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    お灸ってどんな疾患に効果があるのですか??何で効くのですか?「感染症に対する補助的な灸療法」論文の紹介

    弊所で施術、
    および治療相談活動を
    行っておりますと
    上記タイトルのような
    質問を受けることがあります。

     

    「何に効くんですか?」

    という質問ですが

    「何にでも効きますよ」

    と答えたくなってしまうほど
    幅広い疾患に対応可能です。
    本当に治療効果は高いのです。
    ・・・しかしながら

    それではあまり
    答えになっていないので

    「なぜ効くのか?」

    と合わせて
    書いてまいります。

    (1)「お灸はなぜ効くのか?」

    もともとお灸というのは
    艾(もぐさ)で
    体をやけどさせるために
    行っていました。
    いまでも
    「やけどさせるお灸」
    は残っていますが
    やけどを嫌がる人も多いため
    隔物灸といって
    台座や薬品(紫雲膏など)・
    ショウガなどを間に挟み

    やけどをさせないお灸が
    主流になっています。

    *弊所でもやけどを
    させないお灸を行います。

    私が出た東洋鍼灸専門学校
    (歴史のある鍼灸学校です)
    の先生は結構スパルタで

    「本来のお灸を教える」

    ということで
    私も学生時代は体に
    沢山やけどの痕を作りました。

     

    本来のお灸のメカニズムは

    身体に小さなやけど・水泡を作る

    身体がやけどを治そうとするので
    生体防御機構・免疫機能活性化

    自然治癒力が高まる

    といったことから
    回復力が上がるのです。

    ですので
    やけどをさせるのが本来のお灸、
    というのはごもっともなのですが
    そうでなくても(やけどさせなくても)
    お灸に効果はあります。

    やけどさせないお灸とは
    上の写真の台座灸
    (せんねん灸などが有名です)
    や紫雲膏という漢方薬を
    台座にしたお灸などのことです。

    これらはやけどを作る作用とは
    また別の効果があるのです。

    灸で熱せられた部分の
    血流がよくなり
    滞っていた痛みの物質や老廃物が
    洗い流されるのです。

    それだけでもコリや緊張を
    取ったりできるので
    効果は非常に高いのです。

    (2)お灸はどんな疾患に
    効果があるのか?

    上記のような作用から
    様々な疾患に効果があります。

    痛み・痺れ系

    坐骨神経痛、腰痛、
    四十肩・五十肩
    腰椎椎間板ヘルニアなど

    体質改善系

    冷え性、お腹が弱い、すぐ下痢する
    胃が痛い、むくみが気になる、美容目的など

    自律神経の不調系

    疲れが取れない、良く寝れない、
    頭が痛い、いらいらしてしまうなど

    その他いろいろな疾患に効果があるので
    お問い合わせください。

    (3)結核に対する
    補助的な灸療法、論文

    こちらはやけどさせるタイプ
    のお灸(透熱灸)の話です。
    結核やHIVの感染症患者に対して
    お灸が有効だった、という
    モクサアフリカの論文
    をご紹介しておきます。

    大まかな内容は以下、
    日本語でもご覧になれます。
    ・灸療法を行った群は、
    結核薬療法(DOTS)のみを行った群よりも
    早く薬物療法に反応を示した

     

    ・ HIV と同時感染している
    場合も含め、灸療法の効果は、
    感染力の低下および
    薬物療法への取り組みの
    積極性の両面に対して実証された。

    ・・・免疫力をあげる
    というととてもあやふやな
    言葉になってしまいますが
    お灸には上記のような
    自身の体を強くし
    薬の効きを良くする効果
    が実証されています。

     

    ・・・ただ
    注意していただきたいのは
    現在流行中のコロナウィルスは
    結核やHIVともまた違い

    未知の部分が多いこと、

    それからあくまでお灸は
    「補助的」であり
    これをしていれば絶対大丈夫、
    感染症にかからない、
    というものではないことは
    ご理解いただきたいのですが

