カテゴリー: 自律神経(パニック障害・うつ傾向、めまい、耳鳴りなど)のこと

突発性難聴と鍼灸治療

(1)突発性難聴とは?

感音性難聴の一種で片方の耳が

突然聞こえにくくなる病気です。

 

一般的には40代から50代が

なりやすいといわれていますが

若い人がなることもあります。

歌手の堂本剛さんや浜崎あゆみさんが

患ったというニュース

もあります。

 

原因は

不明ですが

ウィルス感染や血液の循環障害が

原因という説もあります。

 

症状としては

旧厚生省が1973年に

診断の手引きを出しています。

 

<主症状>

1.突然の難聴。

文字通り即時的な難聴、

または朝、眼が覚めて気付くような難聴。

ただし、難聴が発生した時

「就寝中」や「作業中」など、

自分がその時何をしていたかを明言できるもの。

2.高度な感音難聴

3.原因が不明、または不確実

<副症状>

1.耳鳴り

2.めまい、および吐き気、嘔吐

<診断の基準>

確実例 :

主症状、副症状の全事項をみたすもの

疑い例 :

主症状の1.および2.の事項をみたすもの

*参考

「突発性難聴 症例における問題点について」

 

(2)なかなか完治しずらい

突発性難聴になってしまうと

なかなか完治しずらいという問題があります。

前述した歌手の堂本剛さんも

発症してからすぐ入院したようです。

 

ストレスを避けて

治療に集中するのに

入院は有効な方法でしょう。

 

堂本さんは売れっ子歌手なので

スケジュールの調整など

大変だったことが予想されます。

通院しながらの治療はもっと大変でしょうね。

 

また入院して治療したにもかかわらず

治療は継続しているようで

浜崎あゆみさんは現在も

耳が聞こえずらい状態が続いているようです。

 

耳の病気なので歌手に多いのかと

思いますがそういったことでもないようです。

 

(3)こんな論文もあります

医師の先生がブログで

このような海外の論文を紹介していました。

地域医療日誌

「突発性難聴に鍼治療は効きますか?」

 

結論から言うと

・ 聴力は少し改善するかもしれない

・ ただまだ検討の余地が必要

などといったことがかかれています。

(興味ある方は詳細を上記リンクから

見てみてください。)

 

いまのところ

特に有効な薬はないので

鍼治療を受けたいという方が多いのも

うなづけます。

 

また血液の循環障害が

悪影響を及ぼしているのだとしたら

鍼灸は血流の改善にも効果があります。

 

すべての方が何回施術を受けると

必ず回復する、

という性質のモノではないですが

もしもお困りの方や鍼灸をご希望の方は

一度ご相談いただければと思います。

 

また耳鳴り症状も

様々な原因で起こります。

 

緊急性が疑われる場合などは

病院での診察もオススメしますので

お気軽にご相談ください。

自己免疫疾患(ギランバレー症候群・重症筋無力症・バセドウ病・クローン病など)と自律神経失調症

自己免疫疾患になると

自律神経失調症の症状が出ることがあります。

 

自己免疫疾患と自律神経不調体験記を

ブログにかかれている方がいます。

重症筋無力症という疾患です。

ご参考までに。

 

重症筋無力症とは

全身の疲労感や筋力低下を伴う

自己免疫疾患です。難病指定されています。

 

自律神経の症状・似た症状としては

以下のようなものがでます。

・ 怠さが取れない

・ 首肩が凝ってしまう

・ めまいがある

・ 吐き気がある

・ 胃腸の調子が悪い

・ 吐き気がする

・・・・など。

 

自己免疫疾患があるせいで

このような症状が出てしまうのですが

人によってはなかなか

病院で診断してもらえず

発見が遅れてしまうことも

少なくありません。

 

自律神経失調症は

うつ病でも症状が出ますし、また

パーキンソン病でも出ます。

 

ですのでネットなどで症状を

あてはめてみて自己判断せず

しっかりと検査した方がいい場合も

多いのです。

 

また鍼灸はQOL(生活の質)

改善のため行います。

 

鍼灸を行うと一撃で

パーキンソン病や自己免疫疾患が

治ってしまう、

という意味ではありません。

 

肩こりや自律神経症状など

不快症状を施術により取り去っていきます。

その結果、生活の質(QOL)が

向上します。

鍼灸を行うと

症状が軽くなるという方もいます。

 

病院ですでに診断を受けている方

治療を受けている方は

特に問題ないと思います。

 

鍼灸の施術と併用しながら

病院の治療を続けていく形になると思います。

 

しかしながら初期の段階で

まだ病院に行っていない方、

どうすればいいかわからず不安な方

いらっしゃると思います。

 

どのタイミングで、

どのような病院(何科)に行けばいいか?

