タグ: 鍼灸

    「治療に集中」しないと、よくなりません。

    病院での治療も、鍼治療もすべて同じだと思いますがどんな治療していても、自分から治したいという意思を持ち、治療に集中しないと、よくなりません。とくに腰痛や自律神経症状などの生活習慣や体質の問題が絡む慢性的な疾患はそうです。

    一例をあげますと膝が痛い方がいたとします。学校や仕事が忙しいから、という理由でたまにしか来ない方と計画通りにしっかり通院する方どちらが治るでしょうか??

    また、本当は仕事の方が大事で治療は面倒だと思っているが家族に言われて仕方なく治療に来た、予約の電話も家族がするというような方と自ら積極的に通院する方はどちらが治るでしょうか?考えるまでもありませんよね?計画通りにしっかり通院する方、自ら積極的に通院する方が良くなるに決まっています。

    鍼治療だけでなく自宅での運動もしてもらわないと良くならない場合もありますがこの時も

    「忙しいからあまりできなかった」

    というのでは良くならないでしょう。治療に集中しないと何をやっても良くならないです。そういった方はお金も時間も無駄になってしまいますので治療に集中する決心してから治療開始するほうがいいでしょう。また、よくならなくて困るのは私ではなくあなたです。弊所では最初に施術の計画を立ててそれに沿った施術を行っていきます。

    その時、

    「たとえ忙しくても治療に集中しますか?」

    とお聞きします。治療に集中する心構えができていない方はいまは鍼灸施術を受けるのをやめておいたほうがいいと思うからです。、、、とは言え気負う事はありません。できる範囲でベストを尽くして無理なく続ける事も大切です。まずはご相談ください。

    妊娠中の「安定期」と鍼灸施術について。

    妊娠中に肩こりや腰痛などに悩まされる方は多いのですがマッサージや鍼灸などの施術は「安定期」に入ってから行う方が良いと言われています。本日は妊娠中の状態を初期・中期・後期に分け「安定期」について説明します。*分類方法はいろいろありますが、わかりやすくするため3段階に分けています。

    (1)妊娠の3段階

    <1>妊娠初期

    8418730_s

    期間

    1週~15週(1か月~4か月)くらいまで

    赤ちゃんの状態

    ・ 胎嚢(たいのう)が確認できる (5週)

    ・ 心音が確認できる (7週)

    ・ 基本的な体の構造ができ神経や血管ができる(10週)

    ・ 胎盤が完成する。内臓が完成する。手足の運動が始まる。

    胎盤からの栄養を受け成長が早くなる(15週)

    お母さんの状態

    ・ 股関節から下腹部、みぞおちからバスと周辺が緊張する。

    つわりが始まる。体がほてるなど(5週~)

    ・ つわりが強くなる。乳首などが黒ずみ始める。(9~12週)

    ・ 基礎体温が下がってくる。便秘がひどくなる。(13~15週)

     

    <2>妊娠中期

    27276724_s

    期間

    16週~27週(5か月~7か月)くらい

    赤ちゃんの状態

    ・ 23~26センチくらいまで大きくなる。胎盤が完成する。(20週)

    ・ 31~35センチまで大きくなる。目を開けるようになる。

    脳神経の発達がピークを迎える。性別がわかる子もいる(27週)

    お母さんの状態

    ・ つわりがほぼなくなる。お腹のふくらみが目立ち始める。

    貧血症状が強くなる。(16~22週)

    ・ 胎動を感じ始める。静脈瘤ができやすくなる。

    痔になりやすくなる。仰向けになるのがつらくなる。(23~27週)

     

    <3>妊娠後期

    38794815_s

    期間

    28週(8か月)以降

    赤ちゃんの状態

    ・ 36~40センチほどまで大きくなる。頭が下を向くようになる。

    胎動が激しくなってくる(31週)

    ・ 41~45センチ程まで大きくなる。お母さんの感情を受けて

    感情の変化が起き始める。(35週)