    それでも灸療法は
    自身の体を強くする手段

    であることがうかがえます。

    田無北口鍼灸院では
    2020/04/01現在、
    コロナウィルス対策も行ったうえで
    通常営業をしております。
    詳細は直接ご質問ください。

    田無北口鍼灸院が得意な「産前・産後の調整」について。

    田無北口鍼灸院では

    出産したママさんから

    「出産した後なので身体の調整をしてほしい」

    と頼まれることが多いです。

     

    「骨盤調整」

    という言葉がはやっていて

    骨盤調整したいという相談を

    受けることが多いのですが

    定義がなく、あいまいな言葉で

    言葉が独り歩きしてしまっているため

     

    まずは

    「どんなことで悩んでいるか??」

    お聞きしていきます。

     

    ・・・弊所では、

    産後に体型のバランスや体の使い方、

    ホルモンバランスが

    変わったことによる痛み

    の調整、緩和を得意としております。

     

    各種調整、鍼灸、温熱療法などにより

    1回の施術でも

    痛みなど症状緩和が実感できます。

     

    ・・・

    特に以下のような症状の

    緩和は得意としております。

     

    もしも下記のような症状に

    悩まされている方は

    お気軽にご相談ください。

     

    (1)首や肩の痛み

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    お子さんを抱えるようになってから肩甲骨周辺が

    痛むようになった・・・

    という方は多いです。

     

    (2)腰や股関節周辺の痛み

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    こちらもよく聞く症状です。

    出産を機に股関節や骨盤の動きや

    バランスが変わってしまったことが

    原因かもしれません。

     

    (3)手首の痛み

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    お子さんを抱くようになって手首が痛むようになった・・・

    と訴える方は多いです。

    手の使い過ぎはもちろん、

    体内のホルモンバランスが影響し

    痛みを増幅させている場合も多いです。

     

    ・・・

    上記のような症状に悩まされている方は

    お気軽にご相談ください。

    早期改善を目指しましょう。

     

    ほかにも尿漏れ、

    自律神経の不調(寝れない・うつ状態)、

    体型のお悩みなど

    ご相談いただくことが多いです。

     

     

     

    出産後から、首肩のコリを感じる、自律神経失調症になった、と思ったら実は「甲状腺ホルモンが原因だった」というケース。出産後甲状腺機能異常について。

     

    出産してから、

    「肩こりを感じるようになった・・・」

    「めまいがする・・・」

    「頭痛がする・・・」

    というような自律神経症状のような

    訴えをする方が多いです。

     

    ほとんどの場合は産後育児の疲労、

    生活習慣の変化

    (赤ちゃんをだっこする機会が増える、

    おむつ替えの姿勢による負担の増加等)、

    による肩こりです。

     

    ・・・ですが、

    「出産後、甲状腺機能が亢進し

    肩こりになっている」

    というケースも意外にあるのです。

    主産後甲状腺機能異常です。

     

    参考 

    徳島県医師会

    「出産後甲状腺機能異常症」

     

    機能異常にも

    亢進したり、減退したり

    色々あるのですが

    甲状腺機能亢進症になると

    「バセドウ病」とよばれ

    汗が出たり、だるさなどの

    症状が出ることもあります。

    その症状は色々です。

     

    もしも産後から、疲れや、

    動悸などを伴う肩こりを

    感じるようになったら一度、

    病院で血液検査もオススメします。

    *弊所からクリニックもご紹介できます。

     

    鍼灸などの施術により

    安定してくることもあるのですが

    検査をした方がいい場合、

    投薬治療をする方がいい場合もあります。

     

    タイミングについて、や

    何科を受診すればいいか?、

    などのご相談にも応じます。

     

    当院にお気軽にお話ください。

    労働災害(仕事中のけが)、通勤災害(通勤中のケガ)に関することも何でもご相談ください。

    通勤中のお怪我、仕事中のお怪我では労災保険が使えます。

    ★ 健康保険は使えません。

     