など心配な方はお気軽にご相談ください。

しっかりお話聞かせていただき

アドバイスさせていただきます。

足の冷え症改善、冷え性対策、冷え症に有効なツボに関してなど。田無北口鍼灸院の解説

冷え性とは・・・

通常の人が苦痛と感じない程度の

温度環境下において

腰背部・手足末梢・両下肢・

半身・あるいは全身に異常な寒冷感を自覚し

この異常を一般的には

年余にわたって持ち続ける

病態をいう。

多くの場合この病識を有する

(漢方医学における「冷え症」

の認識とその治療より)

 

冷え性の自覚は(データより)・・・

(女性に対する疫学調査、

冷え性の病態の臨床的解析と対応より)

全体の52%

年代別には40歳前後までで30%未満

更年期以降は40%異常

55歳以上で50%以上

 

冬に冷え性を感じる頻度が94%

 

夜間の頻尿・肩コリ手足のだるさ・

冷えによる入眠困難など

随伴症状を有することが多い。

 

冷え性の成因は・・・

過緊張による自律神経失調、

ホルモンバランスの低下などによる。

 

・ 末梢血管の収縮による血行障害

→ 自律神経の失調・交感神経優位

 

・ エストロゲンの低下

→ 末梢血管の収縮

 

冷え性の改善対策は・・・

末梢を温めること

(カイロなどで手足を温める)

も大切だが

本質的にはリラックスが重要。

交感神経優位状態の解消。

東洋医学的にはお腹(内臓)

の冷えもよくないとされるため

お腹を温めるのもよいとされる。

押して硬いところを温めるとよい。

 

<冷え性の鍼灸施術>

以上のことから1回の施術で

冷えが解消されるわけではないことがわかる。

まずは5回程度リラックス目的の施術と

局所的な血流を促進するための施術を

同時に行っていく。

 

足の三里・三陰交への鍼通電は有効。

骨盤内の循環を浴する施術も有効。

(鍼灸臨床最新科学、

メカニズムとエビデンスより)

 

冷え性のツボは・・・

上記のように

ツボは三陰交や足三里などが

良く使われますが

ほかにも症状を見ながら選穴していきます。

 

東洋医学では「瘀血(おけつ)

という概念がありますが

簡単にいうと血液が滞ったり

している状態のことです。

 

これが冷えや内臓(とくに腸)の機能低下を

引き起こしているという考えがあるため

循環をよくする目的での施術も

行っていきます。

更年期障害と自律神経失調症について。現代医学的検査や治療法。鍼灸施術について。

(1)現代医学的検査

現代医学では以下のような

項目について調べて検査していく。

 

・ 血中エストラジオール(E2)、FSH

更年期障害と診断するには

E2の低下、FSHの上昇が

数回の異なる時期の測定で

認められることが目安となる。

 

・ 血中freeT4,TSH(甲状腺機能検査)

甲状腺機能亢進症では

のぼせ・発刊・動悸など

甲状腺機能低下症では

疲労感や抑うつ感など

更年期症状に類似した症状が出るために

必要に応じて甲状腺機能検査を行う。

 

・ 更年期指数

更年期障害の症状、不定愁訴を

生化学的あるいは理学的なパラメータにより

客観的にとらえることは困難ですが

それらをスコア化・計量化して

評価する方法がある。

Kuppermannの更年期指数menopausaiindex

が広く使用されていて

スコアが高いほど重症とされる。

 

(2)現代医学的な治療

血管運動神経症状にホルモン補充療法が行われる。

 