    ・ 46~50センチほどまで大きくなる。赤ちゃんとしての機能が

    ほぼ完成する。臨月期。(39週)

    お母さんの状態

    ・ 胎動を強く感じる。お腹が急に大きくなってくる。

    妊娠船が出始める。逆子の確認が必要になる(28~31週)

    ・ 息切れや動機症状が起こる。足元がおぼつかなくなる。

    股関節や恥骨の痛みを感じやすくなる。(32~35週)

    ・ お腹が張りやすくなる。トイレが近くなる。

    食欲旺盛になる。基礎体温が不安定になってくる。(36~40週)

     

    (2)安定期とは?

    一般的に胎盤が形成されるころを「安定期」と呼ぶことが多いようです。この時期になると流産などの可能性も格段と下がります。つまり16週目以降が鍼灸やマッサージを行ってもよいとされる期間になります。

    妊婦さんへの鍼灸施術について書かれた論文でも13週を一つの目安としています。16週以降ならば問題ない可能性は高いでしょう。・・・ただ安定期とは胎盤が安定し始める時期のことであり何をやっても安全というわけではありません。あくまで目安です。

    田無北口鍼灸院では手足のマッサージやはり灸を中心にお腹に負担をかけない安全な施術を心がけておりますが痛みや不安を少しでも感じる方にはオススメしません。お気軽にご相談ください。

    マスコミ掲載実績、取材ご協力、SNS(YOUTUBE動画、Instagramなど)の撮影依頼について

    田無北口鍼灸院では取材協力、情報提供なども積極的に行っています。

    ・ こんな情報を探している

    ・ こんな記事を書きたい

    ・ こんな映像がほしい・・・

     

    そういったことでお困りの場合お気軽にお電話やメールにてお問い合わせください。ご協力できそうな場合はお力になりますし私で対応できない場合は同業者等ご紹介します。雑誌やテレビはもちろん映画やYOUTUBEなどの撮影もご相談ください。ただし公序良俗に反するもの(アダルトや暴力性のあるもの等)はお断りします。ご理解ください。

    まずはメールにてご相談いただくのが望ましいですがお電話でも対応します。

     

    電話

    042-497-4586

    O9O-4064-1205

    (Oオーをゼロに変えてください)

    メール

    kenjiroushiraishi@hotmail.co.jp

    (@を小文字に変えてください)

     

    掲載実績などに関して

    (1)2014年、週刊プレイボーイ(集英社)

    寝違えの専門家として、田無北口鍼灸院の白石が集英社、週刊プレイボーイさま(6/30発売号)へ情報提供いたしました。ダルビッシュ投手の寝違えのことや予防法について語っております。

     

    (2)2020年、あとはとき「情報に基づく意思決定と現代医学を否定しないこと」 寄稿(アルテミシア社)

     

    (3)2012年、西東京市社会福祉協議会発行

    「ゆめはーと」さま 治療院紹介していただきました。

     

    (4)2018年、Square社発行冊子

    コメント掲載。

     

    学会発表

    年2回ほど研究発表を行っています。業界紙にも記事が掲載されました。

    妊娠悪阻(つわり)に伴う唾液過多症状に関して。

    田無北口鍼灸院ではつわりで悩まれている方から相談をいただくことが多いです。「唾液過多」についての相談もいただくことがありますので少しまとめていきます。「唾液過多」とは唾が多く出てしまい困る状態のことを指します。現代医学的には、真性と仮性に分けて、真性では、反射性(生理的なもの、炎症性のものなど)、中枢性(脳炎、脳血管障害、神経毒物の蓄積、パーキンソン病等)、心因性原因。仮性では、口腔内の炎症や嚥下障害がある場合、妊娠悪阻に伴うものなどの原因を考えます。「妊娠悪阻に伴うもの」とはここで取り上げるつわりの一種、のことを指します。