    労災保険を使うメリット 

    以下のものが給付対象になります。

     

    1.治療費

    2.休業補償(賃金)

    3.後遺症が残った場合の補償

    などです。

     

    ゼロ円でしっかりとした治療が受けられるので

    通勤中や業務中にけがをしてしまった場合はしっかりと通院し、

    一日も早く職場への復帰を目指しましょう。

     

    <こんな場合、労災保険の適用>

     

    ☑ 仕事に行こうとして急いでいたら、

    躓いて転んでしまった。

    ☑ 通勤中の満員電車の中で腰を痛めた。

    ☑ お客様のところに、

    行った際に雨で滑って転んでケガをした。

    ☑ 仕事中に重いものを持ち上げた際、

    腰を痛めた。

    (給付が認められるかどうかは、

    労働基準監督署の判断となります。)

     

    ・・・過去には、職場で受けた暴行が

    労災として認定されるのかといった相談、

    後遺症認定までの方法等も

    ご質問されアドバイスした実績がございます。

     

    また

    「労災を使うと会社に

    迷惑をかけてしまうのでは・・・?」

    と考えている方がいますが、

    それは大きな間違いです。

     

    手続きも、複雑なことはなく、

    所定の用紙に会社から

    印鑑を押してもらうだけです。

    煩雑な手続きなどフルサポートし

    かかった医療費の請求などを

    こちらで代行することも可能です。

     

    ★ 通勤中のケガで本来ならば

    労災保険を使わなければならないのに

    健康保険などを使い治療することは

    「労災隠し」につながりますので

    かえって会社に迷惑をかけてしまうことに

    なりかねません。

     

    まずはお早めにご相談ください。

    あまり知られていませんが

    労災保険を使って鍼灸治療を

    受けることができます。

     

    「マインドフルネス」と自律神経や慢性疼痛のセルフケアについて。

    「マインドフルネス」

    という言葉をご存知でしょうか?

     

    わかりやすく言うと

    「瞑想」

    のことなのですが

    自律神経の安定作用などもあり

    体調管理にも役立ちますので

    少しカンタンにご紹介しておきます。

     

    弊所では鍼灸の施術と併用しながら

    自宅でできるセルフケアとして

    ご紹介することもあります。

     

    1、マインドフルネスとは?宗教?アヤシイ?

    瞑想・マインドフルネスは

    原始仏教の教えから来ているのですが

    どちらかというと宗教というより

    心理学のような感じです。

    認知行動療法と呼ばれるものに

    近いようです。

     

    自分の内面を観察しリラックスしながら

    「集中すること」

    「集中が切れたことに気付く」

    を繰り返していきます。

     

    世界的企業であるグーグルも

    企業研修に取り入れている手法です。

    アヤシイものではありません。

     

    具体的にはどのような効果があるのか?

    どのように行うのか?

    カンタンに紹介していきます。

     

    2、マインドフルネスがもたらす効果

    日本語訳された論文も

    こちらに紹介しておきます。

    海外の論文ご紹介は省略します。

     

    以下のような効果があるといわれています。

     

    ・ 集中力の高まり

    勉強・仕事・スポーツなどが効率的に行える。

    ・ ストレス解消

    精神的な障害や慢性疼痛にも効果がある。

    ・ 心の安定・洞察力、想像力の向上

    リーダーシップの向上なども期待できるため

    企業研修で取り入れられています。

    ・ 眠りの質が上がる

    疲労回復効果も期待できます。

     

    ・・・注目すべきはやはり「痛み」

    への抑制効果や睡眠の質向上などでしょう。

     

    3、具体的にどのように行うか?