対処療法として睡眠導入剤や

鎮痛剤なども用いられる。

また規則正しい生活を指導することも

大切である。

 

(3)鍼灸の施術効果など

自律神経機能の改善効果があるために

鍼治療が有効とされている。

 

睡眠障害や筋緊張・胃腸の不調など

自律神経障害などなども

鍼灸施術で行うことができる。

 

冷えやのぼせなどに対しては

浅い鍼で対応する。

理由は副交感神経を優位に

するためである。

 

灸などを使い温めて

全身の血流を浴する施術も有効。

 

使用するツボ:

合谷・三陰交・背部兪穴など

更年期障害と自律神経失調症について。症状や原因など。

取れない疲れ、肩コリやのぼせ。
普段は平気なことにも

ついイライラしてしまう。

頭の中がまとまらず、
気分転換や睡眠をとっても

乗り切れない。

インターネットなどで調べると

「自律神経失調症」

「更年期障害」

の文字が出てくる。

アラサー、
アラフォーでも
他人事ではないのかも・・・

どうしたら良いかわからない
病気かも・・・と不安になる。

「自律神経失調症」

「更年期障害」
は珍しい疾患では
ありません。

しかし苦しい症状も
あるにもかかわらず、
周囲からの理解が得られず、
孤立してしまうこともあります。

一人で抱え込まず、
まずはこれらについて知りましょう。
その上で、
対策を知れば怖くない筈です。

(1)更年期とは・・・

まず更年期の定義として
日本産科婦人科学会では
閉経前後の5年間を
更年期としています。
(日本人の平均閉経年齢は約50歳。
個人差が大きく早い人で40歳台前半、
遅い人で50歳台後半)

そして、
この期間に現れる
さまざまな症状の中で
他の病気に伴わないものを
更年期症状と呼び、
その中でも症状が重く
日常生活に支障を来すものを
更年期障害と呼びます。

したがって、
現れている種々の症状に
疾患名がつく場合は
更年期障害とは診断されません。

(例えば、動悸に対して
甲状腺疾患の診断が出た場合、
更年期障害とはなりません。)

(2)更年期障害と自律神経失調症

また、
「更年期障害なのか、
自律神経失調症なのかわからない」
という方も少なくありません。

更年期障害は
女性において自律神経失調症の
ひとつの症状だといえます。

ホルモンバランスと
自律神経バランスは
密接に関係があります。

性周期を作る源は
脳下垂体にあり、
自律神経を調整する視床下部と
近い場所にあります。

そのため、自律神経が乱れれば、
ホルモンバランスが乱れます。

よって、

更年期障害=
自律神経失調症+ホルモン関連症状
ともいえるかもしれません。

また更年期は特に

ホルモン、自律神経共に

乱れやすい時期であるため、

更年期に
自律神経失調症が現れることで
更年期障害と

診断されることが多いようです。

(3)更年期障害の主な症状

・のぼせ
・動悸
・睡眠障害
・倦怠感
・汗
・脱毛
・不正出血
・高血圧
・口臭、口渇
・ゲップ、おなら
・耳鳴、めまい
・情緒不安定

また、まれに更年期症状に似た症状に

基礎疾患として別の病気がある場合があります。

膠原病、気分障害(鬱、躁鬱)、甲状腺疾患、

婦人科がんなども挙げられます。

単に更年期障害と思いこまず、

一度病院にかかることをお勧めします。

専門医の診断は大事です。

診断が出た場合はまず

しっかりとその病気を治すことが大切です。

病院に行くべきタイミングが

わからない方はご相談ください。

 

(4)更年期障害の原因は?