    妊婦さんの唾液過多症状はなかなか改善する方法がとくになく唾を吐くためのペットボトルを持参しなくてはならないほど困る方もいらっしゃいます。東洋医学的には唾液の分泌異常は(妊娠に伴う)脾胃機能の失調、と考えることもできます。脈の状態や身体の状態などを診たうえで漢方薬で対処する方もいらっしゃいます。黄連解毒湯や、大柴胡湯、黄連湯などが処方されることが多いようです。鍼灸での改善も期待できます。鍼灸治療を行うと妊娠悪阻(つわり)に伴う唾液過多が改善するという明確なエビデンスや研究はありませんが症例報告改善報告は存在します。

    ですので、もしも妊婦さんが唾液過多症状で困ったらまずは医師(たいていは担当の産婦人科医)に相談し病的なものかどうか?確認が必要になります。病的なものでない、妊娠悪阻(つわり)に伴うもの、ストレス性といったものが鍼灸治療の対象になります。冷えや血行の改善、脾胃(消化器)、および自律神経の失調改善、緊張・ストレス緩和目的に施術を行います。鍼や灸をするとその場ですぐ改善するわけではないので田無北口鍼灸院で施術を行う場合はまずは5回ほど施術を行い、期限や目標を設定したうえで改善を目指していきます。

    鍼灸ではありませんがカイロプラクティック療法で妊娠悪阻(つわり症状)を改善させたという興味深いデータもあります施術を受けた115人のうち91人が改善。唾液の分泌過多症状も改善したようです。カイロプラクティックにより何らかの自律神経調整作用、緊張緩和作用などがあったため改善したのではないでしょうか。鍼灸でも似たようなアプローチをすることは可能です。以下詳細になります。興味があれば英語の論文もご覧ください。

    「妊娠症状に対する手動治療の有効性:妊娠症状の治療における手動治療の有用性」

    目的

    第1および第2トリメスター中の妊娠症状を軽減または排除する上での手動治療の有用性を判断すること。

    メソッド
    頸椎と胸椎の手動治療は、正常な妊娠中に妊娠症状を発症した115人の妊婦のグループで行われました。頸椎の​​回転牽引が適用された。治療が失敗した患者は、最低3日間の休止の後、2回目の治療を受けました。治療が最初は成功したが後に再発した患者も、全手順を繰り返した。この研究で分析された妊娠症状は、胸焼け、吐き気、嘔吐、めまい、頭痛、不眠症、首の痛み、嗅覚過敏、唾液分泌過多でした。

    結果
    手動治療は、91人(79.1%)の患者で妊娠症状の治療に成功し、22人(19.1%)で部分的に成功し、最初の治療後の2人の患者(1.7%)で失敗しました。2回目の治療後、合計56人の患者のうち、治療は40人(71.4%)で完全に成功し、14人(25%)で部分的に成功し、2人(3.6%)の患者で失敗しました。成功率が最も高かったのは、頭痛(97.3%)、嘔吐(95.9%)、めまい(94.5%)、悪心(92.9%)、首の痛み(92.9%)、不眠症(91.9%)、胸焼け(88.8%)、嗅覚過敏(78.5%)および唾液分泌過多(78%)。

    結論
    妊娠中の手技療法は、薬物を使用せず、病因があり、通常は非常に効果的な治療法です。これは、低コストで、迅速で、安全で、忍容性の高い妊娠症状の治療法であり、すぐに効果が得られることが多いため、妊娠症状の最適な治療法になります。

    「よくお話伺います」。目標を共有し明るい未来を作ります。~病院と鍼灸院の違いになどついて。

    この仕事をしていると常々思うことがあります。

    症状を改善させること、ももちろん大事ですがその方にとっての明るい未来を一緒に作り、提供することまでできたら最高だな、ということです。詳しくは以下・・・

    (1)病院と弊所の違い

    病院では医師がレントゲンなどの機器を使って診察します。病気や症状に対し薬を出してくれたりします。これは大切なことです。

    一方、弊所のような鍼灸治療院ではその方の生活習慣や癖などもお聞きし一人一人の症状に合わせた施術を行います。お話をよく伺ったうえで健康管理を行うお手伝いをするというとわかりやすいかもしれません。

