「のどの違和感が取れない・・・」咽喉頭異常感症(いんこうとういじょうかんしょう)、梅核気(ばいかくき)、咽中炙臠(いんちゅうしゃれん)、ヒステリー球症候群、咽喉頭神経症(いんこうとうしんけいしょう)・・・それらと鍼灸治療について。
弊所で施術および
治療相談を行っていますと
「のどの違和感が取れない」
「のどの奥がイガイガする」
「のどが詰まる感じがする」
「のどの奥が不快」
と口の中の不調を訴える方がいます。
耳鼻咽頭化や内科で検査を受けるも
特に異常が見つからず
医師にも
「ストレスの問題だからねー」
といわれてしまい、かといって
不快な症状が続いているために
どうしたらよいかわからず
弊所に相談に来る、というパターンです。
実はこれらの症状は
病気というよりは
自律神経失調症の一種であることも
多いのです。
「ヒステリー球症候群」
「咽喉頭異常感症」
「咽喉頭神経症」
などという名前も付けられています。
思春期の中高生から高齢の方まで
悩んでいる方も多いのか
良くお悩みを相談を受ける症状です。
西洋医学的には(病院では)
対処の仕様がない症状ですが
東洋医学的には
「梅核気(ばいかくき)」、
「咽中炙臠(いんちゅうしゃれん)」
だという見方をすることもできます。
また漢方薬などでは
証にあわせて
半夏厚朴湯、
柴朴湯、
茯苓飲合半夏厚朴湯など
が処方されることが多いです。
鍼灸でも対応可能です。
のど周辺に対応するツボを使って
緊張を緩めるだけでも
症状が緩和されたという方が多いです。
お身体の状態を見させていただいたうえで
ツボや方針など決めていきます。
お困りの方は一度ご相談ください。