更年期障害の主な原因は

女性ホルモンのうち、

卵胞ホルモン(エストロゲン)の低下です。

このようなホルモンの変化による

ホルモンバランスの乱れが

自律神経に影響することで、
更年期症状は引き起こされます。

さらに加齢による体の変化と、

環境の変化やストレスなどが

影響しているとされます。

*更年期障害は鍼灸が有効です。

そのことについてはまた後日まとめます。

耳鳴りと鍼灸治療に関して。~耳そのものの病気や脳・神経の病気でなければ鍼灸で改善する理由について。

耳鳴りがする、

ということで鍼灸院に相談に来る方は

多いです。

 

そのような場合

ほとんどの方はすでに耳鼻科や

心療内科などに行かれていて

検査をするも特に異常なし

といわれ困って相談に来るというパターンです。

*いきなり鍼灸院に相談に来る方はあまりいません。

 

耳鳴りが発生する原因も様々で

耳の病気や脳や神経の病気など

様々な原因で耳鳴りが発生することもありますので

まずは耳鼻科で診察を受けたり

神経内科などで検査を受けたり

ということはとても大切です。

 

ところが検査の結果異常なし。

原因は不明、だけども

症状は強く残っているという方は

以外に多いです。

 

・ 耳鳴りの原因がストレス??

→ ならば鍼灸は効果絶大という話

 

先日毎日放送という

テレビ局が制作した番組で

こんな話がありました。

「耳鳴りの原因はストレス」

という話です。

 

簡単にまとめますと上記リンクでは

以下のような説明がなされてます。

*詳しく知りたい方はこちらからどうぞ。

 

 

(1)そもそも耳鳴りは誰でも起きてる

自覚がないだけで誰でも耳鳴りは起きていて

普段耳鳴りの自覚がない人も

無響室(完全に音がない部屋)の中に入ると

「キー」

という音を感じる。

 

(2)耳鳴りは脳が作りだしている!?

そもそも音が聞こえる仕組みは

空気の振動 → 有毛細胞 → 脳へ

という流れなのですが

有毛細胞は加齢とともに抜け落ち

失ったものは元に戻りません。

聞こえたりなくなった部分を脳が

自ら補おうと音を作り出します。

これが耳鳴りの正体です。

 

(3)耳鳴りの原因はストレス

脳の中にある「中枢自律神経線維網」

は交感神経の興奮で過敏状態になる。

つまりストレスによる自律神経の乱れが

耳鳴りを表面化させ悪化させる。

 

・・・

さすがにすべての耳鳴りの原因が

ストレスだけで発生している

ということはないでしょうが

検査の結果特に異常がない場合で

まだ耳鳴りが続いている場合など

 

鍼灸施術で症状が改善するのには

こういった理由もあるのだと思いました。

 

ストレスが原因の耳鳴りだとしたら

鍼灸治療は本当に効果があると思います。

 

耳鳴りと一口に行っても

様々なパターンがありますし

お困りの方はまずは弊所まで相談ください。

 

じっくりお話を伺い対応可能か

検討・ご説明させていただきます。

 

良性発作性頭位めまい症と自律神経失調症、鍼灸の施術について。

めまい(目眩)症状に悩み鍼灸院を訪れる方は多いです。すでに病院に行かれていて耳鼻科などで検査を受け診断名が出ている方も数多くいます。

めまい症状の中でも多い診断名が「良性発作性頭位めまい症」と呼ばれるものでめまいの原因の3割程度をしめるといわれています。タレントのカンニング竹山さんや女子サッカーの澤選手がこの病気だったようで聞いたことがある方も多いかもしれません。

自律神経失調症といわれるような症状もでますが自律神経の問題ではなく内耳の問題です。症状や原因などについてまとめていきます。

(1)良性発作性頭位めまい症とは?

内耳の前庭にある耳石がはがれ、三半規管に入り込んでしまう病気です。 急に上を向いたりした時に、急激に回転性の激しいめまいが起こります。吐き気などを伴うこともあります。

(2)良性発作性頭位めまい症の原因は?

内耳にある「耳石」剥がれ落ちて半規管という場所のリンパ液が刺激されめまいが起るといわれています。

(3)良性発作性頭位めまい症の症状は?