    (2)鍼灸院での施術目的について

    また不快な症状や痛みをとるための施術も行いますが一番の目的は体質改善や考え方を変えることです。

    一例をあげますと以下です。

     

    ・ 深く寝れない

    → ぐっすり寝れるようになる。

    回復力が上がる。

     

    ・ 痛みやしびれがある

    → 血行をよくする。

    しびれ症状が改善される。

     

    などです。症状に対して直接きかせるというよりは結果的に症状が良くなる。ことも多いのです。もちろんゴールはそれぞれの方のライフスタイルにより異なります。初回のカウンセリングでよくお話を伺って相談しながら決めていきます。

     

    (3)不快な症状を取るよりもその方にとっての明るい未来を作るお手伝いをする。

    痛みを取り去ったり、症状を緩和させるのはもちろん大事なのですがそれよりも大切なことはその方の明るい未来を作るお手伝いをすることです。弊所を訪れる方は様々なことで悩んでいます。一例をあげますと・・・

    小さい子供の送り迎えを毎日しているママさん。自分が体調を悪いことを感じているが後回しになってしまっている。でも自分が倒れたら家のことも回らなくなってしまうかも。ついついことものことが気になり厳しく当たってしまう・・・

    弊所で施術を行いリラックスしてもらうことで緊張が取れ、回復。生活の質が上がりました。深く寝れるようになり体調がよくなったことで結果的にお子さんの送り迎えの心配もすることが少なくなった。

     

    これから就職を控える学生さん。頭痛の癖があり就職してからもこの頭痛に悩まされるかと思うと不安・・・

    弊所から病院紹介。検査の結果筋緊張が原因だということがわかる。弊所で鍼灸の施術を受け楽になったことで仕事に集中する環境が整った。

     

    パニック障害気味で会社を休んでいる方。仕事に復帰できるか不安・・・

    病院で治療を続けながら弊所で施術を行い症状が安定。会社に復帰し、今ではバリバリと仕事をこなすように。

     

    ・・・あくまでも一例ですが症状が改善したことにより明るい未来が手に入りました。私は鍼灸施術の仕事を通してこのような喜びを提供したいと常々考えています。症状を改善させることも

    当然大事ですがどうやって明るい未来を一緒に作っていくか?一緒に考えられたら本当によいです。

    2か月前に会社でケガをして、腕を痛めたのですが今から労災申請できますか??

    労災事故や
    交通事故に遭ってしまった方が
    治療を進めるうえでの
    ご質問や疑問、
    不安・不満を公開しています。

    同じようなことで
    お困りの方の
    参考になるかもしれません。

    ご質問

    Q,はじめまして
    2か月ほど前に
    会社で肘を痛めてしまいました。

    業務上必要な荷物を
    持ち上げた際に
    肘が痛くなって
    しまったのです。

    すぐに治るかな、
    と思ったのと
    忙しかったのとで
    2か月放置して
    しまいました。

    痛みが強いので
    今から治療したいのですが
    労災申請できますか?

    また、できないのならば
    健康保険を使って治療できますか?

    教えてください。

    弊所より回答

    A,はじめまして
    大変でしたね。
    お見舞い申し上げます。

    ・・・
    さてご質問の件ですが
    仕事中痛めたケガですので

    労災申請

    という流れになりますが

    2か月経ってからですと
    難しいと思います。

    労災事故によるものかどうか
    証明できないためです。

    くわしくは労働基準監督署に
    お尋ねください。

    また2か月前の
    職場でのケガが原因で
    痛みが出たのであれば
    健康保険を使うことも
    難しいかもしれません。

    こちらも健康保険組合などに
    聞いてみてください。

    問い合わせ先は
    健康保険証の裏に
    記載されていると思います。

    ・・・

    もしも職場で
    ケガをしてしまった場合は
    なるべく早く
    弊所に相談いただく方が
    良いかと思われます。

    上記のように
    労災事故によるものだと
    証明できなくなるからです。

    あまり知られていませんが
    労災保険を使って鍼灸治療を
    することもできます。

    詳しくは、弊所まで
    お電話等でお尋ねください。

    お灸ってどんな疾患に効果があるのですか??何で効くのですか?「感染症に対する補助的な灸療法」論文の紹介

    弊所で施術、
    および治療相談活動を
    行っておりますと
    上記タイトルのような
    質問を受けることがあります。

     