    難しいイメージがあるかもしれませんが

    やることはとてもシンプルです。

     

    姿勢を正して

    自分のしている呼吸に意識を向けます。

     

    すって・・・

    はいて・・・

     

    胸が膨らんだり・・・

    縮んだり・・・

     

    そこに意識を集中させていきます。

    「今日の晩御飯は何にしよう」

    「仕事でこんなことがあったな」

    などとは考えずただ意識を呼吸に集中します。

     

    上記のようなことを意識してしまうことが

    悪いということではなく

    「あ、今呼吸から注意がそれたな」

    などと客観的に見れるようになれば

    良い状態かもしれません

    客観的に自分を見れるようになれると

    かなりストレスが軽減されます。

     

    身体の感覚に注意を払えるようになると

    「痛み」や「不快症状」

    に対しても不要に気にしすぎることなく

    冷静に対処できます。

     

    特に

    「神経質」

    と呼ばれるような過敏なタイプで

    自律神経症状がでている方は

    痛みや不快症状を取り除こうとするだけでは

    かえって悪化してしまうこともあり

    このようなマインドフルネスや

    認知行動療法が有効な場合があります。

     

    呼吸や姿勢については

    またの機会に細かく書いていきます。

     

    興味ある方はマインドフルネス関係の本

    など読んでみてください。

    更年期障害の鍼灸治療に関するお問い合わせ。

    先日こんなことがありました。

    鍼灸を受けたいという方からのお電話での

    問い合わせでした。

    「更年期障害だと思うが鍼灸で改善しますか?」

     

    いわゆる更年期障害

    鍼灸で改善しますし効果があります。

    論文も多数存在します。

     

    ただ更年期障害と一口に行っても

    様々な症状が出ます。

    私はまず、以下のことをお尋ねしました。

     

    「いつから・どのような症状があるのか?」

    「病院には行ったか?」

    「医師に診断してもらったのか?」

    「血液検査などしたのか?」

     

    ・・・

    お話を伺ってみると、

    いつからか?という時期の詳細は不明でしたが

    疲れやのぼせ症状、肩こりや頭痛症状があり

    困っているとのことでした。

     

    医師の診察などは受けていないみたいで

    自分でインターネットで探して

    「更年期障害に当てはまる」

    と思い悩んで電話してきたそうです。

     

    こういう方は多いです。

    自己判断で不安になっているものの

    そもそも

    「何科でどんな検査を受けたらいいか

    わからない」

    と悩んでいらっしゃるのです。

     

    私は以下のことをお答えしました。

    「まずは内科・内分泌科・レディースクリニック

    などで診察してもらうのが

    良いのではないでしょうか?」

     

    「鍼灸でも対応できますが

    やはり原因を特定させるのが先だと思いますし

    自己判断されるよりもよいかと思います。」

     

    「病院で検査した結果異常なし。

    だけどなんか調子が悪いという場合や

    病院での投薬治療に加えて

    鍼灸治療を希望される場合は

    いつでもお声掛けください。」

     

    自律神経失調症や内分泌系疾患の不調は

    このような相談が多いです。

    自己判断ではなく病院で検査を受け、

    原因を特定することも大事です。

     

    弊所では

    病院にかかるべきタイミングなどについても

    アドバイスできますので

    いつでもお気軽にご相談くださいませ。

    自己免疫疾患と鍼灸治療に関して。IgG4関連疾患の例。

    日々鍼灸治療を行っていますと

    様々なことでお悩みの方が来所されます。

     

    弊所にいらっしゃる方は

    持病をお持ちの方も多いのですが

    いわゆる自己免疫疾患と呼ばれるような

    持病をお持ちの方も数多く来所されます。

     

    自己免疫疾患とは・・・

    免疫細胞が自己の細胞を攻撃してしまい

    おこる疾患の総称です。

    「全身性自己免疫疾患」と

    「臓器特異的自己免疫疾患」に大別されます。

     

    発症機序や病態は不明のことも多いのですが

    臓器や組織に慢性的な炎症が起こって

    組織が破壊されます。

     

    様々な疾患が例として挙げられますが

    以下のような病名が有名です。

    ・ バセドウ病

    ・ 関節リュウマチ

    ・ 1型糖尿病

    ・ 全身性エリテマトーデス

    ・ 多くの糸球体腎炎

    ・ シェーグレン症候群

    ・ 強皮症

    ・    IgG4関連疾患 など

     