ベッドや布団から起きたりするときに30秒から1分程度の回転性めまいとしてみられます。難聴、耳鳴やしびれなどの神経症状は伴いません。また、美容院で頭をさげてシャンプーをしたりすると同様の症状がおきる場合があります。回転性めまいとは限らず、不安定感、浮動性めまい、立ちくらみとして発症することがあります。

(4)良性発作性頭位めまい症と鍼灸治療

病院では吐き気を止める薬や緊張や不安を取る薬など直接症状に対して働きかける薬が出されることが多いようです。鍼灸は何をするか?どんな効果があるのか?といいますとまず緊張を取ります。それから首から肩周辺の血流をよくします。これらは直接作用ではなく間接作用ですが血行が良くなり・緊張がほぐれることで結果的に症状が落ち着いたりでなくなることが多いです。

直接的な原因は上記のような「耳石が剥がれ落ち刺激されること」ですがそもそもこのように悪化する原因はストレスや睡眠不足・筋緊張などが大きく関与しています。

病院の薬であまり改善しない方や症状でお悩みの方は一度ご相談ください。個人差はありますが5~8回程度の施術で改善することも多いです。

読書「自律神経が整えば休まなくても絶好調」

順天堂大学の医師であり

著作も沢山発表している

小林博之先生の本を読みました。

 

この先生は自律神経が専門のようでして

この本でも休み方のコツや

日常生活で行える

上手な休息の取り方など

紹介されていました。

 

読みやすい内容ですので

興味ある方はこちらから

チェックしてみてください。

 

<内容紹介>

以下のようなことが印象に残りました。

 

・ 休息とは動かないことではない。

受け身にならず主体的に悩むことが大切。

→ 

私もこれに似た話はよくします。

「最初に休みの予定を入れる」

ことが回復への近道です。

 

・ 休息の基本はストレス軽減

→ 

いくらベッドに横たわっていても

嫌なことを思い出したりして

ストレスまみれになっていては

休んだことにならない。

 

・ 身体の不調と

心のストレスは直結している

ストレスがかかると

コルチゾールというホルモンが分泌。

それが過剰になると脳細胞が破壊され

鬱や認知症にもなりやすくなる。

 

自律神経も乱れて

心拍数や血圧、血糖値など上がり

心疾患や脳疾患を誘発しやすくする。

 

・ 休むとは自分の時間を作ること

主体的に時間を捻出することも必要。

自分の一週間を検証し

本当に時間がないのかどうかの確認を

時にはしてみよう。

 

*弊所でも鍼灸施術など

自律神経のバランスを

整える目的の施術を行っています。

 

体調に不安がある方は

いつでもご相談ください。

自律神経失調症と首の痛みの関係(頚性神経筋症候群)について。

田無北口鍼灸院で

自律院系症状に悩む方々の

施術を日々行っていますと

あることに気が付きます。

 

それは・・・

首の緊張をしている方が

多いということです。

 

そのことについて研究した方がいまして

本日はそのことについてまとめていきます。

 

(1)頚性神経筋症候群

(けいせいしんけいきんしょうこうぐん)

松井孝嘉さんという

脳神経外科の医師により

提唱された病名です。

 

首の緊張が原因で

交感神経が過度に優位な状態が起こり

様々な症状が出る、ということです。

 

松井医師はこの病気について

長年研究をしていて著作も

何冊も出されています。

 

*興味がある方は

調べて読んでみてください。

 

(2)どのような症状が出るのか?

首の緊張で以下のような症状が出ます。

・頭痛

・肩コリ

・めまい

・はきけ

・耳鳴り

・慢性疲労症候群

(疲れが取れない・微熱・集中力低下など)

・うつ状態

・ほてり

・パニック障害

、、、など。

いわゆる「不定愁訴」

と呼ばれるような症状が

出ることが多いです。

 

(3)どんな人が出やすいか?

性別では

女性の方が出やすいとのことです。

筋肉量の問題からでしょうね。

 

ただ性別だけでなく

生活環境など都も関係が深く

パソコン作業が多い方など

首に負担がかかる方は

注意が必要でしょう。

 

最近ではスマホなどのやりすぎも

見逃せません。

 

若い人でも首の状態が

悪くなると上記のような

症状が出ることが多いです。

 

また「むち打ち症」

などにより上記のような症状に

苦しむ方も多いようです。

 

(4)改善方法やまとめ

松井医師は

首の緊張を取ったり

鍛えて強くすることが

良い結果につながる、と主張しています。

 

この分野(自律神経)

はまだまだ

分かっていないことも多いのですが

 

さらなる研究が進むことを

期待してやみません。

 

首の緊張が原因で

交感神経が過度に優位な状態が起こり

様々な症状が出る

という説は自分の臨床経験的には

納得がいく部分も多いです。

 

★上記のような症状でお困りの方は

お気軽にご相談ください。

慢性疲労症候群など、「疲労」に鍼灸が有効な理由。~うつっぽい、自律神経失調症っぽい症状が出る方もいます。

疲労になぜ鍼灸が効くのか?

