タグ: 自律神経失調症

    「のどの違和感が取れない・・・」咽喉頭異常感症(いんこうとういじょうかんしょう)、梅核気(ばいかくき)、咽中炙臠(いんちゅうしゃれん)、ヒステリー球症候群、咽喉頭神経症(いんこうとうしんけいしょう)・・・それらと鍼灸治療について。

    弊所で施術および

    治療相談を行っていますと

     

    「のどの違和感が取れない」

    「のどの奥がイガイガする」

    「のどが詰まる感じがする」

    「のどの奥が不快」

     

    と口の中の不調を訴える方がいます。

    耳鼻咽頭化や内科で検査を受けるも

    特に異常が見つからず

    医師にも

    「ストレスの問題だからねー」

    といわれてしまい、かといって

    不快な症状が続いているために

    どうしたらよいかわからず

    弊所に相談に来る、というパターンです。

     

    実はこれらの症状は

    病気というよりは

    自律神経失調症の一種であることも

    多いのです。

    「ヒステリー球症候群」

    「咽喉頭異常感症」

    「咽喉頭神経症」

    などという名前も付けられています。

     

    思春期の中高生から高齢の方まで

    悩んでいる方も多いのか

    良くお悩みを相談を受ける症状です。

     

    西洋医学的には(病院では)

    対処の仕様がない症状ですが

    東洋医学的には

    「梅核気(ばいかくき)」、

    「咽中炙臠(いんちゅうしゃれん)」

    だという見方をすることもできます。

     

    また漢方薬などでは

    証にあわせて

    半夏厚朴湯、

    柴朴湯、

    茯苓飲合半夏厚朴湯など

    が処方されることが多いです。

     

    鍼灸でも対応可能です。

    のど周辺に対応するツボを使って

    緊張を緩めるだけでも

    症状が緩和されたという方が多いです。

     

    お身体の状態を見させていただいたうえで

    ツボや方針など決めていきます。

    お困りの方は一度ご相談ください。

    田無北口鍼灸院のご利用方法について。

    ⒈辛い症状が体に出る。来所。


    どこか辛い症状が体に出た為に
    相談に来る方が多いです。

    また誰に相談していいか
    わからない方もいらっしゃいます。
    まずはご来所していただき
    良くお話を伺います。

     

    2.相談・施術計画を立てる。


    ご相談に応じ、施術計画を立てます。
    まずは症状を楽にするための
    計画を立てることが多いです。

    必要に応じ病院なども紹介します。

     

    3.施術を受ける。


    症状を取るための施術を行います。
    5回から10回程度の施術を行うことが多いです。
    なるべく連続で来ていただきます。

    最初は症状改善コース(10800円)

    を集中的に受けていただくことが多いです。

    ■症状別、施術回数目安■

    自律神経症状 
    10回程度

    ぎっくり腰・寝違え
    3回程度

    痛み・しびれ

    10回程度

    産前産後の調整

    5回程度

    ほか、詳しくはご相談ください。

     

    4.悪化しないためのメンテナンス


    ある程度症状が落ち着いたら、
    今度は期間を開けてメンテナンス目的の施術を行います。
    月に1,2回というパターンが多いです。

    メンテナンスコースは

    約45~分で6480円です。

    ■メンテナンス(定期調整)のすすめ■

    田無北口鍼灸院ではある程度、
    症状が治った後は
    「メンテナンス目的の施術」
    をお勧めしております。

    「なんとなくだるい」・
    「疲れが取れない」・
    「こっている」・
    「眠りが浅い気がする」・

    などという状態は
    東洋医学でいうところの
    「未病」(みびょう)といい
    初期の病気であると考えます。

    初期の段階で
    よくしてしまった方が楽ですし、
    悪化しないで済むので、
    過去に上記のような未病症状を
    感じたことがある方は
    定期的なメンテナンスをおススメします。