    自己免疫疾患と鍼灸

    自己免疫疾患といっても上記のように

    沢山のものがあるので

    一口には言えませんが

    リウマチなどは鍼灸治療で効果があるという

    論文が多数存在しますし

    健康保険の適応疾患としても認められています。

     

    鍼灸は免疫系に働きかけるため

    自己免疫疾患に効果がある、

    というのはやや乱暴な論理ですし

    まだまだ分かっていないことも多いです。

     

    IgG4関連疾患の例。

    一例ですが自己免疫疾患の一つで

    IgG4関連疾患という病気があります。

     

    これにより

    腎機能が低下、下肢むくみ

    → 腰痛が起こる

    などということもあります。

     

    もちろんご本人は腰痛を良くしたくて

    鍼灸院に来るために

    良くお話を聞かないとそのような

    疾患をお持ちだということも

    わからないこともあります。

     

    弊所ではなるべくしっかりと

    初回で話を伺い持病なども把握しながら

    施術を進めていきます。

    鍼治療の根拠はどこにあるのか??鍼灸師はどのような発想で施術を行うか??

    鍼治療を行っていくうえで

    鍼灸師は何を根拠しているか?

    かんたんに書いていきます。

     

    ・・・

    患者が痛いと訴えている場所へ

    テキトーに鍼を刺しているわけではなく

    これをやったら効くだろうな。

    という根拠や考えからツボを選択し

    施術を行っています。

    大別すると2つの根拠からなります。

     

    (1)解剖学的・生理学的な根拠、

    現代医学の知識に基づく根拠

    例えば腰が痛い場合腰だけでなく

    動きに関係する筋肉(梨状筋など)

    の起始停止部や圧痛点を

    鍼で狙って行くことも

    このやり方の一つでしょう。

     

    また痛みを抑えるメカニズムなども

    「鍼灸理論」として存在します。

     

    ゲートコントロール説など

    いまでは古くなり

    否定されているものも一部ありますが

    これらの理論から施術を行うのも

    一つのやり方になります。

     

    (2)東洋医学的な根拠

    東洋医学は歴史があり

    沢山の書物や研究が存在します。

     

    そのため理論も体系化されていて

    多くの場合

    「この本にこう書いてある」

    というような根拠が存在します。

     

    一例をあげますと

    黄帝内経という古典には

    基礎理論や技術論がかかれていて

    傷寒論という本には

    風邪の治し方や症状・薬などについて

    詳しくかかれています。

     

    あくまで私の考えになりますが

    鍼灸師たるもの

    これらの2つの根拠を

    しっかり踏まえた施術を行いたい

    と考えます。

     

    現代医学的な知識がないと

    患者に症状を説明できません。

    患者は現代医学の知識しかないので

    症状名で訴えてきます。

    例えば「緊張型頭痛」という訴えから

    どのような症状が体に現れているのか

    把握する必要があります。

     

    また、ないと医師との連携が

    うまくいかないことも多いです。

     

    処方されている薬から

    医師がどのような判断をしているのか?

    推測することも重要となってきます。

    むやみやたらと現代医学・医師のやり方を

    否定しても患者にとって全くいいこともありません。

    その点も説明する必要があります。

     

    そして

    東洋医学的な発想もできないと

    「施術そのもの」が

    うまくいかないことも多いです。

    東洋医学や漢方医学は

    「漢方薬」を処方する

    医師や薬剤師も勉強する分野ですので

    それらの連携でも必要な知識になってきます。

     

    *蛇足ですが

    東洋医学的なお話は

    ちょっとでも理解できると

    非常に面白く納得できるものが多いです。

    またここでもわかりやすく紹介していきたいと

    考えています。

     

    ・・・

    鍼灸は海外・国内ともに

    沢山の実験が行われていて

    「この症状に対しこういった実験をし

    これだけ効果があった。」

    というデータもたくさん存在します。

     

    厚生労働省なども

    これらの情報を一部公開しています。

     

    これらも施術を行ううえで

    一つの根拠となりえるでしょうね。

    ご参考までに。

    なぜ田無北口鍼灸院には、自律神経失調症で悩む方が数多く 相談に訪れるのか??