    「何に効くんですか?」

    という質問ですが

    「何にでも効きますよ」

    と答えたくなってしまうほど
    幅広い疾患に対応可能です。
    本当に治療効果は高いのです。
    ・・・しかしながら

    それではあまり
    答えになっていないので

    「なぜ効くのか?」

    と合わせて
    書いてまいります。

    (1)「お灸はなぜ効くのか?」

    もともとお灸というのは
    艾(もぐさ)で
    体をやけどさせるために
    行っていました。
    いまでも
    「やけどさせるお灸」
    は残っていますが
    やけどを嫌がる人も多いため
    隔物灸といって
    台座や薬品(紫雲膏など)・
    ショウガなどを間に挟み

    やけどをさせないお灸が
    主流になっています。

    *弊所でもやけどを
    させないお灸を行います。

    私が出た東洋鍼灸専門学校
    (歴史のある鍼灸学校です)
    の先生は結構スパルタで

    「本来のお灸を教える」

    ということで
    私も学生時代は体に
    沢山やけどの痕を作りました。

     

    本来のお灸のメカニズムは

    身体に小さなやけど・水泡を作る

    身体がやけどを治そうとするので
    生体防御機構・免疫機能活性化

    自然治癒力が高まる

    といったことから
    回復力が上がるのです。

    ですので
    やけどをさせるのが本来のお灸、
    というのはごもっともなのですが
    そうでなくても(やけどさせなくても)
    お灸に効果はあります。

    やけどさせないお灸とは
    上の写真の台座灸
    (せんねん灸などが有名です)
    や紫雲膏という漢方薬を
    台座にしたお灸などのことです。

    これらはやけどを作る作用とは
    また別の効果があるのです。

    灸で熱せられた部分の
    血流がよくなり
    滞っていた痛みの物質や老廃物が
    洗い流されるのです。

    それだけでもコリや緊張を
    取ったりできるので
    効果は非常に高いのです。

    (2)お灸はどんな疾患に
    効果があるのか?

    上記のような作用から
    様々な疾患に効果があります。

    痛み・痺れ系

    坐骨神経痛、腰痛、
    四十肩・五十肩
    腰椎椎間板ヘルニアなど

    体質改善系

    冷え性、お腹が弱い、すぐ下痢する
    胃が痛い、むくみが気になる、美容目的など

    自律神経の不調系

    疲れが取れない、良く寝れない、
    頭が痛い、いらいらしてしまうなど

    その他いろいろな疾患に効果があるので
    お問い合わせください。

    (3)結核に対する
    補助的な灸療法、論文

    こちらはやけどさせるタイプ
    のお灸(透熱灸)の話です。
    結核やHIVの感染症患者に対して
    お灸が有効だった、という
    モクサアフリカの論文
    をご紹介しておきます。

    大まかな内容は以下、
    日本語でもご覧になれます。
    ・灸療法を行った群は、
    結核薬療法(DOTS)のみを行った群よりも
    早く薬物療法に反応を示した

     

    ・ HIV と同時感染している
    場合も含め、灸療法の効果は、
    感染力の低下および
    薬物療法への取り組みの
    積極性の両面に対して実証された。

    ・・・免疫力をあげる
    というととてもあやふやな
    言葉になってしまいますが
    お灸には上記のような
    自身の体を強くし
    薬の効きを良くする効果
    が実証されています。

     