    鍼灸は痛みや症状を取ることが
    本来の目的ではなく、
    体質改善やそもそも悪くなる前に
    治すことが重要になります。

    症状が出ないように
    ご自身でストレッチや運動など
    セルフケアしていただくのもよいですが
    お一人で体調管理することが大変なようでしたら
    お手伝いさせていただきます。
    メンテナンス目的の施術は
    2週間に1度もしくは1ヶ月に1度
    というパターンが多いですが、
    個別にご相談ください。

    ■ プリペイドでお得に

    またプリペイドカードを 購入していただくと
    (30000円~)

    よりオトクにメンテナンスコースが 受けられます。

    期限などはありませんので 是非ご利用ください。

    「耳鳴り」で悩む方が、鍼灸治療を選択するときの注意点について。

    弊所で施術、

    および治療相談活動を行っていますと

    「耳鳴り」を中心とした

    耳鼻科領域の相談をいただくことが

    数多くあります。

     

    どのようなことに注意し

    相談に応じているかまとめていきます。

     

    (1)緊急性を要する・危険な兆候もある

    まず最初に病院に行ったか?

    またどんな検査を受けたか?

    どんな薬が処方されたか?

    どんな診断が出たか?

    ・・・

    などのお話は必ず詳しくお聞きします。

    なぜかといいますと

    危険な場合もあるためです。

     

    一例をあげますと

    拍動性の耳鳴り

    (ドクンドクンと血管のような音)

    は動脈瘤が疑われますし

    腫瘍などが原因で耳鳴りが生じている

    こともあるためです。

     

    すでに病院で診察を受けていて

    あまり改善しなくて

    鍼灸院に相談に来る場合などは

    問題ありませんが

    病院に行ったかどうか?は

    必ずしっかり聞くようにしています。

     

    (2)筋緊張(ストレス性)の

    耳鳴りには鍼灸が有効

     

    一通りの検査を行い

    医師から

    「自律神経の問題」

    「ストレスのせい」

    「筋緊張の原因」

    といわれている場合などは

    特に鍼灸が有効だと思います。

     

    100%改善するということではありませんが

    薬で改善しなかったものが

    良くなることも多いに考えられます。

     

    弊所ではカウンセリングを

    しっかり行い必要な場合には

    耳鼻科への受診も勧めます。

    「どうしていいかわからない場合」

    などはお気軽にご相談ください。

    東洋医学的、身体の診方 ~なぜ自律神経失調症や自己免疫疾患など様々な症状に対応できるのか??

    「病院で解決できなかった悩み」

    解決した方多数。

    その理由は

    問題点の整理(カウンセリング)にあります。

    → 病気か病気でないかの判断

    → 病気でないだけども体調が悪い

    (東洋医学でいうところの未病状態

    西洋医学でいうところの自律神経失調症)

    は大変得意にしております。

    一例 : だるい・動悸・胃腸の不調・

    イライラ・めまい・耳鳴り・微熱など・・・

    まずは一度ご相談ください。

     

    >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

    なぜ自律神経失調症や

    自己免疫疾患など

    様々な症状に対応できるのか??

     

    というお話ですが

    ほかにも風邪症状、アレルギー疾患など

    様々な症状に対応できます。

     

    ・・・と症状や

    病名についてたくさん書いてきましたが

    東洋医学では症状に対し

    鍼灸を行ったり、薬を出すということは

    基本的にはしません。

    (矛盾した話ですいません)

     

    西洋医学ですと・・・

     

    体調が悪くなる

    医師が診察

    病名がつく、症状に対し薬が出る

     

    という流れですが

    東洋医学では・・・

     

    体調が悪くなる

    医師や鍼灸師が身体の状態把握。

    脈を見たりお腹を見たり

    舌の状態や筋肉の状態を見る。

    あなたは今この状態ですよ

    という判断を下す(東洋医学的診断)