    私は鍼灸師として15年以上活動しておりますが、
    自律神経の問題で悩み鍼灸院を訪れる方は
    非常に多いです。

    田無北口鍼灸院にも
    そのような方がたくさんいらっしゃいます。
     

    自律神経の不調でお困りの方へは
    鍼灸師の立場で
    なるべくわかりやすく

    説明することを心がけています。

    そもそも自律神経失調症とは、
    いったい何でしょうか?

    厚生労働省が管理する
    健康情報サイトe-ヘルスネットには
    以下のようなことが書かれています。

    「ストレスなどが原因で、
    自律神経である交感神経と
    副交感神経のバランスが崩れて

    出る様々な症状。」

    ・・・
    症状名だという事で

    病名ではないということがわかります。
     
    ではなぜ自律神経失調症で悩む方が
    鍼灸院に相談に来るのでしょうか?

    ほとんどの方は調子が悪くなると
    まず病院に行きます。

    病気になったり、ケガをしたり、
    といったことで病院を訪れるのです。

    そうするとお医者さん(医師)は、
    診察、診断をしてくれます。

    「検査の結果これは

    こういう病気ですよ。」

    といった具合です。

    ケガの場合は
    「肋骨骨折」
    など部位とケガの名前が
    そのまま診断名になることもあります。

    その結果、薬を処方してくれたり
    処置をしてくれたりします。
     
    ところ自律神経失調症と呼ばれる症状
    の場合、

    めまい、耳鳴り、

    疲れやだるさが取れない、

    気持の落ち込みがある、

    胃腸の調子が悪い・・・

    など様々な症状が現れますが
    病院に相談に行っても
    なんだかスッキリしない場合も

    多いようです。

    一例をあげますと

    胃腸の調子が悪く
    内科の病院に行き医師に相談。
    いろいろ検査をしたけれども

    特に異常がない。
     
    病気のカテゴリーには当てはまらず
    診断名がつかないからなのか、
    「自律神経の問題かなあ・・・」
    または
    「自律神経失調症かなあ・・・」
    などと医師に言われ

    「異常なしです。

    病気でないから安心してね。
    ストレスを避けてよく休んでね。」

    とアドバイスをされて終わり。
    とくに薬の処方なども処置もなし。
     
    しかしながら、
    そもそもどう休んでよいかわからない。
    病気じゃない、と言われたけども
    自分自身の自覚症状ははっきりと出ている。
     
    異常なしのはずなのに

    これはおかしいぞ、
    とインターネットなどから
    自分で情報収集をするようになり
    自律神経失調症に
    鍼灸が有効だという話を読んで

    鍼灸院を訪れる・・・

    病院ではなにもしてくれなかったが

    鍼灸ならば

    なんとかしてくれるんじゃないか?

    そのような期待を持ち
    鍼灸院へ相談に来るパターンが
    多いように感じます。

    私は自律神経失調症で

    悩んでいる方からの相談に

    数多く応じており

    それらの方々が

    回復するまでのお手伝いを

    沢山して参りました。

    その知識やノウハウをまとめ

    このサイトでも紹介していきます。

     

    少しでもお役に立てたら
    幸いです。

    *お電話やメールでご質問もお待ちしています。
     

    自律神経失調症と呼ばれる症状は様々ですし
    お困りごとも様々です。

    病院へのかかり方、

    鍼灸院でできること、

    自分でできるセルフケアなど・・・

    読んだ方が少しでも役に立つようお伝えします。

    何でもお気軽にご相談ください。

    風邪を引きやすい子どものためのはり灸(鍼灸・小児はり)