実験が多数行われていて

エビデンスがまとめられているので紹介します。

 

結論から言いますと

なぜ鍼灸治療が有効なのか?

メカニズムは明らかになっていないものの

鍼や灸刺激を入れると

ストレス物質が低下し

抗酸化物質が上昇する

ということが報告されているのです。

 

臨床上も

慢性疲労に悩む方は多いので

こちらでも紹介しておきます。

 

うつっぽい症状、自律神経失調症のような

症状が出る方もいます。

詳しくは以下・・・

 

(1)慢性疲労症候群(CFS)とは??

6か月以上持続する全身性の

激しい疲労感を主訴とする疾患です。

 

これまで健康に暮らしていた人が

風邪などがきっかけになり

微熱や頭痛・思考力の低下・抑うつなどが

長期にわたって続くような症状が出ます。

 

(2)ヒトの脳機能と疲労

原因不明の慢性疲労の正体は

前頭用を中心とした

脳機能の低下に基づく諸症状であることも

明らかにされています。

 

CFS患者を対象に

脳局所血流量と脳局所アセチルカルニン代謝の

検討を行ったところ

局所血流量は前帯状回、眼窩前頭野、

背外側前頭野などの前頭野のほか

左側頭葉、海馬など種々の

部位において低下していました。

 

前帯状回は

自律神経系の中枢であるとともに

集中力においても重要な働きをしています。

 

前頭野はコミュニケーション

の際に重要な働きをします。

 

慢性疲労の状態では

上記のようになってしまいます。

 

 

(3)鍼灸治療の有効性の実験

CFS(慢性疲労症候群)患者を対象とした

実験や動物実験が数多く行われています。

 

 

刺激により

酸化ストレスの指標であるMDA

(マロンジアルデヒド)の減少、

や抗酸化作用を持つ血清のSOD

(スーパーオキシドジスムターゼ)と

グルタチオンペルオキシターゼが

上昇することなどが報告されています。

 

また方法としては

有効とされるツボの位置

(足三里や百会、三陰交など)

週に2,3回4週程度行うと

効果が出やすいこともわかっています。

鍼灸臨床最新科学、

メカニズムとエビデンスより)

 

 

 

 

「家と仕事の往復ばかりで疲れている。」「むくみが取れない気がする。」「ホルモンバランスが乱れている気がする。」働く女性特有のお悩みと田無北口鍼灸院での施術をおオススメする理由。

弊所で施術を行っていますと

女性からのお悩み相談も多いです。

 

とくに働く女性で

忙しい方は体調のお悩みを

抱えている方が多いです。

 

来所のきっかけは

・ 肩こり

・ 腰痛

 

などなのですが

よくよくお話を聞いてみると

様々な悩みを抱えています。

 

弊所ではほとんどのお悩みを

解決出来ますし

弊所で対応出来ないことは

病院等他の選択肢ご案内も可能です。

詳しくは以下、、、

 

働く女性の悩み一例

・ 頭痛の癖があり頭痛薬を手放せない

・ 生理不順がある

・ 生理前に調子悪い、イライラする

・ むくみが取れない

・ ホルモンバランスが乱れている気がする

・    便秘がちで肌荒れが気になってる

、、、など。

 

どうすればこれらの悩みを解消できるの

でしょうか?