    「肝実」

    「腎虚」

    など抽象的な言葉が

    使われることが多いです。

    *中医学などではもう少し多い言葉が使われます。

    症状というよりも身体の状態に応じて

    ツボに鍼を刺したり

    薬を処方したりするのです。

     

    *西洋医学では血液検査や

    画像検査をすることもあるでしょうが

    わかりやすく説明するために

    大雑把に書いています。

     

    東洋医学では上記のように

    そもそも

    「症状に対し何かをする」

    ということもしますが

    それよりも

    「脈の状態やお腹の状態を良くして

    その結果症状もよくなる」

    という考え方をすることが

    多いのです。

     

    これを本治(ほんち)といったりしますが

    このような理由から

    東洋医学ではさまざまな疾患に

    対応できるのです。

     

    いまいちピンとこない方には

    以下のようなたとえ話をします。

    温泉療法です。

     

    温泉療法も鍼灸などと

    似ているメカニズムが存在します。

     

    温まり、血行が良くなり、

    リラックスし、自律神経が安定。

    その結果腰痛やリウマチなど

    様々な疾患に効果がある。

    鍼灸も身体の状態を整えることで

    体質改善要素ができて結果、

    症状が改善するのです。

     

    温泉につかると

    直後に病気が治るという意味ではありません。

    同じように、鍼をさすと

    一撃で病気が治るという意味でもありません。

     

    また東洋医学的な発想で

    どんな疾患でもよくできる、治せる

    ということでもありません。

    向き不向きもあります。

    たとえば交通事故などで

    生死をさまよっている症状には

    現代医学的な外科手術が向いています。

     

    ただ現代は生活習慣で

    体調が悪化している方が非常に多いので

    鍼灸をはじめ東洋医学を

    必要としている方はとても多いのです。

    わからないことあれば何でもご質問ください。

    なぜ田無北口鍼灸院には、自律神経失調症で悩む方が数多く 相談に訪れるのか??

    私は鍼灸師として15年以上活動しておりますが、
    自律神経の問題で悩み鍼灸院を訪れる方は
    非常に多いです。

    田無北口鍼灸院にも
    そのような方がたくさんいらっしゃいます。
     

    自律神経の不調でお困りの方へは
    鍼灸師の立場で
    なるべくわかりやすく

    説明することを心がけています。

    そもそも自律神経失調症とは、
    いったい何でしょうか?

    厚生労働省が管理する
    健康情報サイトe-ヘルスネットには
    以下のようなことが書かれています。

    「ストレスなどが原因で、
    自律神経である交感神経と
    副交感神経のバランスが崩れて

    出る様々な症状。」

    ・・・
    症状名だという事で

    病名ではないということがわかります。
     
    ではなぜ自律神経失調症で悩む方が
    鍼灸院に相談に来るのでしょうか?

    ほとんどの方は調子が悪くなると
    まず病院に行きます。

    病気になったり、ケガをしたり、
    といったことで病院を訪れるのです。

    そうするとお医者さん(医師)は、
    診察、診断をしてくれます。

    「検査の結果これは

    こういう病気ですよ。」

    といった具合です。

    ケガの場合は
    「肋骨骨折」
    など部位とケガの名前が
    そのまま診断名になることもあります。

    その結果、薬を処方してくれたり
    処置をしてくれたりします。
     
    ところ自律神経失調症と呼ばれる症状
    の場合、

    めまい、耳鳴り、

    疲れやだるさが取れない、

    気持の落ち込みがある、

    胃腸の調子が悪い・・・

    など様々な症状が現れますが
    病院に相談に行っても
    なんだかスッキリしない場合も

    多いようです。

    一例をあげますと

    胃腸の調子が悪く
    内科の病院に行き医師に相談。
    いろいろ検査をしたけれども

    特に異常がない。
     
    病気のカテゴリーには当てはまらず
    診断名がつかないからなのか、
    「自律神経の問題かなあ・・・」
    または
    「自律神経失調症かなあ・・・」
    などと医師に言われ