    ・・・ただ
    注意していただきたいのは
    現在流行中のコロナウィルスは
    結核やHIVともまた違い

    未知の部分が多いこと、

    それからあくまでお灸は
    「補助的」であり
    これをしていれば絶対大丈夫、
    感染症にかからない、
    というものではないことは
    ご理解いただきたいのですが

    それでも灸療法は
    自身の体を強くする手段

    であることがうかがえます。

    田無北口鍼灸院では
    2020/04/01現在、
    コロナウィルス対策も行ったうえで
    通常営業をしております。
    詳細は直接ご質問ください。

    田無北口鍼灸院が得意な「産前・産後の調整」について。

    田無北口鍼灸院では

    出産したママさんから

    「出産した後なので身体の調整をしてほしい」

    と頼まれることが多いです。

     

    「骨盤調整」

    という言葉がはやっていて

    骨盤調整したいという相談を

    受けることが多いのですが

    定義がなく、あいまいな言葉で

    言葉が独り歩きしてしまっているため

     

    まずは

    「どんなことで悩んでいるか??」

    お聞きしていきます。

     

    ・・・弊所では、

    産後に体型のバランスや体の使い方、

    ホルモンバランスが

    変わったことによる痛み

    の調整、緩和を得意としております。

     

    各種調整、鍼灸、温熱療法などにより

    1回の施術でも

    痛みなど症状緩和が実感できます。

     

    ・・・

    特に以下のような症状の

    緩和は得意としております。

     

    もしも下記のような症状に

    悩まされている方は

    お気軽にご相談ください。

     

    (1)首や肩の痛み

    24285120_s

    お子さんを抱えるようになってから肩甲骨周辺が

    痛むようになった・・・

    という方は多いです。

     

    (2)腰や股関節周辺の痛み

    27741455_s

    こちらもよく聞く症状です。

    出産を機に股関節や骨盤の動きや

    バランスが変わってしまったことが

    原因かもしれません。

     

    (3)手首の痛み

    15386602_s

    お子さんを抱くようになって手首が痛むようになった・・・

    と訴える方は多いです。

    手の使い過ぎはもちろん、

    体内のホルモンバランスが影響し

    痛みを増幅させている場合も多いです。

     

    ・・・

    上記のような症状に悩まされている方は

    お気軽にご相談ください。

    早期改善を目指しましょう。

     

    ほかにも尿漏れ、

    自律神経の不調(寝れない・うつ状態)、

    体型のお悩みなど

    ご相談いただくことが多いです。

     

     

     

    出産後から、首肩のコリを感じる、自律神経失調症になった、と思ったら実は「甲状腺ホルモンが原因だった」というケース。出産後甲状腺機能異常について。

     

    出産してから、

    「肩こりを感じるようになった・・・」

    「めまいがする・・・」

    「頭痛がする・・・」

    というような自律神経症状のような

    訴えをする方が多いです。

     

    ほとんどの場合は産後育児の疲労、

    生活習慣の変化

    (赤ちゃんをだっこする機会が増える、

    おむつ替えの姿勢による負担の増加等)、

    による肩こりです。

     

    ・・・ですが、

    「出産後、甲状腺機能が亢進し

    肩こりになっている」

    というケースも意外にあるのです。

    主産後甲状腺機能異常です。

     

    参考 

    徳島県医師会

    「出産後甲状腺機能異常症」

     

    機能異常にも

    亢進したり、減退したり

    色々あるのですが

    甲状腺機能亢進症になると

    「バセドウ病」とよばれ

    汗が出たり、だるさなどの

    症状が出ることもあります。

    その症状は色々です。

     

    もしも産後から、疲れや、

    動悸などを伴う肩こりを

    感じるようになったら一度、

    病院で血液検査もオススメします。

    *弊所からクリニックもご紹介できます。

     

    鍼灸などの施術により

    安定してくることもあるのですが

    検査をした方がいい場合、

    投薬治療をする方がいい場合もあります。

     