 

例えばスポーツなどをして

血流を改善し

睡眠の質を上げることが

一つの解決策になるでしょうが

忙しいためなかなかスポーツする時間を

取れないという方もいます。

 

ヨガに挑戦した、

ご自身でスポーツジムに通った、

が続かなった。

という方もいました。

 

それらの事情を含めて

忙しい働く女性ほど

弊所で施術を受けられることをオススメします。

理由は以下です。

 

(1)鍼灸は女性特有のお悩みにも対応できる。

上記に上げたような女性のお悩みに

鍼灸は対応可能です。

ホルモンバランスを整えたり、

自律神経のバランスを整えたり出来ます。

 

そのため生理不順や冷え性など

病院などでは解決出来ない

上記のようなお悩みにも

対応することが出来ます。

 

(2)セルフケアも大事だが

最初は人に管理してもらうほうが良い。

最初は人にサポートしてもらう方が

時間も含めて効率的です。

 

どの運動を、何回やるか?

などわからない場合には

セルフケアは非効率な面もあります。

あくまで予防ですね。

 

(3)じっくり相談に応じお話を伺う。

他の選択肢もお伝えする。

悩みが整理され不安が解消される。

弊所は体調や不安なことを

しっかり伺います。

 

また弊所でなくては

良くならないというわけでなく

やはりクライアントさんが

一番良い選択をすることです。

 

そのため必要ならば病院を紹介しますし

漢方など他の選択肢を勧めることも

あります。

 

問題を整理するため悩みや不安が

解消されスッキリします。

 

、、、以上のような理由から

働く忙しい女性こそ

鍼灸などの施術が有効です。

弊所をうまく利用してほしいと心から思います。

自律神経失調症やパニック障害の方が体調を良くしようとする際、注意すべきこと。

「自己判断・独自の考えへのとらわれ」が

治りを遅くさせます。

結局はなるようにしかなりません・・・

詳しくは以下。

 

・・・

弊所で鍼灸の施術や

相談活動を行っていると思うことがあります。

 

自律神経失調症や

パニック障害などだけに

限った話ではなくすべての疾患に

当てはまるのですが、とくに

以下のようなことに注意するといいでしょう。

 

(1)自己判断はしないほうがいい。

自己判断というのは

あまりい結果にならないことの方が

多いです。

 

一例をあげますと

 

「以前に行っていた病院の薬が

効かなかったから

病院には行きたくないし

病院に行っても仕方ないと思ってる。」

という方がいます。

 

・・・気持ちはとてもわかるのですが

やはり専門医に診断してもらった方が

リスクも回避できることが多いです。

 

とくに自律神経失調症の場合は

うつ病が原因で症状が

現れることも多々あります。

 

「内科で検査を受けたけど

あまりよくわからなくて

『自律神経の問題じゃないか?』

といわれた・・・。」

 

という方でもまずは一度

うつ病の専門医に

診てもらうのがいいかもしれません。

 

(2)独自の考えに

とらわれすぎないほうが良い

 

体調が悪い日々が続いてしまうと

どうしても気分も落ち込んでしまい

 

「病院の薬を飲んでも治らない」

「鍼灸などをやっても変わらない」

 

という考えに行きがちな方も

いらっしゃいます。

以前に病院でちゃんと

診てもらえなかった経験が

そうさせているのかもしれません。

 

しかし、

「どうせ治らない」

という考えや、また

「症状が軽減しないと何もできない」

という考えにとらわれ過ぎてしまうと

専門家のアドバイスも聞けなくなり

ますます症状が

悪化してしまうこともあります。

 

こちらとしても

少しでも良くなった部分や

前向きな要素を見つけながら

施術を行います。

 

ご自身でもあまり自分の考えや

不快感にとらわれないことをオススメします。

悪循環にはまってしまいます。

 

素直な気持ちで施術や治療

面接に臨んだほうがいいでしょう。

 

(3)結局はなるようにしかならない

自律神経失調症等のカテゴリーで

悩む方は「神経質」すなわち

神経過敏症の方も

少なからずいらっしゃいます。

 

不快感を気にすることで

どんどん悪化してしまうという

要素があるのです。(とらわれ)

 

 

良くなるものもあれば

良くならないものもあります。

頭の中や考えを整理することが大事です。

 

そのサポートができるようこちらも

しっかりアドバイスします。

 

病院に相談すべきことは

病院に相談するのも大事です。

 

我々施術家の役目はそうした

カウンセリング的なところもあります。

 

まずはしっかりとご相談ください。

自律神経失調症でお悩みの方は

こちらまで・・・