    「異常なしです。

    病気でないから安心してね。
    ストレスを避けてよく休んでね。」

    とアドバイスをされて終わり。
    とくに薬の処方なども処置もなし。
     
    しかしながら、
    そもそもどう休んでよいかわからない。
    病気じゃない、と言われたけども
    自分自身の自覚症状ははっきりと出ている。
     
    異常なしのはずなのに

    これはおかしいぞ、
    とインターネットなどから
    自分で情報収集をするようになり
    自律神経失調症に
    鍼灸が有効だという話を読んで

    鍼灸院を訪れる・・・

    病院ではなにもしてくれなかったが

    鍼灸ならば

    なんとかしてくれるんじゃないか?

    そのような期待を持ち
    鍼灸院へ相談に来るパターンが
    多いように感じます。

    私は自律神経失調症で

    悩んでいる方からの相談に

    数多く応じており

    それらの方々が

    回復するまでのお手伝いを

    沢山して参りました。

    その知識やノウハウをまとめ

    このサイトでも紹介していきます。

     

    少しでもお役に立てたら
    幸いです。

    *お電話やメールでご質問もお待ちしています。
     

    自律神経失調症と呼ばれる症状は様々ですし
    お困りごとも様々です。

    病院へのかかり方、

    鍼灸院でできること、

    自分でできるセルフケアなど・・・

    読んだ方が少しでも役に立つようお伝えします。

    何でもお気軽にご相談ください。

    田無北口鍼灸院から病院をご案内、併用しながら施術した例:漢方内科 自律神経の不調 → 適応障害

    弊所では以下のような場合

    病院などの受診を

    オススメすることがあります。

     

    (1)施術を行い改善しない場合や

    逆に悪化している場合

    (2)施術者の判断で

    専門家の判断を仰いだほうが

    良いと思われる場合・緊急性がある場合

    (3)クライアントさんが不安な場合

     

    また

    病院に行けばよいか?

    鍼灸院に行けばよいか?

    誰に相談すればいいか?

     

    不安で迷っている方も多い

    と思われます。

     

    弊所では、まずはしっかり

    お話を伺いどうすればいいのかのアドバイスを

    させていただきます。

     

    どんな場合で・どんな状況で

    病院や助産院受診を

    オススメすることになったのか?

    プライバシーに配慮し個人情報などの

    状況は多少脚色し

    事例をまとめていきます。

     

    似たようなことでお悩みの方の

    お役にたてましたら幸いです。

     

    また不安な場合は自己判断せずに

    専門家に相談することをオススメします。

     

    クライアント名

    小山 祐治さま(仮名) 20代男性

     

    来所日

    2017年4月初旬

     

    主な訴え・症状など

    体が重い・微熱・疲れが取れない

    眠りが浅い・胃が痛い

    (ご本人談)

    現在就職活動中。

    大学4年生。

    将来の仕事のこともそうだが

    学校の人間関係などでも悩みを抱えている。

     

    鍼(はりきゅう)をすることで

    すぐにすべての問題が解決するわけでないが

     

    緊張やコリ・痛み改善、

    自律神経症状改善、

    リラックス、睡眠の質改善

    などに効果があるため

    施術を受けた方が良いと説明。

     

    週に1回程度の施術を行う。

     

    経過

    4月末になり

    体調は少しずつ回復してきている。

     

    「漢方の治療に興味がある。」

    と申し出。

     

    近隣の漢方内科をご案内。

    ご自身でHPなど調べてもらい

    興味を持ったようなので

    紹介状も書いて渡した。

     

    (1)漢方内科での診察

    医師診察

    適応障害と診断。漢方薬処方。

    (お手紙にて診察内容を教えてもらう。)

    医師の指示に従ってもらいつつ

    弊所での施術も併用して受けるよう勧めた。

     

    総括

    田無北口鍼灸院で

    カウンセリングを行っていると

    様々な問題を抱えている方が

    いらっしゃいます。

     