    タイミングについて、や

    何科を受診すればいいか?、

    などのご相談にも応じます。

     

    当院にお気軽にお話ください。

    労働災害(仕事中のけが)、通勤災害(通勤中のケガ)に関することも何でもご相談ください。

    通勤中のお怪我、仕事中のお怪我では労災保険が使えます。

    ★ 健康保険は使えません。

     

    労災保険を使うメリット 

    以下のものが給付対象になります。

     

    1.治療費

    2.休業補償(賃金)

    3.後遺症が残った場合の補償

    などです。

     

    ゼロ円でしっかりとした治療が受けられるので

    通勤中や業務中にけがをしてしまった場合はしっかりと通院し、

    一日も早く職場への復帰を目指しましょう。

     

    <こんな場合、労災保険の適用>

     

    ☑ 仕事に行こうとして急いでいたら、

    躓いて転んでしまった。

    ☑ 通勤中の満員電車の中で腰を痛めた。

    ☑ お客様のところに、

    行った際に雨で滑って転んでケガをした。

    ☑ 仕事中に重いものを持ち上げた際、

    腰を痛めた。

    (給付が認められるかどうかは、

    労働基準監督署の判断となります。)

     

    ・・・過去には、職場で受けた暴行が

    労災として認定されるのかといった相談、

    後遺症認定までの方法等も

    ご質問されアドバイスした実績がございます。

     

    また

    「労災を使うと会社に

    迷惑をかけてしまうのでは・・・?」

    と考えている方がいますが、

    それは大きな間違いです。

     

    手続きも、複雑なことはなく、

    所定の用紙に会社から

    印鑑を押してもらうだけです。

    煩雑な手続きなどフルサポートし

    かかった医療費の請求などを

    こちらで代行することも可能です。

     

    ★ 通勤中のケガで本来ならば

    労災保険を使わなければならないのに

    健康保険などを使い治療することは

    「労災隠し」につながりますので

    かえって会社に迷惑をかけてしまうことに

    なりかねません。

     

    まずはお早めにご相談ください。

    あまり知られていませんが

    労災保険を使って鍼灸治療を

    受けることができます。

     

    「扁鵲、六不治の病」の話。より。こんな人は治らない。当院のキャンセルポリシーなどについて。

    ・・・

    扁鵲は中国の春秋戦国時代

    (紀元前8~紀元前3世紀)

    に生きたとされる名医で

    様々な伝説が残されています。

     

    現在も行われている「脈診」

    (脈状から病状を診察する方法)

    の創始者ともいわれています。

     

    扁鵲には様々なエピソードがありますが

    現代にも通じるようなものがあり

    その中でも私が好きなお話を1つ

    紹介させていただきます。

     

    史記「扁鵲倉公列傳」より

    徐廣曰;

    「所病猶療病也。」

    故病有六不治

    一不治也;驕恣不論於理,

    二不治也;輕身重財,

    三不治也;衣食不能適,

    四不治也;陰陽并,藏氣不定,

    五不治也;形羸不能服藥,

    六不治也:信巫不信醫,

    有此一者,則重難治也。

     

    ・・・

    これは「六不治の病」

    と呼ばれ漢方医学の考え方の一つ

    となっています。

    扁鵲が「こんな患者は治らない」

    と語るエピソードです。

     

     

    1、驕り高ぶって道理のわからないもの

    2、身体を粗末にして財産を重んじるもの

    3、衣食の節度が保てないもの

    4、陰陽ともに病み

    内臓の気が乱れ切ったもの

    5、やせ衰えて薬を服用できないもの

    6、拝み屋(巫)を信じて医を信じないもの

     

    ・・・最初の1,2は

    「親父の小言」のようなお話ですが

    3,4,5と医学的な話が続き

    6には医学の核心を突くような

    お話がかかれています。

     

    医学よりおまじないを信じる人は

    治りませんよ

    というのは現代でも

    当てはまるお話でしょうね。

     

