきづらいかもしれませんが

    これだけ違います。

     

    またささない鍼もあります。

    ツボにあてる鍼です。

     

    鍼灸の鍼は痛くありませんので

    体験したことない方も

    是非一度ご相談ください。

    突発性難聴と鍼灸治療

    (1)突発性難聴とは?

    感音性難聴の一種で片方の耳が

    突然聞こえにくくなる病気です。

     

    一般的には40代から50代が

    なりやすいといわれていますが

    若い人がなることもあります。

    歌手の堂本剛さんや浜崎あゆみさんが

    患ったというニュース

    もあります。

     

    原因は

    不明ですが

    ウィルス感染や血液の循環障害が

    原因という説もあります。

     

    症状としては

    旧厚生省が1973年に

    診断の手引きを出しています。

     

    <主症状>

    1.突然の難聴。

    文字通り即時的な難聴、

    または朝、眼が覚めて気付くような難聴。

    ただし、難聴が発生した時

    「就寝中」や「作業中」など、

    自分がその時何をしていたかを明言できるもの。

    2.高度な感音難聴

    3.原因が不明、または不確実

    <副症状>

    1.耳鳴り

    2.めまい、および吐き気、嘔吐

    <診断の基準>

    確実例 :

    主症状、副症状の全事項をみたすもの

    疑い例 :

    主症状の1.および2.の事項をみたすもの

    *参考

    「突発性難聴 症例における問題点について」

     

    (2)なかなか完治しずらい

    突発性難聴になってしまうと

    なかなか完治しずらいという問題があります。

    前述した歌手の堂本剛さんも

    発症してからすぐ入院したようです。

     

    ストレスを避けて

    治療に集中するのに

    入院は有効な方法でしょう。

     

    堂本さんは売れっ子歌手なので

    スケジュールの調整など

    大変だったことが予想されます。

    通院しながらの治療はもっと大変でしょうね。

     

    また入院して治療したにもかかわらず

    治療は継続しているようで

    浜崎あゆみさんは現在も

    耳が聞こえずらい状態が続いているようです。

     

    耳の病気なので歌手に多いのかと

    思いますがそういったことでもないようです。

     

    (3)こんな論文もあります

    医師の先生がブログで

    このような海外の論文を紹介していました。

    地域医療日誌

    「突発性難聴に鍼治療は効きますか?」

     

    結論から言うと

    ・ 聴力は少し改善するかもしれない

    ・ ただまだ検討の余地が必要

    などといったことがかかれています。

    (興味ある方は詳細を上記リンクから

    見てみてください。)

     

    いまのところ

    特に有効な薬はないので

    鍼治療を受けたいという方が多いのも

    うなづけます。

     

    また血液の循環障害が

    悪影響を及ぼしているのだとしたら

    鍼灸は血流の改善にも効果があります。

     

    すべての方が何回施術を受けると

    必ず回復する、

    という性質のモノではないですが

    もしもお困りの方や鍼灸をご希望の方は

    一度ご相談いただければと思います。

     

    また耳鳴り症状も

    様々な原因で起こります。

     

    緊急性が疑われる場合などは

    病院での診察もオススメしますので

    お気軽にご相談ください。

    鍼灸治療・施術に対する考え方。「痛い施術や一方的な施術は行いません。」

    先日来所された方から

    こんなお話を聞きました。

    以前、近所の整体に行っていたそうですが

    首をボキボキされて怖かった。

    らしいのです。

     

    内心とても怖くて

    身体に力が入ってしまって

    嫌だったので行くのを

    やめてしまったそうです。

     

    弊所では

    痛みを与える施術は行いません。

    鍼なども蚊に刺された程度の

    刺激です。

     

    痛い刺激を与えると

    身体に力が入ってしまうので

    リラックスできません。

    ですので治療効果も下がってしまうと

    考えています。

     

    また施術は

    「こういった施術をします」(説明)

    「わかりました」(納得・同意)

    いわゆるインフォームドコンセント

    がとても大切ですので

    一方的に嫌な施術を行うことも

    一切ありません。

     

    なぜそのような症状が出てるのか?

    こちらの見解や説明もしっかり行います。

    何でもご質問してください。

     

    「こうしていきたい」

    「こうなりたい」

    というご希望もしっかり聞いていきます。

    双方向でお体をよくしていきましょう。

    鍼灸治療・施術に対する考え方。「マニュアル的な施術は行いません。」オーダーメイドの施術です。

    弊所には様々なお悩みを持つ方が

    ご相談に訪れます。

    症状でいうと以下のようなお悩みが多いです。

     

    ・ 自律神経失調症

    (眠れない・目まい・耳鳴り・胃腸の不調など)

    ・ 四十肩・五十肩

    ・ ぎっくり腰・寝違え

    ・ 産前産後の不調

    (腰痛・肩こりなど)

     

    マニュアル的な施術は行いません。

    「四十肩の治し方・施術の仕方」

    というものはありません。

     

    お話をじっくり聞かせていただき

    その方に合わせた施術を行います。

     

    どうして痛みが出たのか?

    不調が出たのか?

    いつから調子が悪いのか?

     

    お聞かせいただいたうえで施術方針を

    立てていきます。

     

    温めるのか?冷やすのか?

    動かすのか?安静にするのか?

     

    など意外と単純なことですが

    これらを正確に行うだけでも

    ずいぶんと体調が改善することも

    多いです。

     

    また自律神経症状などは

    なぜそのような症状が出ているのか?

    しっかり説明したうえで

    リラックスしてもらうことに

    重点を置きます。

     

    思春期の学生さん

    (高校生・大学生・専門学生など)

    は多感であるため不快症状に

    意識が向きすぎて症状が悪化している場合も

    数多くあります。

     

    ですので

    「気にならなくなること」

    も一つのゴールだということを

    説明していきます。

     

    また何度か施術を行い

    改善しない場合や悪化している場合など

    遠慮せず申し出てもらいます。

     

    必要があれば

    医療機関での検査も勧めます。

     

    双方向での信頼関係を構築し

    施術に当たると大抵

    いい結果が出ます。

    体調もよくなることが多いです。

     

    ですのでまずは私自身が皆様に

    信頼されますよう全力を尽くしていきます。

    何でもご相談いただけますと幸いです。