    本ケースでは

    クライアントが就職活動や将来の仕事に疲れ

    また人間関係などにも

    疲れたため体調が悪化したというケースでした。

     

    カウンセリングを行い

    問題点が整理されればそれだけでも

    体調がよくなることも多いです。

     

    また病院紹介を

    希望したために紹介状を書きました。

     

    病院と併用しながら

    施術を行うことでより良い状態に

    なることもあります。

     

    同じようなことでお悩みの方も

    お気軽にご相談ください。

    「過敏性腸症候群(IBS)が鍼灸によって改善する」、という論文

    弊所で施術を行っていますと

    多いのが自律神経の不調による

    ・ めまい

    ・ 肩コリ

    ・ 吐き気

    ・ 胃腸の不調

    などです。

     

    その中でも

    高校生や大学生に比較的多いのが

    過敏性腸症候群

    といわれる症状です。

     

    簡単に症状を説明しますと・・・

     

    ・ 学校に行く日の朝や

    テストの前、部活の試合の前など

    緊張するとすぐ下痢になってしまう。

     

    ・ 冷房の効いた場所で

    少しお腹が冷えただけで

    すぐにお腹がゴロゴロと痛くなる。

     

    ・ 特になにもしていないのに

    しょっちゅう下痢をしてしまう。

     

    などの症状が多いです。

     

    ご本人はおかしいなと思って

    病院に行っても

    特に異常は見つかりません。

     

    過敏性腸症候群・過敏性大腸炎

    などという名前はつくものの

    医師から

    ストレスが原因、自律神経の問題、

    などといわれどうしていいかわからず

    相談に来る・・・

     

    というパターンです。

     

    ストレスが原因ならば

    ストレスを取り除けばいいのですが

    どうしてよいかなかなかわからない方も

    多いです。

     

    過敏性腸症候群が

    鍼灸で改善するという論文

    全日本鍼灸学会のHPでも

    閲覧することができます。

     

    鍼を打って一撃ですべてが治る

    という意味ではないですが

    効果があるのは確かなようです。

     

    お困りの方はご相談ください。

    *弊所は大学生や高校生などからの相談も多いです。

    自己免疫疾患(ギランバレー症候群・重症筋無力症・バセドウ病・クローン病など)と自律神経失調症

    自己免疫疾患になると

    自律神経失調症の症状が出ることがあります。

     

    自己免疫疾患と自律神経不調体験記を

    ブログにかかれている方がいます。

    重症筋無力症という疾患です。

    ご参考までに。

     

    重症筋無力症とは

    全身の疲労感や筋力低下を伴う

    自己免疫疾患です。難病指定されています。

     

    自律神経の症状・似た症状としては

    以下のようなものがでます。

    ・ 怠さが取れない

    ・ 首肩が凝ってしまう

    ・ めまいがある

    ・ 吐き気がある

    ・ 胃腸の調子が悪い

    ・ 吐き気がする

    ・・・・など。

     

    自己免疫疾患があるせいで

    このような症状が出てしまうのですが

    人によってはなかなか

    病院で診断してもらえず

    発見が遅れてしまうことも

    少なくありません。

     

    自律神経失調症は

    うつ病でも症状が出ますし、また

    パーキンソン病でも出ます。

     

    ですのでネットなどで症状を

    あてはめてみて自己判断せず

    しっかりと検査した方がいい場合も

    多いのです。

     

    また鍼灸はQOL(生活の質)

    改善のため行います。

     

    鍼灸を行うと一撃で

    パーキンソン病や自己免疫疾患が

    治ってしまう、

    という意味ではありません。

     

    肩こりや自律神経症状など

    不快症状を施術により取り去っていきます。

    その結果、生活の質(QOL)が

    向上します。

    鍼灸を行うと

    症状が軽くなるという方もいます。

     

    病院ですでに診断を受けている方

    治療を受けている方は

    特に問題ないと思います。

     

    鍼灸の施術と併用しながら

    病院の治療を続けていく形になると思います。

     

    しかしながら初期の段階で

    まだ病院に行っていない方、

    どうすればいいかわからず不安な方

    いらっしゃると思います。

     

    どのタイミングで、

    どのような病院(何科)に行けばいいか?