    子どもは自律神経系が未発達なために

    様々な特有症状が出ることがあります。

     

     

    睡眠障害(夜泣き・夜驚症・夢遊病)、

    異常興奮(キーキー声を出す、

    人を良くかむ、よくけんかする、よく怒る、

    モノを投げつける、頭をぶつける、

    ダダをこねる、爪をかむ・強い人見知り)、

    摂食不良(食べない、

    口内炎、下痢、お腹を壊す)、

    嘔吐
    (嘔乳)する、
    排尿障害(おねしょ)、

    呼吸器系(風邪を引きやすい、
    小児喘息、鼻炎)、

    アトピー性皮膚炎・・・

    など。

     

    お子さんが風邪を引いて

    病院(小児科)に行っても

    「風邪ですね。様子を見ましょう。」

    といわれ重篤でなかったことは

    安心できるが

    なにもしてくれないのか?

    と不安になる方もいるのではないでしょうか?

     

    ・ お子さんがしょっちゅう風邪を引いてしまう

    ・ 風邪を引いたが早く治したい

    ・ しょっちゅう風邪を引かないよう強くしたい

     

    などご希望の方は

    はり灸の施術がよいかもしれません。

     

    血流を促進し

    リラックスすることで

    自律神経の安定作用があり

    症状が改善されていきます。

     

    <施術時間・料金>

    弊所ではお子様があきてしまわないよう

    30分以内の目安で施術を行います。

    お子様の体調不良でお困りの方は

    お気軽にご相談ください。

    4500円(税抜き)

     

    乳幼児~幼稚園までのお子さんは

    20分以内目安で施術を行います。

    3000円(税抜き)

    田無北口鍼灸院から病院をご案内、併用しながら施術した例:整形外科 四十肩・五十肩 → 肩関節周囲炎

    弊所では以下のような場合

    病院などの受診を

    オススメすることがあります。

     

    (1)施術を行い改善しない場合や

    逆に悪化している場合

    (2)施術者の判断で

    専門家の判断を仰いだほうが

    良いと思われる場合・緊急性がある場合

    (3)クライアントさんが不安な場合

     

    また

    病院に行けばよいか?

    鍼灸院に行けばよいか?

    誰に相談すればいいか?

     

    不安で迷っている方も多い

    と思われます。

     

    弊所では、まずはしっかり

    お話を伺いどうすればいいのかのアドバイスを

    させていただきます。

     

    どんな場合で・どんな状況で

    病院や助産院受診を

    オススメすることになったのか?

     

    今回は症状が強かったため

    整形外科の治療と

    弊所の鍼灸施術を併用した事例です。

     

    プライバシーに配慮し個人情報などの

    状況は多少脚色し事例をまとめていきます。

     

    似たようなことでお悩みの方の

    お役にたてましたら幸いです。

     

    また不安な場合は自己判断せずに

    専門家に相談することをオススメします。

     

    クライアント名

    竹中 勇作さま(仮名) 40代男性

     

    来所日

    2017年8月中旬

     

    主な訴え・症状など

    左首肩のコリ・痛み

    背中をかく(結帯)動作ができない

    肩の動きが悪い

     

    (ご本人談)

     

    肩関節周囲炎いわゆる

    四十肩疑い。

    鍼(はりきゅう)をすることで

    痛みや関節可動域は改善するが

    炎症症状が強い場合

    治療が長期にわたることもあると説明。

     

    整形外科での注射(ブロック注射)

    や投薬(痛み止め等)も

    うまく併用するといいのではないか?