    現代でも

    病気になってしまった際に

    標準医療を選択せず

    エビデンスの乏しい代替医療を行って

    (いわゆるニセ医学ですね。)

    かえって悪化してしまう、という問題が

    取りざたされることがあります。

     

    芸能人の方、プロスポーツの方

    などニュースで聞くことが多いのですが

    ニセ医学といわれるものは

    この問題を含んでいるかもしれません。

     

    ニセ医学を行う人に問題があるのは

    もちろんですが

    ニセ医学を通常医学より信じる人は治りません。

     

    これらの問題を

    紀元前から扁鵲は指摘しているのです。

     

    また

    治療に集中しない人も絶対良くなりません。

    治療に集中せずほかの予定を優先し

    後回しすると結局はよくならず

    あなたのためになりません。

    治療に集中するようにしてください。

     

    キャンセルポリシーについて

    ご連絡なしでの

    当日キャンセルは100%金額を

    請求させていただきます。

     

    直前キャンセルもほかの方のご迷惑になります。

    ご理解、ご協力をお願いします。

     

     

    以下、動画もご覧くださいませ。

    「忙しいから予定がたちません。」という方へ。~そのままではあまりよくならないので治療・回復に集中した方が良いです。キャンセルポリシーに関して。

    弊所で施術・相談を行っていますと

    良くなる方もいれば

    良くならない方もいます。

     

    症状や状況にもよるので

    一概には言えませんが

    ほとんどの場合で

    「治療に集中しない方」は

    良くならないです。

     

    どういうことかといいますと

    ・ 自己免疫疾患(橋本病・クローン病など)

    ・ 腰痛症(しびれ・ヘルニアなど)

    ・ 自律神経失調症(めまい・耳鳴りなど)

    ・ 頭痛(片頭痛・緊張型頭痛など)

    ・ 慢性疼痛

     

    ・・・何でもよいのですが

    持病があったり

    それに伴う症状があったりして

    それを改善したいと思って

    弊所へ来所される方が多いのです。

     

    持病や生活習慣が原因で

    症状が悪化している状態なので

    休む時間の確保や、

    治療のための時間確保が

    まずは一番大切になってきます。

    だから治療に集中いてください、

    とお伝えします。

    また病院に行くも

    「検査の結果、異常ないです。」

    「しっかり休んでください。」

    「ストレスの問題が大きいです。」

    などといわれていることもあります。

     

    それでも生活習慣を変えず

    「忙しいから治療のスケジュールが立たない」

    「仕事や家の用事が空いた時間に治療しよう」

    ということを言う方がいます。

     

    鍼治療をやったところで

    結局はよくならないことも多いです。

    というよりも、そのような考えでは

    何をやっても絶対によくならないでしょう。

     

    まずはご自身のスケジュールを見直し

    治療や回復の為の時間を確保することを

    オススメします。

     

    症状を改善させるということは

    簡単ではありません。

    治療に集中しましょう。

    そうしなければよい結果が得られません。

     

    ですのでこちらの指導を守れない方や

    弊所の方針に合わない方

    説明してもご理解が得られない方は

    施術をお断りすることもあります。

     

    ・・・

    例えば先日こんなご相談がありました。

    ・ 高血圧

    ・ 頭痛

    ・ 持病の糖尿病

    をお持ち。

    身体が疲れやすいので改善してほしい。

    「でも忙しいから月に1度来れるかなあ??」

    とのことでした。

    良くご説明させていただき

    弊所での施術はお断りしました。

     

    治療に集中しない方はよくならないためです。

    大事なことなので2回書きます。

     

    忙しい・予定がたたない方こそ

    まずは治療のためのスケジュール確保が大切です。

    そうしなければあなたの身体は変わりません。

    キャンセルポリシーについて

    ご連絡なしでの

    当日キャンセルは100%金額を

    請求させていただきます。

     

    直前キャンセルもほかの方のご迷惑になります。

    ご理解、ご協力をお願いします。