    など心配な方はお気軽にご相談ください。

    しっかりお話聞かせていただき

    アドバイスさせていただきます。

    足の冷え症改善、冷え性対策、冷え症に有効なツボに関してなど。田無北口鍼灸院の解説

    冷え性とは・・・

    通常の人が苦痛と感じない程度の

    温度環境下において

    腰背部・手足末梢・両下肢・

    半身・あるいは全身に異常な寒冷感を自覚し

    この異常を一般的には

    年余にわたって持ち続ける

    病態をいう。

    多くの場合この病識を有する

    (漢方医学における「冷え症」

    の認識とその治療より)

     

    冷え性の自覚は(データより)・・・

    (女性に対する疫学調査、

    冷え性の病態の臨床的解析と対応より)

    全体の52%

    年代別には40歳前後までで30%未満

    更年期以降は40%異常

    55歳以上で50%以上

     

    冬に冷え性を感じる頻度が94%

     

    夜間の頻尿・肩コリ手足のだるさ・

    冷えによる入眠困難など

    随伴症状を有することが多い。

     

    冷え性の成因は・・・

    過緊張による自律神経失調、

    ホルモンバランスの低下などによる。

     

    ・ 末梢血管の収縮による血行障害

    → 自律神経の失調・交感神経優位

     

    ・ エストロゲンの低下

    → 末梢血管の収縮

     

    冷え性の改善対策は・・・

    末梢を温めること

    (カイロなどで手足を温める)

    も大切だが

    本質的にはリラックスが重要。

    交感神経優位状態の解消。

    東洋医学的にはお腹(内臓)

    の冷えもよくないとされるため

    お腹を温めるのもよいとされる。

    押して硬いところを温めるとよい。

     

    <冷え性の鍼灸施術>

    以上のことから1回の施術で

    冷えが解消されるわけではないことがわかる。

    まずは5回程度リラックス目的の施術と

    局所的な血流を促進するための施術を

    同時に行っていく。

     

    足の三里・三陰交への鍼通電は有効。

    骨盤内の循環を浴する施術も有効。

    (鍼灸臨床最新科学、

    メカニズムとエビデンスより)

     

    冷え性のツボは・・・

    上記のように

    ツボは三陰交や足三里などが

    良く使われますが

    ほかにも症状を見ながら選穴していきます。

     

    東洋医学では「瘀血(おけつ)

    という概念がありますが

    簡単にいうと血液が滞ったり

    している状態のことです。

     

    これが冷えや内臓(とくに腸)の機能低下を

    引き起こしているという考えがあるため

    循環をよくする目的での施術も

    行っていきます。

    更年期障害と自律神経失調症について。症状や原因など。

    取れない疲れ、肩コリやのぼせ。
    普段は平気なことにも

    ついイライラしてしまう。

    頭の中がまとまらず、
    気分転換や睡眠をとっても

    乗り切れない。

    インターネットなどで調べると

    「自律神経失調症」

    「更年期障害」

    の文字が出てくる。

    アラサー、
    アラフォーでも
    他人事ではないのかも・・・

    どうしたら良いかわからない
    病気かも・・・と不安になる。

    「自律神経失調症」

    「更年期障害」
    は珍しい疾患では
    ありません。

    しかし苦しい症状も
    あるにもかかわらず、
    周囲からの理解が得られず、
    孤立してしまうこともあります。

    一人で抱え込まず、
    まずはこれらについて知りましょう。
    その上で、
    対策を知れば怖くない筈です。

    (1)更年期とは・・・

    まず更年期の定義として
    日本産科婦人科学会では
    閉経前後の5年間を
    更年期としています。
    (日本人の平均閉経年齢は約50歳。
    個人差が大きく早い人で40歳台前半、
    遅い人で50歳台後半)