    とお伝えする。

     

    薬を飲むと治るわけではないが

    痛みがあって眠りの質が

    悪くなっているようならば

    整形外科にも通院することを勧めた。

    弊所では週1回程度の施術を行う。

     

    経過

    何度か施術を行い

    少しずつ回復してきている。

     

    8月末に

    「整形外科にも行きたい」と申し出。

     

    市内の整形外科をご案内。

    ご自身でHPなど調べてもらい

    興味を持ったようなので

    紹介状も書いて渡した。

     

    (1)整形外科での診察

    医師診察

    肩関節周囲炎と診断

    (お手紙にて診察内容を教えてもらう。)

    医師の指示に従ってもらいつつ

    弊所での施術も併用して受けるよう勧めた。

     

    総括

    四十肩・五十肩症状の場合

    疼痛が強く眠れない場合などは

    肩への石灰沈着が

    疑われる場合があります。

     

    一度整形外科での診察を

    受け薬物療法などと併用した方が

    良い場合もあります。

     

    本ケースでは

    クライアントが病院紹介を

    希望したために紹介状を書きました。

     

    同じようなことでお悩みの方や

    痛みがあるがどうすればいいかわからない方は

    お気軽にご相談ください。

    田無北口鍼灸院から病院をご案内した例:整形外科 ぎっくり腰の申し出 → 圧迫骨折の診断

    弊所では以下のような場合

    病院などの受診を

    オススメすることがあります。

     

    (1)施術を行い改善しない場合や

    逆に悪化している場合

    (2)施術者の判断で

    専門家の判断を仰いだほうが

    良いと思われる場合・緊急性がある場合

    (3)クライアントさんが不安な場合

     

    また

    病院に行けばよいか?

    鍼灸院に行けばよいか?

    誰に相談すればいいか?

     

    不安で迷っている方も多い

    と思われます。

     

    弊所では、まずはしっかり

    お話を伺いどうすればいいのかのアドバイスを

    させていただきます。

     

    どんな場合で・どんな状況で

    病院や助産院受診を

    オススメすることになったのか?

    プライバシーに配慮し個人情報などの

    状況は多少脚色し

    事例をまとめていきます。

     

    似たようなことでお悩みの方の

    お役にたてましたら幸いです。

     

    また不安な場合は自己判断せずに

    専門家に相談することをオススメします。

     

    クライアント名

    中村 桂子さま(仮名) 50代女性

     

    来所日

    2017年8月中旬

     

    主な訴え・症状など

    腰が痛い。ぎっくり腰のような症状。

    1週間前に自宅で転倒した。

    (ご本人談)

     

    ぎっくり腰の場合だと

    鍼(はりきゅう)をすることで

    2・3回で改善していくが

    ぎっくり腰ではなかった場合

    (筋肉以外の組織が損傷している場合)

    病院の診察を勧める、と説明。

     

    施術をしてもよくならない場合

    悪化している場合はすぐに申し出てもらう。

    転倒してから痛む

    という受傷状況が気になる。

     

    圧迫骨折と言って骨折の可能性もある。

    高齢者の女性に多いが

    可能性はあるので

    その可能性も最初にお伝えした。

     

    続けて3回程度の施術を行う予定。

     

    経過

    2回施術しても痛みが強いため

    整形外科への受診を勧めた。

    近隣の整形外科ご案内。

     

    ご自身でHPなど調べてもらい

    興味を持ったようなので

    紹介状も書いて渡した。

     

    (1)整形外科での診察

    医師診察

    圧迫骨折と診断。

    (お手紙にて診察内容を教えてもらう。)

    医師の指示に従ってもらいつつ

    弊所での施術はいったん中止するよう

    お伝えした。

     

    骨折部位をかばっていて

    ほかの部位が痛くなる、などの状況ならば

    施術できないこともないが

    まずは骨折の治療に集中してもらう。

     

    総括

    田無北口鍼灸院で

    カウンセリングを行っていると

    「転倒した後の痛み」

    を訴える方がいらっしゃいます。

     

    本ケースでは

     

    最初から骨折の可能性もお伝えしていた為

    スムーズに病院の治療に切り替えることが

    できました。

     

    同じようなことでお悩みの方も

    お気軽にご相談ください。

    まずはどうすればいいのか?など

    アドバイスをさせていただきます。