    そして、
    この期間に現れる
    さまざまな症状の中で
    他の病気に伴わないものを
    更年期症状と呼び、
    その中でも症状が重く
    日常生活に支障を来すものを
    更年期障害と呼びます。

    したがって、
    現れている種々の症状に
    疾患名がつく場合は
    更年期障害とは診断されません。

    (例えば、動悸に対して
    甲状腺疾患の診断が出た場合、
    更年期障害とはなりません。)

    (2)更年期障害と自律神経失調症

    また、
    「更年期障害なのか、
    自律神経失調症なのかわからない」
    という方も少なくありません。

    更年期障害は
    女性において自律神経失調症の
    ひとつの症状だといえます。

    ホルモンバランスと
    自律神経バランスは
    密接に関係があります。

    性周期を作る源は
    脳下垂体にあり、
    自律神経を調整する視床下部と
    近い場所にあります。

    そのため、自律神経が乱れれば、
    ホルモンバランスが乱れます。

    よって、

    更年期障害=
    自律神経失調症+ホルモン関連症状
    ともいえるかもしれません。

    また更年期は特に

    ホルモン、自律神経共に

    乱れやすい時期であるため、

    更年期に
    自律神経失調症が現れることで
    更年期障害と

    診断されることが多いようです。

    (3)更年期障害の主な症状

    ・のぼせ
    ・動悸
    ・睡眠障害
    ・倦怠感
    ・汗
    ・脱毛
    ・不正出血
    ・高血圧
    ・口臭、口渇
    ・ゲップ、おなら
    ・耳鳴、めまい
    ・情緒不安定

    また、まれに更年期症状に似た症状に

    基礎疾患として別の病気がある場合があります。

    膠原病、気分障害(鬱、躁鬱)、甲状腺疾患、

    婦人科がんなども挙げられます。

    単に更年期障害と思いこまず、

    一度病院にかかることをお勧めします。

    専門医の診断は大事です。

    診断が出た場合はまず

    しっかりとその病気を治すことが大切です。

    病院に行くべきタイミングが

    わからない方はご相談ください。

     

    (4)更年期障害の原因は?

    更年期障害の主な原因は

    女性ホルモンのうち、

    卵胞ホルモン(エストロゲン)の低下です。

    このようなホルモンの変化による

    ホルモンバランスの乱れが

    自律神経に影響することで、
    更年期症状は引き起こされます。

    さらに加齢による体の変化と、

    環境の変化やストレスなどが

    影響しているとされます。

    *更年期障害は鍼灸が有効です。

    そのことについてはまた後日まとめます。

    耳鳴りと鍼灸治療に関して。~耳そのものの病気や脳・神経の病気でなければ鍼灸で改善する理由について。

    耳鳴りがする、

    ということで鍼灸院に相談に来る方は

    多いです。

     

    そのような場合

    ほとんどの方はすでに耳鼻科や

    心療内科などに行かれていて

    検査をするも特に異常なし

    といわれ困って相談に来るというパターンです。

    *いきなり鍼灸院に相談に来る方はあまりいません。

     

    耳鳴りが発生する原因も様々で

    耳の病気や脳や神経の病気など

    様々な原因で耳鳴りが発生することもありますので

    まずは耳鼻科で診察を受けたり

    神経内科などで検査を受けたり

    ということはとても大切です。

     

    ところが検査の結果異常なし。

    原因は不明、だけども

    症状は強く残っているという方は

    以外に多いです。

     

    ・ 耳鳴りの原因がストレス??

    → ならば鍼灸は効果絶大という話

     

    先日毎日放送という

    テレビ局が制作した番組で

    こんな話がありました。

    「耳鳴りの原因はストレス」

    という話です。

     

    簡単にまとめますと上記リンクでは

    以下のような説明がなされてます。

    *詳しく知りたい方はこちらからどうぞ。

     

     

    (1)そもそも耳鳴りは誰でも起きてる

    自覚がないだけで誰でも耳鳴りは起きていて

    普段耳鳴りの自覚がない人も

    無響室(完全に音がない部屋)の中に入ると

    「キー」

    という音を感じる。

     

    (2)耳鳴りは脳が作りだしている!?

    そもそも音が聞こえる仕組みは

    空気の振動 → 有毛細胞 → 脳へ

    という流れなのですが

    有毛細胞は加齢とともに抜け落ち

    失ったものは元に戻りません。

    聞こえたりなくなった部分を脳が

    自ら補おうと音を作り出します。

    これが耳鳴りの正体です。

     

    (3)耳鳴りの原因はストレス

    脳の中にある「中枢自律神経線維網」

    は交感神経の興奮で過敏状態になる。

    つまりストレスによる自律神経の乱れが

    耳鳴りを表面化させ悪化させる。

     

    ・・・

    さすがにすべての耳鳴りの原因が

    ストレスだけで発生している

    ということはないでしょうが

    検査の結果特に異常がない場合で

    まだ耳鳴りが続いている場合など

     

    鍼灸施術で症状が改善するのには

    こういった理由もあるのだと思いました。

     

    ストレスが原因の耳鳴りだとしたら

    鍼灸治療は本当に効果があると思います。

     

    耳鳴りと一口に行っても

    様々なパターンがありますし

    お困りの方はまずは弊所まで相談ください。

     

    じっくりお話を伺い対応可能か

    検討・ご説明させていただきます。

     

    良性発作性頭位めまい症と自律神経失調症、鍼灸の施術について。

    めまい(目眩)症状に悩み鍼灸院を訪れる方は多いです。すでに病院に行かれていて耳鼻科などで検査を受け診断名が出ている方も数多くいます。

    めまい症状の中でも多い診断名が「良性発作性頭位めまい症」と呼ばれるものでめまいの原因の3割程度をしめるといわれています。タレントのカンニング竹山さんや女子サッカーの澤選手がこの病気だったようで聞いたことがある方も多いかもしれません。

    自律神経失調症といわれるような症状もでますが自律神経の問題ではなく内耳の問題です。症状や原因などについてまとめていきます。

    (1)良性発作性頭位めまい症とは?

    内耳の前庭にある耳石がはがれ、三半規管に入り込んでしまう病気です。 急に上を向いたりした時に、急激に回転性の激しいめまいが起こります。吐き気などを伴うこともあります。

    (2)良性発作性頭位めまい症の原因は?

    内耳にある「耳石」剥がれ落ちて半規管という場所のリンパ液が刺激されめまいが起るといわれています。

    (3)良性発作性頭位めまい症の症状は?

    ベッドや布団から起きたりするときに30秒から1分程度の回転性めまいとしてみられます。難聴、耳鳴やしびれなどの神経症状は伴いません。また、美容院で頭をさげてシャンプーをしたりすると同様の症状がおきる場合があります。回転性めまいとは限らず、不安定感、浮動性めまい、立ちくらみとして発症することがあります。

    (4)良性発作性頭位めまい症と鍼灸治療

    病院では吐き気を止める薬や緊張や不安を取る薬など直接症状に対して働きかける薬が出されることが多いようです。鍼灸は何をするか?どんな効果があるのか?といいますとまず緊張を取ります。それから首から肩周辺の血流をよくします。これらは直接作用ではなく間接作用ですが血行が良くなり・緊張がほぐれることで結果的に症状が落ち着いたりでなくなることが多いです。

    直接的な原因は上記のような「耳石が剥がれ落ち刺激されること」ですがそもそもこのように悪化する原因はストレスや睡眠不足・筋緊張などが大きく関与しています。

    病院の薬であまり改善しない方や症状でお悩みの方は一度ご相談ください。個人差はありますが5~8回程度の施術で改善することも多いです。